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本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ IN YOU Market 本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
IN YOU Market

外食に要注意?!宣伝文句の”オーガニック○○”って、本当に安全?「なんちゃってオーガニック」に騙されないためにできること。

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オーガニック食品を扱うレストランが増えています

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食の安全・安心志向の高まりに応じて、オーガニック食品を取り扱うレストランが増えているように感じます。
外食でもオーガニック食品を楽しむことができるのであれば、食の嗜好性も高まり、よりいっそう食べることを楽しむことができてとても嬉しいことです。

しかし日本には”オーガニックレストラン”に対する基準は、公的に用意されておらず、”自称オーガニック”のレストランも少なくないのが現状です。
そこで、本当に安心できるオーガニックレストランを探すために、私達が注意しなければならないことについてお話していきます。

レストランの中には「オーガニック」をうたうことで集客をアップすることを目的としているところも・・?

その”オーガニック認証”、本当に安全ですか?

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そもそもオーガニックに対し、安全性や健康面、美味しさなど、求められていることは人によって違うのが現状です。
しかし私達にとって欠かせない食には必ず、自然界に生きる他の生き物の存在を忘れてはなりません。

自然環境に負荷をかけることがなく、その上で私達もまた自然な食を楽しむ。
それこそがオーガニックの在り方だと考えルト、化学農薬や肥料、遺伝子組み換え技術は避けるべきだと考えるのが自然ですよね。

しかしレストランの中には、オーガニックの基礎的な考えに基づくものではなく、”オーガニック”というキーワードによって集客を上げることを目的としているのではないか?と思うお店もあります。

外食をした時に、「オーガニックサラダ」「オーガニックランチ」「有機野菜のサラダ」など、いかにも”体に良さそうな”表記をしているメニューを見つけることがあります。

しかし、実際に確認したところ「全てはオーガニックではない」との回答をいただくお店も。
私たち一般の消費者からすると使用されている食品全てがオーガニックかどうかを確認する手だては正直言ってありません。

一方で、日本の有機農産物の割合は、国内総生産量の0.18%程度に過ぎない現状があります。

化学農薬や肥料を使わない分、どうしても収穫量は少なくなりますし、手間がかかるのは想像にかたくありません。
消費者のためを思いたくとも、生産者側からすれば、自身の生活のためには効率的な慣性農法の方が好まれてしまうのが現実。

そのため、レストランが有機食材を調達するのは非常に困難です。

オーガニックレストランの看板を背負っているレストランの中には、すべて、またはほとんどの食材や調味料をオーガニックで提供している訳ではなく、取り組みの一環としてオーガニック食材を使うように”努めている”のが精一杯な店もあると考えられています。

もちろん、一つでも多くのオーガニック食品を使うことは、そうでないところと比較すれば、より良い傾向だと言えます。

しかし、「安心安全・体に良いものを求めている消費者」からするとオーガニックではないものをあたかもオーガニックかのようにうたう商品を見て、「騙された」と思ってしまっても仕方ありません。

オーガニック表記の曖昧さに注意!

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外食店にはオーガ一ニック記載の法律がないに等しいため、なんでもオーガニックとうたえてしまう。

加えてオーガニックという表記の曖昧さにも注意が必要です。


1999年に改正されたJAS法によって、有機JASマークのついたもののみ、「有機」や「オーガニック」と表記ができます。
しかし外食や中食(惣菜やコンビニ弁当などを購入し、自宅で食べる食事のこと)では、メニューやチラシに「有機」「オーガニック」と表記することが規制されていません。

もちろん食品衛生法や景表法では、虚実や誇大広告は禁止されていますが、その書き方次第で消費者に誤認が生まれることもあります。

例えば生鮮食品や加工食品における食品表示の例で見てみましょう。食品表示には、

    特色のある原材料を強調して表示する場合、その使用割合の表示が必要(使用割合が 100%の場合は不要)


というものがあります。

これはどういうことかというと、特色のある、今回の場合”有機食品”を強調して表示する場合、原材料面に以下のように表記することができます。

    例:有機小麦粉使用


ただしこの場合、商品によっては「小麦は有機農産物を利用しているけれど、他の原材料は有機ではない」という場合もあり得ます。

そしてレストランにおいても、このような表記が見受けられることがあります。

「オーガニック○○使用」と書かれたメニューに目を惹かれた時には、十分注意して他の表記を確認してみてください。
例えばサラダの場合、サラダに入っているトマト”だけ”がオーガニックで、他はオーガニックではない、という場合も十分考えられます。

決して虚実・誇大広告ではないとはいえ、オーガニックという表記だけで安心できないのが現実です。
私はオーガニック以外もたくさん取り扱っているレストランで度々このような表記を見ました。

あくまで推察ですが、オーガニックと表記することで、健康志向の人をターゲットに集客を狙っているのではないかと考えています。
オーガニックな食に関心を持ったばかりの人にとっては、悔しい思いをすることもあるかもしれません。

では、本当に信頼できるオーガニックレストランとは

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上記で述べたような出来事が原因で、外食を楽しめなくなるのもなんだか悔しいですよね。

そんな時は、オーガニック食品を取り扱っているレストランで、信頼できる場所を探すことをオススメしています。
オーガニックメニューではなく、食事を提供してくれるレストランそのものを選ぶことで、「他の食材はオーガニックじゃなかった!」なんて思いをせずに済むはずですよ。

日本ではまだあまり知られていないオーガニック認証

オーガニックレストラン認証は知っていますか?


