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恵まれすぎた医療制度が日本人を過剰な薬漬けに。賢く医者を選ばないと健康に生きていけない時代が来ています。

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アメリカでは、なかなか気軽に医者にかかれません。

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この記事は、4年間をアメリカで過ごした私が日本の医療制度に深く感謝するとともに、この恵まれすぎた医療にどっぷり甘えてしまうがために、親御さんたちの「身体に必要なことは何か」についての思考力が低下してしまう
ことを懸念して、警鐘を鳴らす意味で書きました。
まずは、苦労したアメリカでの医療受診について書いてみます。

子どもの発熱だけなら帰されます。

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子どもが熱を出して病院に行くと、とても混んでいるのは日本と同じなのですが、
「タイレノール(アメリカの解熱鎮痛剤)飲ませた?飲ませてないの?飲ませてダメならまた来て」といった具合でササット帰されます。

簡単に耳の中や発熱の具合、喉など見てくれるものの、そこに異常がなければ
「発熱して数日様子見ていないし、解熱剤も使っていないのに何で来たの?」とダイレクトに言われることもありました。

もちろん薬は出されません。

日本人からすると、「ちゃんと見てよ!重い病気だったらどうすんの!!薬もないのか!」って感じですよね。
でも、べらぼうに医療費の高いアメリカでは、そう簡単にお薬を出したり検査したりしてくれないのです。

アージェントケア(休日夜間診療)でササッと見てもらっただけでも15ドル(約1600円)。
発熱嘔吐があったのに、直前までパソコンでSNSをしていた(受付から丸見え)医師に「何で来たの」と言われた時には、
行かなきゃよかった!15ドル返せ!とさえ思いました・・・

数日間熱が下がらなくて初めて、血液検査や抗生物質などのウイルスが悪さをしているのかどうかを見てくれます。
もちろん、その場で喉やリンパ腺が腫れていたらすぐ検査してくれますが、発熱だけなら基本は直帰です。

風邪の発熱は風邪と闘うための正常な反応で、何もする必要はないというのが一般的です。

発熱がきついならタイレノール飲んでね、といった具合。
そんなこんなで、我が家の子どもたちが医者から薬をもらうことは4年間の在米中に一回もありませんでした。

妊婦さんは8週から初診。超音波は生まれるまでに2回だけが普通のアメリカ。

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アメリカでは、2度の出産を経験しています。
一番上の娘は至れり尽くせりの日本で出産していたために、アメリカのおおざっぱな診察には驚いたものです。

最後は医師と検査技師との仲が悪かったのか、医師のバカンスとかぶったのか、
予定日より2週間も早く「胎児が育っていない」という理由で促進剤にて出産しました・・・。

もちろん、胎児の体重増加の経過は順調で技師さんのお墨付きでしたよ。
では、そんなアメリカの妊娠出産事情から。

まず、妊娠8週目からの妊婦さんしかしか受け付けません。
「その前に何かあったらどうするの?一刻も早く受診したい!」というのが日本の妊婦さんの心理ですよね。

でも、医療費がべらぼうに高いアメリカでは、妊娠8週からが初診。
頼み込んでもダメです。だから、早くに妊娠がわかっても3週間近く悶々として過ごします。

妊娠8週以前での出欠や流産は、初期の淘汰されるものとして医者がどうこうできるものではない、
心拍が絶対確認できるのが8週だから、それ以前に病院にくる意味がない、というのがアメリカ式。

さらに、超音波検査も出産までに2、3回。
医師による心拍の確認のときと、異常がないかを確かめる超音波技師が行う検査が一回。
医師の判断で2回になることもあります。

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日本では超音波検査の部分がもはやサービス業になりつつあるので、ここが産科の混雑の原因になっていますよね。
アメリカでは超音波検査は予約を入れて、暗い個室で20~30分かけて専門の技師さんがじっくり見てくれます。

