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市販の野菜の約90%以上はF1種で栽培されていることをご存知ですか。固定種の野菜はどこへ消えた。

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スーパーの野菜コーナー_2008_(2785121488)

みなさん、こんにちは

健康にはバランスのとれた食事!

が大切だということはご存知だと思います。

野菜もしっかり摂りたいけれど、
農薬や化学肥料などが大量に使われていて、なかなか安心できる野菜を手に入れのは難いのが現状ですよね。

さらに、ニュースに取り上げられることも少ないですが、現代の野菜は、その「種」にも大きな問題を抱えています。

野菜の栽培は種から始まる

種
野菜(農作物)の栽培は、「種」から始まります。
そして栽培された野菜を収穫し、その後その野菜から生まれた「種」を採取し、その「種」が来年の野菜の栽培に使われます。

このようにして代々受け継がれ、その土地にあった性質を培った「昔ながらの種」は、「固定種」と呼ばれます。

今生産されている野菜の90%以上は、固定種ではない種で栽培されている


現代の「種」は、異なった品種を掛け合せて作られたもので、
その初代だけが使われることから、1代目を意味する英語(first filial generation)を略して、「F1」種と呼ばれています。

なぜ1代目が使用されるかというと、異なった品種を掛け合せた場合「雑種強勢」といって、1代目だけ同じ形で同じぐらいの大きさのものが短期間で育つからなのです。

2代目以降は、形や大きさがまちまちになって、
取引される野菜の規格が決まっている今日、規格外の商品は殆ど売れないことと、
1代目のように一斉に収穫できず、収穫に手間がかかり生産性が悪いからです。

このような品種改良は、市場や流通の要望を満たす為、
1960年代ごろから野菜の雌しべに目的とする特徴を有する異なった品種の花粉を受粉させることで盛んに行われていました。
その際、自家受粉させないように、花粉が作られる前に人為的に雄しべを取り除く「除雄(じょゆう)」作業が行われていました。

いわば「無精子状態の種」を利用することで、F1を作ることが可能であることがわかった。

玉ねぎの花
ある時偶然に、玉ねぎのある品種で花粉を作らない雄しべが発見されました。
この植物は、「雄性不稔」と呼ばれる病気で、動物で言えば雄の無精子病に相当します。

病気とは言えこの性質を利用すると、面倒な「除雄」作業を行うことなく簡単に異なった品種を掛け合せて、
「F1」種を作ることが可能であることが判りました。

野菜売場
その為他の種別の野菜においても、瞬く間にこの性質を持つ株を見つ出し、
「F1」種は、様々な種類の野菜に急速に広がりました。

農協で扱われている「種」や一般の小売店で販売されている「種」の一部は、「雄性不稔」を利用した「F1」種です。

雄性不稔は遺伝子の異常である

研究によると、「雄性不稔」という病気の原因は、ミトコンドリアの遺伝子の異常によることが判りました。
ミトコンドリアとは、生命活動で必要とされる大半のエネルギーを産み出す、細胞内にある重要な器官です。
なおミトコンドリア遺伝子とは、世間一般に言われる「遺伝子」ではなく、ミトコンドリアの為だけの遺伝子です。

掛け合された1代目は、母方と父方の両方の特徴を共に受け継ぐことから、片親が「雄性不稔」の遺伝子を持っていても、その子供は花粉を作ることができるようです。

しかしながら2代目以降の子孫には、また「雄性不稔」の性質が顕れます。このように「F1」種から育った植物は、「雄性不稔」の性質を顕しませんが、異常なミトコンドリア遺伝子は持っている可能性があるのです。

一方で、このような雄性不稔の性質を利用した「F1種」ばかりではないという指摘もあります。
しかし比較的安全性が高いと言われているものも存在していると仮定しても、なかなか外からはそれらの手法までは見分けがつかない・・というのが現状です。

このような野菜を、食べ続けて大丈夫なのでしょうか?

