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IN YOU Market

切り身魚の驚くべき正体とは。その魚、大丈夫ですか?安全でサスティナブルな魚の選び方をお知らせします。

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私たちが普段良く見かける切り身魚。
夕飯の食卓に買い求める方も多いのではないでしょうか。

しかしその魚、実は安心できる食材ではないかもしれません。

今や漁業の問題は薬品だけでなく、養殖環境や生態系にも及びます。

環境や体に優しい魚の選び方をご紹介します。

増えている奇形魚

魚市場
いつも私たちが目にしている魚ですが、実は奇形魚が水揚げされる事があります。
奇形魚とは、背骨が曲がってしまったり、尾ひれが二股になっている魚のことです。


遺伝上一部の魚がそのようになってしまうのは仕方がない事なのですが、化学薬品や栄養が偏ることで奇形魚が増えるという調査結果が出ています。

特に奇形魚になる可能性が高いのは、生簀から遠くへ行くことのできない養殖魚です。

出典 https://www.jstage.jst.go.jp/article/kyubyochu1955/25/0/25_0_83/_pdf

養殖の魚は危ないって本当?!
その危険性と問題点


水揚げ魚
私たち日本人は昔から魚料理を愛してきました。
ここ10年魚の消費量が減少しているという調査結果も出ていますが、
それでも日本人の魚の消費量は世界でもトップクラスです。


天然の魚だけでは供給が行き届かないため、養殖も昔から盛んに行われてきました。
しかし養殖にはいくつかの問題点があり、今なお解決していないものも多くあります。

養殖魚の生育環境

養殖魚は基本的には人工的に作られた狭い生簀の中にひしめき合って育てられます。
その為体に傷がつきやすく、細菌などに感染すればあっという間に生簀の中に病気が広がってしまします。

養殖業者はなるべく多くの魚を育てて出荷したいため、少しでも病気の魚がいる可能性があれば、抗菌剤や殺虫剤を散布することもあります。

基本的に薬の使用は法律で定められているため安全とのことですが、

過剰に投薬された場合魚の体には薬品が残り最終的に私たちの体に入ってきます。


さらに、餌についても不安が隠せません。

業者にもよりますが、一部では、安全性の不確かな肉骨粉が使われているという話もあり、
自然由来の、非遺伝子組み換え作物の安心安全な餌が与えられているかどうかは、
しっかりと養殖業者に確認しない限りはわからないのが現状です。

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石油から合成された着色料を使用するケースも。


他にも、身の色を美しくするための着色料も使用されている場合もあります。
今色々と安全面において議論されているのがカンタキサンチンです。


このカンタキサンチン、なんと石油から化学合成された着色料で、網膜に蓄積する性質があります。
その安全性については未だに議論されており、あえて食品添加物に追加する必要はないという意見も提出されています。

環境破壊

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養殖を行うことで周辺の海にも変化が訪れます。
養殖魚から出る食べかすや大量の排泄物は周辺の水質を汚染し、赤潮や魚の病気のもとになってしまいます。


そこにまた薬を与えていくという悪循環に陥ります。

ニュースでも度々取り上げられる赤潮ですが、実際何が問題なのでしょうか。

赤潮とは有害なプランクトンの大量発生です。

赤潮
プランクトンがエラに詰まって魚が窒息してしまったり、
毒素を出すプランクトンによって周囲の水質が更に悪化することで周囲の魚が死んでしまいます。


この恐ろしい赤潮は1970年代をピークに発生しています。
今でこそ赤潮の発生件数は減少していますが、それでも年に10件ほどは報告されています。

この水質悪化の一因として、魚に与える人工飼料の存在が指摘されています。
その為、今では天然飼料を使用している業者も一部、あります。


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なぜ養殖魚が増えるほど、天然魚も減るの?!

危惧される天然魚の減少との関連性


海
盛んに養殖が行われれば天然魚が数を減らすことは無いように思えますが、実はそうではありません。

世界では養殖魚が増える程、天然魚もその数を減らしていくと言われています。


なぜなのでしょうか。


養殖魚のほとんどは魚を食べて大きくなる種類の魚です。
養殖マグロ一匹が大きくなるまでに700キロもの魚が必要になります。

参考HP  http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/h25_h/trend/1/t1_1_2_4.html


自然の生態系ではバランスが保たれているので問題はありません。

しかし、養殖によって肉食の魚が増えるということは、それだけ沢山の餌になる魚が必要だということになります。

そうして天然飼料(魚)を与えることにより天然魚が減少し、
その魚を食べていた魚もいなくなり、最終的に地球上から魚が大幅に減少してしまう危険性が指摘されています。

魚が減少すると、魚を食べる鳥など他の生物にも影響が出ます。

また、養殖場から自然の海へ逃げ出した養殖魚は外来生物となり、
生態系のバランスが崩れてしまいます。

現状のままの養殖魚が広がると私たちの体だけでなく、
自然や生態系の破壊にもつながってしまうのです。


この現状を変えるため、今新しい活動が始まっています。

養殖

サステナブルシーフードで環境を守る

あなたは知っていますか?


