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砂糖業界の闇に迫る!この世の中のたった100人が全てを支配している事実。「シュガー・ブルース家族で砂糖をやめたわけ」主演アンドレア・ツルコヴァー監督に単独インタビュー!

「シュガー・ブルース家族で砂糖をやめたわけ」の主演アンドレア・ツルコヴァー監督に単独インタビュー!


先日IN YOUでもご紹介した映画「シュガー・ブルース家族で砂糖をやめたわけ」が、いま、とても話題になっています。

この作品は、1人の働く母親である女性監督がある日、妊娠糖尿病を告げられたことをきっかけに作られたドキュメンタリー映画。
自分自身に起きたことが原動力となり、彼女はある行動に出ます。

それは、科学者や研究者、医師、糖尿病の患者、健康食を推奨する人たち、政治家、食品関係のジャーナリストや弁護士、砂糖業界の関係者への取材活動でした。


精製糖が身体と精神に及ぼす作用を研究し続け、大手企業と医療関係者、政治家が一体となった強大な砂糖業界の闇に迫ります。
家族の生活と自ら行動する姿を5年間に渡り記録した集大成です。

IN YOUの記事を読んだ読者の方々からもすでに「絶対見に行きたい!」というコメントが続出しています。
砂糖について世間は強い関心を示しており、2016年7月23日公開直後から会場は満席が続いているようです。

そんな話題作を生み出した主人公、兼監督をつとめるアンドレア・ツルコヴァーさんに先日単独インタビューを行ってまいりました。
まだ見ていない!そんな方のために、軽くあらすじだけお伝えしておきます。

シュガー・ブルース家族で砂糖をやめたわけ
妊娠糖尿病を告げられた映画監督のアンドレアは、不安に駆られると共に、生活から砂糖を取り除くことの困難さに直面する。
でも、精製された砂糖ってそんなに身体に悪いものなの?キッチンから始まった彼女の探究は、砂糖の秘密と真実を次々に明らかにしてゆく。
ビデオカメラ片手に勇ましく砂糖業界にも切り込む彼女だが、一方で働く母親としての悩みは尽きず、子供の発達に妊娠糖尿病が影響を及ぼしたのではないかという懸念もぬぐえない。砂糖産業の発展がもたらした様々な問題に気付いたアンドレアは、家族の協力を得て砂糖の危険性を訴える行動を始めるのだが・・・。


下記は舞台挨拶でのコメントです。

当初は「この何の意味もない退屈な白い粉について調べて一体どうするつもりなんだ」と笑われた。


この映画が完成するまでに約五年以上の年月がかかりました。

当初、砂糖をテーマに研究や活動を続けていることに関して、周りは私を笑っていました。

「この何の意味もない退屈な白い粉について調べて一体どうするつもりなんだ」と言われ続けてきました。

でも今、砂糖の重大な問題が世の中で少しずつ明らかになってきています。

実際、日本でもそうだと思いますが、年々糖尿病患者や生活習慣病が増えていますよね?

これらと砂糖の影響は無関係ではありません。

私は政府に対して、ずっと砂糖の害について訴え続けてきました。
活動を通じて実際に政府のほうで動きがあったこともあります。

ですから、何でも無理だと思わず、いろいろ行動にうつして取り組んでみる、ということがとても重要なんですね。

スーパーに行くと、いたるところに砂糖のが入った商品が並んでいます。
しかし、

砂糖と一言にいえども、ラベルには何十種類もの様々な書き方がされている場合もありますから注意が必要

です。

気が付いたらあなたは食べ物のかたちをした「砂糖」を買っていた、なんていうこともあり得ます。
気を付けてください。

会場からの質問
砂糖は、糖尿病だけではなく、がんの罹患にも関連しているのではないかと思うのですが、これについてどう言及されますか?


はい。

実は調査を進める中で、ある一人の、このテーマについて最も重要な人物にインタビューをセットできる、というところまで行きました。

しかし直前に、彼のボスがストップをかけてしまったために、急きょ、ナシになってしまいました。
この理由については・・もうお分かりですよね?

==以下よりIN YOU単独インタビューの内容を記載==

映画を作ったのはご自身が妊娠糖尿病になられた経験からとのことですが、
どのような経緯で映画撮影に至ったのですか。


映画を撮影するにあたって、自分の周りで起こっていることをテーマにすることがいいと思ったんです。
自分の中の内なる声、そういうものを映像に表したかった。

私は3人子供がいる母親なんですが、私にとって、子供たちの健康はとても重要な課題でした。
そんな子供たちや大切な人を守る、一人の母親としてのリアルな自分の体験を包み隠さず撮りたいと思いました。

私にとって重要なことは、いいフィルムを作ることでした。
ドキュメンタリーとしていいフィルムをつくるには、必然的に私個人についてみんなから興味をもってもらわないといけないと考えていました。

映画を通じて砂糖の真実に迫るため、様々な科学者や専門家、国の機関などに取材をされていますが、
中でも一番衝撃的だったことは何ですか?


