薬膳アドバイザーが教える、夏風邪予防に最適な薬膳食材18選|夏バテしやすい気虚、陰虚タイプ向けの体質改善方法
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夏になると毎年風邪をひいてしまうという人はいませんか?
夏バテしやすい体質は気虚、陰虚タイプだといわれています。
私は季節によって風邪をひいてしまう年とそうでない年がありますが、
風邪をひいてしまう年は、自分の体が「気虚」になっている場合が多いのです。
そして私は朝が苦手です・・・
体がだるくなってしまうことが多く、バランスを欠いてしまうことが度々起こります。
夏の途中で「息切れ」してしまい、体力が続かず、
2年に一度位のペースで夏の終わりに熱を出してしまいます。
皆さんも夏バテ、夏風邪というと身近なことに感じるのではないでしょうか?
今年はそんなことにはならないようにしようとおもい、今回は「夏バテ」を切り口に、
薬膳と体質改善について考えていこうと思います。
気虚タイプの人の特徴と体質改善
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夏は日が高いのにも関わらず、朝起きるのが辛いと感じる人はいませんか?
体質として朝が苦手だったり、疲れやすいという体質を持っている人は気虚タイプだといえます。
読んで字のごとく、気が足りなく、気力が持たないという人は気虚タイプだといえます。
もともと風邪をひきやすいという人はそうした体調不良に陥りやすい傾向にあります。
夏はただでさえ、エネルギー消費が多くなります。
薬膳で体をいたわるメニューを選ぶことによって、体調不良も改善されて生きます。
ただし、体質改善というものは「半年ルール」が基本です。
つまり、冬の間の養生が夏に生かされています。
冬の間に体をいたわると夏の期間に体力が持続します。
さて、この間の冬はみなさんはどのようにお過ごしでしたか?
今早速つらいという方は、
この前の冬にしっかりと身体を休めることができなかったという人かもしれませんね。
夏は「ウナギ」や「ステーキ」でも食べてスタミナを付けよう、と考える人もいるかもしれません。
しかし、実際にはうなぎや肉は体の中で消化するのに時間がかかり、
余計に体力を使ってしまうことにつながります。
体をいたわるメニューを考えるのであれば、
たとえば豆類を積極的にとりましょう!
卵、ニンニクなどもお勧めですが、とりすぎには注意です。
また、なつめもオススメの食材です。
てんぷらや揚げ物、油ものなどについても夏の期間は
身体がうまく機能せず消化ができないこともあります。
胃腸に負担がかかる食べ物は「虚」の性質を持ち合わせる人は要注意です。
「心」に負担がかかったりすると、動悸が激しくなったり息切れなどがおこります。
また、腎虚などの場合には、耳鳴りなどの症状もでてきます。
日ごろから自分がどちらの体質であるかということが分かっていると、
体質改善にも取り組みやすいでしょう。
陰虚体質向けの薬膳食材と体質改善
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陰虚体質といえば、体のほてりがあげられます。
クーラーなどの当たりすぎなどで余計に身体が火照ってきたり、
お手洗いなどにいく時間がとれずに代謝が悪くなってしまい、
身体が火照るということがあります。
夏は特に口やのどが渇いてしまい、冷たいものを欲する傾向にありますよね。
しかし、これは、体を冷やすことにつながってしまうので、
体のバランスを欠いてしまう原因になってしまうのです。
冷えは万病のもととはいますが、陰虚体質の人は特に冷え性などになりやすく、
手足が湿っているのに冷たい、ほてっているのにも関わらず、末端が冷えているなどの症状がみられます。
小松菜、アスパラ、ホウレンソウ、セロリ、キュウリ、レバーなどが陰虚の人におすすめです。
体のほてりをとってくれるような食べ物が良いです。
サラダなどを多く食べて身体の水をうまく循環させると良いですよ。
夏バテにならないように今のうちからできること
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体質改善は一日にしてならずとは言いますが、体の不調が心の不調にもつながり、
夏バテになると同時に、秋に差し掛かるときになんとなく気分が落ち込んでしまうということにもなりかねません。
だるさが抜けない、なんとなく調子がでないという体調不良があるという場合には無理をせずに、
