ビタミンCの驚くべき５つの効果｜ビタミンCを効率よく摂取する方法。

喉を痛めたり、風邪を引いたり、体調が不安定な方も多い今日この頃。
体調不調を予防するためにも、積極的にビタミンCを摂りたいと思っている方多はいのではないでしょうか？

そこで今回は、風邪予防以外にも身体にとって良い効果がたくさんあるビタミンCについて、またビタミンCを効率良く取る方法についてご紹介したいと思います。

時代を超えて注目される、ビタミンCの有用性・効果

不足している栄養素を補うことで体調不良は改善する

みなさんは、オーソモレキュラー医学について耳にしたことがあるでしょうか？

最近日本でも、取り入れているクリニックや歯科医院が少しずつ増えてきているようなので、聞いたことがあるという方も多いかもしれません。

一言で言えば、体内に不足している栄養素を見つけてそれを補うことで、体調不良を改善したり、より健康的になるための栄養療法です。

でも実は、オーソモレキュラー医学は最近のブームではなく、約70年も昔にアメリカ人のノーベル賞受賞学者ライナス・ポーリングによって生み出された概念なのです。


そして、ライナス・ポーリングは、栄養素が健康の鍵となることを提唱すると同時に、現在のメガビタミン療法の基礎ともなる、ビタミンCの研究も行っていました。

このように、ビタミンCの有用性はだいぶ前から研究され、明らかになっていたんですね。

ビタミンCの効能５つ

それでは、ビタミンCには一体どんな良い効能があるのでしょうか。
主な効能を５つ挙げてみました。

①抗酸化作用がある
ビタミンCには、活性酸素を身体にとって無害な物に変換してくれる抗酸化作用があり、体内の細胞やホルモン、栄養素を酸化から守る働きがあります。不健康な生活習慣や偏った食事は活性酸素を生み出すため、体内のビタミンCもより多く消費されてしまいます。

②コラーゲンを作り出す
ビタミンC=美容に良い、というイメージがあると思いますが、ビタミンCはコラーゲンを生成するために不可欠な栄養素で、ビタミンCが不足していると十分なコラーゲンが生成されないことが挙げられます。その結果、肌の張りがなくなる、骨密度の低下により骨が弱くなる、膝の痛みが出る、など外見と内面、両方の老化に繋がります。

③免疫力を強化する
ビタミンCは、病原菌などの外敵と戦う白血球の生成を促したり、その働きを助けます。その結果として免疫力を強化してくれるので、風邪予防に効果があるんですね。

④脂肪の代謝を助ける
ビタミンCは脂肪、コレステロールの代謝には欠かせない栄養素です。そのため、ビタミンCをしっかりと取ることで、コレステロール値の上昇を抑えることができます。

⑤解毒作用がある
ビタミンCは、カドミウムや鉛といった有害な重金属が体内に吸収されるのを妨げます。
また、すでに体内に存在する有害物質を排出してくれる働きがあるので、デトックス効果を期待できます。

タバコを吸う人はビタミンCをたくさん取った方が良いと言われるのは、タバコは活性酸素を作り出すとともに、カドミウムを始めとする有害物質を大量に含むため、その解毒にビタミンCが多く使われるからです。

偏った食生活・ストレスはビタミンCを消費する？

ビタミンCを食事からなるべく取るように心がけることも大事ですが、
せっかく摂取したビタミンCを失わないようにすることもそれ以上に大事になってきます。

偏った食生活や暴飲暴食をしていると体内のビタミンが不足しがちになります。


甘い物やジャンクフードはもちろんのこと、カロリーの摂取量が増えれば増えるほど、
その食物の代謝に栄養素が使われるため、体内のビタミンCは消費されていきます。

これから年末年始にかけてはパーティーや忘年会が多く、どうしても摂取カロリーがオーバーしがちになる人が多いのではないでしょうか。
食事の偏りやカロリーオーバーに気を付けるとともに、普段より一層ビタミンCの摂取を心がけたいですね。

さらにストレスが多い人も、人よりビタミンCが多く必要となります。

また、風邪など身体のどこかに炎症が起きている場合も、ビタミンCの消費量が増えるため、普段よりも多くのビタミンCを必要とします。
一般的に、風邪の引き始めにビタミンCを取ると良いと言われているのにはそういった理由があります。

本物のオーガニックが見つかるオーガニックストア

ビタミンCはこれからもっと注目されるのか？

だいぶ以前からその有用性が確認されているビタミンCですが、高用量のビタミンCを用いた治療に関する研究は進んできています。

集中治療の分野では、敗血症と言われる細菌性ショックの状態に陥った患者さんに、ビタミンCとチアミン（ビタミンB1）、コルチゾールの点滴を行うと、
ショックによる死亡率を引き下げることができると結論づけた論文も発表されています。