私が行ったインタビューの一つが、とても衝撃的でした・・。

彼は、WHO(世界保健機関)という機関のディレクターでした。

砂糖のことについて話し始めて20分後にはかなり深刻な雰囲気になり・・、私たちはたくさんの話を続けなくてはならない状態になりました。

WHOのディレクターは、話し始めた直後に様子が変わりました。


その様子を言い表すと、・・なんというか、ほとんど泣いているに近いような、ひどい状態でした。

彼はしばらく黙った後、こう言いました。

「そうだよ・・・。君は正しい。」


「我々も前から事実については知っていました。

でも、私たちの力では何も変えることはできませんでした。

たとえ、それがどんなに人間にとって危険だとしても、砂糖の世界を変えることは非常に困難なのです。」


・・・と。

砂糖の業界の裏側。
この世にいるたったの「100人」がすべてを支配しているという事実を知る。


私は会話を通じて、ある驚愕の事実について認識したのでした。

砂糖業界における「シュガーマフィア」の存在です。

砂糖業界の裏側の真実・・。

それは、この世にいるたったの「100人」がすべてを支配している、ということです。

そして、それらに関与している人たちや大企業の問題が、いかに大きいかということについて痛感することになったのです。

何十億人の人に、どのような影響があろうと・・、簡単には変えることができない。

そんな絶望的な状況を目の当たりにした瞬間でした。

簡単に業界を変えることができない、ということですが
今、一般人である私たちに何ができるんでしょうか?


何ができるかって?

そんなの一つしかありません。

あなたのおうちのキッチンへ戻って、
そして、自分で質が高い、いい食事を作ることよ!


業界はあらゆる利権が絡んでいます。

調査を続けてみて、彼らは、絶対に変えたくない・変わりたくない、ということが分かりました。
一般人がこの世界を変えるということは、そう簡単なことではない。

じゃあどうすればいいか?

一番簡単なのは、「私たち自身が変わること」です。


食っていうのは、健康や味覚のことだけではありません。

それらは、一見関係のない、政治や大企業、国なども関係している。
そして、それら周囲にいるあらゆることに影響を与えているんです。

私たちにできることは?

食材を作る現場、つまりよりよい作物を生産するオーガニックな農家について私たちが知ることがとても重要だと思うんです。

ベストは自分の農場をもつこと。

農場を持つことができれば、とても素晴らしいことよね。


それが難しければ、

まずは自分と農場とのつながりを、ダイレクトに作ることが大事だと思うわ。


そうなるとどうなるか?

まず、そうなればオーガニックの農家が収入があがりますよね。

そして、あなた自身も、新鮮で偽りのない素晴らしい作物を手に入れることができるでしょう。

彼らもハッピーだしあなたもハッピーよね。

決してそれらの直接取引には、「嘘・偽り・騙し」なんてないはずです。

食の問題で私たちができる解決策、

それは安全で新鮮なオーガニックの食材をつかうこと。


単純に「オーガニック」と書かれた、市販のラベルをみてうのみにして買うのではなく、ブラウンライス、ビーンズ、野菜とか、そういう本当に新鮮でナチュラルなものを選ぶこと。

そういうことが大事です。

アンドレアさんの、おすすめの甘味料は何ですか?


「玄米甘酒」がいいわね。いいアイディアだと思うわ。

みんなにも甘酒はすすめているの。

ヨーロッパやほかの諸国でも穀物を原料にした自然の甘味料が存在しています。

でも一番大事なのは、どの甘味料を使うのか、ということよりも強烈な砂糖の甘さから抜け出すこと。


そしてほのかに感じる自然の甘さに慣れることだと思うわ。

日本ではパンケーキ屋さんに長い行列ができているけれど、
砂糖中毒者の多い日本人はどうしたら砂糖から抜け出すことができると思いますか?

panek1
そうね・・
並んでいる人たちは、まずは私の映画をみることよ!笑。

パンケーキの行列だけじゃなくて、「シュガー・ブルース」にもはやく行列ができるといいわね。

私は思うの。
いろんな人とよく食べるものについて話すんだけど、何を口に入れるのか?という話ってなんだかタブーみたいになっているような気がするのよ。何を食べるかについての議論と、セックスの議論は同じくらいタブー視されているような感じがするわ。

でも何を食べるのか?ということはとても大事でしょ?
まずは見本となる「先生」的な存在を身近で見つけてみてほしい。

女性は比較的、食べ物や健康に対して意識が高い人が多い傾向にありますよね。
IN YOUを読んでいる多くの読者も女性が中心です。
でも、なかには彼氏やパートナーに理解を得られないと悩む方もいるらしいのですが、これについてどう思いますか?


