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2020年オリンピックに向け、追いつかない国内オーガニック作物生産の致命的な遅れの実態と、ビーガン対応飲食店が急増する中で問題視される食材の質と安全性

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選手村で選手が食べる食材は国内のものではなく安全性の高い輸入品に?


2020年東京オリンピックに向けての準備が着々と進んでいますね。

選手村で選手達が食す野菜は安全性の高いオーガニックが求められているようですが、

なんと、日本農家の現状では国内での生産が追いつかず輸入する計画があるそうです。


せっかくの自国開催なのに、わざわざ輸入して安全な野菜を用意するなんて何だか悲しくなりますね。

日本人が日々食べている野菜は海外からは受け入れられないレベルということなのでしょうか・・・。


閣府、内閣官房の職員食堂では既に2017年3月よりヴィーガン対応メニューが導入


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諸外国ではヴィーガン、ベジタリアンの方も多い為、観光客をおもてなしするにあたり対応飲食店の需要度が高まる傾向にあります。

2020年東京オリンピックには大量の野菜が必要となることが明らかになっています。
これは言いかえると、オーガニック野菜への需要性が高まっていると言う事です。


選手村でも不足している現状、
今こそ一人一人が意識を持ち、オーガニック、自然栽培している農家さん達を応援する時ではないでしょうか。



ヴィーガンやベジタリアンをうたう飲食店が国内で急増中。
しかし、オーガニックではない食材を使用しているお店が多い。

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国内、とりわけ東京ではオリンピックの影響もあってか、
すでにヴィーガンやベジタリアンをうたうお店は顕著に増えてきています。

本題に入る前に、ヴィーガンってそもそも何?という方に向けてご説明いたします。
ヴィーガンというのは、絶対菜食主義者です。
ベジタリアンと違い、牛乳、卵、チーズ、ゼラチンなど動物性を一切食しません。


これまで日本では受け入れられにくかった、ヴィーガンやベジタリアン向けのお店が増えゆくあるのは非常に素晴らしいことではありますが、実はここで大きな問題があることに気が付きました。


完全菜食という事から、当然ヴィーガン対応飲食店の場合は通常よりも多くの野菜を仕入れる事になります。

しかし、日本ではオーガニック野菜が不足している現状を考えるとヴィーガンメニュー導入を検討している飲食店様は
「オーガニックに拘らずヴィーガンメニューであれば、問題ない」といった考えの方が多くいらっしゃる可能性が高いということです。


実際に、表面的にヘルシー&ヴィーガンをうたうお店でも、慣行栽培の野菜はもちろん、裏側では白砂糖や添加物を使う飲食店も多数あります。(弊社調べ)

しかしIN YOUでは何度もお伝えしている通り、
現在の国産野菜は農薬、化学肥料、除草剤問題、土壌汚染問題を抱えておりオーガニックを意識しないビーガン、ベジタリアン対応は大変危険です。


いまだ日本国内で使われ続けるネオニコチノイド系農薬 安全神話の崩壊と、いつ誰に発症するか分からない化学物質過敏症。

【2017年度最新版】毎日食べている野菜と果物、残留農薬量ワースト10ランキングとその具体的対策方法

飲食店にヒアリングを行ってみて、
「オーガニック野菜を使いたいが原価が高いので(利益が出にくいから)農薬を使う慣行野菜にしている」といった理由のほかに、
飲食店が悪気があって行っているのではなくそもそも、飲食店のオーナーやメニュー開発担当側の健康やオーガニックへの知識の欠如が大きな課題であることがわかりました。

飲食店は料理のプロでも、オーガニックのプロではないので、仕方がないと言えば仕方がないことなのかもしれませんが、
わざわざヘルシーなものを求めてそのようなお店に足を運ぶ海外客や日本人客からすると、たまったものじゃないのではないでしょうか。


選手村でもビーガン対応飲食店でもオーガニックが求められている

野菜果物
選手村でも冒頭で記載した通り、当たり前にオーガニック食材を求めらえています。
国内の食材は安全だと思い込まれている傾向がまだある日本ですが、実際どうして農薬がよくないのか理解できていない方は多いのではないでしょうか。

なぜ農薬がいけないのか?


殆どの方は農薬の影響をあまり体感してはいらっしゃらないのではないかと思います。
実際に農薬を使用している農家さんも、農薬や除草剤、動物性堆肥を使用せずに野菜作りは出来ない。

「慣行栽培の野菜とオーガニックの野菜の違いは値段が高いくらいでよく違いがわからない」という一般人の声もよくきかれます。

使用量さえ守れば何の問題もない。
国で指定されている農薬や肥料なのだから、人体に害などないはずだ。


そう思って、毎日農作業に励んでいらっしゃる農家さんが沢山いらっしゃいます。


でも本当にそうなのでしょうか?



