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シュタイナーが提案した世界最高峰のオーガニック農法「バイオダイナミック農法」とは一体何か。バイオダイナミック農法の魅力に迫る!

大矢 純子
脚本家・演出家・ライター。2008年婦人科系疾患で手術が必要となったが、体のケアのためマクロビオティックを独学、心のケアのため気学を習い自然治癒。以来、心と体の両方向から資料を集め、知識を入れることが趣味に。IN YOUでは読者の皆様にわかりやすい情報を提供したいと考えております。

世界最高峰のバイオダイナミック農法をご存知ですか??

バイオダイナミック農法という言葉は、ワインが好きな方ならご存知なのではないでしょうか?

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バイオダイナミック農法は「世界最高の有機農法」として知られ、この農法は1970年代から広がり始め、その後大規模なビジネスへと拡大していきました。ドイツのオーガニックスーパー・ALNATURA (アルナトゥーラ)は大きく発展した中の一社です。

ワインの世界ではこのバイオダイナミック農法は注目されており、300年超の歴史を誇るドイツ老舗ワイナリー「ツヴェルベリッヒ」は23年前に全耕作地をバイオダイナミック農法に切り替え、国際ワイン・ワイナリーコンクールの賞を多数受賞して話題となり、ワイン界でその農法は徐々に認知されています。

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今回はワインでけではなく食品やコスメにも用いられる、世界最高峰のバイオダイナミック農法の素晴らしさ、従来の有機農法との違いをお伝えします。
知ればきっとバイオダイナミック農法を使った作物や商品を試したくなります。

バイオダイナミック農法とは

名前の由来

バイオダイナミックには2つの意味が存在します。
「ビオ」は古代ギリシャの「bio」つまり「生命」の意味。
もう一つの「ダイナミック」は古代ギリシャ語の「dunamis」に由来する「力」という意味。
2つ合わせて「生命体が持つ力」と表しています。

なぜバイオダイナミック農法を考えたのか?

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1800年代後半から化学肥料や枯葉剤、除草剤、殺虫剤等の使用が始まったことにより、何百年も続いてきた農地が荒れ始めたことにあります。
それら化学肥料等を多く使うことにより、作物の味の変化、害虫に対する抵抗力の低下、種の発芽率にまで多大な被害も見え始めました。

また戦争によって余った爆薬や毒薬の市場が必要となり工業が作られ、
毒に汚染された海、土、水、空気、ひいては農産物にまで影響を及ぼすようになりました。そこでドイツの農民たちがシュタイナーへ助言を求めたのが始まりなのです。

シュタイナーの農法理論

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オーストリアの人智学者のルドルフ・シュタイナー(1861-1925)は、これに応じて「農業講座―農業を豊かにするための精神科学的な基礎」講義しました。

それがバイオダイナミック農法です。
亡くなる前年の1924年にドイツのコーバーヴィッツで8回に分けて行われ、「コーバーヴィッツ農業講座」とも呼ばれています。

しかし、シュタイナー自身がバイオダイナミック農法を実践していた証拠はなく、エルンスト・シュテーゲマンが1922年から行っていた無農薬農法を用いて、シュタイナーが農法理論を構築したのではないかという説もあります。

有機農法との違い

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バイオダイナミック農法と有機農法との違いは「宇宙とのつながり」です。
地球上だけで全ての生命体が完結しているのでなく、宇宙に存在する一つの惑星として、宇宙のエネルギーを受けています。

それぞれの惑星はぶつかることなく自転と公転を繰り返し、絶妙なバランスの中で全ての生命が生きています。
地球はその惑星の一つであり、
宇宙エネルギーの恩恵があり、それを活かすべきという考えがこの農法にあるのです。太陽系に位置する地球、天体のリズムとエネルギーを取り入れることで、宇宙レベルで大地、植物、動物の持つ力を最大限に活用することが、この世界最高峰で究極の有機栽培農法なのです。

天体の動きに合わせる

バイオダイナミック農法では、太陽、月、惑星との位置関係が、地球の土壌や生命体の成分や、
気象等に与える影響を重きに置き、その位置関係と動きを計算に入れて、種まきから、苗植え、収穫などの時期を、天体の動きにあわせて選することを重視します。

