PM2.5の大気汚染は肺がんの原因にも｜酸化ストレス予防と対策に有効な新習慣とは？

近年、中国など大陸から風に乗って飛んでくるPM2.5（粒子の直径が2.5 μm以下の粒子）が、
私たちの健康に悪影響を与えていることは、広く知られるようになりました。

PM2.5は呼吸器や循環器などに関する病気が増加していることと深い関係があると言われます。

長い間PM2.5にさらされていると、慢性的な気道の炎症につながり、
さらには脳をはじめ、全身的に炎症が発生するとも言われます。

脳に取り込まれた場合は、炎症発生によって認知機能低下など、
脳の異常が現れることがさまざまな研究によって明らかになってきました。

このように、目には見えずとも確実にPM2.5は私たちの健康をおびやかしているのです。
特に冬から春にかけては濃度が上昇する傾向があるので、今から注意です。

今回は、大気汚染から身体を守るためにできることは何かをお伝えします。

大気汚染物質PM2.5から体を守るためには何をすべき？
一般的な対策とは？

最近になってPM2.5が取り上げられていますが、
かつての日本も四日市ぜんそくのような公害病が大問題となりましたし、
都市部の光化学スモッグなどが日常茶飯事という時代もありました。

それでは、PM2.5など大気汚染から身を守るためには、
一般的にはどんな対策を取ればよいと言われているのでしょうか。

PM2.5から身体を守るためにできること

手洗い・うがいをする

外から帰ってきたら、手洗いうがいをすることを習慣にしましょう。

マスクを着用する

インフルエンザや花粉症対策などで使用する一般用マスク（不織布マスクなど）には様々なものがあり、
PM2.5 の吸入防止効果はその性能によって異なります。

医療用や産業用の高性能な防じんマスクは微粒子の捕集効率の高いフィルターを使っており、
微粒子の吸入を減らす効果があります。

マスクを着用する場合には、
次のような点に気を付けなければ十分な効果が期待できません。

　・顔の大きさに合ったもの
　・空気が漏れないように着用
　

空気清浄機を使う

99％PM2.5を除去できるタイプのPM2.5対応の空気清浄機が販売されています。

屋外活動を制限

海外では、学校は休校が命じられたり、また、建設作業も中止されたこともあります。
ネットでも簡単に自分のお住いのPM2.5の速報値が調べられるので、値が高い日は注意しましょう。

環境省のホームページから速報で見られます。

PM2.5の正体は一体何？

どんなに一般的な大気汚染対策をしていても、
目に見えないだけに避けきれていない可能性が大いにあります。

大気汚染物質の１つであるPM2.5とは何でしょうか。

PM2.5は、大気中に浮遊している直径2.5μm（1μm（マイクロメートル）＝1mmの1000分の1）以下の非常に小さな粒子です。

PMとは「Particulate Matter（粒子状物質）」の頭文字をとったもので、
工場や自動車、船舶、航空機などから排出されたばい煙や粉じん、硫黄酸化物（SOx）など、
大気汚染の原因となる粒子状の物質のことです。

PM2.5は有害物質であり、環境破壊の影響で中国から大量発生されています。
そのPM2.5は、偏西風により日本にも影響がでています。
特に西日本は、環境基準値を超える大気汚染が観測されています。


（環境省情報）

指針値70mg/㎥を超えると注意喚起と言われていますが、
九州では時間帯によっては、基準値を超えていることもあります。
インドでは死人まででています。

空気中の微小粒子状物質PM2.5の濃度が、今季で最高レベルに達し、
大気汚染指数は810に達しました。

世界保健機関（WHO）は、健康に害を及ぼさないこの指数の値として25以下を推奨しています。
この指数が100を超えると極めて有害で、健康な人にとっても危険なレベルとみなされています。

PM2.5による体の不調

PM2.5は、粒子の大きさが非常に小さいため肺の奥深くにまで入り込みやすく、
ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを上昇させると考えられます。

特に呼吸器系や循環器系の病気をもつ人、
お年寄りや子どもなどは影響を受けやすいと考えられるので注意が必要です。

PM2.5が関連していると言われる疾患を挙げてみます。

・咳
・花粉症　
・身体の柔軟性が欠ける
・心筋梗塞
・慢性気管支炎
・肺気腫
・不整脈
・子宮内発育の制限（低体重児出産）

そしてなんと肺がんまで！


☆酸化ストレスに負けない！ミネリーラテシリーズ「アロエビタミンCミックス」

PM2.5と一緒に黄砂も飛んできていることに注意！

（気象庁資料）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
黄砂現象とは、東アジアの砂漠域（ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など）や黄土地帯から、
強風により吹き上げられた多量の砂じん（砂やちり）が上空の風によって運ばれ、浮遊しつつ降下する現象を指します。

