国際薬膳師が教える「吹き出物」「シミ」「むくみ」など顔の美容トラブルを解消「マクロビオティック望診法」
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みなさま、こんにちは。
上級望診法指導士、国際薬膳師の霜崎ひろみです。
秋も深くなり、清々しい空気が心地よく感じられます。
秋から冬にかけてはイベントも多く、人と会う機会も増えるころ。
出かける支度をしながら、鏡の前の自分を見て、
「おやっ?」と思うことはありませんか?
昨日はなかった吹き出物が、ひょっこり顔を出したり、
昨日とは明らかに違うサイズの顔の大きさになっていたり…
気になる美容トラブルありますか?
気になる「美容トラブル」、全くない方もいらっしゃるかもしれませんが、
「吹き出物」や「むくみ」だけでなく、
「シミ」や「ほくろ」「毛穴の開き」「たるみ」
など、少なくとも、一つや二つ、気になることはあるのでは?
例えば「吹き出物」や「むくみ」が気になる時は、
みなさま、恐らく、経験から
「あ、昨日のケーキバイキングで食べ過ぎたかな?」とか
「遅くまで、飲み過ぎた…」とか、思い当たる場合もあるのでは、と想像します。
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このように、「食べた物」と「体の状態」は無関係でないことを多くの方が、
ご存知です。
「食べ物と体の状態は関係がある」
ケーキバイキングや飲み過ぎは、毎日のことではなく、
“たまに”の方が多いはず。
非日常のことをした時だからこそ、体の変化を見つけると、
「あ、あれが原因…」と反省することができるのかもしれません。
しかし、「食べ物と体の状態は関係がある」
そうである以上、毎日、口にしている物、好きで常食している物だって、
私たちが意識しないだけで、体にとっては、量が多過ぎたり、
苦手なものだったりすることだってあるわけです。
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肝臓にアルコール休肝日が必要なように、
体のどこかの臓器が、あなたが好きでよく食べている物を、
「たまにはお休みしてほしい…」と思っているかもしれないということです。
このような体からの声を無視し続けていると、
ちっぽけな積み重ねが、やがて大きくなってしまうこともあり得るのです。
とはいえ、心配だからといって、毎週、エコーを撮りに行ったり、
血液を調べてもらったりするわけにもいきません。
毎日、少しの時間、自分を観察することで、
自分では意識していないちょっとした体のお疲れ具合や
どんな食べ物が影響しているかを予測できれば、
私たちに備わっている自己治癒力を高めて、
体のお疲れを解消していくことができます。
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例えば、「腎の調子があまり良くなさそうだ…」
それは、「毎食後のスィーツと甘いラテの影響かもしれない」
という予測ができれば、「腎」のあたりを温めたり、
数日間、スィーツやラテをお休みして、
体の変化に意識を向けることもできます。
「鏡の中の自分を見て、体のどこが疲れているか、
どんな食べ物の蓄積が響いているのか」予測する方法、
それが「マクロビオティック望診法」なのです。
前置きが長くなりましたが、今日は、「肌の美容トラブル」と
知らず知らずに多く摂取している可能性がある食べ物の関係を
読み解いていきましょう。
マクロビオティック望診法
美容トラブルでわかるあなたの食生活
“You are what you eat.”
