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どうせあげるなら栄養たっぷりのおやつを。【卵・乳製品・砂糖・小麦なし】安心簡単!8つの子供が喜ぶ、「手作りゆるおやつレシピ&ゆる食育」

柳原 里実
日本の四季の行事や暮らしの手作りを体験する「いつもがわくわく*こどもてらこや」を主宰。 日本の文化体験・国際交流体験の他、自然農法で野菜を育て、重ね煮・マクロビなどを取り入れた料理体験などを行っている。 その他、「いま・ここ」にゆるりと心を込め、「日常」をしあわせにたのしむことをテーマとするイベント・ワークショップの主催・共催、寄稿、ラジオ出演、バンドのヴォーカルなど。 循環型暮らしを提案するイベント2015年親善大使。 共著本『What’s LOHAS? ロハスブックvol.3』(株式会社交通タイムズ社)では、四季・暮らし・食事・テーブルコーディネート・育児・工作・植物・こころなどに関する制作・撮影・エッセイ・イラストなどを担当。

1 こどもにとっての「おやつ」とは?がんばりママ・パパがゆるんでいい理由。

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食べるものは、こころとからだをつくるもの。

だからこそ、これを読んでいるIN YOU読者でお子様がいる方の多くは、
原材料、製法、添加物などの面で、安心してこどもたちに食べさせてあげられるものを選んでおられることと思います。

こどもたちには、その「毎日の食事」に加えて、「おやつ」の時間があります。
育児、家事、あるいはお仕事をしつつ「おやつまでつくるのは…大変!」そんな声もよく聴きます。
私も、昔そう思っていました。

 この「おやつ」とは、こどもにとってどんな存在なのでしょう? 
改めて確認してみましょう。

おやつとは子供にとってどんなもの?


①「おとなのおやつ」とは存在意義が異なる。

 食事と食事の間が長い時に、エネルギーを補給する意味があります。大人が「嗜好品」、時に「ストレス解消」と称していただくおやつとは異なります。
 

②食べなければならないものではない。

 「身体」は賢いので、「病気」の手前で、無意識に食べる量を減らして体を休め、調整する力が備わっています。
 時間や習慣ではなく、ちゃんと「おなかがすいているから食べる」ので、刺激的な味つけや見た目が必要ありません。

③毎日種類を変えなくていい。

 おやつには、食べることを促進するために、見た目や味に、変化や刺激は必要はありません。
 力を抜いて、おおらかでいいのです。
 
④おやつ作りに時間をかけなくていい。

 時間とこころに余裕がある時には、お子さんといっしょに、おやつづくりを楽しむのもいいですね。
 そうでないときは、食事の支度のついで十分です。

⑤「手作り」にこだわらなくていい。

 「自然であること」でさえ、そこに「こだわる」と、力みが生まれます。気持ちにゆとりのある時でいいのですね。

2 「おやつ」に「添加物」は必要か?

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 ところで、一般的な市販のおやつの成分表には、ほとんどなんらかの添加物が入っています。
現在、国が認めている添加物は667品(香料以外)。(厚生労働省 2017年9月18日)

「旨味調味料(アミノ酸等)」など、代表的な添加物のさまざまな弊害については、IN YOU過去記事で紹介した通りです。
そもそも、食品添加物は、「安価」で「大量生産」し、「長期間の物流」に耐えるよう「腐敗を抑え」、
見た目を「きれい」で「均一」にし、「経済性を上げる」ために使われるものです。

「アミノ酸等」と「アミノ酸」は全く違います。遺伝子組み換え技術を用いた菌からできた味覚を狂わせる化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)とは、やっぱり完全に縁を切ったほうがいい本当の理由。

つまり、おやつにせよ、元々、「健康を増進するために添加されているのではない」ということです。
「相応の値段」で「必要な分を生産・消費」し、「地産地消」の「近距離流通」、見た目は「いろいろ」、大きさも形も「さまざま」であるのが自然の状態なのです。

3 「買う」という行為は、その作り手や企業に「賛同」「応援」するということ

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 そもそも、「買う」という行為は、そのサービスやモノを受け取る代わりに、
お金という形の「感謝」を渡すものです。

つまり、買った時点で、その作り手や企業に「賛同」し、「応援」していることになります。
大切なお金を循環させるならば、誠実な作り手や企業を選びたい。

そのことがさらに、よりよい生産と消費の循環を生み出すと思っています。

4 こころとからだ・地球と家計にやさしい「ゆる手作りおやつ8種」♪

手作りおやつの材料にはいろいろありますが、今回は「お米」にしぼって、ご紹介します。
他の材料も、特別に買いに走らなくても、思いついたらすぐにはじめられるものばかりです。