日本における黄砂現象は春に観測されることが多く、
時には空が黄褐色に煙ることがあります。

黄砂現象発生の有無や黄砂の飛来量は、発生域の強風の程度に加え、
地表面の状態（植生、積雪の有無、土壌水分量、地表面の土壌粒径など）や上空の風の状態によって大きく左右されます。

黄砂粒子はいったん大気中に舞い上がると、
比較的大きな粒子（粒径が10マイクロメートル以上）は重力によって速やかに落下しますが、
小さな粒子（粒径が数マイクロメートル以下）は上空の風によって遠くまで運ばれます。

例えば、東アジアが起源の黄砂粒子が太平洋を横断し、北米やグリーンランドへ輸送されたことも報告されています。

また、

・窓が汚れる
・洗濯物が汚れる
・農産物の生育不良

などの被害もあげられています。

インドでは、空港では視界が非常に悪くなり、多数の出発便や到着便に遅延が発生したこともあるようです。

PM2.5より小さい粒子PM0.1をご存じでしょうか？

PM0.1とは、髪の毛の800分の1のナノ粒子のことです。
特に自己免疫疾患である関節炎などのリウマチは、
炎症疾患を起因する証拠が認められています。（※）

超微粒子で肺以外に、簡単に皮膚を通り抜け、
血管に侵入し、全身の血流に乗り、離れた部位で毒性作用を生じさせます。

妊娠中の母親が曝露したナノ粒子は、
胎児である子供の体内で検出されることもありますし、
母乳を介して子供を危険にさらすこともあります。

PM2.5から身体を守るために。
一般的な対策に加えて身につけたい習慣とは？

とある医師によると、ここ数年は呼吸器を患って病院を訪れる人が倍増したといいます。

IN YOU読者の皆様には、手洗い・うがい・マスク着用を通して、
できることからPMや黄砂、風邪の菌からも自分の体を守って頂きたいです。

しかし、それだけでは防ぎきれないこともあります。
すでに体内に取り込まれた可能性のある場合は、どうやって対応すればよいのでしょうか。


呼吸器を通じて体内に取り込まれたPM2.5は、たばこやアスベスト吸入時と同様に、
体内で活性酸素を発生させることが知られています。（※２）

読者の皆様であればすでにご存知の通り、
活性酸素は体内のあらゆる器官を酸化し、ガンを始めとするさまざまな病気のもとになるもの。

私たちは予防に加え、すでに取り込んでしまった有害物質が引き起こす酸化に対して、
しっかりと対策を取る必要があるんです。

そこでおすすめしたいのは、IN YOUが自信を持っておすすめしている、
「ミネリーラテシリーズ」の１つ、
アロエビタミンCミックスです。



アセロラ、ローズヒップ、カムカムをはじめ、すべてオーガニックの植物由来の原材料であり、
しかも非加熱なので天然のビタミンCも豊富に摂取することができ、
その上、アーモンドミルクや豆乳などに溶かして美味しく飲めるという、
まったく新感覚の抗酸化サプリメントなんです！

特にこのアロエビタミンCミックスは、驚くほどのベリー系の良い香り。
豆乳ヨーグルトに混ぜて食べるのもおすすめです。
1回あたりスプーン1杯で、美味しいだけでなく、驚くほどの栄養が摂取できるんです。


「体の酸化を防ぐんなら市販の抗酸化サプリでも飲んでおけばいい」

という方がいらっしゃるかもしれませんが、
学術誌「Nature」によれば、
抗酸化物質を食事のように他の栄養素とともに摂取するのではなく、
合成の抗酸化物質をほぼ単体という形で摂取すれば、
ある条件が揃った時にガン細胞が増える可能性があるというのです。

またあるいは、野菜やフルーツをよく食べる人の方が、
あまり食べない人よりもガンにかかるリスクが低下したという発表もあります。（※３）

それに、ただサプリメントを機械的に飲むよりは、
美味しく健康的に「抗酸化」したいですよね！

PM2.5のような大気汚染物質に限らず、
たばこ、アルコール、農薬に汚染された食品、紫外線、ストレスなど、
あらゆる酸化ストレスに対する効果が期待できます。

すでに体内に入ってしまった有害物質の対策の１つとして、
ぜひお試しください。

PM2.5対策は、外からも中からも万全に！

大気汚染から身を守るためには、
確かにマスクや空気清浄機など体内に入れないための予防も大切ですが、
体内の活性酸素対策もとても重要です。

ぜひIN YOUおすすめのミネリーラテなども活用しながら、
大気汚染物質の酸化ストレスにも負けない健やかな毎日をお送りください！

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