現代人の間でも増えつつある月経前症候群PMSよりもさらにきつい「PMDD」とは!?
こんにちは。
IN YOUオーガニックエキスパートのharunaです。
女性の方は月経前症候群PMSを体験された方は多いのではないでしょうか?
この言葉自体も10年前に比べたらだいぶ浸透しているかと思います。
それだけ悩んでいる方が多いといことですね…!
月経前症候群PMSとは、月経前にホルモンのバランスが崩れるために
心も体もいつもと違う症状のことを示します。これは個人差があり、ない方もいれば、軽度~重度の方もいるのでさまざまです。
プロゲステロン(黄体ホルモン)の増加
→脳内物質(GABA)の減少、水分代謝の異常による体調不良エストロゲン(卵胞ホルモン)の減少
→幸せ脳内物質(セロトニン)の減少により、精神的に不安定月経前の1~2週間前後にホルモンの影響を受け心と体に不調が出やすくなります。
例えば
●むくみ
●肩こり
●便秘
●めまい
●にきび、吹き出物
●イライラする
●落ち込みやすくなる
●胸の張り
●下腹部の張り
●腰痛
●腹痛
●食欲増進
●普段食べない甘いものがほしくなる
●眠くなる
●不眠
●免疫低下
などなど
免疫低下によって、風邪を引きやすかったり、ヘルペスができたりとにかく体調がすぐれない。
こうしてみると月経前症候群PMSが毎月ある方は大変ですね!
男性の皆さま!是非、ご理解のほどよろしお願いいたします。
ところが2013年にアメリカで正式に診断基準ができた月経前不快気分障害PMDDという、
月経前症候群PMSをもっと深刻化した症状があるのです。
日本ではそれほどまだ認知度は高くないかもしれません。
月経前不快気分障害PMDDとは…?!
不快気分・・・・?!
月経前・・・・障害?!
と思い方もいるかもしれませんが、これは月経前に起こるものではあるけど「婦人科」ではなく実は、「精神科」「心療内科」になります。
まだ原因ははっきりと解明はされていないようですが、月経前症候群PMSで行うホルモン治療だけでは効果が低い場合が多く、
精神的に生活に支障が出るほどの影響を及ぼします。
特徴としては月経前症候群PMSは体と心どちらも症状が出るのに対して、月経前不快気分障害PMDDは心に重度の症状が出ます。
月経前症候群PMSに症状が似ていることから、なかなか改善されなかったり、
症状が重いことで悩んでいる方にもこの記事が届いてくれたら!と思います。
そして周りにもしそんな方がいて、こんな可能性もあるということをお伝えしたら、その方は自分を否定することなく楽になるかもしれません。
症状としては
●物を破壊したくなる
●暴力的
●精神崩壊
●うつ状態
●不安障害
●生きる希望が無くなる
などなど
月経前症候群PMSよりもかなり重度な様子。
しかし月経がある女性の3~8%の割合でいるようです。
そしてアメリカでは殺人事件が月経前不快気分障害PMDDにより無罪になったという判例もあるようで…
それだけ日本との認知度の違いと、PMDDの精神的症状というものにも驚かされます。
このような症状が毎月来るのかと思うと、精神的におかしくなってしまうのも理解できます。
そして歴史が浅い分、症例も少なく、日本では婦人科、精神科でさえも認知度は決して高くはないようです。
ホルモン治療や抗うつ剤などの薬の副作用などなどに関しては、今回は論点がずれてしまうので割愛させていただきます。
月経前不快気分障害PMDDの原因として考えられているものと対策
まだはっきりと原因が解明されていないので、正式に診断基準ができたアメリカでも治験段階のようです。
しかし少しづつ分かってきたこともあり、予防を心がけることができそうです。
自律神経を整える
月経前不快気分障害PMDDと言えど、精神疾患のひとつと考えられるので自律神経を整えることはとても重要になってきます。①頭寒足熱
冷やすことは自律神経のバランスを崩す最大の原因と考えられています。特に腹部~下半身を温めるようにしましょう。②規則正しい生活をする
とても当たり前のように聞こえるかもしれませんが、現代人は夜が遅い場合が多くあります。太陽と同じように生活をしたいものです。
朝日を浴びれば幸せホルモンのセロトニンの分泌とともに体内時計のリセットができます。
体内時計が崩れると症状が悪化するという事例も出ています。
③ウォーキング
自律神経を整え、血流を良くするにはウォーキングは最適です。これからは寒さも和らいだので体を動かすには最適な季節となりました。
体調が良ければ自然の力も借りて木々が生い茂っている場所にでかけるのもいいですね。
大豆イソフラボンで予防
最近の研究結果で、予防に効果があるようです。
食材としては
●お味噌
●納豆
●お豆腐
●豆乳
などなど
しかし発酵食品以外の大豆製品は体を冷やしてしまうので、熱を加えた調理法などで陽性化して食べるとよいでしょう。
化学物質でできた生理用ナプキンをやめる
IN YOU読者の方は今や常識となっているでしょうが、化学物質だらけのものを毎月経皮吸収されやすい性器に
毎月何日も当てているということはとても危険な行為です。吸収材の高分子ポリマーも安全性は確認されていませんし、体を冷やします。
たった一つの市販タンポン製品によって片足を失った女性モデル。タンポンやナプキンに使われる合成素材が引き起こす、死の危険もある恐ろしいトキシック症候群とは?
鉄分をとる
毎月月経でデトックスしているので、女性は鉄分不足になりがちです。貧血だと酸素の1/3が消費される脳の酸素不足になってしまいますので、精神疾患とも言える月経前不快気分障害PMDDは脳のケアも大切になります。
鉄Feは動物性たんぱく質やビタミンCと一緒にとると吸収率がアップします。
●あさり
●まぐろ
●小松菜
●ほうれん草
●ひじき
などなど● IN YOUが推薦するビタミンC
整骨
月経前不快気分障害PMDDの原因として考えられら場所として、神経とホルモンが関係していると考えられることから、脊柱(背骨)と骨盤の歪みがあると影響は大きいです。
骨盤は脊柱(背骨)の関節の構成をしており、密接に関係していますが、脊柱(背骨)は体の「大黒柱」であり、神経の通り道とも言われています。
なのでサロンワークで脊柱(背骨)の周りの筋肉(=脊柱起立筋)の状態を見るとその方の生活や性格が垣間見れます。
「神経の通り道」を触ることで、神経を読み取ることができるからです。
仕事や私生活のストレス状態、良質なまたは十分な時間の睡眠がとれているのか、
神経質な性格なのか、物事に集中すると周りが見えなくなるくらい没頭するタイプなのか、緊張型、人見知りなのか・・・またはその逆か。
エドガーケイシーは100年も前から、現在の「難病」と言われているものの治し方を《リーディング》により知っていた人物ですが、
現在映画も限定公開中ですが、ケイシーも脊柱にはかなり重要視をしていて、脊柱のまわり(脊柱起立筋)のオイルマッサージをすすめています。
まとめ
かなり重度な症状ですが、ある一定数の割合で月経前不快気分障害PMDDを抱えている方がいるのは事実です。他人のこことは思わずに自律神経とホルモンのバランスは誰であっても重要なことです。
この機会にもう一度改める機会を設けてみてはいかがでしょうか。
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