それは・・

最初から誰と付き合うか、しっかり選択をすることね笑


キッチンでどういうふるまいをするのかを見てほしいんです。
キッチンでどんな食材でどんなふうに調理するか?

そんなことに対して、一緒に考えたり、理解をしてくれたりする人を選ぶことが大切です。

間違っても話し合いすらできない人とは、そもそも結婚してはいけないわ!笑

私のパートナーは、以前肌のアトピーがあって苦しんでいたの。

だから、彼は食べ物を変えることに対して、とても理解があった。

彼は、私とともに砂糖をやめて、食生活の改善を経て肌がみるみるうちによくなったんです。
今ではとてもきれいな肌になったわ!
この成果は私たちがよい食生活を続けるにあたり、とてもいいモチベーションになったと思うの。

これは秘密ですけど、もしかするとパートナーのほうが料理が得意かもしれないわ笑

料理は、人間にとってセラピーのようなもの


料理は、とてもクリエイティブなものだと思います。
料理は、人間にとってセラピーのような存在ともいえます。

チェコにはマクロビオティック教室があって男性向けのプログラムもあるんだけれど、男の人たちもみんな、キッチンに立って料理を楽しんでいました。
わたし、意外と男性のほうが料理に向いていると思うんです。
男性ってストレスがたまるでしょ?だから料理をして気分転換することはおすすめですよ。

最後に

本質を知るためには、外よりも何よりも先に、先祖が生きた歴史や文化を振り返ることのほうが大事かもしれません


とても愛嬌がありユーモアがあり、ナチュラルな印象のアンドレアさん。
初めて会ったのに、とてもフレンドリーに答えてくださいました。

来日してから非常に忙しかったらしく、前日は深夜2時くらいに就寝されたとのこと。
でも、そんな疲れも感じさせないくらいのパワフルさは、「シュガーフリー生活」のおかげでしょうか。

以前は、「シュガーの映画」ときいて、砂糖を抜くだけのストーリーなのかと思っていた私ですが、
彼女はなんと日本人の先生にマクロビオティック料理を習っていたときいて、とても驚きました。

あらゆる料理法がある中で、砂糖について調査を続け、シュガーフリー料理を学ぶ過程でマクロビオティックという理論に出会います。
アムステルダムで、マクロビオティックの勉強をすることになったとき、日本人の先生に出会ったというアンドレアさん。
1年以上習得に時間がかかったそうですが、砂糖を抜くことの大切さに気付いたそう。

「バランスを維持しながら、いかに砂糖をスキップして正しく調理をすることがとても大事なんです。
砂糖がなくても生きていけるようになるまでこの生活を続けねばなりません。」


彼女は舞台挨拶でそう語っていました。

メープルシロップやアガベ、ココナッツシュガーなど様々な甘味料がありますが、おすすめをきいたところ、彼女はまっさきに「甘酒」と答えました。

この回答からも、私たちが学べることがあると思いませんか?

なぜか、身近なものよりも、海外のものをうらやましくなってしまいがちな私たち。
パンケーキ、パスタ、ケーキ、ティラミス・・・・

ついつい、気が付いたら横文字の食べ物ばかり、食べていることも珍しくありません。

しかし、本質を知るためには、私たちはもしかすると、外よりも何よりも先に、先祖が生きた歴史や文化を振り返ることのほうが大事かもしれません。

そんなことを改めて思わされる貴重なインタビューでした。

砂糖中毒から脱却し、シュガーフリー生活を送るヒントはどこにあるのでしょうか。
気になる方は、ぜひ映画で彼女の映画を見てみてくださいね!

「シュガー・ブルース家族で砂糖をやめたわけ」
映画の上映スケジュールは下記へ

http://www.uplink.co.jp/movie/2016/43969


アンドレア・ツルコヴァー監督のプロフィール
1977年、チェコ共和国ハブリーチクーフ・ブロト生まれ。
プラハ・カレル大学教育学部芸術教育学科及びプラハ芸術アカデミー付属映画テレビ学校(FAMU)ドキュメンタリー映像学科卒。その作品はチェコ国内の主要なドキュメンタリー映画賞を受賞し、本作を含め様々な国際映画祭でノミネートの実績がある。日本での公開は本作が初めてとなる。

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