これは、マクロビオティックの基本となっている言葉。
「あなたは食べた物でできている。」という意味です。
特に「体」の表面に現れた吹き出物、シミ、ホクロなどは、
必要以上に摂った食べ物の排出なのです。
人それぞれ、違いはありますが、
どんな食べ物が多い可能性があると考えられるのか
を下記にまとめてみました。
顔に出る美容トラブルとその原因
パン、ケーキ、クッキー、焼き菓子など
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白い吹き出物
油脂、豆製品、種子類
脂肪の多い肉や魚、生クリーム、ナッツ など
黄色い吹き出物
油脂、乳製品
脂肪の多い肉(特に鶏肉)、チーズ、バター など
赤い吹き出物
糖分、糖分と油脂がいっしょになったものチョコレート、菓子パン、ケーキ など
*吹き出物は、全般的に、便通が悪い、ホルモンバランスの乱れもかかわることが多くあります。
毛穴の開き
糖分、油脂 など毛穴を広げる食べ物の性質
マクロビオティックでは、食べ物の性質を「陰」と「陽」で分類します。
「遠心力」を持ったものを「陰」、「求心力」を持ったものを「陽」と考えます。
言い換えると、「広がる力、広げる力、緩ませる力」を持っているものを「陰性」、
「縮まる力、縮める力、引き締める力」があるものを「陽性」と捉えます。
これを食べ物に当てはめると、下の表のようになります。
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(参考:山村慎一郎著『美人のレシピ2』)
「毛穴が広がる」ということは、体を「広げる力」が働くということになります。
つまり、「陰」の性質を持つものの影響が出ると考えられるのです。
あらゆるものの食べ過ぎで、血が汚れ、ほくろが出ることが多い
「ホクロ」については、以下の記事も参考にしてください。
「ホクロ」と「湿疹」は内臓からのSOSサインです!東洋医学の経絡と望診法から見た皮膚トラブルの発生場所と内臓の関係。
むくみ
水分、塩分、糖分、油脂 など「水分代謝が良くない=水分が体に多い・たまっている」ということになりますが、
体に水分を貯める原因として、塩分、糖分の過剰摂取の他、
油脂が多く、目詰まりを起こす場合もあると考えられいます。
たるみ
乳製品、油脂、糖分「たるむ」ということは、「緩ませる力」が働くということ。すると、前述の「毛穴の開き」と同様に、
「陰性」の食べ物が多いことが予測できます。
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他に、「たるみ」は、体のパワー(気)の不足も考えられます。
東洋医学で、私たちの体にあると考えられているパワーである「気」は、
体の各機能を動かし、新陳代謝を促す働きを持っている他、
「あるべき位置にとどめる力」も持っています。
つまり、引力があるこの世界で、例えば「内臓」が下に落ちて外に出てしまわないのは、
「気」の「あるべき位置にとどめる力」が働いているのです。
すると、「たるむ」というのは、「あるべき位置にとどまっていられない」
というであり、「気」の力が不足しているとも考えられるのです。
体の代謝を良くして、排出しよう!
このような「美容トラブル」がある場合は、早速、体に溜まったと予測できる「食べ物」を 「やめる、減らす、排出する」ことが大切です。
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溜まったものを排出するには、まずは便通を良くすることをこころがけましょう。
また、皮膚からも排出できるように、運動するなど汗をかくようにしましょう。
①便通を良くする
②運動で汗をかいて排出する
美容トラブル解消を食材でサポートしよう
美容トラブルに影響している体に溜まった「食べ物」。早く排出できるように、以下の「食べ物」を増やして、サポートしましょう。
塩分
芋類、海藻類、きゅうりなどのウリ科のもの、大根など油脂、種子類、肉、魚
大根、切り干し大根、しょうが、ねぎ、玉ねぎ、ごぼう、きのこ、りんご、かんきつ類乳製品
じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、きのこ類、トマト、ピーマンなど糖分
梅干し、海草類、干しエビ、ちりめんじゃこ など*糖分を摂ると、体の中のミネラル分を使って消化していきます。
その時にマイナスになるミネラル分を補給する目的です。
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みなさま、様々なお肌のトラブルでお悩みの方も多いと思いますが、
皮膚トラブルの原因は、体の「外側」からの原因と「内側」からの原因に分けられます。
「外側」からの原因としては紫外線を始めとして、気温、そしてエアコンなどで乾燥した空気、
さらには環境の汚染、化粧品によるトラブルなどが挙げられます。
「内側」からの原因で、なによりも一番よくないのが「偏食」などによるアンバランスな栄養と、
その結果としての皮膚に不可欠なビタミン類の欠乏です。
今回お教えしたマクロビオティック望診法を使い、美容トラブルを解消し、
さらに美しく、健康な日々を取り戻してください!
引用:タケダ健康サイト
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