【実体験レポ】むくみの原因は水分の不足だった!?|利尿剤を使わずに重度の浮腫を克服した、意外すぎる方法とは
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【実体験レポ】
むくみの原因は水分の不足だった!?|
利尿剤を使わずに重度の浮腫を克服した
意外すぎる方法とは
ちょっと前までのジメジメとした梅雨の時期は、
気温や気圧によるストレスを一番受けやすい時季でした。
なんだか身体がダル重い、むくみがとれない・・・
と悩まれていた方も多かったのではないでしょうか。
そして今や夏本番。
今度は強いエアコンや冷たいものの食べ過ぎ・飲み過ぎで身体の巡りが悪くなり、
顔や足がむくんだりして、むくみの悩みは深くなる一方ですよね。
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「生活に支障がないから」とつい軽く考えてしまいがちなむくみでもありますが、
放っておくとだんだんと慢性化し、思わぬ身体の不調の原因になったりと、
その日のうちに解消するのがだんだんと難しくなってきます。
普段からむくみが気になるという方は、日常生活でできる対策法を
積極的に取り入れることをおすすめします。
そもそも、むくみが起きるのはなぜ?
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むくみが身体の水分と深く関わっていることは、なんとなく
わかっている方も多いのではないでしょうか。
私たち成人の身体の約60%は水分が占めていて、
その3分の2は細胞内に、3分の1は細胞外にあります。
これらの水分は体内の細胞や血管などをめぐりながら、
細胞に栄養を送ったり老廃物を取り除いたりして
体内の水分バランスを保っていますが、
様々な要因からこのバランスが崩れると
細胞と細胞の間に過剰な水分が溜まってしまいます。
これが、むくみの正体です。
医学用語では「浮腫(ふしゅ)」と呼び、
一過性で治まるようなむくみは、実は病気には分類されません。
目からウロコ!
むくみの原因は水分不足だった!
むくみは、心不全や腎疾患といった病気による慢性的な症状のほか、立ちっぱなし・座りっぱなしによる血行不良やアルコールの摂り過ぎ、
肥満などといった生活習慣によるものなど、様々な要因が関係しています。
そして、デスクワークや立ち仕事などで足がむくみがちな方は、
日頃から水分をとり過ぎないように
気にされている方もいるのではないでしょうか?
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でも、実はそれは逆効果。
むくみが起きるのは、体が水分不足に陥っているから、
というケースもあるのです。
それは、どういうことでしょうか。
むくみは本来、血液やリンパによって運ばれて排出されるはずだった
余計な水分や老廃物が細胞と細胞の間にたまってしまう現象ですが、
むくみたくないからと水の摂取量をセーブしてしまうと、
体は逆に、必要な水分を体内に溜め込もうと、
水分の排出量を減らそうと働いてしまうのです。
水は私たちの生命維持のために必要不可欠であり、
毎日、飲み物や食べ物から水分を摂取して尿や汗として体外に排出する、
「水循環」を繰り返しながら、体内バランスを保っています。
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だからこそ、むくみを解消するためには、適切な水分摂取がとても重要になるのです。
そしてその気付きは、10年以上病気によるむくみに悩まされ、
ありとあらゆる東洋医学をかたっぱしから試してきた私に劇的な変化をもたらしました。
起き抜け1杯の水で、重度のむくみが驚くほどに解消!
