お財布に優しい万能薬！食べるだけじゃない！虫歯・口臭対策にも活用できる「ごま油（セサミオイル）」で毎日10分のながらケアを簡単に始める方法。

こんにちは。
ナチュラルライフアドバイザーの工藤万季です。

だんだん寒くなってくるこの時期は、乾燥や冷えの悩みが増えますよね。
そういったときに欠かさず行ってほしいのが、自宅でのセルフケアです。
わたし自身、子育てと仕事をしているなかで毎日10分でも自分を労わる時間を作れると、心地よく過ごせると感じています。


 
毎日のわたしのセルフケアに欠かせない相棒。
それが「セサミオイル」です。

セサミオイルはお料理だけに使うものではありません。
歯のホワイトニング、虫歯や口臭の予防、全身マッサージ、冷えた身体を温めるなどなど一本であらゆることに役立ちます。
高いコスメとは違ってお財布にも優しいので、毎日使うにはうってつけです。

アーユルヴェーダでは“万能薬”とも呼ばれるセサミオイル。
その効能と使いかたを今日はお話したいと思います。
 

食べるだけじゃない。セサミオイルは美のオイル

皆さんにも馴染みのあるセサミオイル（ごま油）。
 
ごま油と聞くと、香りの高い茶色い油を思い浮かべる方も多いかと思います。
ですがここで言うごま油とは白ごま油のこと。
日本では「太白ごま油」と呼ばれる、白ごまを生のまま絞ったノンローストの油です。

色も香りもほとんどありません。
スーパーでも油コーナーに並んでいますよ。 
原料であるごまには、美容や健康に嬉しい作用がたくさんあります。

抗酸化作用

ごま油には、抗酸化成分であるリグナン、セサミン、セサモリン、セサモール、セサモリノール、ビタミンEが多く含まれています。
肌に塗ると毛細血管を通じて体内に吸収され、新陳代謝がよくなって細胞の酸化＝老化を防止します。
成熟した肌に効果的な、若返りのオイルとも言われています。
  

髪・頭皮の悩みにも

ごま油は髪の毛の悩みにもいいと言われています。
抜け毛や白髪の原因は老化や毛穴の汚れ、溜まった皮脂などです。

ごま油の抗酸化作用は頭皮の老化を防いでくれます。
マッサージもしてあげると、毛穴をキレイにしてくれて皮脂の分泌のバランスも調整してくれます。
抜け毛や白髪意外にも、フケや薄毛などにも効果的だそう。
 

デトックス作用

ごま油の抗酸化作用はデトックス効果もあります。
身体の新陳代謝を活発にしてくれるので、細胞の生まれ変わりのサイクルを正常に保ちます。
 
この他にも、ストレス緩和や神経系のサポートなど、精神面のバランスを整えてくれる役割もしてくれます。
 
セサミオイルは身体を解毒し、生命維持に重要な
器官の適切な機能を高めてくれる優れたオイルなのです。

こんな方はセサミオイルではなくココナッツオイルを

セサミオイルの活用法に入る前に一点注意していただきたいことがあります。
慢性疾患や炎症がある方はセサミオイルの代わりにココナッツオイルを使うことをおすすめしたいです。

セサミオイルには身体を温める作用があるため、
慢性疾患や炎症がある方が使うと過剰に熱を持ってしまう可能性があるのです。

（冷えきっている時に一時的な対処として使うのは構わないでしょう。）
ココナッツオイルはこの時期固まってしまうので、わたしはお風呂場に置いておくようにしています。

IN YOUオススメの肌ケアにも使えるココナッツオイル

疾患が全くない健康な方にはセサミオイルがおすすめです。

美容効果たっぷりのセサミオイルの活用法

では実際に、セサミオイルをどのようにして取り入れたらいいのかをご紹介します。
 

オイルうがい

とてもおすすめしたいのがこのオイルうがい。
わたしの毎朝の欠かせない習慣です。
虫歯や口臭、歯周病を予防し、歯を白くしたり歯茎をピンク色に保つことができますよ。

やり方は簡単です。

1.ごま油を大さじ一杯口に含みます。
2.クチュクチュと口の中にオイルを浸していきます。
このとき飲まないように注意しましょう。
3.15分ほどクチュクチュします。
（顔筋トレーニングにもなります）
4.口から吐き出すします。
（下水に流さず、ティッシュやキッチンペーパーに吐き出しましょう）
5.塩水で口をゆすぎます。
6.タンスクレーパーで舌を綺麗にします。
（なければ歯ブラシで）
 
