日焼け止めを使わず紫外線から肌を守るオーガニックな裏技テクニック|敏感肌・アトピー肌の方は必見!
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こんにちは、看護師のほんのりです。
7月に入り、これから夏本番を迎えますね。
年々強くなっている紫外線。
環境問題もあり、紫外線の量が多くなっていると共に、
有害な種類の紫外線が多くなっているという指摘もありますし、
それらが積み重なることで皮膚や眼・免疫系への影響も懸念されています。
大人と比べて皮膚が薄いこどもや、敏感肌の方、アトピーや肌にトラブルを持つ方にとっては、
紫外線の影響をより受けやすいからとしっかりと紫外線対策を行っている人も多いのではないでしょうか?
どっちが大切!?日光を浴びることと、日焼け止めを塗ることのメリット・デメリット
日光を浴びるメリット
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昔から、日光浴は健康にいいとされています。
みなさんご存じであるとは思いますが、日光を浴びることによって、ビタミンDが生成されます。
ビタミンDの役割として代表的なのは、骨を強くするということというイメージが強いかと思います。
骨代謝に関与し、これが不足するとくる病や大人では骨軟化症などの原因となってきます。
その他にも役割としては免疫機能の強化や調整する働きもあり、
アレルギーやガン、インフルエンザなどに対する様々な効果もわかってきています。
また、昔からアトピー肌のこどもが、
夏のプールや海水浴などで日焼けをすると症状が改善しているとの報告もたくさんあります。
原因の一つとして考えられているのが、紫外線を浴びることにより、
過剰な免疫反応を抑える”抑制T細胞”が血液中に増える為と考えられています。
(あくまで10分~15分程度の日光浴です。長時間は、紫外線のデメリットが多くなっていしまいます)
皮膚科でも、光線療法などを取り入れて、治療を行っているところもあります。
紫外線のB波がビタミンDの生成を促すので、それをピンポイントで照射するなどして、
・かゆみ物質の放出抑制
・かゆみをおさえる脳内物質の上昇
・皮膚のバリア機能を改善
などの効果をあげているそうです。
引用:9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方 藤澤重樹著
予防のための日焼け止めを塗るデメリット
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大人より皮膚が薄く機能が未熟なこども、敏感肌の人、アトピー性皮膚炎などで
皮膚のバリア機能が成長に働かない人などは、
日焼け止めを塗ることによって、そのデメリットが多く出てしまいます。
日焼け止めは、皮膚を紫外線から守ってくれるものですが、
その成分には紫外線吸収剤や紫外線散乱剤など化学物質が含まれており、
有害なものをブロックしてくれる代わりに肌へのダメージも与えてしまいます。
また、有害物質が皮膚から吸収されて、体内に侵入していくきっかけともなります。
また、肌へ塗布する → 洗い流すの繰り返しも、肌への刺激となります。
これが毎日毎日行われるとしたら、肌にとってはかなりのダメージを与えることになってしまうでしょう。
肌が丈夫でない人にとって、塗りすぎない・洗いすぎないといったことはとても大切な習慣です。
その点をよく考えて、紫外線予防をどのようにするのかを選択してほしいと思います。
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アフターケアこそ大切に!肌のターンオーバーを促すことを目指そう
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もともと、皮膚には天然の保護膜が存在しています。
汗や垢も含めて天然のクリームとして肌のバリア機能を支えているのです。
ですから、ある程度の紫外線からなら自らを防御できるようになっています。
日焼けに関してはついつい予防することだけに目が行ってしまいがちですが、
アフターケアをしっかり行うこともとても大切です。
私達のからだは日々新陳代謝を繰り返し、古い細胞は脱ぎ捨て新しい細胞へと生まれ変わっています。
皮膚もターンオーバーを繰り返しています。
からだの機能が正常に働けば、
例え一時的に日焼けをしたとしても時間が立てば古い細胞はなくなり元に戻ることができます。
それを助けてあげることに目を向けることも大切ではないでしょうか?
