タンパク加水分解物って何?市販総菜や加工食品に潜む添加物「うまみ成分」のトリック。子どもの味覚が狂うのは不自然なうまみ成分のせいだった。
時代と共に、ライフスタイルが変わり、景色も、言葉も食べ物も、着るものも変わっていきます。
その中でも変わらずに時代を超えて愛されるものがあります。
歌、人、食、お店・・・
時代と共に変化し愛され続けていくものがあります。
昔の子供も、現代の子供も
変わらないのは「カレーライス好きであること」
カレーもその一つで、実際に子どもの好きな食べ物を現代と40年前と比較した時に、カレーライスは堂々の1位であったという調査結果もあるほどです。
しかし、現代の子供の好きなカレーライスの味は本当に家庭のキッチンで作られた「お母さんの味」であるかどうかはまた別物かもしれません。
栄養・食べやすさ・簡単が求められた時代と
共に発展したカレーと食品添加物
日本で親しまれているカレーライスはそもそも、インドで食べられるさらさらとしたスープ上のカレーを元にイギリス海軍が船の上でも食べられるようにとろみを強くしたことから始まったそうです。
栄養と手軽さが求められる戦場において好条件だったカレーライスは、
日本でも1910年、陸軍が軍隊の料理レシピを作成した際にカレーライスを載せていた、という歴史があります。
その当時はこのような材料だったそうです。
牛肉(または豚肉、兎肉、羊肉、鳥肉、貝類)70g、馬鈴薯100g、人参20g、
たまねぎ80g、小麦粉10g、カレー粉1g、食塩少量、ラード5g
参考:「食のルーツ」なるほど面白辞典
その後、軍隊食として好まれたカレーライスは、食品添加物とともに形も旨味も変化していきました。
カレー粉と、小麦粉を炒めたルウのスタイルから、
1945年、カレー粉に牛脂やバターで炒めた小麦粉に、調味料を加えた、粉末状のカレールウが誕生。
ちょうどその頃は、1947年に、食品衛生法が制定され、添加物の基準など原則が定められていきました。
それだけ生産スピードや味への追求が始まった時期なのでしょう。
より調理の効率化や食べやすさを求め、1950年には固形ルウが誕生し、一般的にでまわるようになります。
旨味への追求から1960年代には溶かしやすく、柔らかいマイルドな味わいのあるカレールウが生まれていきました。
子どもの味覚の敏感度は大人の3倍。
どんな味覚を育むかがその子の人生を変えていく
舌の表面にはぶつぶつした場所があり、それを味蕾(みらい)と呼びます。
味蕾で味を感じたら、神経を介し、農に信号が送られ、味を感知しますが、
その味を感じるセンサーが子どもは大人よりも3倍敏感であると言われています。
人間の味覚は、3か月ごろから発達が始まって、3歳ころになると大きく決まり、だいたい8歳~10歳頃になると確定するのだそう。
子どもの脳は12歳までに100%完成。お子さんの脳を発達させるための12歳までに心掛けたい「健脳 生活習慣」。
小さい時に、本物の旨味、それはオーガニックな野菜だからこそ味わえる、
本来の甘みや味わい、だしの味に触れてあげられるかがとても大切です。
その結果、味覚の幅が広がるだけでなく、
将来、砂糖や油、添加物などを体にとって毒になるようなものを好まない舌・体になります。
免疫力や自己治癒力の基盤となり、口に変なものが入ってきたら気づくことのできる感覚を養ってあげたいですよね。
旨味や甘みを好む子どもだから危ない!
子どもたちの味覚を壊してしまう危険のある原材料名
簡単に「おいしく」が求められ、勢いよく増えていった食品添加物。
簡単においしくできて誰からも愛されるそのカレー味があるのは、
人工的に作られた「うまみ成分」が含まれているからです。
お子さんが好きな味は愛情のこもった味でしょうか。
それとも市販うまみ成分の味でしょうか。
うまみ成分は曖昧にされていますが、
天然のものにはない、化学的なものであり、きわめて不自然な内容であるということを知っていただきたいと思います。
不自然なうまみ成分は具体的にどういう原材料や、添加物として表示されているの??
実際には原材料欄に以下のような名前で表記されていることかと思います。
見たことがある方も多いのでは?