また、人工的な化学物質は一切使わず、研究された調合剤を使用します。

宇宙の自然のリズムに合わせる

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バイオダイナミック農法の主な特徴の一つとして、天体の運行に合わせて、農作業が行われることがあります。

大地は朝になると息を吐き、午後になると息を吸うという一日のリズムがあります。
そして薬用植物には、朝のうちに液流が上昇するリズムがあり、その時間にあわせてると質の良い状態の直食物が収穫できます。

また太陽や月、その他の太陽系惑星や星座の位置関係で、地球に注がれるエネルギーの質や流れを図った上で農法が実践されるのです。
具体的には、宇宙から最もエネルギーが注がれる満月の日に種蒔きや、堆肥を与えたりします。

収穫も、それぞれの作物と、その用途に合わせて作業日が決定されます。

月のリズムに合わせて耕す

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月は地球の周りを、27.3日周期で一周します。つまり、地球から見て12の星座の各宮を2、3日ごとに通過。月がどの宮に位置するかによって地上の受ける影響は異なり、また北半球と南半球でも違います。

月が運航していく動きで、水、熱、土、空気、光という元素に対応しているのです。

空気/光(花の日) 双子座・天秤座・水瓶
水(葉の日)    魚座・蟹座・さそり座
熱(実の日)    牡羊座・獅子座・射手座
土(根の日)    牡牛座・乙女座・山羊座

と4つに分けられます。それぞれの要素と効果は以下のようになります。

●空気/光(花の日) 双子座・天秤座・水瓶

花の日に耕すとカリウムとリンの活動が活発になる
要素 風・光
同じ要素を持つ惑星 木星・金星・天王星
影響を受ける箇所 花

●水(葉の日) 魚座・蟹座・さそり座

葉の日に耕すとカルシウムの代謝を活発になる
要素 水
同じ要素を持つ惑星 月・火星・海王星
影響を受ける箇所 葉

●熱(実の日)    牡羊座・獅子座・射手座

実の日に耕すと硫黄のプロセスが活性化する
要素 熱
同じ要素を持つ惑星 土星・水星・冥王星
影響を受ける箇所 果実・種子

●土(根の日)    牡牛座・乙女座・山羊座

根の日に耕すと窒素の結合が促進される
要素 大地
同じ要素を持つ惑星 太陽
影響を受ける箇所 根

バイオダイナミック農法と調合剤

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バイオダイナミック農法において調合剤は欠かせないません。
すべて調合剤は自然のもので作られます。材料は、牛の糞、水晶、ノコギリソウ、カモミール、イラクサ、樫の木の皮、タンポポ、カノコソウ、スギナなど9種類あります。

宇宙にある惑星がバランスを保ちながら存在するように、人間の内蔵の臓器がすべて揃って共存するように、この9つの材料を大地に含ませることで大地が整い、また宇宙との調和を保つことができます。宇宙と地球が一つになり健康な生命力で満ち溢れることになるのです。それが植物にとっても良い影響をもたらします。