地球
未来の子供たちへ豊かな自然を残すために、
WWF(世界自然保護基金)ではサステナブルシーフードの購入を推奨しています。

サステナブルシーフードとは、これから先も安心して魚を食べていけるように適正管理されたシーフードのことを指します。

MSCラベルとASCマーク


の2種類があり、主に以下の点を厳しくチェックしています。

・魚を捕りすぎていないか
・自然を傷つけない方法で魚を捕っているか
・流通や加工の段階で偽物等が混ざっていないか   等


MSCラベル


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「海のエコラベル」とも言われており、数あるエコラベルの中で最も世界に評価されています。
主に天然魚を捕る際の基準を設けています。

業者の中にはその魚を捕っていい時期や漁獲量などに配慮し、道具も他の生物を傷つけにくいものを使用し、努力している人たちがいます。

そういった、自然環境に最大限配慮している人たちが届けるシーフードにMSCラベルは与えられます。

ASCマーク

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MSCが天然魚の基準であるのに対して、ASCは養殖魚についての基準です。

ASCは、養殖魚の育成環境や加工、流通、自然環境に配慮できているかという点の他に、
養殖場に勤める人々の労働環境にも配慮することとしています。

記事の先に挙げた、養殖魚への化学薬品や添加物の使用についてはWWFも問題視しており、使用は必要最低限にするよう定めています。

他にも、生簀の環境の適正なモニタリングなど養殖業に関わる全てをチェックすることで、
私たち消費者に本当に安心、安全な商品が届くように管理しています。

WWFのHPはこちら 

つまり、エコラベルの付いた商品は品質や育成環境ともにWWFが保証する、
安心して食べることのできる商品だということです。


サステナブルシーフードはこれから広がる?


日本にいる私たちには「サステナブルシーフード」といってもあまりピンと来ないかもしれません。
未来の地球環境のための取り組みですが、日本では認知度が低いのが現状です。

しかし、今世界ではサステナブルシーフードを販売する動きが活発です。

特にヨーロッパでは大手小売スーパーが続々と取り扱いを進めています。
店頭でエコラベルについてのチラシを配るなど、認知度を高める活動も積極的に行っています。

日本では、サステナブルシーフードの認知度が低いため、エコラベルを見ても売上に直結しにくい現状があります。
そのためスーパーもエコラベルの付いた商品を多く取り扱うことに消極的です。


大事なのは、私たち消費者が金額で判断せずサステナブルシーフードについて知り、手に取ることです。

サステナブルシーフードはどこで買える?

魚売り場
まだ数は少ないですが、エコラベルの付いた商品は店頭で購入することが可能です。

日本ではスーパーのイオンがいち早くエコラベルのついた商品の取り扱いを始め、今でも取扱店の拡大を急いでいます。

他にも大手小売店でエコラベルの付いた商品を扱うことがあるそうです。

また、レストラン等の飲食店ではサステナブルシーフードを使った料理も少しずつ広がっています。

まだまだ目にする機会の少ないサステナブルシーフードですが、
大きなスーパーの鮮魚コーナーで見かけた際はぜひ手に取ってみてください。

購入することで自然を守ることができる

添加物や薬品が大量に使われた魚は恐ろしいものです。

しかし、そのような状況になってしまった一因に、このような背景を知らずに安いものを追い求める消費者の姿もありました。

今の私たちにできるのは、体にも優しく、間接的に自然環境の保護につながるエコラベルの付いた食品を少しずつ食卓に取り入れていくことです。

エコラベルが広がることで扱う店舗も増え、結果として未来の子供たちもおいしい魚を食べることができます。

未来の食を守るためにも、ぜひこの取り組みを知って広げていきましょう。

あなたがどのような商品、どのようなお店から何を買うかによって未来は少しずつ変わっていくはずです。


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