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アトピー性皮膚炎処置における『脱保湿』の有用性と、ほとんど行われるワセリン・軟膏などの油脂系保湿による悪化拡大の理由

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これまでに発症の要因が出産環境にあること、二次的な要因に外部からの異物付着侵入と記述してきました。その根源にあるのが、『産道乳酸菌』『腸内細菌(乳酸菌)』『皮膚常在菌』のアンバランスによって、症状拡大するということも前回までに投稿しました。

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そして、

今回も改善目的とする有用皮膚常在菌が減少、死滅する

『油脂系保湿の問題点』

をお知らせします。

アトピー改善(緩和)目的に保湿剤を使用


これまで3万件を超える相談で90%以上の方々が、何らかの油脂系保湿・薬物処置を選択し改善を目指した事がわかりました。

その結果、

なお成人まで続く厳しいアトピー人生、アトピー情報検索から当方に来られる方の殆どが、油脂系保湿の影響で解決の糸口が見えなくなっています。

異物排泄口に蓋をすれば、他の部位から排泄する


アトピー発症の第一原因は、中間からの異物侵入→肝腎機能で排泄→やがて肝腎機能疲弊による皮膚(リンパ腺)からの排泄となりますが、その症状部位(異物排泄口)に油脂系保湿をすれば、異物排泄は何処から行うのでしょう。

はい、

当然、別の柔らかい部位(リンパライン)からの排泄となり、拡大することになるのです。拡大すれば、空気中からの異物感染や侵入によって、さらに痒みが倍増し、更なる症状拡大原因ともなります。

ということは、

どんな事をしても異物排泄は、根源を解決しない限り発生することになります。


第一根源の腸管整備が重要というのはこのためです。この腸管解決には最低3~6ヶ月を要し、その間の改善が出来ず厳しい期間となるのは致し方ありません。

しかし、

克服の出口が見えれば、ご両親は、一生80年のお子様の人生を考えれば、何とか頑張れるのです。

一般皮膚科医や小児科医・指導者は、

本当の原因と克服理論を会得できていないために、克服出口を示す事ができません。


患者は、

目の前の症状を見ながら判断することしか出来ないために、いろいろな原因で一時悪化したら、直ぐに他の療法へ移行することが多いようです。

さて、

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問題の油脂系保湿の悪化理由です。


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油脂系保湿剤(ワセリン・軟膏等)・ジェル・精油などは、全て中性で製造されています。

しかし、

正常な皮膚の構成は弱酸性であり、中性を塗布すれば、塗布部位は徐々に中性化し、正常皮膚構成が出来なくなる事を知ることです。


皮膚構成や異物侵入阻止に重要な、皮膚上部位に棲息する『皮膚常在菌』も中性条件となれば、徐々に死滅減少して、弱酸性皮膚を保つ事ができず、

やがて、

空気中の雑菌お棲息条件となります。その部位に水分があれば、20分に1回増殖するということは前回の記事でも書きました。

再度強く言います。

『皮膚常在菌が死滅すれば正常皮膚は構成できません』


最初は、

小さな範囲の湿疹でありましたが、保湿した患部は徐々に拡大してきて、今では1箇所の症状範囲が、5センチ円以上にもなっているという状況を毎回確認します。

それは、

小さな症状時期に、そのピンポイントで塗布すれば、それ程大きくなりませんが、皮膚常在菌の存在を意識していない方々は、症状部位周囲の正常皮膚にまで塗布することになるのです。

この状況の継続は、確実に正常皮膚を感染条件に作り上げてゆきます。


保湿剤の成分が、皮膚侵入条件に合う分子量にした抗生剤やステロイド剤でない限り、その部位に作用することは殆どありません。

重要なのはph(ペーハー)なのです。


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症状部位の雑菌を排除して、有用皮膚常在菌を保護できる条件

を作り上げれば、良いことになりますね。

私は、

この事を意識して作り上げた【ph4ローション】で処置させ、出来るだけ二次的素因を排除し、異物侵入や阻止に発生する痒みを少し軽減し、症状拡大を抑制しています。

当然、

この処置には、体内へ侵入する異物阻止と代謝機能活性によって体外排泄量の阻止をすることで、怪我状態とします。

怪我をすれば、多くの親御さんは

患部を風呂にはつけませんし、保湿も余り致しません。


やがて、

雑菌排除できれば、その部位はカサブタとなります。


この反応なしの

『自前の絆創膏』

を作る事が、空気中の異物侵入も阻止し、徐々に中央へ向かって症状範囲は縮小してゆくことは、怪我の経験でご理解できていると思います。

最後の1センチ円くらいになると、既にカサブタ下部は、皮膚も繋がって一機に剥がれ落ちる経験もしてきたことでしょう。

アトピー症状改善の最終はこのようになるのです。

まとめますと、

乳幼児のアトピー性皮膚炎の本当の改善処置は、

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『腸管内の整備』を第一に行い、『脱入浴』『脱保湿』を行い、徐々に範囲縮小しながら改善へ向かうこととなるのです。


改善スピードは、掻痒行為がないときに、1センチ円当たり約1ヶ月を要します。悪化(雑菌感染)スピードは、前回記述したように10倍の1ヶ月当たり10センチとなります。

今の世の中には、

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症状改善に良いと研究開発された商材は数え切れません。


しかし、

選択する皆様は、商材が成分機能だけではなく

『皮膚常在菌』存在を意識した商材なのか見極めてご利用する事が必要です。


さて、次回は

『ミトン使用の良否』


をテーマに投稿しようと思っています。

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