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本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ IN YOU Market 本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
IN YOU Market

オーストラリアに住む私が感じる現地のコロナ禍の今|オーストラリアのコロナ最新事情や人々の意識のリアル。

 

2019年12月に初めてコロナ感染が発見され、もうすぐ2年が経とうとしています。
アメリカやインドでは感染者は累計感染者は3000万人を超えており、現在全世界での累計感染者数は約2.05億人、死者は432万人と、とても大きな社会現象となっています。
日本でも現在毎日10000人を越す新規感染者が出ています。コロナの出現により人生が大きく変わってしまった人も少なくありません。
今回は私が現在住んでいる南半球、オセアニアに位置するオーストラリアの様子を書きたいと思います。

オーストラリアの現状

コロナとクルーズシップ


オーストラリアでの最初の大型クラスターが発生したのは、2020年3月でした。
コロナ感染者を乗せたクルーズシップ、ルビー・プリンセスがシドニー入り、2650人の乗客はコロナ感染のテストを受けることなく、シドニーの市内に上陸したため、たくさんの住民がコロナに感染してしまいました。
少なくとも900人の感染に関連し、28人の死亡を引き起こしたといわれています。これがきっかけでオーストラリアにコロナの恐ろしさが知れ渡りました。

オーストラリアの感染者数

2021年8月12日の時点で日本の累計感染者数は106万、死者は15,327人、これに対しオーストラリアの累計感染者数は37,372人、死者は944人です。
オーストラリアの人口は約2,568万人、日本は約1億2557万人と、人口比を考慮しても、日本よりも低い割合となっています。

感染者数の推移


このグラフはグーグルからお借りした感染者数のグラフです。
グラフを見ると感染者数が多くなった時期が3つあります。

・1つ目の波
最初の波は感染者を乗せたクルーズシップ、ルビー・プリンセスがシドニーに上陸した時期です。この波の後、州と州の行き来を制限したり、ロックダウンを行ったりなどオーストラリア政府の政策と国民の努力で、しばらく感染者の数が落ち着きます。

・2つ目の波
急にさまざま制限を受けた国民は不満が溜まっていました。患者数が落ち着いたこともあり、政府は制限を緩めました。ここで2つ目の波がおきます。

・3つ目の波
3つ目の波は今現在起きています。
感染力の強いデルタ株がオーストラリアに持ち込まれたことが原因といわれ、都市部を中心にして感染が広がっています。

オーストラリアは2020年10月から2021年7月までコロナ感染者の数を非常に少ない数を保ってきました。
その間の1日の新規コロナ感染者は約10〜15人で多い日でも約40人でした。

オーストラリアと日本との違い

建物が密集していない

オーストラリアのコロナ患者は都市部に集中しています。
オーストラリアはシドニーやメルボルン、ゴールドコーストなど、ほんの少しの大きな都市を除き、ほとんどが広く広がっています。
町と町の間にはファームや荒野など広大な自然があり、都市から町、町から町へと移りにくいことも要因のひとつかと思います。

人口密度

人口密度は日本は1平方kmに346人、オーストラリアは3人と、圧倒的な差があります。
シドニーなどの都会では混んでいるのですれ違う人と人との距離も近いですし、電車や路面電車に乗り移動する人もたくさんいます。しかし都会から出るとそのような公共交通機関はほとんどないので、車かロードバイクで移動します。道や店が混んでいないので、1.5mのソーシャルディスタンスが取りやすいことも感染を防ぐ原因となっていると思います。

州同士の移動制限

都市部でクラスターが発生して多くの感染者がいても、州と州の間の行き来を制限することで、他の地域への感染のリスクを下げることができます。

大陸であること

海の上に浮かぶ大陸であり、どの国とも大陸で繋がっていないので、海外からの人の行き来をモニターしやすいことも感染が広がりにくい原因だと思います。

町の様子


初めてコロナの危険性が発表された時期、町から人がいなくなりました。
スーパーに大行列ができ、缶詰やパスタなど長持ちする食べ物やトイレットペーパーが棚からごっそりとなくなりました。

オーストラリアには州が7つあり、コロナを広げないため州の間の移動が制限されています。
制限の強さはコロナの感染者数により変わります。その制限のため田舎の方にある私の住む街まで物資がなかなか届かず、スーパーの棚は空のまま、野菜や肉類、日用品などがしばらく品薄の状態が続きました。
普段は3−5日程度で届く郵便も、2週間以上かかることもありました。

病院でもマスクをしない?


