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世界の27倍!日本海周辺はマイクロプラスチックのホットスポット

Kawasaki Mariko
栄養士の免許を保有しており、現在食品系企業で働いています。 IN YOUではこれまでの知識や私だからこそ発信できる内容を皆様にお伝えできたらと思います。


今年の6月、マイクロプラスチックについて日本でも大きな動きがありました。
海洋ごみ対策の法律が改正され、事業者にマイクロプラスチックの使用を抑制するよう明記されたのです。

しかし、それは企業への自主的な努力を求めているだけで規制ではありません。
日本こそ、厳しくマイクロプラスチックの規制をする必要があるのに、世界各国との対応に大きく開きがあるのです。


世界の27倍!日本海周辺はマイクロプラスチックのホットスポット


平成28年、環境省はマイクロプラスチックの実態調査の資料を公開しました。
http://www.env.go.jp/water/marine_litter/00_MOE.pdf

これによると、日本海周辺の海は世界の海の27倍、北太平洋の16倍の個数のマイクロプラスチックが存在しており、マイクロプラスチックのホットスポットであるとしています。


それなのに、日本では規制ではなくあくまで企業似抑制を呼びかけているだけ、海に流れ込む使い捨てプラスチックの規制は含まれていません。
更に、今年6月にカナダで開かれたG7での海洋プラスチック汚染を解決していくための提唱された「G7海洋プラスチック憲章」に日本とアメリカは署名をせず国際的批判も浴びました。

海外ではマイクロプラスチックの規制や禁止が進んでいるのに対して、日本は大きく遅れとっており、更には日本の海が深刻な事態に陥っているのになぜ日本政府は後手に回るのでしょうか?

例えば、EUでは今年の5月に、一部の使い捨てプラスチック製品の流通を禁止するとし、ストローや食器、風船につける棒などが対象で、EU加盟国は2025年までにプラスチックの飲料ボトルの90%を回収するこを義務付けられます。

G7で署名をしなかったアメリカでも、2016年にマリブ市で飲食店でプラスチック製ストローの提供を禁止、カリフォルニア州でもレジ袋の配布を禁止しています。
シアトル市では今年7月から飲食店や食品サービス業での使い捨てプラスチック製ストローや食器を禁止し、スターバックスが2020年までに世界中の店舗で使い捨てストローを全廃すると発表し話題になりました。

日本でも企業努力として使い捨てプラスチック製品を廃止すると発表している企業はありますが、世界60カ国以上が使い捨てプラスチックの生産禁止や課金をしているのに政府が規制をしていないため世界から大きく対応は遅れています。

スーパーなどでレジ袋を有料にしているところはありますが、小額のため大きくそれで利用が減るとは思えず、コンビニでは毎日大量のレジ袋が何も対策をされずに利用されています。
日本政府は国民生活や国民経済への影響を検討するためにG7で署名をしなかったとしていますが、世界2位のマイクロプラスチック排出国である日本において、国民の生活への影響よりも企業からの圧力がかかったからと考えるほうが妥当です。

実際に、コンビニ業界から猛反対があったからだと報じているメディアもあり、日本政府は利益を優先して国民を言い訳にしていると考えるほうが自然です。


マイクロプラスチックは環境汚染だけではなく生体への悪影響も



マイクロプラスチックは5mm以下の小さなものと定義されています。
レジ袋やペットボトルだけではなく、歯磨き粉や洗剤、化粧品などに含まれるマイクロビーズなど、私たちの周りにはマイクロプラスチックのもととなるものが溢れています。

東京濃厚大学の資料では、環境汚染とともに生体への悪影響についてもふれています。
http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201607_08.pdf

この資料によれば、2005年に海鳥のハシボソミズナギドリの胃の中を調べたところ、12個体全てからプラスチック片が見つかり、海鳥の9割がプラスチック片を摂食していると推定されるとしています。

海鳥だけでなく、ウミガメやクジラなど200種類以上の海洋生物がプラスチックを摂食しており、東京湾で釣れたカタクチイワシ64尾中49尾の消化管から平均3個、最大15個ものマイクロプラスチックが検出され76%を超える検出率という驚きの結果が載っています。

プラスチックは石油から作られている個体の油であり、それが油になじみやすい汚染物質を引き寄せて濃縮され、マイクロプラスチックとして段々小さくなっていく過程で有害化学物質が凝縮されてしまいます。

そんなマイクロプラスチックを、私達は魚介類を通じて摂取してしまっているかもしれないのです。
さらに、東京農工大の研究では、海鳥が摂食したプラスチック片から有害化学物質が溶出して脂肪に蓄積されていると明らかにしていて、生体の中から生物汚染をしているとしています。

室内実験において、魚に有害化学物質を含むプラスチックを食べさせた結果、

・肝機能障害
・腫瘍


が発生したと報告されています。

そのほかにも、プラスチックによる悪影響としては不妊やホルモン異常があるとされていており、世界でもマイクロプラスチック排出量がトップクラスの日本で規制や禁止が為されないかぎり、環境汚染だけでなく健康被害は広がるばかりだと考えられます。

マイクロプラスチックを避けるためには


環境だけでなく私達の健康にまで悪影響を及ぼすマイクロプラスチック。
その危険性から逃れるにはどうすればいいのでしょうか?

プラスチック製品を避け、マイバッグとマイボトルの利用を徹底する

既にマイボトルやマイバッグは利用している人が多いと思いますが、それでもうっかり外出の際に持っていくのを忘れてしまうことがあるのは経験があるのではないでしょうか。
そんな事態を避けるため、予備でかばんの中に空のボトルを入れておいたり、エコバッグを何枚か入れておくことをお勧めします。

また、化粧品や歯磨き粉や洗顔料もマイクロビーズが含まれてないもの、タオルも化学物質が含まれる製品ではなくオーガニックコットンのものを選びましょう。
買い物の際にプラスチック製のストローやスプーン、フォークなどをつけないように断ることも忘れずに。

魚を食べるときは内蔵をとり、丸ごと食べない

日本だけでなく世界中の海はマイクロプラスチックで汚染されており、魚を食べることにもリスクは伴います。
しかし、それでも魚を食べたいときはあると思います。

そんなときは魚の内臓はきれいにとって、まるごと魚を食べることは避けましょう。
魚の脂肪に蓄積された有害物質まで除去はしきれませんが、生ではなく加熱するなど工夫をしましょう。

海、そして私たち自身をマイクロプラスチックの脅威から守るには


私たち人間も含め、あらゆる生命体は海から生まれてきました。
その生命の根源である海が、今利益を優先する人たちのせいで危機にさらされています。

海が、そして地球がそうした利権をむさぼる人たちのせいで住めない環境になってしまっては地益もなにも意味がありません。
そして、私たちの生活や健康がそうしいた利益を優先させる人たちのせいで危険に脅かされて良いわけがありません。

政府が企業の利益を優先し自国民の健康を省みないのであれば、私たち自身が自衛をしていかなければならないのです。

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