病院では教えてくれない!アレルギーやアトピーの方、絶対必見。今すぐ見直したい生活習慣のポイント後編。
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前回、「子供やご自身がアトピー性皮膚炎の方必見! 病院では教えてくれない今すぐ見直したい生活習慣のポイント」
という
私自身がアトピーを克服するために見直した生活習慣についての記事をご紹介させて頂きました。
今回はその続編をお伝えしていきます。
アトピー性皮膚炎の治療法は病院では教えてくれない!?
私の場合ですが、
病院では、アトピーは体質と言われていたため
アトピーは体質だから治らないものと思い込んでいました。
一時期は本当に症状がひどく、
荒れた肌を隠すために夏なのに長袖を着たり、
手もひどく荒れていたので、何をするにも綿の手袋をしたまま作業したり
夜痒くて眠れないこともよくありましたが、
生活習慣を見直した今、アトピーの症状がでることはほとんどなくなりました。
経験された方は分かるかと思いますが
本当に辛いですよね。
また子供がアトピーという方も、
我が子が痒くて辛そうにしているのを見るのは
本当にかわいそうで胸が傷みますよね。
アトピーの語源はギリシャ語の「atpia」奇妙なという意味の言葉で、
治療法が見つかっておらず、
皮膚科でも痒み止めを処方されるだけというのが一般的です。
ただでさえ辛い症状なのに、
病院では完治しないことが前提とされた治療法しかされないのです。
そのため、以前の私のように「アトピーは体質だから治らない」
と思い、どこか諦めてしまっていたり、
何とかしたい!と自分で情報収集したものの、
様々に飛び交うアトピーの情報に混乱してしまったり
様々な高額のアトピー患者向けの商品に手を出したものの一向に症状は改善しなかったりと
そんなアトピー患者の方が多いというのが現状ではないでしょうか。
私が改善した生活習慣は
大きく分けると以下の3点です
1 経皮毒を出来る限り避けた2 基礎化粧品やシャンプーなどを手作りのものに切り替えた
3 食事の見直し
前回は
1の 「経皮毒の影響を最小限にするために」
という内容で記事をこちら
に書かせて頂きました。
今回は
2の 「基礎化粧品やシャンプーを手作りする方法」についてご紹介させて頂きます。
2 基礎化粧品やシャンプーは
実は簡単に手作りすることができる?!?!
肌がデリケートなアトピーの方は
肌に合う基礎化粧品やシャンプーを見つけるのも一苦労ではないでしょうか。
だからといって化粧品やシャンプーを手作りするのは大変そうだし、自分には無理!
と思われる方も多いかと思います。
スキンケアは皮膚科から処方された、ワセリンやヒルロイドの軟膏を使用しているという方が多いのではないでしょうか。
またはアトピーの方専用に作られたスキンケアの商品も多くあるのでそういったものを使っている方もいらっしゃることでしょう。
ワセリンやヒルロイドといった保湿クリームは
石油から作られた鉱物油が原材料
皮膚科でよく処方されるワセリンやヒルロイド系のクリームですが、
実は原料は石油から作られた鉱物油であることをご存じでしょうか。
植物からとる油に含まれる、
オレイン酸、パルミトレイン酸などの「必須脂肪酸」と呼ばれる栄養成分は含まれてはいませんが、
現在の鉱物油は精製技術が優れていて、長時間劣化せず安定した状態を保つことができる上に肌への刺激も少なく、
肌表面に膜を作り、外部からの刺激から皮膚を守ってくれるというメリットもあります。
アトピーの症状で肌のバリア層が壊れてしまった状態を保護するという目的であれば優れた保湿剤なのかもしれません。
しかし、鉱物油は皮脂とは全く異なる分子構造をしているため、
肌への浸透性がなく、ずっと肌の上にのっているような状態です。
使い続けることで、毛穴が詰まり肌トラブルになるケースもありますし、
肌が自分で皮脂を出す働きが弱まってしまい、ますます乾燥しやすく敏感になってしまうことも。
また、しっかりと洗い流すためには2~3回以上洗わなければならず、しっかりと洗うと洗浄が刺激となりますし、
洗い残しがあってもまた肌への刺激となってしまいます。
ワセリンやヒルロイド系のクリームは、
肌のバリア層が崩れたとき一時的に使用する程度なら効果的ですが、
長期的にスキンケア目的に使用しても、
肌を健康な状態に導いてくれるというものではないということです。
また、アトピー肌専用の基礎化粧品も多くありますし、素晴らしい商品も多くありますが、
中には無添加と謳っている商品でも
例えば「香料は無添加」でパラペンなどの保存料は使用されているというケースも多くあります。
しっかりと原材料を見て納得のいくものを購入する必要があります。
手作りの基礎化粧品なら
こだわりの原材料で、全身のケアができるくらいたっぷりの量を価格を抑えながら作ることができる
また、全身が乾燥していて、顔や身体の一部だけではなく
全身のスキンケアをしたい!と思いながらも
費用がかかりすぎてしまうということで断念している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私が基礎化粧品を手作りし始めたのも
「こだわりの原材料で、しかも全身たっぷりと使える量がほしいけど値段を極力抑えたい!」
という理由からです。
手作り化粧品はハードルが高いと思われがちですが、
やってみると本当に簡単です!
