自律神経が乱れやすい春を心地よく過ごすには?薬膳から見た4つのポイント
新型肺炎のニュースが連日報道され
自粛ムードの今年(2020年3月現在)は、例年とは少し異なる春になりそうです。
先の見通しがつきにくい分、不安感を持つ方も多くおられるでしょう。
実は、春は自律神経が乱れやすい季節です。
平年以上に体調を整え心おだやかに過ごしたいものですね。
春は自律神経の乱れが不調を引き起こす
「自律神経」とは、自分の意志とは関係なく
刺激に対して反応し身体の機能を調節してくれている神経系です。
自律神経は、
・内臓の働き
・血圧
・体温
・代謝
・排泄
・性的反応
・体液の調節
・水分と電解質(ナトリウムやカルシウム)のバランス調整
などを担ってくれています。
自律神経には2種類が存在します。
●活動モードの交感神経
●お休みモードの副交感神経
昼には交感神経が、夜には副交感神経が優位となります。
これらのバランスが取れている事で、心身ともに健康が保てているのです。
春の不調にはどんな症状がある?
春の始めは気温変化も激しく、生活面でも新しい学校や職場など環境の変化がみられ
自律神経のバランスが崩れやすい季節と言われています。
自律神経のバランスが崩れると
眠れない、疲れがとれない、だるい
頭痛、動悸、息切れ、めまい、たちくらみ、のぼせ、下痢や便秘
情緒不安定、イライラ、抑うつ
といった様々な症状がみられます。
自律神経は、生活リズムやストレス、ホルモンバランスの変化によっても
乱れる事があります。
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¥ 18,225 (税込)春の不調は、身体上部のトラブルに注意!
あなたは、春に、
・イライラ
・頭痛
・目の充血
・めまい
といったトラブルを経験した事はありませんか?
春は身体上部のトラブルが起こりやすいのです。
何故なら、
東洋医学では、春は「肝」の機能が異常邁進しやすい季節と考えられています。
この「肝」という機能は、単に肝臓の機能だけでなく
自律神経系や精神活動をつかさどるものです。
身体中をめぐる、体液や血液、目に見えないエネルギーの流れを
円滑にする役割を担っています。
自然界では、春に向かって、陰気が弱り陽気が強くなります。
すると、肝の機能が刺激されて
「気」の流れに滞りが見られたり、
上昇しすぎたりしてこうした不調が生じるのです。
これらは
「肝」の働きを上手く調節する事で、防ぐ事ができると言われています。
春の不調を乗り切るキーワードは「リラックス&デトックス」
東洋医学では、私たちの健康状態は
自然界の影響を大きく受けていると考えます。
そのため、季節ごとに意識したい生活のポイントが定められています。
春を心地よく過ごすためのポイントは
リラックスとデトックスです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
春にこそ気分転換を行って不調を撃退!
先ほどご説明した様に、春は「肝」の働きを調節する必要があります。イライラしたり、鬱憤が溜まると肝に悪影響を与えるので
気分転換を上手く取り入れて
感情の高ぶりを避けましょう。
食生活では、肝の機能を調節してくれる
セロリ
ピーマン
鶏レバーや牛レバー
蛤、浅利等がお勧めです。
不調対策には、春の野菜で解毒力を高める
春は冬の間にため込んだものを解毒する季節でもあります。解毒には、春が旬の苦味や辛味のある野菜がお勧めです。
例えば、
・菜の花
・三つ葉
・ふき
・パクチー
などを食べる様にしてみましょう。
春の不調克服のための根本的な体質改善は
消化器をいたわる事から
このように、肝の機能を調節したり解毒したりといった事は
根本的に消化器官が丈夫で、
体内にエネルギーが十分に満ちていなければできません。
気力や体力がない人は
1にも2にも、まずはパワーをつける事が先決です。
東洋医学では消化器官は「脾」という概念で理解されています。
脾に良い食べものは、穀類、豆類、イモ類など。
食べすぎると、お腹が張ったり糖質が多くなってしまいますが
適度に調節して食べる事で「気」を補う事が出来、
身体にエネルギーが満ちる事で
肝の機能が調整できたり、解毒力が高まったりするのです。
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春の不調は、気を補えば免疫力向上につながる
実は、「気」を補う事は免疫力を高める事に繋がります。「気」にはいくつか種類があるのですが、
その中でも、「衛気」と言う身体の表面で活動する「気」は
外邪の侵入から身体を保護する作用があります。
衛気がしっかりと機能する事で、例えば花粉症や感染症といった
外から入ってくるものが原因となるトラブルを避ける事が出来ると考えられています。
実は、これは東洋医学の考え方であって、
分子栄養学の観点では、穀類やイモ類といった糖質を多くとる事は避けるべきだと考えられています。
何故なら、糖質を多く取る事で
血糖値の急上昇を招いたり
身体にとって必要なたんぱく質が不足するリスクがあるからです。
私の個人的な意見としては、穀類やイモ類といった糖質を多く取る事は
避けた方が良いと考えます。
しかし、消化器が弱い人が、
体力をつけるという意味で、
消化によい穀類、イモ類を食べる事は賛成です。
少しずつ体力(消化吸収する力)をつけて、
糖質以外のタンパク質や脂質の量を増やす様にすると良いでしょう。
まずは、脾を補う事で「気」を作り
身体にエネルギーを満たしてあげ免疫力を高めます。
そこから少しずつ糖質からタンパク質や脂質へとエネルギー代謝を変えていく事が
私の考える根本的な体質改善です。
不調は今すぐ撃退!今年の春も快適に過ごしましょう
今年の春は、いつにもまして不安なニュースが行き交い
自律神経も乱れがちな事でしょう。
けれども、せっかくの春ですから
春の光やそよ風、満開の桜を堪能したいですよね。
自然とともに生きる事が、何よりの養生法です。
気分転換を上手く取り入れ、お勧め食材を美味しく味わって食べる事で
心地よく春を乗り越えましょう。
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(参考)
『先人に学ぶ 食品群別・効能別どちらからも引ける 性味表大辞典』竹内郁子編著
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-082.html
https://www.msdmanuals.com/
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