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まず、お米は、無農薬、自然栽培などのよいものを選びたいですね。
誠実につくっている農家さんを応援する観点でも、よい質のものを、ゆっくり、少量、よく噛んで食べれば、こころもおなかも満足です。
お米が主体なので、味噌、醤油、塩こうじなどの調味料も、安心なものを選び、こどもたちに食べてほしいものを、こっそり混ぜることもできます。

では、簡単なものから順にご紹介します。
ゆとりのある時には、お子さんといっしょに作られると、「まなびあそび」の食育にもなります。
始める前に、下に新聞紙を敷いておくと、片づけが楽ですね。

1.基本の♪「ちびおむすび」

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市販のおにぎりには、旨味を加える為だけでなく、工場での成形に不具合の出にくく、
また流通に耐えられるように、さまざまなものが加えられています。

家でつくれば、お米、水、塩、海苔、具材とも、自分の納得のいくものを選べます。
基本は、ちいさくむすんだ塩むすびをひとつかふたつ。

梅干し、ねり梅、梅醤を入れたり、一緒に手作りしたゆかりなどをまぜて、気分を変えてもよし。

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ぎゅうぎゅうと力を入れて握ると、固いおにぎりになります。
掌(たなごころ)の中で、ごはん一粒一粒に、均等に圧がかかり、まとまるイメージでむすぶと、形は同じだけれど、口の中でほどけるおむすびになります。
朝食の準備のときに、多めにむすんで、わっぱに入れておくと、急なおでかけにもあせりません。

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塩もみをした間引き菜、季節の野菜の重ね煮のまぜごはんでむすんでも。

2.簡単♪焼きおにぎり

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おむすびを焼く。これだけなのに、また気分が変わります。しょうゆのこうばしい香りを体感する機会にも。
スキレットやテフロン加工のフライパン、それ以外ならクッキングペーパーをしけば、ノンオイルで焦げ付きなし。

【材料】

・おむすび ・有機丸大豆醤油


【作り方】
①熱したスキレットに、おむすびを乗せ、中火で焼きます。
*乗せたら、おむすびを信じて放っておきましょう。乗せてすぐに触ると、底にくっついたり崩れたりしてしまうのです。

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スキレットを揺らして、おむすびがするりと動いたら、裏返し、はけでしょうゆを塗ります。
*スキレットに垂れないように。
③裏もきつね色になったら、もう一度裏返して醤油を塗り、火を消します。

3.あるもので♪簡単のり巻き

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 特別な日には飾り巻き。そして、普段のおやつには、おむすびと同じ材料を巻いて切るだけの簡単バージョン。
材料は同じなのに、気分が変わるようで今も人気です。酢飯にせず、ごはんをそのまま巻くので、手間も砂糖も取りません。

【材料】

・ごはん…茶碗1/2杯 ・焼き海苔…1/2枚 ・有機梅、納豆、重ね煮のおかずなど

【作り方】


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まきすの上に、焼きのりを置き、向こう1㎝くらいを空けてごはんを薄くのばします。
②お好みの具材を乗せ、手前からしっかり巻きます。
③濡らした包丁で切り分けます。包丁は切るたびに濡れふきんで拭くと、切りやすいです。

4.残り物で♪簡単おやき・ちぢみ

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 残り物をすべて混ぜ、目分量で粉と水分を足してまぜると、本当においしくなるのか疑わしい見た目です。
けれど、残り物だけに、毎回入るものが変わりますが、毎回おいしく、残りモノが出ると、うれしいくらいです。
みそ汁がない時は、煮物の汁や水などを加えて、お好み焼きの種くらいになるように調節してください。

【材料】

・ひやごはん…茶碗1杯 ・みそ汁…1杯 ・有機米粉 大2~3 ・お好みでおかずの残り


【作り方】
①ボウルですべての材料を混ぜます。分量外の塩麹、味噌など、食べてほしいものも混ぜるとよし。
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よくあたためたスキレットで両面を焼きます。
*スキレットやテフロン加工のフライパンなら、ノンオイルできれいに焼けます。それ以外は、分量外の菜種油を薄くひいてください。
*お好みで、いりごま、海苔、とろろ昆布をふりかけて。
*香り高いごま油で焼くと、大人のおつまみになります。

5.材料2つ♪簡単さくさくおかき

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小麦アレルギーのお子さんには特に、お米が原料のおせんべいやおかきは重宝されています。
しかし、一部のこだわりのお店を除き、一般的な市販品の多くにはやはり、化学調味料が使われています。

はじめておかきをつくったのは、お正月のかがみ開きの時でした。お餅と塩だけで、さくさくと止まらないおいしさで、
それ以来、年中大活躍です。干すのに時間はかかりますが、乾かしてから密封冷凍しておけば、いつでも揚げられます。