このデータを医師に送って、異常がないかどうかを判断するのです。
だから、1回の超音波検査が約200ドル。日本円にして2万円ちょっと。

さらに、アメリカでは超音波が赤ちゃんのストレスになっているという研究もあり、あまり多くはないのです。
ここでも、予約が取れないから臨月の妊婦に車で1時間離れた施設へ行けと言われたり、酷い目にあいました。

妊婦自ら1時間運転していきましたけれどね。
つまり、アメリカでは臨月の妊婦さんでさえ、そんな扱いなのです。

日本の医療は恵まれている。でも、恵まれ過ぎたことによって思考停止状態に。

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子どもの医療費は無料か、市町村によっては200円程度かかるところもありますが、アメリカに比べたら天国です。
ちょっと心配なことがあれば、すぐに小児科へ連れて行ってみてもらう事ができます。

子どもが発熱すると、必ず医師はすぐに丁寧な診察をしてくれます。
そして、薬も出してくれます。

でも・・その薬の多さときたら。

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アメリカで出産した友人たちがこぞって驚くのが、この薬の多さ。
咳止め・痰きり、解熱剤、抗生物質、くしゃみ・鼻水・咳などの改善、うがい薬、胃薬、痛み止め・・・

大人も同じですが、子どもの風邪を治すのに、果たしてこんなに薬が必要でしょうか。
真面目に飲ませている保護者の人たちは、さぞ大変でしょう。

それでも、薬を飲ませて熱を下げることに安心する親御さんもいるでしょうし、気持ちもよくわかります。

さらに、妊娠出産の場面では、初期の出血に対して「ハリ止め」「流産止め」などと言われる薬が処方されることがあります。

これって、ほとんど意味がないと思いませんか。
ホルモンや子宮の病気で薬の服用が必要な場合は別ですが、「薬を飲んで安静に」というのはほぼ無意味です。

妊婦さんなら勉強している人も多いでしょう。
初期の流産は遺伝子の異常による自然淘汰であるという事。
それを、もし仮に薬でとめることができるか?と考えれば、それがいかにおかしなことなのかくらいはわかります。
薬を出す医師は損はしません。ただただ、いらぬ薬を不安に付け込んで飲ませているだけです。

その薬が、免疫力を壊しているとしたらどうしますか。

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妊娠や子どもの体調に関することって、とても心配なことですよね。
低い金額ですぐに医者に診てもらえて、さっと薬を出してもらえるのは非常に安心要素なのですが、同時に思考力を低下させていきます。
「出された薬を飲むこと」が治療の一つだと思っていませんか?


出された分だけ素直に服用していたら、のちのち大きく後悔することになります。

アメリカに住んでいる人の多くは、免疫力を上げようとする

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アメリカに4年もいると、徐々にアメリカ医療の高額さと、ざっくりしたアバウトさに慣れてしまい、「自分でどうにかできるように」と考え始めます。
薬に頼って治すというよりも、医療費がかからないように「風邪をひかないように」と予防に考えがシフトしていきます。
「薬を飲んでいれば大丈夫」という間違った安心感が得られない代わりに、自分自身で闘える免疫力を上げる方法を日頃から考えるようになります。

例えば、私が学んだのはアロマセラピー。
漢方薬と同じ考え方で、西洋のハーブを使った医療といっていいでしょう。

さらに、日本人が「怪しい」と感じるカイロプラクティックやレイキはたくさんのグループや治療院が活動していますし、
ホメオパシーの粒は一般の薬局やオーガニックストアで販売されていたりするのです。

出産をめぐる事情もなかなかのもの。
日本より夫たちが手伝ってくれる文化であるとはいえ、多くの妊婦さんたちは自分で運転して検査にやってきますし、出産後は2日以内に退院です。

さらにアメリカの女性は生まれる直前まで働き、産後は3か月程度で復帰しますから、
「体力を維持して自立したマタニティライフ」を送らなくてはいけない状況にあります。

娘のクラスの先生は、4月7日が予定日だと言いながら、3月末まで働くといい、結局その前に出産しました。
こちらがひやひやしたものです。

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莫大な医療費がかかるということで、アメリカではしっかりとあの手この手でセルフケアすることが浸透しています。