今回は化粧水と全身のケアとして使える簡単なクリームの作り方をご紹介します。
【手作り化粧水の材料】
・フローラルウォーター 又は 精製水 50ml
・オーガニックの植物性グリセリン 小さじ1/2
・米セラミド 耳かきいっぱいくらい(重さにすると0.1~0.2g)
容器に材料をすべて入れて、ふたをしてよく振って溶かせば、、、、出来上がり!!
【手作りクリームの材料】
・オーガニックシアバター 30g
・オーガニックホホバオイル 15~20g
シアバターをとオイルを耐熱容器に入れて湯銭で溶かし、容器に流し入れます。冷まして固まったら、出来上がり!!
クリームは、冬場など寒い時期は硬くなりやすいのでオイルの量を調整して好みの硬さにしてくださいね。ずぼらな私はもう分量を量ることもしていません。目分量です。
ただ、肌に直接塗るものなので、使用する道具は煮沸消毒や、アルコールスプレーを利用して、雑菌が繁殖しないように注意が必要です。
また、保存料も入れていませんので、出来上がった化粧水は冷蔵庫で保管し、3日~1週間で使い切るように、
クリームは室温保存で大丈夫ですが、一週間〜10日ほどで使い切るようにしましょう。
ホホバオイルは人の皮脂に非常に近くアレルギーを起こしにくい上に、
肌を保湿・保護する効果があり、皮脂バランスを整える効果もあります。
他のオイルでも良いのですが、オーガニックであったとしても食用の油と化粧品用の油とではやはり質が違いますので
きちんと化粧品用のオイルを使用するようにしましょう。
また選ぶ際はオーガニックのもので品質の高いこうしたものを選ぶといいと思います。
ホホバオイル以外にも、アレルギーを起こしにくく抗ヒスタミン効果のあるマルラオイルもおすすめです。
アルガン、ココナッツを超える?抗酸化値はオリーブオイルの10倍!新たなスーパーオイルの予感『マルラオイル』って何?
顔のスキンケアに、シアバターのクリームが重たいと感じられる方は、
化粧水の後ホホバオイルを薄く延ばしてつけるだけでも十分しっとりしますよ。
シャンプーについて
市販のシャンプーについては、前回の記事で、市販シャンプーの経皮毒の危険性についてお話し、「湯シャン」について書かせて頂きましたが、
(湯シャンの方法についてはこちらでチェック)
シャンプーを手作りするという方法もありますのでご紹介させて頂きます。
【手作りシャンプー 材料】
オーガニックココナッツミルク 200ml
オーガニック・マヌカハニー 大匙1
アルガンオイル 小匙1
混ぜ合わせて容器に詰め替えれば、、、できあがり!
こちらのシャンプーは、汚れを落とすというよりも、髪のたんぱく質を保護するためのものですので、
全く泡立ちません。
基本的には「湯シャン」同様、お湯で汚れを洗い流します。
ですので、湯シャンの方法同様、シャンプー前のブラッシングやゆすぎはしっかりと行う必要があります。
始めは物足りなさを感じるかもしれませんが、実際お湯だけで汚れのほとんどは落ちます。
ただ、頭皮環境がきちんと整ってしまえば問題ないのですが、整うまでの間に
髪のべたつきや、ふけ、頭皮の痒みなどのトラブルが起こることも十分あり得ます。
私も慣れるまでの間は3日に1回ほどのペースで石鹸シャンプーを利用していました。
市販の石鹸シャンプーはどうしてもきしむ感じが気になってしまったので、
こちらの分量で生はちみつと、
アルガンオイルをプラスして使用したところ、改善されました。
生はちみつだけでも良いのですが、アルガンオイルがあるとより仕上がりが良い感じに。
アルガンオイルはシャンプーの後3~4滴ほど髪全体と頭皮につけても艶が出て良かったのでおすすめですよ。
オーガニックマヌカの保湿効果や殺菌効果で、髪のきしみが軽減され、ふけの予防にもなる様です。
また、アルガンオイルには頭皮ケアに効果を発揮すると言われている
植物オイルには珍しい「デルタ7ステロール」が多く含まれていて、頭皮の環境を整え、髪につやとボリュームを与えます。
【石鹸シャンプーに加えた材料】
石鹸シャンプー 50ml
オーガニック生はちみつ 小匙1
アルガンオイル 小匙1頭皮環境が整ってくれば
石鹸シャンプーを使用しなくても、
湯シャンやココナッツミルクのシャンプーだけで充分になります。
経皮毒を避けるためというだけだなく
ケミカルな市販のシャンプーを使用している頃とは全く違う、艶のある健康な髪質を手にいれることができるので本当におすすめですよ!
まとめ
今回は、アトピー性皮膚炎の方が実際に経皮毒を避ける生活を送るために有効な「基礎化粧品やシャンプーを手作りする方法」についてお伝えしました。
次回は、
・アトピー性皮膚炎の方が特に気を付けたい食事
についてお伝えしていきます。
こちらもぜひご覧くださいね!
皆様のより健康でより楽しい毎日のお役にたてますように。
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