「ヒ素」が含まれる食べ物とは?自然界にも含まれほとんどの日本人が食べた事があるであろう発がん性が指摘されるヒ素に関して
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普段私達が食べている食材に有害物質である「ヒ素」が含まれている事はご存知ですか?
「そんな話は信じられない」
と、思われるかもしれませんが、
実は、ヒ素が含まれている食材がある事は日本政府も公式に認めています。
更に、驚くべきことにヒ素を含んでいる食品は、
私達日本人が健康だと信じて日常的に食べている食材が多いのです。
今回は、
ヒ素が含まれている食品と、
ヒ素を避ける為の簡単な調理方法を
お伝えします。
そもそもヒ素って何?
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ヒ素は一般的に毒物として知られていますが、
実は地中や水の中等の自然界にも存在する物質です。
ヒ素には、炭素を含む「有機ヒ素」と炭素を含まない「無機ヒ素」の2つの種類があります。
一般的には有機ヒ素は害が少ないとされていますが、
無機ヒ素は短期間で一気に摂取すると発熱、
嘔吐、脱毛等の症状が現れる危険な物質です。
また、
無機ヒ素は長期間にわたって大量に摂取した場合でも、
皮膚組織の変化やガンの原因になると言われています。
このように無機ヒ素は摂りすぎると身体にとって毒となる物質なのです。
しかし、実は、動植物が水や土から取り込んだヒ素が、
食品にも、含まれているケースがあります。
大半の食品に含まれるヒ素は含有量が少ないので、
摂り入れても健康上大きな問題は起こりません。
ですが、一部の食材は含有量が多いので、意識的に避けた方がよい場合もあります。
「ヒ素」が含まれる食材とは?自然界にも含まれほとんどの日本人が食べた事があるであろう発がん性が指摘されるヒ素に関して
有害なヒ素が含まれている3つの食材
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ヒ素が多く含まれている食材を3つご紹介します。
意外なことに多くの日本人が習慣的に食べている食材が多いので気をつけていきましょう。
![Arsenic-3d5a](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/Arsenic-3d5a.jpg)
外国産の鶏肉
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アメリカ産の鶏の約70%はヒ素が含まれている飼料を食べて育っています。
これは2007年にFDA(米国食品医薬品局)が検査した結果判明した事です。出典:「Natural News」
理由は、鶏の体重を短期間で効率的に増やす為と、
色合いをきれいなピンク色にして、消費者の購入意欲を高める為です。
しかし、この事実を知ってしまっては、アメリカ産の鶏肉を食べたいとは誰も思わないでしょう。
このヒ素が含まれている飼料は、日本では使われていませんが、
アメリカ以外でも、カナダやブラジル等の世界中の様々な国で使用されています。
そして、
日本の鶏肉輸入の90%はブラジル産なので外国産の肉類は全て避けた方がいいです。
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また、鶏の糞は牛の飼料にも使われているので、
アメリカ産の牛肉にもヒ素が含まれている可能性があります。
鶏肉は脂質が少なく、タンパク質の摂取源として、
牛肉や豚肉よりも優れているだけにこれは残念なニュースです。
食物繊維やミネラルが豊富なひじき
海藻類は昔から健康的だとされている食材です。
ですが、
ひじきにはヒ素が多く含まれている事が分かっています。
英国食品規格庁がひじきの濃度を測定した結果、
有害な無機ヒ素が多く含まれている事が分かりました。
その為、英国食品規格庁は調査後に、
「ひじきをあえてたくさん食べないように」と注意勧告を日本政府に出しています。
出典:「東京都福祉保健局 食品衛生の窓」
これに対して日本の厚生労働省が出した見解は、
・日本人のひじきの1日あたりの推定摂取量は約0.6g。
・ひじきに含まれるヒ素の含有量から計算すると体重50kgの人が毎日4.7g以上摂取しなければ問題はない
との事でした。
つまり、相当偏った食べ方をしない限りは健康上は問題ありません。
ひじきは食物繊維が豊富な伝統的な食材ですが、
ただ、あまりにも一度にたくさん食べるのは少し問題がありそうです。
まさか・・・日本人の主食である米にも?