ミトコンドリア

言い方は悪いですが、このような話に限らず
農薬、化学物質、添加物・・・など、私たちが日々実験台になっている

そう言っても過言では無い状況が現代社会です。

人間や動物にも「不妊」をもたらす危険性が高いということが判明された


米国科学アカデミー紀要で2006年に公表された筑波大学らの研究で、
人の 男性不妊の症例において、運動能の低下した精子からミトコンドリアゲノム(遺伝情報)の突然変異が検出された事実を受けて、
ミトコンドリアゲノムに突然変異を導入したマウスの実験で、男性機能が調査されました。

その結果、突然変異が導入されたマウスでは、精子数の減少と精子運動能の低下が起り、重度の男性不妊に陥ってしまうことが分かりました。

このことによって、ミトコンドリアの遺伝子異常は、植物だけでなく人間や動物においても、不妊をもたらすことが証明されました。


ミツバチ
また現在、「雄性不稔」の植物を用いて「F1」種を得る際に、
異なった品種の花粉を受粉させる為に運び役として、ミツバチが利用されています。

2009年6月の「日本農業新聞」では、フランスでは卵を産まない女王バチが続々と増えており、
ヒマワリ、ナタネ、トウモロコシの単作農業地帯で程度が大きいといいます(:遺伝子組み換えによるトウモロコシ、ナタネの受粉は一般に風媒であるから、ここでの農作物はF1種のものであると考えられます)。

つまり女王バチの餌はロイヤルゼリーですが、そのロイヤルゼリーは、働き蜂が食した蜜などを体内で分解・合成して作られます。
そして「雄性不稔」植物の蜜から主に作られるロイヤルゼリーを、女王バチが何代にもわたり食することで、
生殖能力が極端に低いオスバチが生まれる為、女王バチが卵を産めなくなったのではないという仮説です。

さらに人間の成人男性におけるデータによると、色々な原因が考えらますが、
1940年代に精液1ccあたり1億5000万個だった精子数が、現在4000万個以下に減少しているそうです。

この原因の1つに「雄性不稔」の作物を食ることが、関係しているかもしれません。

私たちは日々いろんな生物のミトコンドリア遺伝子を食べているとは思いますが、
時として、ミトコンドリア遺伝子が含まれている可能性が高いとすると、

日々食べ続けいて人体に影響はないのでしょうか?? とても気になるところです。

栄養価

「雄性不稔」を利用した「F1」種の野菜は、栄養価も低い。


最近の野菜と1950年代の野菜のビタミンCやミネラル(鉄分)の栄養素を、ホウレン草を例にとって『日本食品標準成分表』で比較してみますと、

ホウレン草100g当たり
ビタミンCの含有量は、
1950年では、150mg
1982年には、65mg
2000年には、35mg

また鉄分は、
1950年では、13.0mg
1982年では、3.7mg
2000年では、2.7mg

とほぼ5分の1に減少しています。
色々の野菜で、このような経年変化で栄養価の低下がみられます。

栄養価の低下の原因は、現代農業の三点セットと言われる「農薬」「化学肥料」「F1種」を、総合的に検討する必要があるとは思いますが、1950年のホウレン草はほぼ固定種と思われますので、「F1」種による影響も大いに考えられます。

本来、「F1」種は、成長が早く成育期間も短く生産性に優れているのですが、
光合成や根から吸収する期間も短いことから、特にビタミンやミネラルなどの低下が予想されるからです。

京の伝統野菜の栄養価を、一般野菜の栄養価と比較したデータを以下に示します。
(平成2年9月 京都府保健環境研究所調べ、四訂日本食品標準成分表の京の伝統野菜の数値、
ただし植物繊維含有量については、地方衛生研究所協議会測定値参照)

ビタミンCの含有量の倍率
京野菜1
ミネラル(カリウム)の含有量の倍率
京野菜2
植物繊維の含有量の倍率
京野菜3
「固定種」を専門に販売される野口さんの書籍「タネが危ない」では、「固定種の野菜はとても味が濃く美味しい」と記載されています。さらに以下のようなお客さんからの生の声も載っていました。

タネが危ない

『タネを買って帰ったら、甲州トウモロコシ(固定種)がサルに食べられていた。
ところが隣の家のスイートコーンは、一口かじってぺっと吐き出して捨ててあった。』

『T社から委託されているF1キャベツの採種ハウスにサルが入って、葉を食べられた。でも食べられたのは花粉親の雄株だけで、タネ親の雌株には手をつけなかった。』
『おたくが勧めるニンジン(固定種)は、野ネズミがかじるので困る。向陽二号ならネズミがかじらない。』


お客さんの声にある「食べなかった野菜」は、全て「雄性不稔」を利用した「F1」種だそうです。

サルやネズミは、「固定種」の野菜と「雄性不稔種」「F1」野菜を区別し、「固定種」の野菜を食べていることになります。

なぜサルやネズミは、「雄性不稔」「F1」野菜を食べないのでしょうか。
美味しくないからなのでしょうか・・?

