お手当法

東洋医学で体質診断。あなたはどれ?自分の体質を知って体に合った食事・生活をしよう。

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前回下記の記事で様々な体質についてお伝えしてまいりました。

健康は気・血・水を知ることから。東洋医学「気血水」体質診断で、自分の体質を知って、養生しよう。

今回は多くの女性が該当しているであろう、ほかのいくつかの体質についてお伝えしたいと思います。
一つずつ確認して、ご自分がどれかにあてはまるかチェックなさってみてくださいね。

女性の8~9割が該当する【水毒】とは?

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出典:肩こりから健康法までぶっちゃけ鍼灸師のためになるお話


夏になると熱中症の予防のためにしっかりと水分補給と熱を汗で出すことが大切とされています。
水分は体の中の水である体液の流れを良くしてくれるので、美容や健康にも良いです。

しかし、水分を摂りすぎると水の代謝が悪くなり、体内に水分が溜まった体質である水毒になってしまう可能性があります。

現在、女性の8~9割が「水毒」であるといわれています。


水分の代謝には、特に腎臓が関わっており、腎臓の働きが低下していると、水分が溜まりやすくなります。
その他にもむくみや喘息、だるさ、胃腸がムカムカする、冷え性などの症状として現れます。

汗腺も水分代謝にとても重要な役割を果たすこと知っておきましょう。
また、人間の大半が水分で構成されており、成人の体の60〜70%が水分なのです。

そのため、水分のバランスが崩れることは影響が大きいのです。
特に日本は湿気の多い土地なので、水分代謝が悪くなりやすいのです。
梅雨の日、雨の日に体調を崩しやすいのも水毒の典型的な症状です。

体質診断

あてはまるものが多ければ該当しているかも。

⬜︎体が重い、だるい
⬜︎吐き気、食欲がない
⬜︎体が全体的に冷たい
⬜︎むくみやすい(とくに足)
⬜︎下痢気味で、尿量が少ない
⬜︎雨の日、曇りの日に具合が悪くなる

舌の状態

・ボテッと厚ぼったくて大きめ
・ベトベトした白もしくは黄色の舌苔があり舌苔も厚い

おすすめの養生法

湿度の高い梅雨時や夏、低気圧が近づいてきたときなどに体調を崩しやすい傾向があります。
湿気の多い時期や台風の季節には、腹八分目を心がけるようにし、特に食事に気をつけましょう。

また、水分のとりすぎはそれだけで体調を崩す原因になります。
しょっぱいものは控えて、のどの渇きを適度に潤す程度にしましょう。
発汗は、体に溜まった余分な水分や老廃物を出してくれます。
毎日の空き時間を利用した手軽な運動や、ゆっくりお風呂につかり、たっぷりと汗をかくようにしましょう。

おすすめ食材

水の代謝を良くして、利尿作用のある食べ物をとって改善するようにしましょう。玄米、小豆、はと麦、そば、海藻、きのこ、たけのこ、なす、アスパラガス、かぼちゃ、じゃがいも、こんにゃく、バナナ、ウーロン茶を食事に取り入れてみるといいでしょう。

避けたほうがいい食材

高脂肪食、味の濃いもの、冷たいものを控えるようにしましょう。

その他にも、軽めの運動とお風呂上がりのマッサージをして血液とリンパの流れをよくしましょう。

女性の月経

・生理痛が強い
・むくみ顔になる
・生理が来ないことがある

のどが渇きやすくて寝汗が出る、アラフォーは特に注意!【陰虚】

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出典:肩こりから健康法までぶっちゃけ鍼灸師のためになるお話

体に潤いをもたらす陰の力が足りず、体の中の水分も少ない体質を指します。
陰の力は歳を重ねる毎に減少していき、特に更年期が近くなる40歳以降によく見られる体質です。
よく寝汗をかく、喉や口、目が乾きやすい、血液がドロドロになりやすいのが特徴です。
秋の乾燥に弱く、咳が出たり、乾燥肌になりがちです。

