【風邪対策レシピ】しつこい咳がツライ。そんな時にまず試したい、咳のタイプ別「蓮根湯」の作り方

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ようやく、本格的な冬を感じるよう気候になりましたね！
今年はコロナ禍で例年とは違った冬を迎えていますが、皆さん体調はいかがでしょうか。

実は、これからの季節は、肺と大腸が活発になる時期。

そのため、鼻水、咳などといった肺の不調、
下痢や便秘など、腸の不調が現れやすくなるのです。

ところで、皆さんは、長引く「咳」に悩まされたことはありませんか？
そして、どのような対策を取っておられますでしょうか。

私の5歳になる娘の場合は、赤ちゃんの頃から、
少しでも咳や熱が出ると、本日ご紹介する「蓮根湯」のお世話になっています。

先日も鼻水、咳が続いていた折、
自然に治るかなと見守っていたのですが、なかなか回復しません。

そんなとき、頼りになった食べ物が蓮根でした。

「あれ？咳、出なくなったね」と、いつの間にか症状が治まっていたのです。

今回は、そんな蓮根の素晴らしさをお伝えしたいと、
蓮根が持つエネルギーと、蓮根を使った咳風邪対策レシピをご紹介します。

蓮根のエネルギーと、肺・呼吸器との関係

蓮根は咳によいとされているのですが、それはなぜなのでしょうか。

蓮根の成分が咳に効く？

蓮根には「タンニン」という成分が含まれています。

タンニンは喉の痛みや咳に効果的で、炎症を抑える「消炎効果」や、
アレルギーを引き起こすヒスタミンによって炎症を起こして拡張した血管を縮める
「収れん作用」があると言われています。

また東洋医学でも、蓮根は肺に潤いを与え、咳を鎮めると言われています。

そして漢方でも、喉によい食材として扱われてきた歴史があります。

金と水のエネルギーを持つ、咳に効く食材「蓮根」

蓮根は、“白い”、“硬い”という金のエネルギー（陽性さ）を持ちつつ、
泥水の中で横に広がりながら育つという性質＝水のエネルギー（陰性さ）も兼ね備えています。

そして肺・大腸は金のエネルギーによって作られているため、同じ金のエネルギーを持つ蓮根は、
肺や呼吸器、さらに大腸の不調を助けてくれるのです。

蓮根の形状が肺や呼吸器に効く？

「マクロビオティック」では、穴のあいた蓮根の形状が、
呼吸器（鼻の穴や気管支など）に対応していると考えられています。

そのため、これが弱った呼吸器の働きを助けてくれるのです。

咳に効く、「蓮根湯」の作り方

では、咳のタイプに合わせた2種類の「蓮根湯」のレシピをご紹介します。

咳が楽になるまで続けて飲んでみてください。

もし、「おいしい」と思えなければ、それは症状に合っていないのかも？
ご自身に合ったものをぜひ、試してみてくださいね！

エネルギーと生命力に溢れた蓮根を健康作りに活用しよう！

マクロビオティックでは、蓮根の節の部分にエネルギーと生命力がある、ととらえています。
隣り合うものをつなぐために、多くのエネルギーを必要とするからです。

ぎゅっと引き締まって硬い節は陽性が強い部分。
そして両側に節があるものは、陰陽バランスがよいとされます。

そこで、なるべく節のあるものを選び、蓮根のエネルギーをしっかりと取り入れましょう。

なお黒い部分は食べられないので、包丁の先でそぎ落とします。
節の部分は硬いので、細かく刻んで混ぜたり、すりおろせば食べやすくなりますよ。

咳が続くと体力が消耗してしまいます。
今回ご紹介した蓮根のエネルギーを最大限に活用し、
ご自身に咳に合わせて試してみてくださいね。

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