ごまはカルシウムをたっぷり含んでいるので、骨や歯茎の健康を維持するのに役立ちます。

またごま油でうがいをすることによって、オイルが歯と歯茎のあらゆる隙間に浸透。
根こそぎ雑菌や汚れを浮き出してくれるので、普段の磨き残しが取れて虫歯を防ぎます。
歯垢も取り除いてくれるので、歯周病予防やホワイトニング効果もありますし
ピンク色の美しい歯茎を保つのにも一役買ってくれます。

オイルを吐き出したあとにはぜひ舌のお掃除も一緒に。
舌にこびりついた食べかすや毒素など、臭いの原因をごま油が浮かせてくれるので、口臭予防にもなります。
 
「色々効果があるのはわかったけど、15分はちょっと長い…」
と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

わたしの場合、オイルうがいをしながら朝の家事を色々すませてしまいます。
15分の間に花の手入れや食器の片付けをしたり、洗濯物を畳んだり、トイレ掃除をしたり…
「ながら家事」が習慣化して、朝の時間を有効に使えるようになりました。

 

クレンジング

ごま油はクレンジングにも使えます。
普通のクレンジングオイルと同じ要領で、メイクをふき取るように使用します。
使い続けるうちに肌がワントーン明るくなりますし、ニキビ肌の改善にもよいと言われています。
 
 

顔・身体のマッサージ

ごま油は、アーユルヴェーダでは代表的なマッサージオイル。
特にヴァータタイプの人に向きます。
 
オイルを適量手に取ったら、顔や身体のマッサージをしましょう。
保湿効果で肌がツルツルになるだけでなく、皮膚を再生させたり紫外線から守ってくれます。
高いボディオイルに劣らない効果がありながら、お財布に優しいところもポイント。
ごま油には身体を温める作用もあるので、冷えの緩和にもなってこの時期にはおすすめです。

ちなみにわたしはローズウッドのエッセンシャルオイルを希釈してマッサージしています。
（ローズウッドはシワなどの老化防止に有効です）

頭皮マッサージ

ごま油には優れた抗酸化作用があり、頭皮の状態を正常に保ちます。
抜け毛や白髪、老化など、あらゆる髪と頭皮の悩みにいいと言われています。
 
人肌に温めたセサミオイルをたっぷりかけて、頭皮を優しく指でマッサージしましょう。
じわじわと温まってきたら流してシャンプーをします。
わたしはお風呂に浸かりながら頭皮をマッサージするのが習慣です。

セサミオイルの選び方

身体に直接塗ったり食べたりするものなので、ぜひ質にこだわって選びましょう。
ポイントとしては、「プラスチック以外の容器に入っているもの」です。
プラスチック容器だと、毒素である環境ホルモンが容器の中身に移ってしまいます

セサミオイルの浸透を高める「キュアリング」法

キュアリングとは、一度セサミオイルを100℃くらいまで温めることを言います。
キュアリングをすることで買ってきたままのオイルよりも肌への浸透が良くなりますので、ぜひ行ってみてください。
 
キュアリング方法は以下です。
 
準備するもの
・太白ごま油
・大きめの鍋

①鍋にたっぷりの水を入れ、沸騰させます。
  
②沸騰したところに瓶のまま太白ごま油を入れて湯煎します。
このとき、必ず瓶の蓋を空けて大さじ3杯くらいは減らしておきます。
 
③10分ほど湯煎したら火を止めて冷めるまで放置します。
常温まで冷めてからお湯から取り出します。


ごま油は100℃以上に温めてしまうと有効成分が変化してしまいますが、湯煎ならその心配はいりません。
 
遮光瓶に入れて保管するとより良いでしょう。

キュアリングしたごま油が一本あれば、頭、口、全身と身体中のセルフケアに使うことができます。
乾燥や冷えが出てくるこの時期にぜひお試しくださいね。

慢性疾患や炎症がある方にオススメのオイル：オーガニックココナッツオイル

コールドプレス製法で一番搾りされた
エクストラバージンキングココナッツオイル。

美容と健康への意識の高いセレブにも人気なことで知られていますが、
今まで食べて来たココナッツオイルに幻滅した方にこそ試していただきたいココナッツオイルです。

このエクストラバージンキングココナッツオイルは、スリランカの大使館からの依頼で作られた特別なオイル。
スリランカにしか生息しない固有種「キングココナッツ」を使用した
100%無添加のエキストラバージンオイルです。

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