週末の準備のみで完成|平日は出すだけ・切るだけ・焼くだけ!「基本の味噌床の作り方」と保存方法
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口にするものは自分の意志で選ぶ。
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普段私たちが食べているものがどこで生まれてどのように育ち、
どのような過程を経て私たちの口に運ばれているかを意識していますか?
飽食の時代と言われて久しい現代、街には食べ物が溢れ、
いつでもどこにいても食べ物に困ることはほとんどありません。
しかし、昼食に食べたラーメンの麺に使われている小麦は、
どこでいつ収穫されてどのように運ばれてきたものでしょうか。
チャーシューの豚はどこで何を食べて育ったのでしょうか。
夕食のお惣菜に買ったコンビニのポテトサラダは、
なぜ賞味期限が何日も先だったのでしょうか。
現在の食に関する快適さや便利さは、
一般的に「添加物」と呼ばれる保存料や着色料などによって支えられています。
食品添加物については様々な研究や実験が行われているものの、
人体における長期的な影響は完全には明らかになっていないのが実情です。
まだまだ分からないことが多い状況だからこそ、
自分で知ろうとすること、そして自分の意志で選択することが大切なのです。
週末の準備で平日は出すだけ・切るだけ・焼くだけ!
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仕事に家事に育児に、毎日本当に忙しい!それでもやはり自分の体のため、
そして家族のためにも食べ物には気をつけてなるべく自分で食材を選んで料理し、
安心できる食事を用意したいですよね。そんなときにぜひ取り入れていただきたいのが味噌床です。
基本の味噌床の材料は味噌・酒・みりん・砂糖だけ!
週末に準備しておけば、あとは食べる直前に出すだけ・切るだけ・焼くだけなので、
忙しい平日の食事をサポートしてくれます。
塩分のある味噌とアルコールを含む酒・みりんで漬け込むので食材も傷みにくくなりますし、
食べきれなかった魚を冷凍保存しても味が落ちにくいのです。
味噌漬けといえば魚が代表的な食材ですが、
そのほかにも野菜はもちろんチーズなどもおいしくしてくれます。
メインのおかずから副菜、お酒のお供まで毎日楽しめます。
まずはどこでも手に入る合わせ味噌を使った基本の味噌床から始めてみましょう。
お好みの食材や漬け具合がわかってきたら、後ほどご紹介するアレンジレシピにもぜひ挑戦してみてください。
魚はもちろん野菜もおいしい!
基本の味噌床のレシピと保存
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基本の味噌床の材料
・合わせ味噌100g・有機調理酒 おおさじ1
・有機みりん おおさじ1
・甘酒やはちみつ 大さじ1
味噌床は繰り返し食材を漬けることができますが、
漬け込む食材によって使用できる期間が異なります。
食材を入れ替え際にドリップがないか、匂いがないかをチェックしましょう。
ドリップやにおいが気になったら新しい味噌床を準備するタイミングです。
また、食中毒の予防のために、
生で食べる野菜などの食材と加熱が必要な魚は必ず分けて漬けてください。
別の容器で味噌床を用意するか、
魚を漬ける時に必要な分だけ味噌を取り出して食材に塗り、
ラップで小分けにして漬け込むという方法もおすすめです。
1食分ずつラップで漬け込めば、
味噌床から織り出す手間もなく必要な時にすぐに調理ができて便利です。
味噌漬けにおすすめの食材
魚編
鮭・鱈・鰆・鯛など
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白身魚がおすすめです、旬のものを選びましょう。
魚を味噌床に付けると、味噌に含まれる酵素の効果でタンパク質が分解されて柔らかくなります。
味噌床の配合にもよりますが、漬けてから1~2日程度が食べごろです。
漬け込む前に食材をキッチンペーパーやガーゼで包むと、
味噌床へのにおい移りや漬かりすぎてしょっぱくなるのを防ぐことができます。
味噌は焦げやすいので、食材についた味噌を落としてから調理してください。
野菜編
根菜類
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大根、にんじん、カブ、長芋、菊芋など
その時々の季節の野菜
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ナス、きゅうり、セロリ、白菜などは味が馴染みやすいですよ。
根菜類は味噌漬けにすると素材の甘さが引き立ちます。
ナスやきゅうりなど定番の漬物野菜も味噌床で漬けると、
しょうゆ漬けや浅漬けとは一味違った深みのある味わいが楽しめます。
変わり種編
チーズ
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クリームチーズなどの癖のないものからはじめて、お気に入りを見つけましょう。
卵黄
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濃厚な味わいを生かしてソースとしても活躍してくれます。
豆腐
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水分を切ってから漬けてください。
絹豆腐ならばクリームのようななめらかな味わいに。
木綿豆腐ならばギュッと凝縮されて食べごたえもしっかりあります。
定番をマスターしたら一工夫!味噌床のアレンジレシピ
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白味噌
・白味噌100g・有機調理酒 おおさじ1
・お好みの甘味料 おおさじ1
(甘酒やはちみつ)
関西でよく食される白味噌は原料に麹が多く使われています。
麹が味噌の原料に含まれるでんぷんから多くの糖を作り出すため、
他の地域の味噌よりも甘みが強いのが特徴です。
粕
・合わせ味噌 50g・有機酒粕 50g
粕に十分甘みがあるので、シンプルに合わせ味噌と粕を1:1で作ります。
粕漬けはちょっと癖があって苦手という方も、味噌を合わせれば親しみやすい味になります。
日本酒との相性も抜群なので、晩酌のお供にもぴったりです。
ヨーグルト
・合わせ味噌 100g・オーガニックヨーグルト 50g
・有機調理酒 おおさじ1
味噌にヨーグルトとは以外な組み合わせですが、
ヨーグルトが味噌のしょっぱさを和らげ、食材の臭みも消してまろやかに仕上げてくれます。
にんにく
・合わせ味噌100g・有機調理酒 おおさじ1
・有機みりん おおさじ1
・お好みの甘味料 おおさじ1
(精製糖が気になる方は甘酒やはちみつ)
・刻みにんにく 1かけ分
魚を漬けこめば、にんにくの香りで食欲がそそられるスタミナ料理の出来上がりです!
また、にんにくの抗菌作用で通常よりも味噌床が長持ちするという効果も。
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毎日の食事と体に意識を向けることの大切さ
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私はかつて勤務していた会社が忙しかった時期に、
毎日7時に家を出て23時過ぎに家に帰るという生活をしていたことがありました。
一人暮らしをしていたため、当然自分で食事を作ることが難しくなり、
ほぼ毎日スーパーやコンビニの総菜や外食で食事を済ませていました。
そんな生活をしばらく続けたところ、自分の体をないがしろにしていることに気が付きます。
「毎日食事をしているはずなのに何を食べたのか覚えていない」
「空腹なのか満腹なのかわからずなんとなく食べ続ける」
「眠気はカフェインを摂れば何とかなるし、もう少し夜更かししても大丈夫だろう」
ストレスの影響もあったでしょうが、今思い返してみれば、
極限まで原価を下げた食材を工業で加工した工業製品のような100円の総菜が:
自分の体を作るとは考えられなかったのだと思います。
自分で食べ物を選び少し手をかけよう
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自分ができる範囲で納得のいく食生活を送ることは、体のためにも心のためにもとても有意義なことです。
自分で選んで手をかけた食べ物を口にすれば、自然と自分の体の声に耳を傾けられるようになります。
自分の体は自分が食べたものからしか作られません。
毎日自分で食事を作ることが難しく、最近買ったものが多いなと感じたら、
ぜひ味噌床を生活に取り入れてあなたの食生活に役立ててみてください。
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