コロナが広がり始めて2−3ヶ月ごろ、私は町で一番大きな病院で予約がありました。
繰り返し強い腹痛があったため病院に行き、胃カメラの予約をしてからやっと約8ヶ月後にようやく私の番がやってきたのでした。
オーストラリアでは非常に高額な医療費を払って私立病院に行かない限り、長い長い待ち時間があります。その代わりに医療費はほとんどが無料です。

そのころその街ではコロナ感染者はほとんどいませんでしたが、感染者がいる可能性があるのでハラハラしながら病院を訪ねました。
マスクでしっかりと鼻と口を覆い、ドアやボタンは指では触らないようにし、もし触った場合はアルコールジェルで消毒するようにしました。

ところがなんとマスクをしているのは病院の中で私一人でした。
受付、看護師、事務、私と話をした医者の方ですらもマスクをしていませんでした。

大きな病院の中で私一人だけがマスクをしているので、私が感染していると思われていたのか、どの人も私が近くに行くと大きく避けて、私の周りだけずっと大きな空間がありました。
コロナ発祥の地は中国の武漢なので、私がその土地から来た中国人かもしれないと警戒されていたのかもしれません。

誰も私と近くで話したがらず、受付でもたらい回しにされました。
あまりにもみんなが避けるので、そのときは少し傷つきましたが、後で思い出すとあまりの避けられ具合が逆におかしくて笑えるほどでした。

マスクをする文化がないとマスクをするという発想が出ないせいでしょうか。
日本ではマスクをしていないと入店を拒否する店もあると聞いていたので、病院でマスクをしていないのには驚きました。

今でもオーストラリア政府が「感染が広がっていますのでこのXX日間マスクをしましょう」という政令を出したとき以外はほとんどの人がマスクをしていません。

私が住む町

オーストラリアで最初のコロナ感染者は武漢から来た男の人でした。
そのせいで海外では、アジア人というだけで差別を受けたり、罵倒されたりという被害を受けた人も少なくありません。
私が住んでいる町は色々な人種の人が住んでいるので人種差別はほとんどありませんが、コロナ感染が始まった初期のころは、アジア人というだけで距離を取られていた気がします。

たくさんのビジネスが倒産

この町の収入は観光業が大きく占めており、コロナにより大打撃を受けてしまっています。
留学生のための語学学校、ホテル、バックパッカー、ツアー会社など海外からのお客さんを相手にするビジネスは収入が激減し、店を閉めざるをおえない状態にあります。町は空き店舗だらけで、たくさんの人が職を失ってしまいました。

感染者はほぼいない

私が住む人口約16万人の中規模の町は長い間コロナ感染者はほとんどいませんでした。
数ヶ月に1度外からやってきた人に感染が見つかりましたが、地元の人と触れ合う前にすぐに隔離され、地元民にコロナが移ることはありませんでした。

初めてのロックダウン


しかし平和だった町にも今月とうとうコロナがやって来ました。
今までは感染が見つかるとすぐに隔離され、感染が広がることはありませんでした。しかし今回は感染者が隔離されるまでに10日間もかかっています。感染したのはタクシーの運転手の方で、スーパーやショッピングセンター、歯医者、カフェなど、その10日、自分がコロナ感染者だとは思わずいつも通りの生活をしていました。

この事態を重く受け止めた町は、3日間不必要な外出を避けるロックダウンを行うことを宣言しました。
その日の午後はスーパーに人が殺到して、スーパーに中に人が入り切らず、店の外にも入店を待つ人々の長蛇の列がありました。

私はその次の日仕事だったのですが、朝から咳が止まらず、仕事を休んでコロナ検査に行きました。
風邪が流行っていたので、ただの風邪だろうと思っていましたがこのままでは仕事ができません。
この状態で咳をしながら接客しようものならお客さんはみんな逃げてしまいます。そのためコロナではないという証明をもらうための検査でもありました。

検査ができるクリニックは10箇所ほどありましたが、予約システムはパンクし機能しておらず、クリニックにもクリニックの外を取り巻くように長蛇の列がありました。
あまりの列の長さにびっくりして、いくつか他のクリニックにも行ってみましたが、どこも同じでした。


明日仕事に行くためにもコロナ検査をしないわけにはいかないので、臨時でテントが建てられ作られた、比較的空いていた野外での検査場に並び順番を待ちました。

雨が降る中誰一人文句を言わずに待ち続けていました。咳をしているのはほんの一握りで、多くの人は元気そうに見えました。

約2時間後ようやく私の順番が来て、喉と鼻の奥を長い綿棒で触り、やっと検査は終了しました。
36時間後、携帯にメッセージが来て、陰性との報告を受けました。ロックダウンから数日経ちましたが、結局感染者した人はいないようでした。

コロナのおかげで働かなくてもお金がもらえる?


