世界のセレブは病院嫌い?!ヘルスコンシャスな人々が選ぶ「ホメオパシー」とは?その理由と魅力に迫る!
ホメオパシーを選ぶ人が世界中で増えている。その理由とは?
化学薬品を飲まず、自然成分で体の不調を治す・・・、
ホメオパシーについて、そんなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
今回は、「どうして、お金も地位もたっぷりで、有名ドクターのいる病院にだって、
すぐ飛んでいけるようなセレブたちが、あえてホメオパシーを選ぶのか?」という疑問から、彼らを惹きつけるその魅力を探っていきたいと思いまず。
■ホメオパシー愛用のセレブたち
<海外>ポール・マッカートニー
ヴィーガンであり、様々な慈善活動に積極的なポール・マッカートニーも夢中。
“ホメオパシー無しではやっていけないよ。レメディがなくちゃどこへも出かけられないし、それくらいよく使うんだ。”
引用:「BRAUER」https://www.brauer.com.au/living-naturally/top-ten-homeopathic-celebrity-fans
ウサイン・ボルト
「人類最速」と言われたボルトも、16歳の頃から、ホメオパスドクターのもとへ足繁く通っていたことを明かしています。
ジェニファー・アニストン
ストイックなヨギーであり、ヴィーガンであるジェニファー・アニストンも、各メディアのインタビューの中で度々、ホメオパシーの魅力を語っています。
チャールズ皇太子
代々専属のホメオパスドクターの常駐しているイギリス王室。
とりわけ、チャールズ皇太子は、ホメオパシー医療が保険適応外になりそうな運動が起こった際、精力的に反対のロビー活動を行ったため、今でも国内では保険適用が続いています。
“ホメオパシーには、私たちの心と体、そして自然界との調和やバランスを保つ必要性を深く理解した、古代の伝統方法が根付いているんだよ。”
引用:「BRAUER」https://www.brauer.com.au/living-naturally/top-ten-homeopathic-celebrity-fans
シンディ・クロフォード
スーパーモデルブームの先駆者、シンディ・クロフォードも、その美しさと自身と家族の健康のため、家にホメオパスキットを常在しているそう。
ヒラリー&ビル・クリントン夫妻
90年代、夫ビルが深刻な心疾患とが診断されたことをきっかけに、夫妻はヴィーガンに転身。
それ以来、自然な代替治療であるホメオパシーを愛好しています。
デイビッド・ベッカム
日本でも大ブームが起こったサッカー界のスーパースターも、夫婦揃ってホメオパシーの愛好者。
そのきっかけは、2002年の日韓ワールドカップ。
足を負傷したベッカムは、何が何でも試合に出場すべく、最後にたどり着いたのがホメオパシーだったそう。(その後、無事試合にも出場しました!)