体質診断

あてはまるものが多ければ該当しているかも。

⬜︎のどが乾きやすい
⬜︎のぼせやすい
⬜︎手足がほてる
⬜︎便秘しやすい、ウサギの糞のような便が出る
⬜︎舌が赤くて細い
⬜︎よく眠れない、または寝汗をよくかく

舌の状態

・舌苔がごく薄く、乾燥している。
・舌の色は全体的にくすんだ感じの赤色。
・舌の表面のところどころに裂け目のような溝があるのが特徴

養生法

「陰」不足の人は汗をかきやすい体質のため、汗をかきすぎると体調を崩しやすくなる。
また、汗をかきすい夏は涼しい服装で、エアコンも冷えすぎない程度に利用するとよいでしょう。もちろん水分補給には充分に気を配るようにしましょう。

おすすめ食材

体に潤いを与えるような、陰を補う食べ物を取り入れましょう。ごま、あわ、豆腐、トマト、きくらげ、白菜、山芋、なし、りんご、昆布、豚肉、卵、はちみつ、オリーブオイルなどを食事に組み込んでみましょう。

避けたほうがいい食材

辛味が強い、からし、こしょう、にんにく、しょうがなどの薬味は控えるようにしましょう。果物などで自然の甘みを取り入れるようにしましょう。

ストレスや疲労、喫煙なども陰の力を減らす原因になりますので注意しましょう。
水泳やアクアビクスなどの水中運動がおすすめです。ただし、体を動かせば、水中でも汗をかくので、運動後の水分補給はお忘れなようにしましょう。

女性の月経

・経血の量が少ない、色が濃い
・月経期間が短い
・月経が遅れやすい(低温期が長い)
・おりものが少ない、又はほとんどない
・基礎体温が全体的に高め

やる気が出ない・疲れがとれない・・そんなあなたは【陽虚】かも

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出典:肩こりから健康法までぶっちゃけ鍼灸師のためになるお話

体を温める力が足りない状態を陽虚と言います。
ダイエットを意識するあまりで女性の筋肉量が減少して、体から熱産生ができずにいる方が多くいらっしゃいます。

体が冷えやすいため、腰や関節に痛みを感じたり、下痢をしやすいなどの症状があります。
寒さに極端に弱く、冬になると不調になりがちで、寝ても疲れが取れません。
やる気が出ず、声に力がないといった特徴があり、体が浮腫んだり、尿の量が少ないといった症状も見られます。

体質診断

あてはまるものが多ければ該当しているかも。

⬜︎寒さに弱い
⬜︎温かい食べ物、飲み物が好き
⬜︎夜尿症、トイレが近い
⬜︎下半身が浮腫む
⬜︎寝ても疲れが取れず朝が弱い
⬜︎顔色が青白い

舌の状態

・全体的に青白い
・表面は舌苔が覆っている。
・とくに付け根の部分に舌苔が厚い
・両側に歯のギザギザのあとがある。

養生法

服装にはいつも気を配りましょう。冬ならちょっとした外出でもマフラーと手袋を忘れずにすること。
夏は、冷房がきいた場所と炎天下を行き来する度に、血のめぐりが悪くなる原因になるため、はおりものをバッグに忍ばせて、こまめに服装を調節することを心がけましょう。
また、冷えがこもりやすい腰、足首、かかとは、どんな季節でもしっかりガードするようにしましょう。
適度な運動で筋肉をつけるようにして、自分で熱を作れる体へ変えていきましょう。

おすすめ食材

とにかく体を温めるように作用する食べ物として、しょうが、シナモン、とうがらし、ねぎ、らっきょう、さくらんぼ、さば、うなぎ、鶏肉、黒砂糖、紅茶を取り入れてみましょう。