コロナが広がり始め、留学生や観光客が来なくなったせいでたくさんの人が職を失いました。
オーストラリア政府はどうにかそのような人の生活を支えようと、とても太っ腹な助成金制度を設立しました。

細かく決まりはありますが、とにかく収入がなくなった人には生活していくのに困らない額を支給しました。
混乱の中急いで設立されたので、働いてない人よりむしろパートタイムで働いる人の方が収入が少なってしまったり、コロナ前と全く同じ時間働いているのに、その上助成金がもらえてよくわからないけど収入が増えた人など、しばらくカオスな状態になりました。

そうなると仕事をやめる人が続出しますよね。
こうして働いてないのにお金と時間がある人が街にたくさんいる状態になりました。私の住む町でも、急に車がたくさん売れたり、エステが混み合ったりと誰も予想しなかった状況がしばらく続きました。数ヶ月後その制度は徐々に改善されましたが、助成金で小金持ちになった人はたくさんいたのではないでしょうか。

コロナ対策


自分でできる衛生対策はした上で、町ではこのような対策をしています。

チェックイン

店や施設に入る際に、アプリを使ってチェックインするか記録帳に手書きで名前などを書き、自分がそこに来たことを知らせる決まりがあります。
もしコロナ感染者が見つかった場合、その感染者が立ち寄った場所が公表され、同じ場所にいた人は速やかに検査を受け、他の人との接触を避けることでクラスター防止に繋がります。

アルコールジェル

各店舗の入り口には必ずアルコールジェルが置いてあり、入る前に消毒するようになっています。
ペンなどを共有する備品を使う場合もアルコールワイプで拭いてから使用します。

アンケート

病院や政府の施設など、人が集まる場所に入るときに熱を測り、アンケートを書きます。
アンケートには感染濃厚地域に立ち寄っていないか、咳などのコロナの症状はあるかなどが書かれており、最後に正直に答えましたという署名をします。嘘の報告をした場合ペナルティーを与えられることがあるので、感染が疑わられる人は建物に入れずクラスター防止になります。

サプリメント

免疫システムを強化するサプリメントが多くの店で大々的に売られ飛ぶように売れています。
エキナセア(Echinacea)、ショウガ、にんにく、亜鉛、センシンレン(Andrographis paniculata)、エルダーベリーなどが入ったサプリメントが人気のようです。気軽に医療機関に行けなくなった今、世界的にオーガニック食品やオーガニック店のトレンドが来ているようです。有名なWhole Foods Marketでは一時サイトがパンクするほどの事態になったとの報道もありました。

IN YOU MARKETでも色々なオーガニックサプリを販売しておりますので、ご覧になってください。

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コロナを信じない人たち

日本でもコロナ対策をしっかりする人、コロナ慣れしてしまい対策がおざなりの人、コロナの存在を信じずにわざと感染を広げるような行動をする人など、さまざまな人がいますよね。
オーストラリアでも全く同じです。意識の違う人とも同じ場所に住まなければいけないので、多大なストレスを生んでいます。

私の周りにもコロナを信じていない人は何人かいます。
どれだけ証拠を見せようとも、人の信じていることを変えるのは非常に難しいことが身にしみてわかりました。
ロックダウン中にこっそりと抜け出し他の町に旅行に行き、感染を広げてしまった人もたくさんいます。

蔓延するウイルスとどう戦うか。到来してしまった「自分で予防する時代」


長引くコロナウイルス感染拡大。

先の見えない不安、生活する上での制限、生活スタイルの変化などコロナは私たちの生活に大きな変化をもたらしました。

今、日本でも同じようなことが起きていますが、国は違っても人々が感じている痛みは一緒です。

日本もコロナウイルスが蔓延してしまいましたが、重症化リスクは人それぞれ。

年齢、遺伝、普段食べているものなどで、仮に感染したとしても日頃から気をつけているかどうかで、深刻度は違う可能性が高いと言えるでしょう。

数年以上先に来ると言われていた「自宅療養」「自分で予防する時代」が現実のものとなった今、より予防の知識がある人の方が、健康的に生きられる可能性は高いと感じます。

この状況が永遠に続くわけではないと信じ、オーガニックな知恵も借りつつ、自己防衛を徹底しましょう。

(情報は2021年8月のものです。)


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ぜひご覧くださいね。






ユーチューブもどうぞご覧ください。

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