グルテンフリー生活2週間、私はこうして乗り切りました！実践してみて起こった驚くべき身体の変化とは　

グルテンフリーという言葉が日本でもかなり浸透してきましたね。


でも言葉を知っていても、実際にきちんと理解できている人はまだまだ少ない印象です。
ましてや実践しているという方はかなりレアなのではないでしょうか。

そういう私自身も、グルテンフリーに対しては
「大昔から食べられていた小麦が身体に悪いなんてあるはずないでしょー」
と思っていました。
そんな私がグルテンフリーに対して興味を持ったきっかけは、
今あるほぼ全ての小麦は、
度重なる品種改良により本来の小麦の姿とは全く違うものになってしまっている。
という衝撃の事実を知ったことでした。

現代の小麦がよくない3つの理由とは

現代の小麦が良くないと言われる理由は、簡単にまとめると次の三点です。

グルテンについて詳しくは、こちらの記事でまとめていますので合わせてご覧ください。

ただ、こういったグルテンが身体に与える影響について理解はしても、
「ではグルテンフリー生活を送ろう！」という気にはなかなかなれませんでした。

なにしろ、パンや麺類はもちろん、料理の衣やとろみ付け、
調味料まで様々なものに含まれているグルテンです。
それに、市販のパンを食べることはほとんどなかったものの
子供たちは、パンを家で作るとものすごく喜びましたし、うどんや素麺も大好きです。
私自身も、自分用のおやつとしてよく小麦粉を使用して焼き菓子を作っていました。

「正直、グルテンフリーはハードルが高すぎるでしょ！」というのが率直な気持ちでした。

でもある日、パンを作ろうと、生地を捏ねているときに気が付いたんです。

そういえばパンを捏ねていると手が痒くなってる、、、

いつもホームベーカリーでパンを作っていたので気が付かなかったのですが、
ホームベーカリーが壊れたため、手捏ねで作るようになってからは毎回必ず手が痒くなったのです。
「もしかすると私の身体はグルテン不耐症の気があるのかも？」
そう思ったのがきっかけで、
「グルテンフリー生活を試して身体の変化を見てみよう！」という決意ができたのです。

「身体の変化を見る」という目的で始めたグルテンフリーお試しの二週間

ということで、以下の書籍を参考に、まずは二週間のグルテンフリーに挑戦し、
その後テストとして、小麦製品を食べて身体に不調がでないかを確認することにしました。

こんなものにもグルテンが！
グルテンフリー生活で避ける食品は？

パンやベーグル、パスタやうどん、お好み焼きなどはもちろん、
グルテンは様々なものに含まれています。

あまり知られていないところでは醤油。
醤油の多くは【大豆、塩、小麦】で作られているため、

グルテンフリー生活を実践するには【大豆、塩】だけで作られた
たまり醤油を使用すると良いでしょう。


カレーにはIN YOUで話題のグルテンフリー対応で無添加のものを使うといいですよ。

グルテンフリーカレーについてはこちら

上記の食材以外の物で迷ったときには、必ず原材料のチェックを。
外食などで原材料のチェックが難しいときには、店員さんに確認を入れると安心です。

グルテンフリー生活を成功させるために
大切なのは事前の準備！　ポイント２点

グルテンフリーの生活を途中で挫折せず、二週間乗り切るために
実践してみて、ポイントとなったのは次の２点でした。

１　パンや麺類などの、代替えとなるものを準備しておく
２　周囲の人に「グルテンフリーの生活を２週間試す」と宣言しておく

成功の秘訣1
代替のものを事前に準備してストレスなく過ごす

グルテンフリーの生活を送ると、禁断症状として、
３日目～５日目辺りで辛くなってくる方が多いそうです。

実際私も、３日ほどで「あー焼き菓子食べたい！」という衝動にかられました。

そんなときに助けられたのが、米粉やおから、
アーモンドプードルで作るグルテンフリーのパウンドケーキ。
食べた感じも小麦を使って作ったものとさほど変わらないので、満足することができました。