シュタイナーは、499番からなるホメオパシーの延長とし、500番~508番の9種類の調合剤を考案。どのようなものが使われているか、調合剤を簡単に説明します。

●500番 牛糞牛角調合剤

材料 雌牛の角、健康で新鮮な雌牛の糞
効果
根の形成に助け、土のエネルギーを高める。
細菌、微生物などの繁殖を促す。
作物の樹液の循環を良くする。

●501番 水晶牛角調合剤

材料 雌牛の角、水晶。
効果
植物の光新陳代謝を強化。
光合成と葉緑素の構成を促進。
病気や害虫に対する抵抗力アップ。

●502 ノコギリソウ調合剤

材料 ノコギリソウの花、オス鹿の膀胱
効果
大地に活力を増加。
植物が硫黄やカリウム利用するのを促進。
金星と関係をもつ

●503 カモミール調合剤

材料 カモミールの花、雌牛の小腸
効果
カルシウムと硫黄との吸収。
土の中の窒素を安定促進
水星と関係をもつ

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●504番 イラクサの調合剤

材料 イラクサ
効果
堆肥の温度を一定に保つ。
堆肥から窒素分の蒸発を防止
火星と関係をもつ

●505番 カシの木調合剤

材料 牛の頭蓋骨、カシの樹皮
効果
カルシウムの強化
治癒力を供給
月と関係を持つ

●506番 タンポポ調合剤

材料 タンポポの花、牛の腸間膜
効果
ケイ酸や、カリウムとの関係を促進
堆肥に呼吸を与える
木星と関係をもつ

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●507番 カノコソウ調合剤

材料 カノコソウの花
効果
リン酸分の調整機能の向上
堆肥の発酵を促進
土星との関係をもつ

●508番 スギナ調合剤

材料 スギナ
効果
菌類による病気への抵抗力強化
植物の品質の改良

調合剤をご覧いただけるとわかるように、土が本来持つ以上の力を引き出すだけでなく、
「地球と惑星との結びつき」を持つ役目がそれぞれの調合剤に入っています。

ここがすごい!たとえ動物性肥料を使っていたとしても、厳格な基準が定められているバイオダイナミック農法

なぜ雌牛の角?なぜ雌牛の糞?

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ちなみに、IN YOU読者であれば動物のフンを使う可能性があると聞くと懸念を示す方もいるのではないでしょうか。

その理由は一般的には遺伝子組み換えや危険な薬品などが混じっている恐れではないでしょうか。

しかしここがバイオダイナミック農法のすごいところ。

通常の有機栽培では、出どころがわからない安全性の不安な動物性肥料が使われているリスクを懸念されますが、
バイオダイナミック農法では理念の根底には、すべてを自然のものから使うという考え方があるので、

農薬が含まれていたり、遺伝子組み換えの肥料は一切使いません

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もちろん牛に対しての餌も同様です。

また、雌牛の糞が調合剤に使われますが、すぐに使用するわけではないのです。

まず雌牛の角にフレッシュな牛糞を詰め、それを地中約1メートルの深さに埋め、半年後の春に掘り出します。冬の間大地から得られるエネルギーをその糞に注がれるため寝かされるのです。

まずシュタイナーは、牛は「宇宙の力を逃がさない」という主旨を説明しています。
また消化・代謝作用は牡牛より雌牛の方が活発であるので、角も糞も雌牛のものを使うのが良いと考えました。

牛の角は、内部に骨があり血管が多く通っています。
外側は皮膚が硬くなったもので、人間でいうところの爪と同じで非常に強い素材のため使われたとされています。

通常ではありえないレベルで、ここまで深く考えられているのですね。

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ドイツのバイオダイナミック農業研究家マリアトウーン女史により、
これらの調合剤をよりシンプルかつ有効に使えることが発見されました。
500番は大地に、501番は地上部に向けて、散布されます。

502番〜506番は、大地ではなく堆肥の中に入れ、それぞれの力を発揮させます。
507番と508番は菌類などが必要以上にバランスを崩して地上部に上がってこないように、
一緒に散布します。それぞれの効果が発揮できる方法のほんの一部です。

このように化学肥料や農薬を使わず、天然成分を調合した調合剤だけを使うことで、
自然に、地球に、宇宙に寄り添う農法であり、だからこそ本当の生命のエネルギーを引き出し、発揮できるのです。

このバイオダイナミック製法で作られた農産物は、通常に栽培された農産物よりも根がしっかりしているおり、
通常栽培の物より、根の重量が18%も重かったというデータもあるほどです。ぜひ食してみたいですね。

世界で最も厳しいオーガニック基準「デメター」とは?

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シュタイナーの理論的講義の後に,このバイオダイナミック農法を実践するグループが発足され、

1931年には,バイオダイナミック農場がヨーロッパやアメリカで約1,000達成されました。
このデメターとは,ギリシャ神話の農業・結婚・社会秩序の女神。
このデメターの称号を与えられたバイオダイナミック農法グループが各地に作られ,1997年は19のグループがデメター・インターナショナルを結成しました。
2015年時点でデメター・インターナショナルに登録されている農場は総計4,950。日本には生産者や加工業者はおらず、たったの3つの販売業者が登録されているのみです。

デメター認証農場の統計

日本のバイオダイナミック農法は?

