夏こそカラダは冷えています。低体温体質から抜け出すためのおすすめ入浴法と入浴剤の選び方
最近低体温で悩まれている方が多いですね。
ガンの要因にもなりうる低体温体質になる原因は、
運動不足、食生活の乱れ(陰性の食品ばかり食べるなど)、ストレス、化学物質やタバコ、等いくつか考えられますが、
代謝が落ちていたり体のめぐりが悪くなっていることも要因の一つです。
ところで、皆さんは毎日お風呂に入っていますか?
暑くなると入浴せずシャワーだけで済ませてしまう方も多いかもしれません。
しかし、シャワー浴としっかり全身をお湯に浸かるのでは健康効果が大きく変わってきます。
では体のためになる入浴方法とはどのようなものでしょうか?
今回は体に負担をかけない入浴法と入浴剤を知って、低体温体質から抜け出し、快適に健康を目指しましょう。
冬よりも夏の方が冷える
この記事を読んでいる方で、夏の方が冷えると実感されている方は、少ないかもしれません。
私の周りにも、夏は暑いから入浴回数を減らしてシャワーだけで済ますという人が結構います。
しかし、夏には冷える要因が沢山潜んでいます。
・外気温の高さから強めに効いている冷房
・サンダルや丈の短いボトム、肩回りの開いた服装が増える
・つい口にしてしまう冷たい飲み物、食べ物
・上記のような生活で体が冷えていることに気付かず夜はシャワーだけで済ませてしまう
今挙げた項目は、夏であれば誰でも当てはまるものだと思います。
冬場は外気温が低いので体を温めようと服装を調節したり、暖かい飲み物を口にして体を中と外から温めようとします。
その反面、夏は体を冷やす一方で温める機会がなかなかありません。
近年日本の夏の外気温はどんどん高くなっているので長時間外にいることで体調を崩す恐れもあります。
その暑さ対策として作られた冷房の冷えは体への影響が大きく、体調を崩している人も多くいます。
参考URL http://www.hiesyou.com/lst20202/
その為、一日冷えた体を入浴で芯まで温める必要があります。
体が冷えると起こること
冷えは体へ大きな影響を与えます。
血行不良と代謝機能の低下
血行不良は免疫力の低下や内臓への負担になり、代謝機能の低下へと繋がっていきます。そうなるとお肌のターンオーバーも遅くなり顔色が悪くなってしまったり、肌のハリやツヤも失われてしまいます。
慢性的な冷え性
常に体が冷えて血行不良や体温調節機能の低下した状態が続くと、手足だけでなく体の内側も冷え始めます。胃腸機能の低下から食欲が無くなったり、お腹を下しやすくなることがあります。体温調節機能の低下
上記の状態が更に進むと自律神経のバランスも崩れてきて、夜も足が冷えて睡眠にも影響が出てきます。他にもめまいや頭痛、貧血など様々な症状を引き起こします。
夏の冷えは気づかないうちに進んでいるので、日ごろのケアが重要になります。
しかし、病気になってからでは通院が必要だったり、改善に時間がかかります。
私自身、昔は夏の冷えを気にすることがなく、常に冷たい食べ物やシャワーだけの生活を繰り返していました。
自分自身の冷えを自覚することはありませんでしたが、そのうち何を食べてもお腹を下すようになってしまいました。
悪いものを食べているわけでもないし、風邪症状があるわけでもなかったので不思議に思っていたのですが、ある日自分の腰回りを触ってみて体が冷えていることに気付きました。
そこでシャワーだけのお風呂をやめしっかり入浴し、なるべく暖かいものを口にするようにしたらすぐにお腹の状態も正常に戻ったのです。
私はこの体験から、冷えの恐ろしさと体を温める重要さを知りました。
冷えの自覚症状が進む前にケアすれば、体調不良も未然に防ぐことができます。
入浴と言ってもただ熱いお湯に入ればいいというものではありません。
体の負担になってしまう入浴方法もあるので正しい入浴方法と合わせてご紹介します。
体の負担になる入浴
42℃以上の高温の湯
一部では健康法にも使われる温度のお湯ですが、高い温度のお湯に長時間浸かり続けると、自律神経の一つである交感神経が優位になり体が興奮状態になってしまいます。
寝る前に交感神経が優位になってしまうと、寝たくても寝れなくなってしまうなど睡眠中の体の回復に支障が出ます。
また、動脈硬化や高血圧の人、血管や心臓に疾患のある方にも負担になってしまうので、入浴については医師の指示を仰ぎましょう。
長時間の入浴
たまにニュースでも話題になるのが、長時間の入浴中にうたたねをしてしまい溺死等の事故につながるケースです。入浴は気持ちがいいものですが、決して眠らないようにしましょう。
飲酒後の入浴
よく言われていますが、入浴は全身の血行が良くなります。そうするとアルコール分解に集中していた血液も分散して正しく分解されなかったり、血行が良くなることでアルコールが急に回って心筋梗塞や脳卒中を引き起こし、命に関わるので決して行わないようにしましょう。体を温める入浴法
入浴には体にいいとされる3つの効果があります。
「温熱」「水圧」「浮力」
体を温めることで、血行促進やリラックスを促し、適度な水圧は血管と筋肉を適度に圧迫しマッサージ効果が得られます。
また、水中なので体も軽くなり各関節の負担も和らぎます。
入浴に適した温度は一般的には38℃~41℃と言われています。
しかし、38℃では入浴後の体温変化があまり見られなかったという研究結果も出ており、39℃か40℃が適していると考えられます。
参考URLhttps://www.denso.co.jp/ja/products/consumer/jutaku/images/pdf/warming_bathing.pdf
また、体温+2℃のお湯はヒートショックプロテインというたんぱく質が増加します。
ヒートショックプロテインとは異常のあるたんぱく質を修復してくれる物質です。
私たちの体には多くの所でたんぱく質が使われています。
たんぱく質が修復されることで病気にかかりにくくなったり、日々を元気に過ごすことができます。また、美容の分野でも注目されており、美肌にも近づくことができます。
日本だけでなく海外でも健康効果が研究されている物質です
参考HP https://www.youko-itoh-hsp.com/hsp%E3%81%A8%E3%81%AF/
この情報を踏まえると、体にいい入浴は
39℃~41℃のお湯に15分前後が理想であると言えます。
半身浴と全身浴はどちらがいいの?