「外食でのオーガニック表記が本当かどうか疑わしい」という方に、ぜひ注目していただきたいのが「オーガニックレストラン認証」の存在です。JONA(日本オーガニックアンドナチュラルフーズ協会)とリーファース、2つの機関で認証プログラムが組まれています。

2014年に始まったばかりの認証であり、認証を受けているレストランも数少ない状態ではありますが、
オーガニック食を安心して食べていただけることは間違いありません。

レストランが認証を受ける際、全ての食品がオーガニックでなくても認証を得ることはできます。
しかし、表記が可能なのはオーガニック食材を使用したもののみ。

加えて、その食材が本当にオーガニックなのかを、納品書や認証を示す文書などで徹底的に確認します。
従業員に対するオーガニックへの理解を深める講習会も行なわれるため、”なんちゃってオーガニック”とは比べ物にならないぐらい信用度が違うのです。

オーガニックレストラン認証までの道のりは厳しい

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有機食材は、化学農薬・肥料を使わないが故、自然環境の影響を受けやすいのが難点として挙げられます。
そのおかげで自然の恵みたっぷりの味わいを楽しむことができるのですが、生産者側にとってみれば、安定的な供給は難しいと考えられますし、経営者側も供給が途絶えてしまっては、お客様に食事を提供できなくなってしまいます。

そこでオーガニックレストラン認証は、レストラン経営者・責任者に対して5年間の食材調達計画をたてるよう支持します。
極端に入手困難な食材は除かれますが、オーガニック原料をお客様に提供することが目的の認証ですから、計画を内外に公開することで、継続的にオーガニック食材が提供できるよう事前に工夫がなされているのです。

そのため認証までの道のりは、そう簡単ではありません。


しかしこの厳しい道のりがあってこそ、私達は安心してオーガニックな食事を楽しむことができるのです。

日本にはない「オーガニック率」という新基準とは?

他国のオーガニックレストラン事情

他国でのオーガニック認証についても見ていきましょう。

他国には各々によって異なるオーガニック認証制度がありますが、オーガニック先進国であるヨーロッパを例に見てみると、まず日本とヨーロッパの認証そのものの捉え方の違いを感じることができます。

ヨーロッパでは、オーガニックは決して「有機的な」という言葉を意味するものではなく、「生物学の」「環境保護の」といった意味合いが色濃くなっています。

私達が生きていくうえで、食べるということはとても重要で、そのためには他の命をいただかなければいけませんよね。
でも、一方的に搾取するのでは、自然環境が成り立たなくなってしまいます。
自然とのつながりを重視した考え方に基づき、認証が用意されています。

一方日本のオーガニック認証は、あくまでも栽培方法へ着目した基盤だけ。
しかも海外から輸入してきたといっても過言ではないのが今のオーガニック市場の現状。

その分かりやすい例として、食べ物以外の雑貨や今回注目している飲食店においてはオーガニック認証基準が用意されていないのです。

そのため判断するためには、それを販売する企業の倫理観や企業の姿勢を調べて頼るしかありません。
逆に言えばオーガニックではないにもかかわらず、”商売のために”オーガニックと表記することも容易な状態なのです。

またヨーロッパのオーガニックレストランでは、オーガニックへの考え方がしっかり身に付いているからか、「オーガニック率」という表記があると聞きます。

使用している商品にどれだけオーガニックのものが使用されているかを、消費者に提示しているのです。
「オーガニック率60〜90%のレストランです」というように・・・。

本当にオーガニックかどうかを知ることができない、日本のレストランの現状とは大違いですよね。

外食もオーガニックを楽しむために

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オーガニックな外食を楽しむためには、私達自身も食品表示における知識を頭に入れておくべきなのではないかと考えています。
とはいえ、私自身、食品表示検定中級の資格を持っているとはいえ、食品表示はあくまでも事業者側の知識。

どんなに表示しても消費者側に伝わりづらい印象があり、もどかしく思っています。

そのため私がここで伝えられるのは、表記される場によって、表示規制が緩和される現実があるということです。
「言葉の綾」ではないですが、”自称オーガニック”になってしまったレストランも決して悪気があるわけではないのでしょう。
・・・が、私達が望む表記でもありません。

このような相違が生じないためには、私達自身も初めから、信頼できるレストランを探し、そこでの食事を楽しむ方が賢明だとは思いませんか?

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参考文献
1, Q&Aでオーガニックを知ろう! 特定非営利活動法人日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会
2,食品事業者向け 「きょう」から学ぶやさしい「食品表示」マニュアル
3,原材料、産地の表示は本当に必要?
4,まだまだ“甘口”、日本のレストラン認証制度は夜明け前
5,認証の特徴 オーガニックレストラン認証:リーファース
6,オーガニック Veganic to go

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