断食明けのドカ食い防止に!回復食定番「おかゆ」に代わるメニュー2種。失敗なしのオススメ「回復食」の作り方
色々な断食(ファスティング)を試されている方が多い中で、
どんな方法でもつまずくのが、断食を終えてやってくる
「復食期」。
断食を終えて「食べた〜〜〜い!」衝動が襲う時期です。
思わず食べ過ぎてしまうことや、
突然お肉や油など消化しにくいモノからウッカリ食べてしまうことも…。
そして消化不良を引き起こす方、結構多い様子です。
「おかゆ」が回復食の定番だけど…
最近よく耳にするが、
糖質が気になる
食べると体が重く感じる
体に合わない
食べ飽きてしまう
食欲が止まらない
こんな方が少なくないようです。
おかゆ(白米)は体質や体調により合わない場合があります。
盲目的に「回復食には”おかゆ”!」と思わず、
体の反応を観察して食べるタイミングや量をご自身で調整するよう心かげてください。
白米おかゆについてはこちらも参照ください。
断食の成功は復食期にアリ!回復食に食べてはならないNGリストとOKリスト。 失敗すればリバウンドだけでなく病院に運ばれる危険なケースも。
栄養バランスも大切!
“消化吸収に優れ、すぐにエネルギーになる”
そういった利点でおかゆが回復食の代表として挙げられているのでしょう。
しかし白米のおかゆで他ミネラルやビタミンが不足しがちになります。
自然塩や梅干しなどを加えることでそれを補うこともできますが、
できればバランスよく様々な栄養素を摂取するのが理想的です。
そして
見落としがちな「食物酵素」も積極的に摂るべきでしょう。
復食期は多くの栄養素をバランスよく摂ることが大切な時期でもあります。
なぜなら断食中に解毒作用が高まり体内の老廃物などがデトックスされますが、
同時に必要なミネラルやビタミンも排出されてしまっています。
生きる上で欠かせないミネラルやビタミン、他様々な栄養素を
補うことが断食後の健康を支える重要な鍵となります。
今回は栄養価も高く美味しい簡単な回復食をご紹介します。
断食明けのみならず、普段の食生活にも取り入れてもok!
食べ過ぎてしまった翌日、胃腸に優しいものが食べたい時、ぜひ試してみてください!
黒煎り玄米。栄養たっぷり!最高の食事療法!
以前すでにIN YOU内でご紹介している黒煎り玄米です。
白米とは違い、糖質だけが多いわけではなく豊富なビタミンやミネラルが含まれています。
ガンやリウマチ、重症で食欲のない方、アレルギーや腫瘍…様々な症状に
効果的な奇跡の民間食事療法とも言われています。
玄米には2つの異なる特性があります。
1) 栄養価と栄養バランスに優れ、体に必要な栄養源を与える。
2) 体内に蓄積された老廃物などを排出する
体に栄養を与えながらも不要な物はデトックスできる、一度で二度美味しいのが玄米の強みです。
そして煎ることで排出作用をより強くし、断食で高まった排出力を持続させましょう。
効果や作り方はこちらもご参照ください。
万病の元「陰性体質」から身を守る究極の「黒炒り玄米茶」驚異のパワー。強力な解毒作用から冷えとり対策まで
作り方
<材料>
無農薬の玄米
<手順>
1.お好みの量を研ぐ
2.一晩以上、浸水
3.ザルなどにあげ水気を切り、乾燥させる
4.フライパンで弱火で煎る
じっくりと時間をかけて黄金色〜黒色になるまで。
<注意>
短時間で煎るとポップコーンのように弾けてしまいます。
弾けないようじっくり煎るのがポイント。
できるなら鉄製のフライパンがオススメです。
お好みで煎り玄米をミルなどで粉末状して
召し上がることもできます。
こまめに水を変え数日ほど浸水し続けると、玄米が発酵する場合があります。
それでできた発酵液は化粧水としても効果抜群なのでお使いいただけます。
玄米発酵液の詳細はこちらです。
岩塩と水だけでアトピーが治った奇跡の経験。食べられる原材料「玄米・岩塩・水」で出来る手作りコスメの作り方とエディブルスキンケア方法
黒煎り玄米茶で体を温める!
<作り方>
・黒煎り無農薬玄米 1−2つまみ
・お湯 マグカップ 一杯程度
・中火程度で玄米を煮出す。
あるいは、スープジャーなど保温できる容器に
玄米とお湯を入れて小一時間。
寒い時期に断食をした場合には、特にオススメなのが玄米茶。
うっかり断食してしまうと体が冷えやすくなることがあります。
冷えた体を温めるのに最適です。そして代謝力、免疫力が上がります。
香ばしい煎り玄米の香りが胃を満たすように錯覚させてくれます。
朝は玄米茶、昼は玄米粥!
黒煎り玄米を活用した回復食の一例をご紹介します。
私は実際にこのように食べていました。
1)朝起きてすぐに保温できるスープジャーに玄米とお湯を適量入れる。
30分〜1時間ほどそのまま。(その間に身支度などを済ましましょう!)