お総菜パンや、カレーライス、お弁当、お菓子等様々な食品に入っています。
●タンパク加水分解物
肉や魚、大豆、小麦などタンパク質を分解して得られた様々なアミノ酸を主成分としていて旨味やコクを調整するために使われます。
食品分類上は添加物のくくりではなく、食品として扱われているのですが、
遺伝子組み換え作物など劣悪な原料を使っている可能性があります。
また製造方法はいくつかある中で、一番効率がいいとされる加水分解をしている可能性も。
加水分解はグリセリンと塩酸が反応を起こすために
発がん性物質が生成されるとWHOも認めています。
残留している可能性は低いともされていますが、安全性に関しては不透明です。
●酵母エキス
タンパク加水分解物と同じように旨味を持たせるために使われます。本来は酵母はパンやアルコール、味噌、醤油など発酵食品には欠かせない素晴らしい菌です。
しかし問題なのは、酵母エキスと酵母は全然違うという点です。
例えばビールの製造過程で出る廃液の酵母や産業廃棄物だった食品の残りカスに含まれるタンパク質などから人為的にアミノ酸を作り出すなど、台所にはないものを使って独特のうまみ成分を作り出します。
それだけではなく製造過程において、原料の酵母菌に突然変異をさせたり、
効率とコストの面から、加水分解の方法で抽出している可能性もあります。
「酵母エキス」という名前のイメージに騙されないようにしましょう。
酵母と酵母エキスは全く違う!酵母エキス=カラダに良いは間違い!市販物に含まれる危険な酵母エキスの実態と真実。
●アミノ酸等
そのほかにも、「調味料(アミノ酸)」などと表示される添加物も、
昆布だしのうまみ成分であるグルタミン酸ナトリウムなども有名です。
海外ではすでに規制する飲食店も多い中日本では幅広く使われています。
米国ではすでにベビーフードには使用禁止されています。
継続的摂取により、アルツハイマー、パーキンソン病、知能障害、精神病や心臓発作や脳卒中などが危惧されています。
日本やアメリカで中毒事件が発生した歴史もあり、痛風の原因ともなるとの懸念も・・。
毎日使っている「だし(出汁)」の裏側。 スーパーでみかける「無添加天然だし」 「100%XX産かつお」「〇〇産昆布100%使用」のキャッチフレーズに隠された罠。
一方で、市販カレーの中にも酵母エキスやアミノ酸等を含まない無添加カレーも存在します。
IN YOUMarketで扱われている、無添加スーパーカレーは一時売り切れが多発するほどの話題性がありましたがそれほど、カレーライスは日本人にとって欠かせない食べ物なのですね。
味覚は生涯続く食べ物の良し悪しを見抜けるセンサー
これらの自然ではないうまみ成分は、慢性的に摂取することで、
味だけではなく、食べ物の良し悪しを感じとるセンサーとなってくれる味覚を麻痺させてしまいます。
舌を作ること、そのためにも小さい時からの土台はお子さんの健康状態はもちろん、将来大きな意味を持っていくのだと思います。
本物の味、「おふくろの味」を覚えてもらえるように
無添加とうたっていて一見体によさそうに見えても、
実際は食品添加物と変わらない悪質なものも含まれている市販のカレールウ。
確かに、カレーは歴史から見ていっても、長きにわたり愛され老若男女、現代においても愛されてきました。
カレーが日本の国民食であることは変わりはありませんが、
そんなカレーも大量生産・大量消費の時代のカレーから、より良いものや本物を見直されている今の時代にふさわしいカレーを追及していきませんか?
健康への不安や食の安全が懸念されている今だからこそ食べてほしい、知ってほしい味があります。
これからもその時代に合ったカレーへと変化していくように。
大切な人に無添加の味を教えてあげることは、正しい食事が広がっていく第一歩でもあります。
本当の意味で人にとって良いカレーを食べて、そんなカレーを増やしていけることを願います。
IN YOUMarketで今大人気の、ヴィーガンでも食べられる無添加カレー
シュガーフリー!VEGANでも食べられる、無添加カレーセット
ご紹介するのはグルテンフリー、アニマルフリー、シュガーフリー。
食品添加物やトランス脂肪酸なども含まれていません。
スパイスの香り豊かな、本格的な味わいのカレールーです。
市販のカレールーは、気になる点があります。
原料の大半が動物性油脂
食品添加物がたくさん
せっかくの手作りカレーなのに美味しく仕上がらない
ヘルシーなカレールーがない
など。
今回ご紹介するカレールーはシュガーフリーで砂糖を使用せず、果実で味を整えています。
ベジタリアンの方だけでなく、マクロビオティックを取り入れている方も安心して召し上がっていただけます。
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