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「肌で感じる」機会を増やし、皮層感覚を徐々に研ぎ澄ませていこう!

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男性には視覚的人間が多く、目で見たことしか信じないという特性があります。科学という目に見える世界だけを真実としてとらえる体系、つまり物質社会を築いてきたものは、この男性原理だと考えられています。対して女性には触覚的な人が多く、目に見えない世界、物質の奥にひそむ世界を直感としてとらえることができます。

大量生産時代は行き過ぎた資本主義でもあり、物質社会は限界を迎えていると感じます。これからの時代は個人個人がもっと自分自身と向き合う必要性が出てくると私は考えているのですが、であるならば、これからの文明や社会は、女性の直感という宇宙の本質を感じる力により、方向性を見いだす「直観文化」に脱皮していく必要があります。宇宙に流れる目に見えないエネルギー(フリーエネルギー)を動力源として活用していく、自然一体型、循環型の文化です。

目に見えない世界はどうやってとらえればよいのでしょう。それは考えること=thinkではなく、感じること=feelなのです。目に見えない世界をとらえるのは、五感の中心である皮層感覚です。これを研ぎ澄ませることによって、感受性(直観力)を高めることができます。五感とは、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚のことをいいますが、その中心となる感覚が触覚です。触覚とは、言葉を変えれば皮膚感覚です。皮膚細胞は、感覚器官のなかではもっとも大きな面積を占める細胞です。「鳥肌が立つ」とか「身の毛がよだつ」「温かい人、冷たい人」「肌が合う、肌が合わない」  という表現は、皮膚感覚で感じる現象を表した言葉です。触覚は他の四つの感覚に感覚能力を与えている普遍的な感覚で、この触覚がなくなったら、  他の四つの感覚は感じたり働いたりする力を失ってしまいます。 


皮膚がきれいになると気づきが増える  

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皮膚は、たとえていえばアンテナのような働きをしているものです。外部からの目に見えない情報を受け取る受信装置が、皮層です。赤ちゃんは、モノを認識する手段として、何でもさわって口のなかに入れることにより、皮膚感覚を最大限に利用して、モノの意味を判断しようとしています。大人でも服を選ぶとき、見た目よりもさわった感じ、触れた感じで最終判断する場合が多いと思います。洗濯物の乾きぐあいも見た目ではわかりませんが、さわるとよくわかります。空気という目に見えない存在に気づかせてくれるのも皮膚で、風のすがすがしさやさわやかさなど、空気中の湿気や温度、「場」のエネルギーの違いを皮膚は絶えずモニターして脳に伝えているのです。

感動したときに鳥肌が立つことがありますが、高振動のエネルギーを、人間は肌で感じることができるのです。皮虐は、エネルギーを伝え合う役目もしています。「スキンシップ」という表現があるように、握手したり、ハグしたりするときに、平和なエネルギーがお互いの体のなかを行き交います。その皮膚も、毛穴に汚れが詰まっていると感度が悪くなります。アンテナの受信状態をよくするには、たえず皮膚を汚さないようにすることが人切です。そのためには、塩浴や砂浴で皮層を浄化したり、ランやヨガで心地よい汗をかき、たえず汗腺の掃除をしておくとよいでしょう。


同じ食事をすることで、家族のスキンシッブが増す  

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「同じ釜のめしを食う」、という表現は、食べ物が共通すると腸内細菌のバランスが似てくるので、気心が通じやすくなるということを表しているのでしょう。恋人同士が食事をともにしながら打ち解けていくのも、同じ原理です。

ところが、現代社会は「孤食」の時代で、家族が食卓を囲んで楽しく食事をしている風景が少なくなってきました。お父さんは仕事が遅く外食、お母さんは昼間お友だちとランチ、子どもは塾帰りにコンビ二食といったような状況にある家庭が増えているようですが、食事内容が異なると気持ちが通じず、心がバラバラの家庭ができあがってしまう危険性があるのです。非行に走る子どもたちに共通するのも、この「孤食」の傾向です。 

家庭円満の秘訣は、イノチある食べ物を、家族みんなで分かち合って食べることです。見た目が豪華なごちそうではなく、素食でよいのです。ごはんにみそ汁、煮もの、おひたし、清一物といったシンプルな食事でも、素材が生命力にあふれ、まごころがしっかり入っていれば、それが何よりのごちそうになるのです。加えて楽しいコミュニケーションがあればさらにおいしくいただくことができるのです。食事で腸内環境が似てくると、家族全員の皮膚感覚もまた親和力が堺し、スキンシップがしっかりなされるようになるでしょう。  

マクロビオティック発生学でみると、皮膚と腸、脳は同じ外胚葉という組織からできあがっています。ルーツが同じなので皮膚を汚さないためには、腸をきれいにしておく必要があります。腸に汚れが詰まると皮膚にニキビや吹き出物ができやすく、肌荒れをまねくことになります。特に動物性タンパク質や油モノ、精白食品、化学物質は腸での腐敗をまねきやすく、とりすぎると浄化装置である皮膚に老廃物が目詰まりしてしまいます。


腸を清め、皮膚を浄化すると、脳の感度がよくなる

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人間の脳細胞は3%程度しか使われていないと言われていますが、その使っていない脳細胞を覚醒ささせる秘訣もまた、同じルーツの皮層の感覚を研ぎ澄ませることにありそうです。

さらに皮層感覚を目覚めさせる根本対策が、腸内環境の改善にあるのです。このことを認識すると、この触覚という感じる力を使って、人間の奥に隠れている本当の自分を発見することもできるようになります。

「肌で感じる」機会を増やすことで、皮層感覚を徐々に研ぎ澄ませていきましょう。宇宙にあふれる目に見えない膨大な情報をキャッチする感受性を高めることこそ、人間がより宇宙的に進化する最大の方法なのです。  


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戸田 耕一郎
東京と島根の二拠点生活中。仕事はイベント企画・制作やウェブ・広告・映像制作を行うフリーのコンテンツディレクター。2015年夏、スローフードな週末ベジカフェ「kuraniwa」と、毎日営業のベーカリー「tsumugi」による『蔵庭』をオープン。第12回Vege&Fork Market(神奈川)は2016年5月に開催予定。好きなことはサーフィン、ヨガ、ラン、アウトドア、ギター。 戸田耕一郎ブログ http://todakoichiro.com/ Vege&Fork Market ウェブサイト http://vegeforkmarket.com/ 蔵庭|KURANIWA http://kuraniwa.jp/
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