2)玄米茶を飲む。これが朝食代わり。
3)玄米が入っているジャーを持って仕事へ行く!
昼食として、ジャーに残っているふやけた玄米を”おかゆ”として食べる。
(お湯少量、自然塩、梅干しを足すと美味しいですよ。)
朝の準備で昼食まで用意ができる簡単レシピです。
お湯でふやけた玄米はフワフワで美味しく消化にも優しい回復食になります。
旬の野菜をポタージュで
食物繊維やビタミン、そして酵素を多く摂れる理想的なレシピです。
また豆類などのタンパク質が多い食材は食べ応えを感じるので
「食べたい!」衝動にかられやすい方への回復食にオススメです。
とはいえ食べ過ぎは胃腸へ負担となりますので、水分多めのポタージュにしてゆっくりと食べましょう。
<材料例>
・かぼちゃ
・芋類
・豆類
・人参
・ブロッコリー など、お好みのお野菜。
<手順>
作り置きもできて栄養素を逃がさない作り方です。
1)材料を適当な大きさに切り、蒸す
2)フードプロセッサーで蒸した野菜類と水を適量混ぜる
3)すぐに食べない分は容器に入れて冷蔵(冷凍)庫へ
4)食べる分は小鍋で少し温める程度に弱火で加熱
お好みで自然塩を少々。
<注意>
断食後は味覚が敏感になっていますので薄味にするよう心がけましょう。
蒸す時は、過度に火にかける必要はありません。最後に再度加熱しますし、
高温で加熱しすぎると酵素が死活したり、栄養素が逃げてしまうからです。
冷蔵庫一掃の野菜スープ
このレシピは復食期でも良いのですが
ファスティスング前の「準備期」にも大活躍します!
名前の通り、冷蔵庫にあるお野菜を入れて煮込んでしまうメニューです。
ファスティング前に家にいる食材を一層しましょう。
わざわざこのためにお野菜を買い揃える必要はありません。
ご自身のデトックスの前に冷蔵庫をデトックスさせるだけ。
もし沢山作ったら、冷凍などで保存して復食期の食事に回します。
お野菜たっぷりで食物繊維やビタミンを摂取でき、デトックス効果を促します。
<基本の材料>
・玉ねぎ
・人参
・トマト
・生姜
・セロリ
・自然塩 少々
これらが基本の材料ですが、他のお野菜でも十分です。
じっくりと時間をかけてお野菜がクタクタになるまで煮込んで完成です!
玉ねぎや人参、生姜などの根菜が冬の冷えた体を助けます。
血行促進や腸内環境を整える作用で、細胞を元気にしてくれるでしょう。
じっくりと煮込むことで消化しやすくなります。断食後の胃腸には最適のスープです。
食べたものがあなたを作る。「食」を見つめ直す時期
断食を行う方の目的はそれぞれです。
ダイエット
体質改善
持病の改善
様々な目的と方法で断食をしている方がいますが、
多くの方々が断食の後に共通しておっしゃることがあります。
「食べ物への意識が変わった」
「食の有り難みを感じた」
飽食時代と言われる今、私たちは食べ過ぎです。
量もそうですが、添加物や農薬など有害物質も同時に食べ過ぎてます。
本来の食べ物の味も有り難みもすっかり感じられなくなってしまっていませんか?
今回紹介した玄米茶や野菜のスープ。
断食の後は味覚がとても敏感になっていますので
「こんなにお野菜は甘いんだ」
「玄米ってとってもお腹いっぱいになる」なんて言う方が多いです。
そこから、今までの食生活を見直すキッカケが生まれています。
断食後の復食期は「食を見つめ直す時期」になるようです。
断食で、体に優しい食事で、健康な体を手に入れるのはもちろんです。
そして同時に
健康な思考も手に入れましょう。
今日、あなたは何を食べましたか?
それが明日のあなたを作ります。
毎日が忙しい現代人として難しいことも多いですが、どうぞ意識して食事をする時間を作ってみてください。
そして体を労わりたいと思った時には栄養たっぷりの玄米や
消化優しい野菜のスープを取り入れてみてはどうでしょう。
黒煎り玄米を作る時間がない方へ・・・
最近、無農薬のお米は増えて来ましたが、この深煎り玄米に使って煎るお米はアスリートの日本代表の食事に使われていて、
口コミで引っ張りだことなっている、ミネラルが高い玄米です。
今、土の中のミネラルが、昔よりだいぶ少なくなっています。
このお米は発芽時に植物系のミネラルを施し、自家製ブレンドした有機堆肥を追加し、
普通のお米よりも遅く収穫することで完熟させた、栄養が豊富なお米です。
遠赤外線の乾燥機で乾かすなど、種から乾燥まで全てにこだわり抜いた薬元米。
食べ物の中から失われた栄養素を補う農業を目指して研究されています。
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