体をいたわる食材を口にするということが大切です。
また、朝は少しつらくとも、朝の散歩に参加するなどして日光浴も積極的にとるようにします。
水分補給もマメにしましょう。
夏のだるさを何とかしたいとアルコールに頼ってしまうという人も少なくありません。
しかし、アルコールは水分補給にはなりません。
塩分やミネラルを含んだ飲み物を積極的にとることによって、
体の中の「気血水」の巡りを整えることにつながります。
冷たい飲み物を欲してしまうこともあるかと思いますが、
人肌程度の飲み物をとるということがとても大切です。
カフェインや炭酸飲料などもなかなかやめられない飲み物ですが、
これらも、体調不良の原因になってしまうものです。
私もなかなかカフェインをやめられずにいますが、
オーガニック穀物コーヒーやハーブティーなどに切り替えて少しずつ
カフェイン絶ちをしています。
水分補給にお悩みの方はこれからの季節は、
ハーブティやフルーツウォーターなどを作るとよいでしょう。
また、気血水の巡りがわるい場合には和ハーブであるスギナもお勧めです。
(冷え性の方は向いていないのでヨモギなどがお勧めです)
気血の不足は脾から
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気血の不足や流れの滞りの多くは脾の不調から起こることが多いです。
脾というと、イメージがつかない人もいるかもしれませんが、
中医学では「胃」「筋肉」「口」「唇」「思」に関係しています。
夏は暴飲暴食をしやすい時期でもあります。
お酒、甘い物、冷たいものをついとってしまいがち。
冷たいものは身体を冷やしますが、そのぶん、後から変なほてりを感じてしまいます。
身体が冷たいものを欲しがったり、脱水症状になることもあります。
また、水が外に出ていかなくなってしまい、むくみの原因にもなります。
「バランスの良い食事を心がけましょう」
とはよく言われることで耳がタコになっている人もいることでしょう。
しかし、なかなか実践するのは難しいもの。
自分が好きなものばかり食べてしまい、バランスについては後回しになってしまうことも少なくありません。
夏の季節でも、五色を取り入れて、それぞれの性質のものを取り入れながら食事をすることが大切です。
この時期に消化不良を起こしてしまうと、栄養物質を身体に送り込むことができなくなります。
たとえばこの時期にいつも入退院を繰り返してしまうというひとや、
点滴が必要になるような風邪をひくという人は注意が必要なのです。
思いすぎ、考え過ぎなどが多いと、脾に負担がかかります。
たとえば胃潰瘍などになった経験があるという人は夏は要注意。
脾は湿度を嫌うので、ちょうど梅雨の季節から夏のおわりにかけては不調になりやすく、
体力を余計に消耗してしまう傾向にあります。
また、夏なのにも関わらず、汗をかかない生活をしていると、これもまた身体に負担がかかります。
クーラーの当たりすぎには注意です。
汗をかきにくいという人は身体の中に毒素がそのままたまります。
代謝が良くない状況なので気虚の状態だといえます。
最近では代謝をうながすようなサプリメントや飲み物なども増えています。
しかし、それらで対応しても身体の本質的な改善にはつながりません。
一時的なその場しのぎの対応は、半年後の冬の体調不良に繋がります。
食の安全や規則正しい生活などに注目が集まる中、
生活の質を高めていくということが現実的に難しい世の中でもあります。
経済的に困難な状況にある人もいるなかで、
十分な食事をゆっくりととるということも難しくなってきている人もいるかもしれません。
社会状況と食の問題は切っても切り離せないもの。
夏バテが起こる前に対策をしようと思っても、なかなか実践できないという人もいるでしょう。
大切なのは、必要最低限のものはとるように心がけるということです。
必ずこれは食べるようにしよう、というものを予め準備しておくと良いです。
薬膳食材で特に取り入れやすいのは
きくらげ、小豆、セロリ、大豆、キャベツ
などです。
これらは、どの体質の人でも適しやすいのでできるだけ、毎日積極的に摂るようにすると良いです。
すべてを完璧にやろうとせずに、できるところから少しずつ実践していくことで
自分の体も心も変化していきます。
その変化を楽しめるようになると、薬膳ライフも楽しくなっていきますよ。
ぜひ、取り組んで夏を乗り越えてくださいね。
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