バイオダイナミック農法を取り入れてる農場によっては市場に出さず、直接レストラン等に卸しているという現状もあります。
日本では輸入されている、ハウシュカ化粧品などが有名ですが、まだまだ普及は本当に少ない状況にあります。

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バイオダイナミックファームで作られたここにしかないオーガニックの加工食品やパン

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世界最高峰バイオダイナミックファームで放牧されたブラウンスイス牛のから生乳手作り・無添加チーズと無農薬ヨーグルト

ちなみに、IN YOUMarketで限定販売しているバイオダイナミックファームで作られたパンとチーズとヨーグルトをもうご存知ですか?

その全てはこだわられており、市販品の味とはまるで違います。

世界最高峰のファームで作られていると思うと、さらに美味しく感じます。

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理解されない時代を経て、やっと世界で認められたバイオダイナミックファームのエッセンスたっぷりの貴重な食材を楽しんで見てはいかがでしょうか。

1920年代から行われてきたバイオダイナミック農法。

どのような土で、どのような環境で、どのような方法で、どれだけの人々の愛情をかけて育ったきたのか?

バイオダイナミック農法を知るとその奥深さに熱い思いが溢れてきます。

そして言葉を発することのできなかった大地が、地球が、宇宙が喜んでいるのではないかと感じるのです。

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地球は生きています。

その地球が持つ本当のエネルギーを引き出すこと、地球という大地で育つ生命たちを健やかに育てること、
それが私たちの命につながります。バイオダイナミック農法が認知されるということは、すべての再生へとつながるのです。

たくさんの方に知ってもらいたい素晴らしい農法。
それがこのバイオダイナミック農法です。

この農法で作られた製品や農産物を使うことで、もっと世界に、そして日本に根付いてく日は遠くないはずです。

本当の意味で旬の食材を食すことは、地球上の生命が宇宙へ繋がる農法が日本でも広まる日が来るといいですね!

大量生産された劣化した小麦とはまるっきり違います。世界最高峰の安全なオーガニック小麦パンを食べよう!

DSC_6474-1024x684 世界最高峰バイオダイナミック農法による北海道産有機小麦粉と自家製酵母で作った心も豊かになる本物のカンパーニュ。農薬、添加物一切不使用!今すぐここをクリック!

北海道・十勝より届けられる、心と身体の健康を育むパン。
誰にとってもプラスとなるよう、ミネラル・繊維質もたっぷり含みます。
世界最高峰のバイオダイナミック農法をご存知ですか?
バイオダイナミック農法とは、バイオダイナミック農法(独:Biologisch-dynamische Landwirtschaft。 ビオダイナミック、ビオディナミ、バイオロジカルダイナミック農業、BD農法、生命力動農法、シュタイナー農法とも)とは、人智学のルドルフ・シュタイナーによって提唱された有機農法・自然農法の一種で、循環型農業である。とWikipediaに書かれている通り、世界でも最強の農法だと言われています。
このパンはそんなバイオダイナミックファームで作られたものだそう。
自然に寄り添いながら栽培した健全な作物から、自然な製法で
使用する原材料は、十勝産有機小麦に自家培養酵母をはじめオーガニックな自然原料のみ。
農薬や化学添加物の心配は一切ありません。職人がひとつひとつ丹精込めて、常温で長時間発酵させ薪火で焼き上げたカンパーニュ形のパンです。
素材が美味しいからこそ販売可能な、粉・酵母・塩だけで焼き上げられるハード系のパン。

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一度味わってみてください。子どもたちにも、ぜひ!

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脚本家・演出家・ライター。2008年婦人科系疾患で手術が必要となったが、体のケアのためマクロビオティックを独学、心のケアのため気学を習い自然治癒。以来、心と体の両方向から資料を集め、知識を入れることが趣味に。IN YOUでは読者の皆様にわかりやすい情報を提供したいと考えております。
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