国内有機認定を受けた有機物も安全とは限らない現状。


IN YOU読者の皆様であれば国内有機認定がある事をご存知でいらっしゃる方は多くいらっしゃるかと思います。

認定されている為、スーパーに並ぶ野菜よりも高い料金で販売されていますよね。

私自身も、化学物質、添加物など可能な限り摂取したくないと考えていますので国内有機認定されているお野菜を購入していました。

しかし現実には有機野菜=無農薬ではないということに気が付いて愕然としました。

消費者ニーズに応えた結果、農薬を長期間大量に使用せざるを得なくなった農業の実態。自然栽培野菜と有機野菜の違い、知っていますか?

有機野菜だから無農薬という訳でははないって知っていましたか?残留農薬や雑菌除去、野菜の鮮度保持、オールマイティに使える野菜洗い「ベジセーフ」。


国内有機認定されている商品であれば安全であると勘違いしていたのです。




知らない方が良かった?
有機認定されている野菜も安心とは限らない。

有機栽培と自然栽培の違い。


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ハッキリ言います。

有機認定されている国内有機野菜は完全なる無農薬、無肥料栽培ではありません


国で認められた有機認定可能な範囲での農薬、化学肥料の使用は許可されています。

また特別栽培も、無農薬ということではありません。
大手スーパー内に配置されているオーガニックコーナーには特別栽培として認定されているお野菜が販売されていますが、
一つ一つの商品にハッキリと農薬散布○回、化学肥料○回と記載されています。

消費者から見れば、農薬を1度でも使用しているお野菜はなるべく摂取を控えたいところですよね。


国内有機認定を取得していない有機農家団体や個人の有機野菜農家さんは?


私も安全な野菜を求めて、何時間も探しましたが、有機栽培農家さんは沢山いらっしゃいました。
無農薬、無化学肥料の農家さんが増える事は大変喜ばしい事ですので是非支援の為にも読者の皆様に購入をお勧めしたいのですが、
その前に注目していただきたいのは無化学肥料という点です。

消費者が知らない、無化学肥料不使用トリック。
その正体は?


無化学肥料という言葉を見るととても安全相に見えますよね。
しかし実際には化学肥料は使用していなくても、別の肥料は使用している可能性があります。

そしてその肥料の一部には動物性堆肥が使用されている可能性があるのです。


もう食べるものがない!その前に。

動物性堆肥まで気にするべき理由とは


ここまで書くと、「有機野菜ならそれでいいじゃないか!」とお怒りになられる方もいるかもしれません。
特に生産者からすると耳の痛いお話でしょう。

しかし、気にするしない以前の問題で、最近、動物性堆肥による土壌、大気汚染問題が深刻化しています。

土に栄養をつけないと野菜が育たないと訴え、動物性堆肥を使用される農家さんがいらっしゃいますが、
毎年動物性堆肥を土に混入する事によって年々土が汚染されていることをご存知でしょうか。

動物性堆肥が使用されている農家さんは毎年土壌汚染されていないか検査をし事態を把握する事が求められていますが、
残念ながら有機栽培農家さんでも毎年土壌汚染検査をしていらっしゃる方は少ない事が現状です。


使用される動物の餌や飼育環境まで考慮して取り入れている有機農家さんがどれだけいるでしょうか?

私が直接問い合わせた無農薬無化学肥料農家さんは堆肥に使用している動物性の家畜状況まで把握されていらっしゃる方はいませんでした。


エサの質まで気を付けていらっしゃる生産者はまだ稀。


餌は穀物などを食べていると回答してくださった農家さんもいらっしゃいましたが、
その餌に化学物質や遺伝子組み換え作物は混入されていないのでしょうか?

せっかく無農薬無化学肥料で野菜を育てても、動物性堆肥を使用し、更には堆肥として使われる動物達が
遺伝子組み換え飼料、化学物質、ホルモン、投薬、抗菌抗生剤を使用しながら育てられていたとしたら、はたしてその動物性肥料は安全と言えるのでしょうか?

土や野菜の栄養になるのでしょうか?
使用した有農家さんはオーガニック、有機栽培と言えるのでしょうか?


動物性堆肥が及ぼす影響とは

キウイ
妊娠中、香りに敏感になっていた時、キウイを食べようと無農薬化学肥料不使用とうたわれたキウイを購入してナイフで切ったことがあります。

そこでとても驚きました。
キウイからは独特の糞のような動物性堆肥の香りしかせず、キウイ本来の香りが全くしなかったのです。
食べ物を粗末にする訳にいかないのでいただきましたが、味はキウイ、香りは動物性堆肥で内心、何とも言えない気持ちになりました。
それまで無農薬無化学肥料の食材を購入し、有機農家さんなら、堆肥はきっと安全な植物性を使用していると勘違いしていたのです。
妊娠中で香りに敏感に反応していたからこそ気づいた事です。

キウイの香りを消してしまうほどの動物性堆肥の影響を実感し、
それ以来野菜も調味料も原材料に動物性堆肥を使用しているのか確認するようになりました。

案外知られていないですが、動物性堆肥の安全性まで気にする生産者はまだ少ないことは想像に難くありません。

農薬を大量に散布する「慣行栽培」よりは何倍もましだという意見もあると思いますが、
本当にオーガニックなものにこだわるのなら堆肥にもこだわるに越したことはないとは思いませんでしょうか。

安心安全な野菜を探し求めている場合は生産者に積極的に質問するとよいでしょう。


結局私達が応援するべき農家さんはどんな農家さん??