よく半身浴も健康にいいとされていますが、実際に体力回復効果が期待できるのは全身浴です。全身浴の方が、入浴のメリットである温熱、水圧、浮力をしっかりと得ることができます。
ただし高血圧など血管の疾患や、体が弱っている方は半身浴の方が体の負担が軽くなります。
入浴剤使っていますか?
皆さんは入浴時、入浴剤を入れますか?
人により好みもあると思いますが、せっかくお風呂に浸かるのであれば入浴剤を入れることでお風呂の効果は更にアップします。
入浴剤にはいくつかの種類があり、効果もそれぞれ異なります。
炭酸ガス系
炭酸ガスで血管拡張を促し、血流量を増加させます無機塩類系
この塩類が体表のたんぱく質と結びつき体の表面に幕を張ります。この膜が体の保温をし、湯冷めもしにくくなります。
クール系
夏場の入浴剤によく見かけるものです。入浴中の清涼感や湯上りに肌をさっぱりとさせるものです。
スキンケア系
肌の保湿を目的とした入浴剤です。こちらは乾燥に気になる冬によく見かけます酵素系
酵素のによる汚れの分解、洗浄を目的とした入浴剤です。単体で入浴剤になることは少なく、無機塩類系や炭酸系ガス系と組み合わせて使われることが多いものです。
生薬系
入る生薬によって様々な効果が期待できるのが特徴です。日本でも昔から親しまれており、世界でも様々な効果が報告されています。
参考URLhttp://www.jbia.org/knowledge3.html
こんなにたくさんの種類があると何を選べばいいのか迷ってしまいます。
しかし、市販の入浴剤の中には体に良くない成分が入っているものもあります。
これからお伝えする成分が入っている入浴剤はなるべく避けましょう。
注意する入浴剤
タール系色素
赤色〇〇号、などと表記されている色素で入浴剤の他、化粧品等日用品、服の着色等幅広く使われている色素です。発色がいいのが特徴ですが、元はタール=石油から作られているもので発がん性の指摘や一部アレルギー症状を起こす方もいます。
製品に絶対必要でない、アレルギーの危険性があることから北欧では使用が禁止されているものでもあります。
サリチル酸
今はそれほど使われることがない成分ですが、注意が必要な成分です。角質を柔らかくする働きがあり、よくタコをとるための医薬品でも見かけます。
肌の弱い人が触れるとアレルギー症状や刺激性があると言われています。
プロピレングリコール(PG)
成分表示ではPGと省略されることが多い成分です。保湿剤や乳化剤、殺菌でも使われる程刺激性があり、アレルギーのリスクや発がん性、呼吸器への影響があります。
入浴は体全てが触れるものなので、入浴剤選びは慎重に行いましょう。
皮膚からも上記のような添加物は吸収されるとも言われており、体へ不要な毒素をため込む原因にもなってしまいます。
本当に体にいいもの、安心できるものを使いたいという方ももちろん大勢いらっしゃるかと思います。
そんな方の為に2種類の入浴剤をご紹介します。
体を整えるお勧めの和漢温浴
鎌倉で創業60年を誇る漢方調剤薬局の監修を受けて作られた美肌と健康のための入浴剤です。
体を芯から温めたい
肌を健康的に美しく保ちたい
入浴で健康的な体つくりを目指したい
そんな方におすすめの入浴剤です。
自然本来の回復力や生命力を最大限生かして作られています。
漢方独特の香りはせず、爽やかな心地良い香りです。
6種類の漢方が体を健やかに保つサポートをしてくれます。
原料は食材に使用できるレベルのこだわった素材を使用しています。
クマザサ、ドクダミ、ビワの葉、ショウガ、ヨモギ、ベニバナ
それぞれ単品でもその健康効果が注目されているものばかりですが、その漢方たちを美肌や体を芯から温めて健康を保つために特別ブレンドしてあります。
最も効果の出る使い方も丁寧に紹介してあるので、気になった方はぜひ覗いてみてください。
お風呂にはリラックス効果だけでなく、健康になるための嬉しい効果が沢山あります。
日々の入浴剤や温度少し工夫するだけで入浴の効果は更にアップします。
今晩のお風呂からぜひ試して夏でも冷えない体を作りましょう。
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