私が作ったレシピはこちら

洗い物も含め、作業は15分ほどなので思い立ったらすぐに作れます。

また、うどんやパスタなども米粉や玄米粉で作られたグルテンフリーのものを用意しておくと、
食べたい衝動に駆られたとき、途中で挫折せずに済みますよ。

成功の秘訣2
周囲に宣言しておく

途中で挫折しそうだなーと自信がない方におすすめの方法は、

周囲に｢グルテンフリー生活やります！｣と宣言しておくこと。

家族や親友などでは挫折しても｢やっぱり途中でやめちゃった｣と言いやすいので、
強行策ですがSNSなどで宣言してしまうのも有りだと思います。

宣言すると、周りも協力体制になってくれる場合が多いので、
目の前でパンを食べられて辛いなどといったことも少なくなります。

二週間どう過ごしたのか？身体に起こった変化は？

グルテンフリー生活、前半の一週間

前半の一週間は、やっぱり時々小麦製品を食べたくなりました！
でも代わりのケーキや、麺類があったお陰で、
思っていたよりもストレスなく過ごすことができました。

子供たちにも、グルテンフリーの麺やパンケーキは好評でした。
一日の食事は次のような感じです。私は今授乳中なので、
他の方が同じように食べてしまうと食べすぎになってしまうかもしれませんが参考までに。

初めて４～５日で、お通じが良くなってきたことを実感しました。
今までも、特に便秘に悩むといったわけではなかったですし、
１日に１回は排便があったのですが
グルテンフリー生活を開始してからは、１日２回は出るようになりました。

また、産後で体力が落ちているせいか
食事の内容が特に胃腸に負担がかかるものでなくても、
食後に胃もたれをしてしまうのが悩みだったのですが
そういったこともなくなってきました。

グルテンフリー生活、後半の二週目

一週間経過すると、もう小麦製品が食べたい！という衝動に駆られることはほとんどなくなりました。
そして、「おなかが空いてるわけではないんだけど、何か食べたいなー」という
口寂しさからくる欲求がほぼなくなりました。


そして、私の中でものすごく、ものすごくうれしい効果が！！

６年間悩まされていた手湿疹の症状の改善

実は私、手湿疹による手の痒みや乾燥に長年悩まされていたんです。
グルテンフリーを初めて１０日ほどで、痒みや乾燥が治まって、手がきれいになってきました。

この手湿疹には、今まで本当に悩まされていて
ひどいときには手のひら、手の甲、指の関節など至る所に水疱ができて、
皮膚の皮も薄くなり、綿手袋なしでは何も作業ができないような状態だったこともありました。
食生活や洗剤、石鹸、ハンドクリームの見直しによってだいぶ治ってはいたものの、
完治とまではいっていなかったんです。
もうこれは治ることはないのかな、、、と半ばあきらめていたのですが、
グルテンフリー生活を始めてから、明らかに症状が改善してきているのです。

手湿疹の症状の改善　ということの他にも、

・肌が乾燥しにくくなった
・肌に透明感が出てきた
・寝起きが良くなった
・食後の胃もたれはほぼしなくなった

といった、嬉しい身体の変化を感じられるようになりました。

グルテンフリーお試し期間二週間が終了
テストとしてうどんを食べる

こうして、嬉しい身体の変化を感じたグルテンフリー生活二週間が過ぎました。
正直、この頃にはもう小麦製品を食べるのが少し怖くなっていました。

「せっかく体調が良くなってきてるのに」という気持ちもありましたが、
テストとして最終日の夜はうどんを食べました。

その後、不調は驚くほどすぐに現れました。

胃もたれと手の痒み、さらに頭痛です。

その日の夜は、胃もたれと頭痛が辛くて子供たちを寝かしつける前に自分が寝てしまったほど。
この不調は翌日も一日中続きました。

まとめ　グルテンフリー生活を二週間送ってみて

私と同じように「グルテンフリー生活はハードルが高い」「我慢だらけ」
と思われている方はとても多いように思います。

私もそう思っていたのですが、実際にやってみてその考えは変わりました。
なぜなら、この二週間、そんなに我慢という我慢をしていませんから。

麺類やケーキやパンなど、代替品をあらかじめ用意しておけば、
ストレスなく楽しんで生活を送ることができます。
そして一度、身体に起きた変化を実感したら！もうきっと前の生活には戻れなくなるはずですよ。

今回、私に起こった身体の変化はきっと特別なことではないはずです。
普段から小麦製品を食べる機会が多い方は、
もっと大きな身体の変化を感じることができるかもしれませんよ。

皆様のより健康でより楽しい毎日のお役にたてます様に。

オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market

IN YOU Market

グルテンフリーな食事を楽しもう！IN YOU厳選オーガニックアイテム

おすすめ記事

日本人の主食「米」が今、危ない。「グルテンフリー」の次に叫ばれるのは「ライスフリー」？人工的に品種改良され続けるお米に潜む未知なるリスクとは。

グルテンフリー生活2週間、私はこうして乗り切りました！実践してみて起こった驚くべき身体の変化とは　

パンを食べた数時間後～24時間後に原因不明の不調が・・！その頭痛、肌荒れ、膨張感はあなたの食べている小麦グルテンのせいかも？私が経験してわかったグルテンフリー生活の利点