毎日使っているそのコスメ、乳がんや子宮がんとの因果関係も?!環境ホルモン入り化粧品の実態と安全な化粧品の選び方
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知らないうちにあなたの体内に入り込む『環境ホルモン』という名の恐怖
乳がんや子宮がん・子宮内膜症の患者は年々増加傾向にあるという事実
あなたの身の回りで感じたことはありませんか?
今、乳がんや子宮がん・子宮内膜症の女性は、確実に増えています。
これらの羅漢率の増加には、日本人の食生活の欧米化、女性の社会進出に伴う女性の未婚や
出産の高齢化などがあげられます。が要因の一つとしてあげられるのへ『環境ホルモン』の影響です。、
環境ホルモンって何?
『環境ホルモン』ってよく聞くけど、本当は何なの?
いまさら聞けないけど、難しいことはわからない。
という人も多いのではないでしょうか?
『環境ホルモン』とは、正式には『内分泌かく乱物質』といいます。
環境中に存在して、生物に対して、ホルモンのような影響を与えるものということで、 「環境ホルモン」という用語が用いられてきています。 “ホルモンのような影響”という部分をより科学的に表現した用語が、 「内分泌かく乱化学物質」です。 “内分泌かく乱作用”をもつ化学物質、ということです。 環境省HPより
http://www.env.go.jp/chemi/end/endocrine/1guide/intro_q1.html |
環境ホルモンは私たちの体内に入り込み、ホルモンの分泌の異常を促します。
特に女性ホルモンのエストロゲンという物質と同じ作用をする化学物質は、
乳がんや子宮がんと原因が濃厚であるといわれています。
そしてその化学物質は、私たちが普段使う化粧品にも数多く使われているのです。
人にもよりますが、化粧品は一回使うとだいたいは長く使い続けるものですよね。
十年、二十年、三十年…
その間知らずに環境ホルモンを取り込んでいたとしたら!?
その疑似ホルモンが体内に入り込み、ホルモンの異常を招くとしたら!?
まずは手元の化粧品の成分をチェックしてみましょう。
その成分、大丈夫?
では、環境ホルモンが疑われる一覧を、分類・使用商品・使用目的などに分けて見ていきましょう。
名称 |
分類 |
合成/ 天然 |
使用商品 |
使用目的 |
|
エ |
LAS(直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム) |
指定 成分 |
合成 |
シャンプー・化粧石鹸・バブルバス | 界面活性剤 |
エチレングリコール脂肪酸エステル |
添加物 |
合成 |
各化粧品・シャンプー・リンス |
光沢向上剤(パール化剤)・乳化剤 |
|
オ | OPP(オルトフェニルフェノール) |
指定 成分 |
合成 |
各化粧品 |
殺菌剤・防カビ剤 |
オキシベンゾン |
指定 成分 |
合成 |
サンスクリーン・ヘアトニック・ヘアローション・口紅 |
殺菌剤・変質防止剤・紫外線吸収剤 |
|
チ |
直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS) |
指定 成分 |
合成 |
シャンプー・化粧石鹸・バブルバス |
界面活性剤 |
ト |
トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル |
指定 成分 |
合成 |
アイシャドウ・頭髪化粧品・デオドラント・フケとりシャンプー・リンス・薬用せっけん |
防腐剤・殺菌剤・フケとり剤 |
ナ |
α‐ナフトール |
原料 |
合成 |
染毛剤 |
染毛剤 |
ハ |
パラアミノフェノール・パラアミノオクトクレゾール |
医薬部 外品 |
合成 |
ヘアダイ |
染毛剤 |
パラオキシ安息香酸メチル・パラオキシ安息香酸ブチル |
添加物 |
合成 |
ファンデーション・クレンジングクリーム・歯みがき |
防腐剤・殺菌剤・防カビ剤 |
|
パラペン(パラオキシ安息香酸エステ類) |
指定 成分 |
合成 |
クリーム類・ミルキーローション・ベビーローション・アイシャドウ・マスカラ・口紅・ほお紅・フェイスマスク・リンス・歯みがき |
殺菌剤・防カビ剤・防腐剤・保存剤 | |
フ |
BHA(ブチルヒドロキシアニソール) |
指定 成分 |
合成 |
各化粧品 |
酸化防止剤 |
フェノール(イソポロピルメチルフェノール・イソプロピルメチルエーテル) |
指定 成分 |
合成 |
ハンドクリーム・口紅・育毛剤・シェービングクリーム・ 整髪料 |
殺菌剤・防腐剤・防カビ剤・酸化防止剤・収れん剤・紫外線吸収剤 |
|
フタル酸エステル(フタル酸ジエチル・フタル酸オクチル・ フタル酸ジブチル・ フタル酸ジメチル) |
添加物 |
合成 |
乳液・クリーム・化粧水・ファンデーション |
保香剤・溶剤・可塑剤 |
|
ブチルヒドロキシアニソール(BHA) |
指定 成分 |
合成 |
各化粧品 |
酸化防止剤 |
|
ホ |
ポリエチレングリコール-4-t-オクチフェニルエーテル |
添加物 | 合成 |
化粧品・シャンプー |
界面活性剤 |
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル |
添加物 |
合成 |
クレンジング・シャンプー・液体せっけん・ヘアダイ・パーマネントウェーブ液 |
界面活性剤・湿潤剤・乳化剤・洗浄剤・気泡剤・可溶化剤 |
|
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル |
添加物 |
合成 |
クレンジング |
界面活性剤・乳化剤・分散剤・洗浄剤・湿潤剤 |
参考資料;『食品・化粧品 危険度チェックブック」体験を伝える会/添加物110番編」』
上記の表を見て分かるように、覚えておいて欲しいのは『化粧品は化学合成物質』であるということです。
無添加という言葉の裏側
「無添加」って、安全そうですよね。
しかし、いったい何が無添加なのでしょう?
実は「無添加」は「指定成分が無添加」ということなのです。
では「指定成分とは?」
指定成分とは、2001年薬事法が改正され化粧品は全成分の表示が義務付けられましたが、それ以前に
表示が義務付けられていた103種類の成分(アレルギーなど皮膚障害を起こすおそれのある成分)
のことです。
しかし、表を見て分かるように、この指定成分以外にも環境ホルモンを含むものは数多くあります。
言葉に惑わされて、広告だけで化粧品を選んではいませんか?
本当に安全なのは何か、自分で判断して選別する能力を持つことは、
今後さらに必要になっていくことと思います。
参考文献
<略> 私たち市民とすれば、科学的に確かな情報が得られるまでは、疑わしき化学物質の無用な暴露を極力避けるよう心掛けるしかありません。 (文責:村田 幸雄) ExTEND2005 野生生物の生物学的知見検討会委員 ExTEND2005 リスクコミュニケーション推進検討会委員 (財)世界自然保護基金ジャパン 環境省HPより
http://www.env.go.jp/chemi/end/endocrine/5column/c-2.html |
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