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私は、原因不明の難病に起因するリンパ浮腫の症状に10年以上、苦しんでいました。
(リンパ浮腫はおもに、怪我や手術によりリンパ節を取り除いたりリンパの流れが停滞することで
腕や足にむくみを生じる病気ですが、先天性や原因不明で起こる場合もあります。)
リンパ浮腫は見た目も顕著に変わってしまうため肉体だけでなく精神的ストレスも大きく、
悪化してしまうと腹水が溜まってお腹はパンパン、
呼吸ができなくなるほど胸水が溜まり、入院をしたこともありました。
原因不明の病気に対して、西洋医学ができることは経過観察と
その場しのぎの対処療法しかありません。
そこで、身体に出ている症状を治すという局地的な視点でなく、
身体や心の在り方を根本から見直し、
「自らで身体を癒す」東洋医学に救いを求めた私は、
玄米菜食での体質改善を基本に、生姜湿布やびわ葉温灸、鍼灸や波動・エネルギー療法、
ホメオパシーといった代替医療まで様々なことを試してきました。
![玄米72 min](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/9d66ab0f67ccd1ca45e45bad9a9321e5-450x300.jpg)
そうして一進一退を繰り返し年月を重ねていたある時、
「むくみ対策には常温の水を朝一番に飲むのがいい」と
書かれた記事を目にしたのです。
最初は半信半疑でした。
なぜなら私がそれまで実践していた玄米菜食法では、
水分はあまり摂らない、また体を冷やさないためにも水分補給は
常に温かいもので摂るよう指導されてきたからです。
なので、これまで常温のお水はほとんど飲むことがなく、
いつも白湯や薬草茶など、排毒作用のある温かいお茶を、
量をセーブしながら常飲していたのです。
しかしなぜか気にかかるところがあり、
翌朝から試しに取り入れてみると・・・
まるで管の詰まりがするんと取れたかのようにトイレの回数が増え、
浮腫がだんだんとひいていったのです。
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もちろん、ただ水を飲んだからだけでなく、
これまでの食事療法や養生の積み重ねで身体の体質改善が進み、
ベースが整ってきていたからこその相乗効果で良い結果が生まれたのでしょう。
とはいえ、浮腫に悩み続けた10数年間に終止符を打つほどの
ターニングポイントとなったのは事実なので、
むくみに悩んでいる方には是非一度、試していただきたいです。
飲み方で変わる!むくみ解消に役立つ、
水の飲み方の3つのポイント
![トイレットペーパー&トイレ_913483d2073822f52adf34d6e9d4e074 s](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/4c85794cf81de2e1ab640990df6fe064-450x300.jpg)
①常温の水を飲む
冷たい水だと胃腸に負担がかかってしまうため、体温に近い常温にすることがポイントです。
反対にお湯は身体への負担が一番少ないとされていますが、
その反面、体内への吸収速度が遅くなってしまいます。
人の代謝機能は寝ている間にも働いていて、コップ1杯分くらいの汗をかきます。
暑い季節になれば、なおさら汗がでます。
睡眠中に大量に水分を失われた起き抜けの身体は脱水傾向にあるので、
そこに新鮮な水分をグングン取り込むようなイメージで飲んでみてください。
また、緑茶やコーヒーなどカフェインが入っているものは、いくら常温であったとしても
利尿作用があるため、水分補給には不向きとされています。
あくまで「水」による水分補給を行うことが大切です。
②少量の水を、何回かに分けて飲む
身体が一度に吸収できる水の量は200ミリリットル、コップ1杯程度です。それ以上を飲んでも体外に排出されてしまうので、ガブ飲みは避け、
1時間に一回を目安に、コップ1杯の水をこまめに摂取するようにしましょう。
私の場合、飲む必要量は1日に1.5〜2リットル程度を目安をしていましたが、
適切な水分量は人により異なるため、最初は少なめから始めるのが良いでしょう。
③のどが乾く前に飲む
普段から水分補給はのどが乾いた時、という方も多いのでは?でも実は、その「のどが乾いた」と思う時点ですでに体内では脱水状態が始まっているのです。
特に熱中症が心配になるこれからの季節は、こまめな水分補給を習慣にしてください。
むくみ解消の役立つ食材を摂るのもおすすめ
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水以外にも、むくみの解消に効果的と言われる薬膳食材はたくさんあります。
その中でも、身近で手に入りやすく実際に効果を感じたオススメを紹介します!
■あずき
あずきは腎臓・膀胱・生殖器を養い、薬膳では強い利尿作用をもち、むくみ解消にいい食べ物として、昔から役立てられてきました。
あずきをお水で煮て塩を少し加え、その煮汁を飲む「あずき茶」は、
私もよく作って飲んでいましたよ。
自分で作るのが面倒な方は、市販もされているので是非チェックしてみてください。
■黒炒り(黒焼き)玄米
黒炒り(黒焼き)玄米は、玄米を土鍋で弱火の状態で2~3時間、じっくり真っ黒になるまで炒った玄米のこと。
昔から「玄神(玄米の神様)」と呼ばれ、
これを煎じてコーヒーのように飲むと弱った病人も起死回生すると
言い伝えられているほどの力強いパワーを持っています。
東洋医学的には「極陽性」食品とされ、
体質や病気などで冷えて陰性に傾いた身体の体温を上げ、
自然治癒力をサポートするといわれています。
手作りするのは大変なので、自然食品点などで売られている
市販品を利用するのがオススメ。
私はむくみがどうしてもひかない時の「最終兵器」として利用していました。
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程度の差はあれ、むくみに悩んでいる方は多いことと思います。
病気由来ではなくても、余分な水分を身体にため込んでいる状態では
だるさや疲れも感じやすく、気分がいいものではありませんね。
水の飲み方を変えること自体は今日、今すぐからでもトライできるので
気になった方は是非、試してみてくださいね。
参考:日比野佐和子『最新医学で証明された最高の食事術』
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000313303
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