避けたほうがいい食材

夏場でも体を冷やさないように注意し、胃腸を冷やす生ものや冷たいもの、消化が悪い脂っこいものや高カロリーの食べ物を控えるようにしましょう。

女性の月経

・経血の量が少ない、色が薄い
・基礎体温の高温期が短い、又は高温にならない
・月経周期が長い、または無月経
・おりものの量が多い(透明で粘性が低い)

暑がりさんは注意!【陽熱】

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出典:肩こりから健康法までぶっちゃけ鍼灸師のためになるお話

女性でも暑がりの人っていませんか。

しっかり汗が出て健康的な印象もありますが、それは決してそうとも限らないのです。
そんな方は、すごく元気活発な人が多いのですが、実は自分では疲れを感じないほど無理をしている可能性があるのです。
ストレスや飲酒、脂肪分の多い食事などで熱がこもりやすくなり、不調になっている体質です。

ストレスにより肝臓がダメージを受けて、この状態が続くと胃腸の機能も弱くなり、放置しておくと胃腸炎などの消化器系の病気や、脳卒中、心筋梗塞などの循環器系の病気に陥る危険性もあります。

体質診断

あてはまるものが多ければ該当しているかも。

⬜︎顔が赤い
⬜︎イライラして、怒りっぽい
⬜︎目が充血する
⬜︎のどが渇く、冷水を好む
⬜︎血圧が高い
⬜︎尿、痰、おりものなどの分泌物の色が濃い

養生法

陰虚と違い、陽熱は、熱を発散させるためにもジョギングやテニスなどの運動も積極的にしましょう。
毎日の習慣にしていくことが大切です。

ただ熱が上にのぼるので興奮しやすく、疲れていない、元気だと思いがちになりますので、あまりがんばりすぎないよう、意識して休憩を取るようにしていきましょう。入浴時も熱いお風呂に入ると、のぼせたり、肌が赤くなってかゆみが起こることが多いため、お風呂の温度は低めに設定しましょう。

おすすめ食材

体を冷やしてくれるトマト、きゅうり、なす、すいか、とうがんなどの夏の旬のものや、あさり、わかめ、豆腐などの熱を発散してくれる食べ物がおすすめです。

避けたほうがいい食材

脂っこい食べ物や肉類を多く摂ると、熱が体にたまりさらに悪化させてしまいます。味の濃い料理もあまり食べ過ぎないように、薄味にしましょう。アルコール類や辛い刺激にも同じ作用があります。唐辛子、にんにく、芥子、こしょう、山椒など、食べると汗をかくようなスパイス類や、しょうが、ねぎ、シナモンなどはできるだけ控えましょう。

女性の月経

・経血の量が多め、色が濃い
・月経周期が短い
・おりものが黄色、粘っこい、においがきつい

最後に

2-11
2回に分けて東洋医学の体質をご紹介いたしました。
この診断で現れた自分の体質は1つだけとは限りません。

こちらも併せて読むことをお勧めします。
健康は気・血・水を知ることから。東洋医学「気血水」体質診断で、自分の体質を知って、養生しよう。

1つの体質が原因で別の体質へ移行している可能性も高いです。
すベての体質をチェックしていただいて2つ多くチェックがついたものに注意して生活改善をしてみるようにしてください。
不調をなくして、将来大きな病気になるのを防ぐことが今後大切な時代へと移り変わっていきます。予防医学を今のうちに東洋医学のから取り入れてみましょう。

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健康は気・血・水を知ることから。東洋医学「気血水」体質診断で、自分の体質を知って、養生しよう。


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宮本知明
薬剤師/GAJ認定ジェモセラピスト(植物療法士)/漢方ソムリエ。 病院薬剤師を経て“薬と共存しない生活”の念いからホリスティックな健康観と出逢う。新婚女性、新米ママさんを西洋医学・東洋医学・自然療法の良さを合わせた統合医療の知識をもった“ホリスティックな健康観を持つ女性”に育成する「ホリスティック医療家」として執筆業・講師業で活動中。 公式ブログ /公式HP
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