日本人の薬漬けは免疫力低下を招いている原因のひとつ

日本の医療費は、かなり薬代に取られていることをご存知ですか。

医療費の内訳として問題点はいくつかあるのですが、その一つが薬です。
少し昔のお医者さんは「薬を出しておけば患者は満足するし医者はもうかる」といって、いらぬ薬を出していました。

現代でもお医者さんを選ばないと、ただの風邪に3種類も5種類も薬が処方されることなどザラです。
なかには、検査もせずに抗生物質を「とりあえず」処方している医師もいます。


抗生物質は熱を下げてくれるものではありません。
細菌に対して効果のある薬です。

にもかかわらず、ただのウイルス性の風邪に対しても処方されていませんか。
ウイルスには効かないので、全く無意味です。ただ、腸内環境を乱しているだけの服薬という事になってしまいます。


腸内環境が乱れると免疫力が下がるので、必要な時以外は飲むべきではありません。
にもかかわらず、「全部飲めばどれか当たる」状態ですごい数の薬を処方してくる医師も多くいるのです。

おびただしい数の薬を処方することによるデメリットは医師側にありません。

こちらが賢くならないと、言われるがままに身体を蝕んでいくことになるのです。

近所に信用している小児科の先生がいます。

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小さなころからお世話になっている先生は、ラッキーなことにしっかりした先生で、はっきりとその意思を表に出してから患者さんと接しています。
HPから先生のお考えを拝借してきました。それがこちら。

『お子さまの成長に影響を及ぼす抗生剤や、その他の薬もできる限り少なめに。少ない薬で症状改善を目指します。
当院はお子さまが将来にわたり、健全に発育できる医療を心掛けています。

親御さまの中には、様々な薬を処方してくれて、お子さまの体調を早く改善してくれる医院を望まれている方もいます。
しかし、薬をたくさん出すのは、「その中のどれかが症状改善に合っていて治るかも知れない」という考えからです。

しかし当院は、お子さまの成長に影響を及ぼす抗生剤や、その他の薬も、あまり出さないようにしています。
お子さまの症状をしっかりと見極めて診断し、それに見合った薬を出すことが重要だと思っているからです。

実は、たくさんの薬を飲み合わせることによる副作用は、現在でもはっきりわかっていません。
お子さまにどんな影響を及ぼすかわからないからこそ、できるだけ少ない薬での症状改善を目指しています。』

院長が書いた紹介文の内容を知っている保護者の方は、どれくらいいるでしょうか?

先生の所へ行くと、
いつも「辛そうなら風邪薬を飲ませて。熱は必要だから下げない方がいい。明後日も熱が下がらないようなら、血液検査しましょう。抗生剤は出しません」と言われます。
私の世代って、「熱は薬を飲んで下げるもの」「風邪の引きはじめに薬を飲むもの」って思っている人が多いと思います。

CMのせいでしょうか。薬剤師の義姉さえ、子どもの発熱時に薬を飲ませません。

子どもは風邪をひいて強くなる

これは本当で、小さなころにやたらと薬を飲ませると自らの免疫力が高まらないうえに、腸内環境まで乱れて免疫力は落ちる一方。
毎年必ずインフルエンザにかかる、しょっちゅう熱を出す、風邪をひきやすいという大人が多くいるのは、そんな背景も大きく絡んでいるのです。

お子さんの将来を考えた時に、果たしてその「薬」を飲む必要があるのかしっかりお医者さんに聞きましょう。
薬剤師さんも、聞けば答えてくれます。信用できないお医者さんは、乗り換えましょう。

子どもの身体を強くたくましく育てるためにも、
「日本の医療制度」に甘えすぎるのは逆効果なのです。

せっかく世界のなかでも恵まれた医療制度の中で子育てしているのですから、賢く・安心してお医者さんにかかり、
必要なお薬「だけ」を上手に使い、子どもたちの健康を願いたいですね。


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