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オーガニックの先を行くと言われている自然栽培農家さんをご存知でしょうか?
無農薬、無肥料、無堆肥でお野菜を生産されている自然農家さんがいらっしゃいます。


IN YOUでも以下のように自然栽培にチャレンジする農家さんを応援しています。

化学肥料不使用!農薬不使用!貴重な自然栽培玄米2キロ+自然栽培味噌1個セット

熊本県産 自家採種12年!最高にこだわった、ほかほか自然栽培米

本来の自然の力と人の力を合わせ次世代の子ども達の地球環境を考える自然農法こそ私達がもっとも応援していきたい農家さんです。
天の恵み、土の持つ力、水の力、人の力を信じ、自然の力を信じ、万物に感謝しながら作物を育てていたのが古来から伝わる日本農法でした。

戦後から始まった農薬産業で自然農は皆無に等しい状態ですが、
自然農に励んでいらっしゃる農家さんはまだまだ全国にいらっしゃいます!


安心安全なお野菜を食べることが出来て農家さん達の活動も応援出来る!


ちなみに私が購入させていただいている自然農法農家さんは伊豆下田にあります『てるてる農園さん』です。
完全無農薬、無肥料、無堆肥、自然農法農家さんです。

種は在来種、固定種、色濃く美味しいエネルギー溢れるお野菜達は本当に美味しいです!
自然農であれば農家さん達も農薬の害を受けずに作物を作る事が出来ます。

ですが、自然農はまだまだ求める消費者の方が少なく、食べて行けないとの理由でやむを得ず自然農を諦めてしまう仲間もいるという話を聞きました。せっかく安心安全なお野菜作りをしようと立ち上がった自然農家さんを応援せずに諦めさせてしまうのはとても残念であり悲しい事。オーガニックを意識されて選んでいる読者の皆様には是非自然農法農家さんを支援していただきたいです。
需要性が高まれば自然農法は復興するはず。

今後ますますオーガニック、自然農法作物が求められる中、海外輸入に頼らず国内で生産していく事が出来るよう、チカラを合わせ、是非応援していきましょう!
IN YOUでは今後オーガニックの先を行く自然農農家さん達を応援しながら自然農についてもについても伝えていきたいと思います。


IN YOUMarketで、自然栽培に取り組む農家さんの食材を購入してみよう。








熊本で化学肥料、農薬不使用で作られたお米。
F1の種を使わず、自家採種を12年続けてきたお米だから、
その味わいも他とはまるで違います!ゲンゴロウなどの昆虫の他、スッポンまでもが共生する田んぼでのびのびと育てられたお米。
農薬の影響を目の当たりにしたことから安心安全への思いが深まっていったことが、
農薬や化学肥料を使わないお米作りを始めたきっかけだったと生産者の本田さんは言います。

農薬や化学肥料を使わず、 自家採取を始めてから今年で13年目。 それまでは中学生の頃から自宅の農業を手伝い、
35年ほど慣行農法で農業を行なっていました。
農薬を散布した夜は、お酒が一滴も飲めませんでした。

なぜなら、農薬を吸い込んでお酒を飲むと、
体にすごい毒が回るのを感じるからです。農薬を使わない田んぼに変えたのは、
ある先生から「そろそろ自給自足生活の準備をしなさい」と言われたことがきっかけ。

子供の頃、近所のおじさんが農薬を散布し、夜お酒を飲んで全身に毒が回って翌日泡を吹いて亡くなった姿を思い出し、
農薬を使うことに抵抗を感じはじめたころだったそうです。
慣行農法から自然栽培に変えて、米の収穫量はぐんと減りましたが、
美味しさと安全さは誰にも負けないお米に仕上がりました。最高においしい味噌とお米、あなたも試してみませんか。


お勧めの記事

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脂肪に溜まって脳まで侵す現代毒の解毒方法。農薬・食品添加物・薬物・トランス脂肪酸。有害物質の特性を知って、身を守ろう!

【朗報】オリンピックで飲食店全面禁煙へ。WHOも警告する先進国で最低レベルの喫煙大国日本の実態。


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Mint
2004年、突然原因不明の病を発症。 あらゆる改善策を試みたが良くなる兆しはなく身体の痛みに耐えながら生きる辛い日々を過ごす。 2012年マクロビオティックに出会い、白米を玄米にする事から実践し始めた3ヶ月後、身体の痛みが軽減されている事に気付く。 藁にもすがる思いでマクロビオティック療法を実践。 玄米菜食が1番症状を改善される事に気付き、マクロビオティックダイエタリーヴィーガンとなり食事療法を続けた結果、体調が劇的に改善され2015年に自然妊娠、2016年第一子を自然分娩で出産出来るほどに回復。 現在は添加物が少量でも判るほどの特異体質になり食が身体に及ぼす影響を研究中。 体調不良の原因が全て口にする物という訳ではありませんが、人を良くすると書いて食という事を実感。 食事は健康に欠かせない大切な事であると学んだので、実体験を元に皆様にお伝えしていければと思います。
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