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農作物にはどうしてもごく微量ながらヒ素が含まれてしまいます。
私達は健康上問題ない量のヒ素を毎日少しずつ摂取しているのですが、
食品安全委員会は日本人が摂取しているヒ素の割合は米からが比較的多いと発表しています。
出典:農林水産省 食品中のヒ素に関するQ&A
米は、日本人の主食なので、この情報にはちょっと驚いてしまいますが、
日本政府の見解では、他の食材に比べると、
ヒ素の含有量が多いものの、バランスの良い食生活を心がければ問題ないとの事です。
実は、米に関しては国によって捉え方が異なっており、
スウェーデンでは
・6歳児以下の子供には米の摂取量は控える
・大人であっても毎日は食べない方がいい
と政府が公式に発表しています。
ただ、お米には玄米をはじめとして、他に色々な栄養素は、利点もあるので、
一概に「食べないほうがいい」、という結論を出すのは早いかもしれません。
IN YOU にお勧めの玄米を使用したレシピがあるので、
ぜひこちらも一緒にご覧ください。
いつもの玄米を保温しておくだけで健康効果アップ!玄米食が苦手な方にもおすすめの酵素玄米の驚くべき効果とは。妊婦さんや幼児も食べられる簡単で美味しい酵素玄米の作り方
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発がん性物質でもあるヒ素を避けるための簡単な方法
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発がん性物質でもあるヒ素と聞くと「怖い」と思うかもしれません。
しかし、ほんのちょっとした工夫で、摂取量を減らす事が出来ます。
ここからはその手段をお伝えします。
日本の輸入鶏肉の9割を占めるブラジルでは規制が行われていない
国産の鶏肉を積極的に食べる
鶏肉は、外国産だと、ヒ素が含まれている可能性があるので、
国産で飼育方法にこだわっている、オーガニックのお店から入手しましょう。
アメリカでは、ヒ素の混入問題が発覚して以降は、
ヒ素が含まれている飼料を規制する方向で動いています。
しかし、日本の鶏肉輸入の9割を占めているブラジルでは未だに規制が行われていません。
ですので、自炊する場合は国産の鶏肉を選び、
外食をする際でも国産鶏を使っているお店に行きましょう。
ひじきのヒ素はちょっとした工夫で簡単に減らせます!
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ひじきに含まれるヒ素は、しっかりと水で戻すと、ある程度は取り除く事が出来ます。
何故なら、ヒ素は水によって食品から流れ出る物質だからです。
その為、
・乾燥ひじきを調理する際には30分以上水で戻す
・戻した後は水気をしっかりと絞る
・茹でる時も最初に30分以上水で戻す
・水戻しに使用した水は口にしない
といった点に気をつける事で食品中からヒ素を排出し、安全にひじきを食べられます。
米は食べても大丈夫なの?
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米にもヒ素が多いものがあるとお伝えしましたが、日本政府の見解では、
他の食材に比べると多いものの、
バランスの良い食生活を心がければ問題ないとの事。
この情報に過剰に反応して、米の摂取量を控える必要はありません。
米以外の炭水化物ではパンや麺類等がありますが、
これらの精製されていない炭水化物の方が栄養価が低く、
血糖値も上がりやすいのでよっぽど身体に悪いです。
また、米は日本人の伝統的な主食であり、
特に玄米は栄養面も優れていて食物繊維量も多い健康的な食品です。
どうしても気になる方は玄米中心の食生活を心がけつつ、
オートミールや、全粒粉等の精製されていない炭水化物を時々食べてみる事をおススメします。
肉類は国産を積極的に選ぶ事が重要
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ヒ素の摂取量を減らす方法をまとめると、外国産の鶏肉を避けて国産を選ぶ事が最も重要です。
外国産の肉類は比較的安価で購入しやすいですが、
安さばかりを追い求めてしまうと、思わぬ落とし穴にはまってしまいます。
今回の記事をお読み頂いたあなたには、目先のメリットに惑わされず、
是非、今後も正しい情報を取り入れて、本当に健康的な食品を選んでほしいです。
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