現在では、ヨーロッパの数多くのサッカーチームが、専属のホメオパスドクターを抱え、フィジカル/メンタルの両サイドから選手たちを支えています。
デイビッド・ロックフェラー
農薬や遺伝子組み換え作物で有名な米モンサント社を所有する、ロックフェラー一族。
一族は、現代医療を施す病院には一切行かず、一族専属のホメオパスドクターに診てもらっています。
ディビッドはホメオパシーと完全無農薬な菜食生活のおかげで、101年の天寿を全うしました。
出典1:「BRAUER」 https://www.brauer.com.au/living-naturally/top-ten-homeopathic-celebrity-fans
出典2:『魔王、死す!-D.ロックフェラーの死で激変する世界勢力図』船瀬俊介https://www.amazon.co.jp/%E9%AD%94%E7%8E%8B%E3%80%81%E6%AD%BB%E3%81%99-%E8%88%B9%E7%80%AC-%E4%BF%8A%E4%BB%8B/dp/4828420142
<国内>
国内でもある有名女優は、ホメオパシーに出会ったことで、すっかり“毒”が抜けたとインタビューで語っており、今ではリラックスした美しさで、数々の作品で活躍しています。またベジタリアンとしても有名なサンプラザ中野さんは、どっぷりホメオパシーに心酔しているよう。
2006年にはホメオパスの資格も取得し、自身を「サンプラザ・ホメオパス・中野」と称しています。
ホメオパシーの魅力と、人気の背景にあるものとは・・・
表象的な西洋医療と、根本的なホメオパシー
■ホメオパシーの誕生
ホメオパシーの創始者は、ザムエル・ハーネマンという、ドイツ生まれの医師でした。時は19世紀初頭、当時行われていた医療に疑問を持ったハーネマンは、新しい医療を模索する中で、
自らが実験台となり、当時マラリアの治療に使用されていたキニーネという薬を飲んでみたところ、なんと、彼の体にマラリアと似たような症状が現れたのです。
そのことをきっかけに、ハーネマンは実験を繰り返し、ある法則へとたどり着いたのです。
それは、「健康な人間に対してある症状を引き起こす物質は、その症状を示す病人を治すことができる。
そして、その効果は、その物質を薄めれば薄めるほど、高まる」というものでした。
その後、ハーネマンが提唱した革新的な医療は、ヨーロッパやアメリカに広がり、
ヨーロッパでは、当時流行していたコレラやチフスにも有効的な結果が報告されています。
■ホメオパシーの原理
ハーネマンの提唱した、「似たものが、似たものを癒す」という原理に基づいて構築された、ホメオパシー。そのアプローチは、物質的に患部を切り取ったりする表面的な治療ではなく、もっと奥深くまで、表象の炎症の根本にある「何か」を治癒するというものなのです。その「何か」は人それぞれ、その人が何を想い、考え、生きてきたのかによって異なります。
ホメオパシーとは、科学では解明できない、自然の法則から人間という存在を見つめた哲学でもあるのです。
■ホメオパシーと西洋医学の違い
先に述べたように、ホメオパシー治療は、患部だけではなく、その人全体を診て、悪化している部分を根本から改善していくというアプローチです。そしてもうひとつ、その原理に基づいたものが、「似たものを増幅させる」ことです。
薬によって、痛みを消す、咳を止めるといった、状態を変えるのが西洋医学であるとすると、ホメオパシーはその症状と似ている状態を増幅させるために薬(レメディ)を使います。一見、ますます悪くなるなんて最悪!だと思われそうですが、悪い状態をさらに悪くすることで、自己治癒力のスイッチが入り、体本来の持つ力で、根本的な原因をより良い状態へと向かわせようとするのです。
人気の背景は、現代医療への不信感!?
その時代、その時点で最善・最良と考えられる治療法の事を「標準医療」と言います。私たちが生きる今の標準医療は、「科学的根拠にもとづく医療(EBM:Evidence-baced medicine)」です。
19世紀、革新的な医療としてホメオパシーが人気を博した背景には、当時の標準医療とされていた瀉血などの治療法に対しての不信感がありました。
ちょうどその時、標準医療に比べて優れた治療成績を収めるホメオパシーが誕生したのです。
しかし、科学の力が増大するにつれて、ホメオパシーは「なんだか怪しい」「非科学的だ」との理由から、医療の現場から遠ざけられてしまったのです。
けれど今、21世紀になり、医療技術の進歩著しい現代において、再びホメオパシーの効果を再認識し、取り入れる人々が増えています。
それは19世紀、人々が当時当たり前とされていた医療に疑問を感じ、代替医療に希望の光を見出した歴史同様、今また標準医療に対する幻滅と不信感が、そして、本来の自分の体の持つ力に寄り添いたいという想いが、私たちの中で高まりつつあるからではないでしょうか。
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参考:福岡クラシカルホメオパシー https://fukuoka-homeopathy.jimdo.com/
出典:Kodansha Bluebacks http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55676?page=2
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