~猛暑にパワーチャージ! 材料3つだけ! おうちで簡単アーユルヴェーダ| 免疫力アップにも飲みたい「栄養ドリンク」3選~
猛暑にパワーチャージ!
材料3つだけ!
おうちで簡単アーユルヴェーダ|
免疫力アップにも飲みたい
「栄養ドリンク」3選~
暑い夏になると、ついつい手が出てしまいがちな氷の入った水や、キンキンに冷えたビールやジュース。
常温のドリンクなんて飲む気がしませんよね。
…だけど、健康のことを考えるとちょっと気にもなったりして…。
具合が悪くなってから、後悔の溜息をつくこともよくあります。
今年は、コロナと隣り合って過ごす夏。
家にいる機会も多くなって時間もちょっとできた方には、
健康について見直す、よいチャンスかもしれません。
アーユルヴェーダって何?
今回ご紹介するレシピは、「アユールヴェーダ」に基づいたもの。
アーユルヴェーダは、消化を助けるインド伝承の予防医学で、
簡単に言うと、病気になる前に病気にならないように気を付けるために
食事療法やヨガ、瞑想などを実践して美容と健康、長寿を目指すもの。
このアーユルヴェーダでは、ココロとカラダのバランスを構成している
基本的エネルギーをドーシャ(体質)と呼び、
ヴァータ・ピッタ・カパという3つのエネルギーのバランスで
体調の変化や健康管理を診断します。
そしてアーユルヴェーダ専門の治療院では、
まずこのドーシャ診断を行った結果、体質に合ったた食事療法についてや、
行動面、精神の状態などについてのアドバイスを受けることができます。
日本人にあまり馴染みのないアーユルヴェーダは、
「難解なのでは?」と敬遠されがちのようですが、
毎日の暮らしに役立つヒントが多数含まれていますので、
食事や軽いストレッチなどを通して始めてみると取り入れやすいでしょう。
そこで今回は、アーユルヴェーダの考えに基づいて作る、
夏の暑さを緩和してくれる飲み物のお話と、
その作り方をご紹介することにします。
アーユルヴェーダが教える、飲み物と健康について
アーユルヴェーダでは、冷たい飲み物、食べ物は控えることが推奨されています。夏の暑さで火照ったカラダを「火」とするならば、そこへ冷たい液体を注ぐことは
一時的な爽快感には繋がるものの、体の消化力を低下させ、
最終的には疲労に繋がってしまうと考えられています。
その仕組みは次の通りです。
冷たい飲み物が胃に負担をかける
→胃の消化酵素の働きが落ちる
→消化不良が起きる
→冷えた胃を温めるために余分なエネルギーが浪費される
→エネルギー不足となり、疲労が生じる
同時にアーユルヴェーダでは、「白湯を飲む」ということを推奨しており、
特に冷え性の方は、朝、目覚めの一杯に白湯飲むことで、
一日のカラダのリズムを簡単に整えることができるとされています。
アーユルヴェーダ式、飲み物のポイント:
「氷の入った水や飲み物、冷蔵庫から出したばかりの飲み物などは控えましょう」
アーユルヴェーダ式・夏のドリンクに使いたい、
3つのおすすめ食材
①女性の健康作りに欠かせない! 日焼け対策にも役立つ「ザクロ」
アーユルヴェーダでザクロは、血液や神経系に作用する食材として古くから利用されています。
西洋医学的にいうならば、ザクロに含まれるエストロゲンは、更年期障害や生理不順、
貧血防止、むくみ解消、抗酸化作用でお肌の紫外線対策に効果が期待できるほか、
ハリや弾力、潤いを備えた美肌を叶えるのにも効果的です。
原産地については3つの説があって、ひとつ目はトルコ、イラン~北インドのヒマラヤ山地にいたる西南アジア、
ふたつ目は南ヨーロッパ、みっつ目は北アフリカとなっています。
※日本でザクロはおもに観賞用植物として栽培されていることが多いため、
手軽にザクロを購入できない場合は、ザクロジュースが便利です。
②夏こそ摂取したい、ビタミンCが豊富な「ライム」
独特の苦みと爽やかな酸味が特徴で、ビタミンCが豊富なライム。
このビタミンCにも抗酸化作用があって、夏の紫外線対策に役立つ上、
睡眠不足や暑さなどのストレスで消費されやすいので、
夏には積極的に摂取したい栄養素です。
さらに殺菌、疲労回復(夏バテ対策)、風邪予防にも効果的です。
アーユルヴェーダでは味覚を6つにわけ、それぞれの効能を説明していますが、
そのうちのひとつ「酸味」は消化を助けて、食欲を増進させますので
暑さで食が進まない時におすすめです。
カラダを温める効果ありますので、冷房冷え対策にもよいでしょう。
③夏バテを防止し、免疫力アップを叶える「ヨーグルト」
アーユルヴェーダではヨーグルトは多量に摂取すると
消化に悪いと言われています。
食べ方に工夫をするようにしましょう。
一般的にヨーグルトは朝食べる人が多いと思いますが、
アーユルヴェーダでは朝のヨーグルトも控えるようにすすめています。
そして、ヨーグルトの食べ方としては、一緒に水分を十分にとること。
ラッシーのようにヨーグルトに水分を加えて食べると、
腸内への負担を抑えることが出来るのです。
一方で西洋医学的には、ヨーグルトの乳酸菌は、
善玉菌を増やし、腸内環境を整えるもの。
そうすると腸内で栄養素の吸収効率が上がって、
夏バテ対策に有効ですし、
腸内には免疫細胞の60%から70%が
存在していますので、免疫力を維持・向上させることにも繋がります。
免疫力アップにも飲みたい!
アユルヴァーダ式「ザクロ水」・「ライム水」・
「ラッシー」の作り方
材料
<ザクロ水>・有機ザクロ 2個
・岩塩 少々
<ザクロ水>
・ライム 1個
・岩塩 少々
・水 半カップ
<ラッシー>
・ヨーグルト
・水 半カップ
・有機ハチミツ 適宜
下準備
ザクロ、ライムは半分に切っておく。
作り方
1、半分に切ったザクロはボールを受け皿にして、絞り器でスライドしながら果汁を絞る。
ガラスのコップに果汁のザクロ、果汁のライムを入れてそれぞれに岩塩を加え、
ライムには水を加えて出来上がりです。
甘くしたい場合はハチミツを加えると飲みやすくなります。
アーユルヴェーダの考えに従って、
飲み物レシピ3点に使う食材はすべて常温保存のもので、
加える水も常温、氷なしで作ります。
夏の飲み物=キンキンに冷えた飲み物という習慣性を取り除いた
レシピなので、栄養ドリンク的なものとしてお試し下さい。
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