出典: Marik PE, Khangoora V, Rivera R, Hooper MH, Catravas J (2017)
Hydrocortisone, Vitamin C, and Thiamine for the Treatment of
Severe Sepsis and Septic Shock: A Retrospective Before-After
Study. Chest 151, 1229-1238

現代の医療では、栄養素は治療のごく一部にしか適用されていません。
でも今後は、このように栄養素を積極的に取り入れたり組み合わせることで、副作用が多い化学薬品になるべく頼らない方向に転換していくかもしれませんね。

すでに日本でも、主に美容クリニックなどで自由診療として、高用量ビタミンCの点滴を行っているところも出てきています。
点滴のメリットは、食べ物やサプリメントなど経口でビタミンCを摂取すると、身体に吸収される量には限りがありますが、点滴で投与されたビタミンCは効率良く全身に行き渡らせることが出来る、ということです。

しかし、健康な方がむやみに点滴を受けるのはあまりおすすめできません。
点滴は、多少なりとも感染や身体への侵襲といったリスクを伴う医療行為です。
そのため、やむを得ず治療に必要な場合など必要最低限の範囲で行うべきではないかと思います。

点滴を行わなくても、食べ物やサプリメントからの摂取で十分な効果を得ることは出来ますので、次に効率良くビタミンCを取る方法をご紹介していきます。

ビタミンCを手作りでいただく方法

柑橘類の代表、レモンに含まれるビタミンC

このように、ビタミンCはいい事尽くめの栄養素ということが分かったらもう取り入れない理由はありませんね。

ビタミンCは多く取り過ぎても、体外に排出されてしまいますが、目安として１日100㎎は摂取したいところです。
ビタミンCと言えば、柑橘系の果物に多く含まれることは誰もが知っていると思います。

ですが、レモン１個の果肉に含まれるビタミンC量は53㎎で、酸っぱいと感じる割にはそこまで多くありません。
それに、忙しい朝にレモンを絞って飲むのも手間がかかるし、１日１個のレモンを食べるのって現実的になかなか難しいですよね。


実は、レモン果実よりも皮の部分の方にビタミンCが多いって知っていましたか？
レモン１個分の皮にはなんと129㎎と果実の倍以上のビタミンCが含まれています。

また、ビタミンCのみならず、皮の部分には食物繊維も多く含まれています。

レモンの栄養丸ごと、レモンの冷凍パウダー

レモンを絞ったら皮は捨ててしまう人が多いと思いますが、このように栄養の多い皮の部分を捨ててしまうのは非常にもったいないのです。またオーガニックのレモンなら皮の部分も身体に入っても安心ですから、できれば丸ごとその栄養を頂きたいですね。

でも、皮はそのまま食べられないし、利用方法が分からない…、という方もいると思いますので、使い終わったレモンの皮のみで出来るレモンパウダーの作り方をご紹介したいと思います。

レモンパウダーの作り方

①皮を冷凍庫に入れ、カチコチに冷凍する。
②おろし金で擦りおろせば、自家製レモンパウダーの出来上がりです。

そのままお食事にかけたり、飲み物やお菓子作り、ソースやドレッシングに入れたりと、用途は万能です。

レモンよりも効率よくビタミンCを摂りたいあなたに

ただし、レモンをすりおろすだけだと、どうしても栄養成分としては足りないし、年から年中無農薬レモンが手に入るわけではないし持ち歩きにも不便。
さらに、腐るのも早いのは、不便で難点です。

そんなの面倒だし、手間暇をかけるのは難しい・・という方におすすめしたいのが、ミネリーラテシリーズのアロエビタミンCミックスラテです。



こちらなら、全成分オーガニックですし日持ちもしますし持ち歩きも便利で、レモンよりもビタミンCが多いフルーツが多く含有しています。

今日はビタミンCの有用性とその効果的な摂り方についてお伝えして参りました。

ビタミンCは今までも注目されて来ましたが、今後さらに幅広い活躍が期待できる栄養素です。

風邪が流行する季節も、賢くビタミンCを取り入れて、元気に過ごしていきましょう。

オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market

IN YOU Market

良質なビタミンを摂ろう！IN YOUおすすめの商品

オススメの記事
風邪対策だけじゃない！「がん」予防まで期待できる、ビタミンCのお話

ビタミンCの驚くべき５つの効果｜ビタミンCを効率よく摂取する方法。

これぞ現代人の味方！ビタミンCの爆弾とも呼ばれる「ローズヒップ」の効果的な食べ方。一般的に知られざる効能パワーとは？