顎の吹き出物は陽のエネルギーの過剰摂取!アーユルヴェーダとマクロビから見る口の周りのニキビ・吹き出物の対策。悩まされている知人を勝手に分析してみた
こんにちは。IN YOU ライターのharunaです。
知人が悩んでいた「口の周りの吹き出物」
先日、知人が口の周りの吹き出物について悩んでいるのを耳にしました。彼女は3ヶ月ほど前に知り合ったばかりですが、出会ってから口の周りに吹き出物がないことがありません。
『いい加減この吹き出物やばいよね!』『レーザーでもしようかなあ』などと話していたので、
『その前に牛乳いつも飲んでるのがいけないんじゃないですかー?』と言ったところ、聞く耳を持ちません。
なのできちんとまとめたら、彼女や同じ悩みを持っている方の役に立てるかな?
と思い今回のテーマにしてみました。
しかし生活や食事をこうやって勝手に分析されるのは
それはそれで気分がいいものではないかもしれませんが・・・笑
しかし、彼女は肌がつるつるなので、
口の周りだけに吹き出物が出ているのはちょっと目立ちます。
お節介ながら、悩んでいるなら力になりたいと思っていますので、
オーガニックアドバイザーで学んだ、食養生、アーユルヴェーダ、
東洋医学の陰陽五行、マクロビからみた対策法と、
「人に伝えるためのテクニック」も活かして伝えていこうと思っています。
忙しくテキパキしている筋肉質のタイプをアーユルヴェーダから、観察すると・・・?
彼女の行動から分析!
生活スタイルとしては、マッサージと美容師の仕事を掛け持ちしており、
忙しそうで、これからはネイルの仕事もプラスしていくんだそうです。
性格はサバサバ、テキパキしていて、体質は筋肉質。
よく汗はかいてるけど、寒がりなようで、いつも厚着をしています。
アーユルヴェーダでいうと、風の【ヴァータ】と火の【ピッタ】に当てはまります。
食生活はこれは太りそう!とかお腹にたまりそう!と、
彼女なりの基準で気をつけているのだそう。
よく玄米、納豆、林檎を丸かじりをしていて、ジャンクなものは食べないようにしているんだと推察します。
お肉は好きで、卵はたんぱく質を摂ろうと積極的に摂っている模様。
少し気になるのが、いつも食べてる玄米は浸水させてないし、
林檎もオーガニックではないのではないか・・というポイント。
軽く拭いて、皮ごと食べています。
会うたびに必ず飲んでいる「牛乳」
でも一番気になるのは会うたび飲んでいる『牛乳』!
毎日のようにミルクを飲んでいるようにさえ、見える彼女。
乳製品や、牛乳はカゼインやラクトースなどの問題、ホルモン剤などの問題からも
健康志向からは「避けられている食材」のひとつ。
さらに、美容師という職業柄、カラー剤などの経皮毒、ネイル用品の使用も気になるところ。
お客さんにカラー剤を塗るときは手袋をしているんでしょうが、本人も明るめなカラーをしています。
職業柄、仕方がないことかもしれません。
しかし、知らないより、知って理解した上で何かできる対策を探した方がいいのではないかと考えます。
彼女は若いですが、将来子供を産むかもしれないのです。
そのためには体を少しでも整えて、リスクを減らすべきだと考えました。
まずはアーユルヴェーダで過剰なドーシャを鎮静させる
彼女は、風の【ヴァータ】と火の【ピッタ】が過剰であると考えます。
そして肌のトラブルで見ると、
【ヴァータ】は乾燥肌、【ピッタ】は脂肌、炎症を過剰になることで引き起こします。
吹き出物、となると炎症なのでどちらかというと【ピッタ】が強いのではないでしょうか。
ピッタを鎮めるために、避けたいもの
●過度な塩分
●肉
●卵類
●ナッツの食べ過ぎ
●ごま油
しかし彼女は乾燥のヴァータもあるので、適度な油は良しとします。
マクロビの望診法でみると、顎(アゴ)の吹き出物は『陽のエネルギーの過剰摂取』
東洋医学のひとつであるマクロビオティックから基づく【望診法】は、
内臓のトラブルを顔、舌、二の腕などから見るもの。
その中でも、
顎の吹き出物は陽のエネルギーの過剰摂取を指します。
例えば赤身の肉、魚、卵、チーズ、豆など。
内臓でいうと、腸の働きの低下や子宮、卵巣、膀胱のトラブルを教えてくれます。
彼女はたんぱく質を摂るために、良かれと思って頻繁にゆで卵をよく食べ、
丼物には卵をかけて電子レンジで温めていました。
確かに彼女は卵をよく食べています。
アーユルヴェーダでみても、マクロビオティックの望診法でみても、
彼女は好きな肉や卵は少し控えた方がよさそうですね。
INYOU読者の方は、電子レンジと聞いて『え?』と思うでしょうが、ここでは割愛させていただきます。
電子レンジはいろいろな危険性の中に、「消化器系、排出系に悪影響がある」と言われていることもあり、
彼女が日常的に使っている電子レンジが腸の働きの低下に影響が出ている可能性はないとは言い切れません。
因みに余談ですが、「顎がふたつに割れている」のをネタにしている芸人さんがいますが、
それは望診法でみると乳製品の過剰摂取を指します。
顔のどの部分にニキビや吹き出物ができますか?