アフターケアその1 ラベンダーウォーター
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日焼けは、軽いやけどをしたような状態。
皮膚はほてって炎症をおこしているのですから、まず初めに必要なことは炎症を落ち着かせることです。
冷たいタオルなどで冷やすだけでも効果はありますが、
せっかくなら植物の力を借りて、より効果的に対応したいもの。
ハーブウォーターというものをご存じですか?
芳香蒸留水というもので、原料となる植物を蒸したり煮たりして、
植物に含まれている芳香成分が混じった水蒸気を作り出します。
それを冷却すると、水蒸気がまた液体に戻るのですが、その時に油の部分と水の部分と2層にわかれます。
この油の部分がアロマで使う精油(エッセンシャルオイル)となり、
水の部分がハーブウォーターとなるのです。
実は水の中に含まれる芳香成分はごくごく微量。
そのため、肌に対して穏やかな作用ですし、
安全性も高く赤ちゃんやお肌の弱い方も安心して使えるものです。
化粧水の様に気軽にパシャパシャと使えるのはとても便利です。
ラベンダーの効果としては、
炎症を鎮静させることや、保湿・抗菌・抗ウイルスなどが挙げられます。
アロマの香りでもリラックスさせてくれますよね。
鎮静させることが得意なので、皮膚の炎症などにも効果を発揮してくれます。
日焼けだけでなく虫さされやちょっとした湿疹、あせもなどの炎症に役立ってくれますが、
効果はかなりマイルドに作用するため、急激な炎症には向かないかと思います。
アフターケアその2 クランベリーオイル
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日焼け予防に有名な植物オイルとしては、
ココナッツオイルやラズベリーシードオイルなどが一般的に有名です。
ですが、日焼け後のアフターケアとしてはあまり効果を発揮しません。
一方、日焼け後のアフターケアとして効果を発揮するのが、クランベリーオイル。
強い抗酸化力のあるビタミンEを豊富に含んでいるため、
紫外線による活性酸素を無毒化することが期待できます。
肌の弾力を持たせて明るく見える、美白効果もあります。
また、直物性油の中でも、オメガ3系であるα―リノレン酸は、
炎症物質であるプロスタグランディンの生成を抑える働きがあり、
アトピーが改善したとの報告もされています。
このαーリノレン酸の含有量が多く、また酸化に強い為、
敏感肌やアトピー性皮膚炎を持つ方にとって夏のケア用品としておススメです!
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アフターケアその3 生活の中で、肌機能を正常に保つ努力を
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上述しましたが、私達の細胞は常に入れ替わりを繰り返しています。
からだが、皮膚が正常な機能を保つことができていれば、紫外線によるダメージもいずれ修復されていきます。
ですが日々の生活の中で、肌の機能を妨害するようなことをしたり、
ダメージの修復を妨げる行為があれば本末転倒です。
以下の点も十分注意して、過ごしましょう。
・塗りすぎない、洗いすぎない
・皮膚の材料となる食べ物・食べ方を気を付けること
(良質なたんぱく質を食べる、よく噛んで腹八分目にしておくこと、楽しく食べること、など。)・皮膚を作る時間に、しっかりと寝ること
・適度な運動と、汗をかくこと
・ストレスを溜めず、適度に発散すること
これらは、ごくごく当たり前のことです。
日焼け後だけでなくて、いついかなる時も日々の習慣として大事なことです。
是非今一度、意識してみてください!
守るべきものは、紫外線だけではない
私達のからだは日光に当たる前提で出来ています。
現代の紫外線に注意すべきものが増えたとはいえ、
それを守るための物質にも多くの化学物質が含まれていることも事実です。
虫から守りたいがために、過度に虫除け剤を使用する親も増えましたが、
そういう小さなことから、こどものからだは何かを治す力を育てて行くものです。
先回りのしすぎは、こども自身の力を弱めてしまいます。
本当に守りたいものはなんでしょう?
一部だけを見ず、少ない情報に惑わされず、
総合的な視点から物事を判断・選択することも現代の私たちには必要なことではないでしょうか。
本来のからだの力を守る、育てるという視点を、是非もってもらいたいと思います!
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