さくさくに揚がるコツは、餅をカラカラに乾かすこと。数日間しっかり天日干しして、太陽と風においしくしてもらいましょう。

【材料】
・有機もち ・自然塩

【作り方】
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数日間天日干しし、ひびが入ってきたら、かなづちで割り、さらに数日間天日干しします。
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分量外の菜種油を、ごく浅く入れ、中火でじっくり揚げます。
③ゆっくりふくらんで、きつね色になったら、裏も同様に揚げ、熱いうちに自然塩をまぶします。

6.材料2つ♪簡単おはぎ

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 本来ならば、もち米に対して、2~3割のうるち米を混ぜて炊くところを、普段のごはんで簡単に。
うるち米なので、もちもち度は少ないですが、ちいさいさんには食べやすいですよ。

また、すりばちの中で、ごはんをつぶす作業は「まなびあそび」にぴったり。春には「ぼたもち」、秋には「おはぎ」と、呼び名が変わるなんてお話をしてもいいですね。

【材料】

・ごはん ・お好みできなこ、はったい粉、有機黒すりごま、青のり、小豆あんなど


【作り方】
①すりばちで、ごはんを半分くらいつぶします。
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②分量外の塩水で手を濡らし、ひとくち大のおむすびをむすびます。
③お好みで、きなこ、はったい粉などをかけて。小豆あんは中に包むと、食べやすいですよ。

7.材料2つ♪簡単豆腐だんご

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うちのおやつの中では、焼いたお餅を、醤油につけて海苔ではさむ「磯部(いそべ)」が人気です。
けれど、ちいさいうちは、咀嚼力や飲み込む力が発達中なので、十分に大きくなってからが望ましいです。
その点、おだんごは食べやすいですが、個人差があるので気をつけましょう。

定番の「冷めても固くならないおだんご」は、さまざまなシーンで年中大活躍です。
密封して冷凍保存可。

【材料】(24個分)
・有機だんご粉100g ・無添加国産豆腐110g ・お好みできなこ、はったい粉、有機黒すりごま有機醤油、ずんだあん、小豆あんなど
*豆腐の量はお好みで調整してください。

【作り方】
①ボウルですべての材料を混ぜます。
②24個に分けて、丸めます。

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③お湯でゆで、浮き上がったら、水を張ったボウルに上げます。

8.材料3つ♪簡単お米パンケーキ

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ちいさいさんなら、なにもつけずに手づかみで食べられます。
生地が甘くないので、おかずをはさんでも合います。

お好みで、季節のくだもの、果汁を煮詰めたシロップ、天然はちみつ、メイプルシロップなどと。

【材料】(小 6枚分)

・有機米粉75g
・有機ベーキングパウダー(アルミフリー)3g
・有機無調整豆乳100cc
*豆乳の代わりに、同量の水に変更可。豆乳のときよりも、おだんご感は強くなります。
*好みで農薬不使用の菜種油 大1/2を加えると口当たりがなめらかになります


【作り方】
①ボウルですべての材料を混ぜます。
②よくあたためたスキレットに、6つに分けて乗せます。
*スキレットやテフロン加工のフライパンなら、ノンオイルできれいに焼けます。それ以外は、分量外の菜種油を薄くひいてください。
*一般的なパンケーキ種のように広がっていかないので、スプーンで丸い形に成形してください。

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③中火で焼き、表面が少し乾いたら裏に返します。ふっくらきつね色になり、竹串でさして、生地がつかなくなればできあがり。

いかがでしたか? 何を選ぶか、何がしっくりとくるかは、本当にその方それぞれです。
どうぞご自分のこころとからだの声に耳を傾けて 引き続きオーガニック暮らしをお楽しみくださいね。

今回紹介したレシピでも使える当マガジンIN YOUレコメンドアイテム

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柳原 里実
日本の四季の行事や暮らしの手作りを体験する「いつもがわくわく*こどもてらこや」を主宰。 日本の文化体験・国際交流体験の他、自然農法で野菜を育て、重ね煮・マクロビなどを取り入れた料理体験などを行っている。 その他、「いま・ここ」にゆるりと心を込め、「日常」をしあわせにたのしむことをテーマとするイベント・ワークショップの主催・共催、寄稿、ラジオ出演、バンドのヴォーカルなど。 循環型暮らしを提案するイベント2015年親善大使。 共著本『What’s LOHAS? ロハスブックvol.3』(株式会社交通タイムズ社)では、四季・暮らし・食事・テーブルコーディネート・育児・工作・植物・こころなどに関する制作・撮影・エッセイ・イラストなどを担当。
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