マクロビオティックの望診法をおさらいしてみよう。
●おでこ
脂質、糖質の摂り過ぎ
大腸
●ほほ
小麦製品の取り過ぎ
肺
●鼻
糖分の取り過ぎ
心臓
●口
乳製品、卵(魚卵含む)の取り過ぎ
生殖器
●顎
卵、チーズ、豆類の取り過ぎ
生殖器、膀胱
健康に気をつけているようだけど、「ココ」ができていないと意味がない!
浸水しない玄米、農薬たっぷりのりんご、牛乳を日常的に飲むことについて
牛乳のことはINYOUの記事の中でたくさん取り上げられています。
リスクが指摘される中、今後も摂取するかどうかは自己責任ですが、
まずはしっかり調べてみて、本当に摂取する必要があるのかを個人で判断すべきです。
玄米は拝み洗いをして、季節によって6時間から12時間浸水させてからご飯を炊くことによって、
酵素抑制物質が取り除けます。
もちろん、酵素抑制物質が流れ込んだ水は炊く前に変えましょう。
フィチン酸については賛否両論ありますが、きちんと浸水することで分解されると言われています。
しかしもっと問題なのは消化がよくない玄米はしっかり咀嚼して食べたいものですが、
彼女の職業柄あまりゆっくり食べている暇がありません。消化に問題がないのか心配です。
そしてりんごは、果物の中でも残留農薬が多く、農薬をたくさん使わなければいけない果物です。
拭き取っただけで残留農薬が落ちるわけがありませんよね。
皮ごと食べることに関しては一物全体の考え方としてとてもいいことだと思いますが、農薬が気になります。
ちなみに、中まで浸透してしまった農薬を回避することは難しいですが、少しでも農薬の害を少なくするためにも
IN YOUでも度々登場する、農薬・野菜洗いの無添加の除菌用洗浄水がお勧めですのでみてみてください。
「薬剤を頻繁に使用する美容師という職業」から気をつけるべきこと
少し前まで、カラー剤で手に色がついてる美容師さんを見かけましたが、今はみんな手袋をしていますね。
しかし元美容師の友人から聞くと、手袋をしても皮膚が荒れる人は荒れるそうです。
というのも、薬剤を流したあとに手袋を外して触る髪は100%薬剤が落ちている訳ではないのだそう。
もちろんカラーリングをする場合は、その薬剤を頭皮に塗り、
排出されにくい経皮毒となるので、カラーリングは避けたいものですが仕事となると避けられないですよね。
口から入れるものは90%は排出できるそうですが、経皮毒の場合10日たっても10%しか排出されないそうです。
それだけ、外からの有害物質の吸収にはリスクがあります。少しでも排出したいので、豊富なミネラルを取りながら、温め、
オーガニック食材で抗酸化作用のある食材を食べ、
定期的にファスティングをして内臓機能を高めてデトックスをすることをお勧めします。
ちなみに、ミネラルはたったの数種類、日々70ー90種類など、
豊富に摂取するのがベストであると考えられています。
最近の野菜にはそれくらいの豊富なミネラルは含まれていませんので、
現代人は以下のようなミネラルサプリも一緒に摂取すると良いでしょう。
げっ!怖い!農薬の140倍も毒性があるというヘアカラー剤の恐怖
農薬の140倍の毒性があるといわれているカラー剤ですが、
最近は小さい子供やペットをカラーリングしているのを見かけます。
親や、飼い主のエゴで劇薬を塗るなんて可哀想で、側から見ると悲しくなります。
2015年に消費者庁も『毛染めによる皮膚障害』として注意勧告しています。
http://www.caa.go.jp/safety/index29.html
経皮毒は生殖器に溜まりやすいのですが、望診法でみたときも顎の吹き出物は生殖器、膀胱を指しているので、
子宮には負担がかかっている可能性がないとは言い切れません。
ジェルやネイル関連のアイテムが体にもたらす影響
大抵の場合は、マッサージをする仕事の人はネイルはしないものですが、
彼女は仕事を掛け持ちしている事情からか、ネイルをしています。
やはりこれもカラー剤につづき不自然な化学物質からできているもの。
ジェルネイルはUVランプがまず問題で、肌の奥深くまでダメージを与えるUV-A波によるものです。
綺麗にみせたくて、ジェルネイルをするのに結果的に肌を老化させてしまいます。
その他にも
ジェルネイルを落とすリムーバーや除光液に発がん性のある【アセトン】
マネキュアには発がん性や胎児の先天性の異常を引き起こす可能性のある【フタル酸ジブチル】
発がん性やシックハウス症候群や化学物質過敏症の原因となる【ホルムアルデヒド】
など危険なものがいくつかあります。
彼女自身もネイルをしてるし、これから仕事としてやるのであれば、それらと共に時間を過ごすわけなので、
臭いと共に吸ってしまったり、スカルプも扱うのであれば粉も空気中に飛んでいるでしょう。
胎児に影響があるものなので、これから出産の可能性があるのなら、
自分だけの問題ではないので気にするべきです。
まとめ
体が資本の仕事だからこそ、これからも体調を崩すことなく、彼女には頑張ってもらいたいと思う応援メッセージも込めて
●アーユルヴェーダ、望診法でみた結果、よく食べようと心がけている卵、肉は控える
●顎の吹き出物から望診法でみると、腸、子宮、卵巣に気をつける
●電子レンジを使うことで、腸が弱っている可能性もあるので、なるべく使わない
●経皮毒は子宮に溜まるので、定期的なデトックスを
●できらば彼女自身はカラーやネイルはしない
レーザー治療する前に、原因療法をしてみてはいかがでしょうか。
「似たような経験がある」「同じことで悩んでいた」という方も、ぜひこれをヒントに生活の改善に役立ててくださいね。
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