これは書籍の中の一説にすぎない話だとして片付けるべきことなのでしょうか。

農作物の種の現状を知って、消費者の立場から今後の農業をより良いものに導こう!

「F1」種は、遺伝子組み換えによる種とは異なりますが、それらの一部では上述したような問題を抱えています。

現在も「F1種」は、ますます広がってきています。

さらに日本の主食であるお米でも、「F1」種が開発され、一部で販売・輸入されています。
報道によると、今年から一部のコンビニにも供給されるようです。

将来、市場の農作物のすべてが、「F1」種になる時代が、すぐそこまで来ています。

F1の中でも、とりわけ「雄性不稔」の植物は、遺伝子異常であると言っても過言ではありません。
自然の摂理でなら淘汰されていたものです。
しかしながら私たちは、その異常な性質を逆手に取り、生産性が良く育て易いという理由から、このような「雄性不稔」の植物を増やし続け、販売しています。

この「雄性不稔」「F1」種は、遺伝子組み換え種とともに、大きな問題ですので関心を持って、注視していきたいと思います。

お住まいの近くに「固定種」で栽培されている農家さんから、野菜を手に入れよう

家庭菜園
私も以前は、家の近所で「固定種」の野菜を専門に作って、販売されている農園さんから野菜を買っていました。
本当に近かったら持ってきてもらえるし、少し離れていても送料も安いことが多いです。

今は小さな畑付の家に引越しましたので、自分で「固定種」で家庭菜園をしようかと思っています。

マンションにお住まいなら、ベランダで家庭菜園をすることも出来ますね。
先ほど紹介した「固定種」を専門に販売されている野口種子店なら、ネットで購入することができます。

今の世の中、なかなか無農薬栽培や有機栽培をされている農家さんは少なく、無農薬で無化学肥料の野菜を手に入れるだけでも大変ですが、苦労して手に入れた野菜でも実は種は「F1」種ということもあります。

「種」に拘って「固定種」で栽培されている農家さんは、無農薬で無化学肥料の自然農を中心に営んでいる方が殆どですから、

是非一度、「固定種」で栽培された野菜を購入されて、その美味しさを味わってみてください。



IN YOUMarketで安心安全な農薬不使用の固定種野菜を買ってみよう。

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この野菜を作っている生産者さんは、日本の国内農業や食の在り方について問題意識を持つようになったのがきっかけで、
現在は自然農法家として、八ヶ岳の豊かな自然に囲まれながら固定種に絞った野菜を生産しています。

*有機肥料は、現状では遺伝子組換え飼料や抗生物質・ホルモン剤漬けで育った家畜の糞尿や、
遺伝子組換え作物(油粕)、農薬を資材を原料としている場合が多いのです。

このお野菜は、全て

・無農薬・無肥料の自然農法で栽培
・慣行農法や有機農法で使われている農薬
・化学肥料・有機肥料に含まれる可能性のある有害物質
・遺伝子組み換え由来の原料


は一切使用しておらず、本当の意味で安全・安心の野菜です。
肥料で野菜を大きくするのではなく、畑の自然や野菜自体の生命力を最大限に生かして栽培しています。
有機(オーガニック)野菜は有機農法で作られていますが、自然農法と有機農法の最も大きな違いは、有機肥料を使うかどうかです。


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横田 浩
薬剤師の資格を取得。漢方専門の薬局で働いていた。 西洋医学と決別し、長年東洋医学を学びその経験を活かし 健康や食や性格に関する情報発信を行っている。 幸福とは何かという疑問に対する答えを求めて、ヨガやワークショップや講座などを数多く経験してきた。     
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