秋もアレルギーに注意、辛い症状を乗り切る漢方と食事療法特集。
秋もアレルギーに注意、辛い症状を乗り切る漢方と食事療法特集。
目が痒い!鼻水やくしゃみが止まらない!といった花粉症やアレルギー性鼻炎、
アトピー性皮膚炎などの症状は、秋に注意が必要です。
子供の頃からではなく、大人になってから花粉症やアレルギー性鼻炎になった、
昨年まで大丈夫だったのに突然になってしまったといわれる方も増えている為、
風邪かな?と思っていても長く続く場合は、花粉症やアレルギー性鼻炎などを疑った方が良いかもしれません。
アレルギーの症状の緩和には、ステロイドが良く使われますが、
リバウンドや副作用など不安も大きいのではないでしょうか。
私は難病の為、ステロイド内服を10年以上続けていますが、
実際様々な副作用とも闘わなくてはいけない状態です。
もしステロイドに変わる薬があるなら、変えた方が良いと思っています。
アレルギーでは、漢方や食事療法で免疫を上げ体質を変えていき、
薬に頼らなくても良いようになれる方法があります。
いきなり薬を止めてしまうのは危険ですが、徐々に変えられるようにしてみませんか?
1.アレルギーとは
1-2.アレルギーの種類
半世紀ほど前には、アレルギーという言葉はあまり聞かれませんでした。でも、日本ではこの半世紀で2人に1人が何かのアレルギーを持っている
という事態になっています。
アレルギーといってもⅠ型からⅣ型まで種類があり、良く見られる
花粉やハウスダストなどが原因となる
アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎・アレルギー性結膜炎・気管支喘息
などはⅠ型アレルギーに分類されます。
また、薬によるアレルギーはⅡ型、
全身性エリテマトーデス・関節リウマチなどの自己免疫の疾患はⅢ型、
学校で受けた事があるツベルクリンも、
結核に対する免疫を見る為のアレルギー反応でⅣ型とです。
参考:平成22年度リウマチ・アレルギー相談員養成研修会テキスト「アレルギー総論」
1-2.アレルギーの原因
アレルギーの原因は、体に入ってきた本来外敵とならない物に対しても、体を守る免疫細胞が過剰に反応してしまっている事で起きています。
また過剰に反応するようになった免疫細胞を抑える事が出来る、
Tレグ細胞(制御型T細胞)の機能が低下してしまっている事も原因の一つとされています。
アレルギーを引き起こすアレルゲン(抗原)はⅠ型の場合、
花粉やハウスダスト、ペットなどがありますが、その人によって違ってきます。
1-3.秋にアレルギーが多くなる理由
花粉症の場合、スギなどの花粉が飛ぶ時期に鼻水や目の痒みが出たから、
自分はスギの花粉症だと思い込んでいる方もいますが、
スギ以外にヒノキやシラカバなどである事もあり、
アレルギーを起こしている抗原(原因)が何か一度は調べて頂いた方が良いでしょう。
また夏の終わり頃から冬にかけても花粉が飛びやすく、
ブタクサやイネ科のカモガヤ、ヨモギやセイタカアワダチソウなどがアレルギーの原因です。
カモガヤは、春にも花粉が飛ぶ為、スギやヒノキにもアレルギーがあると、重なって酷くなってしまう
場合があるので注意が必要です。
またハウスダストによるアレルギーは、
梅雨の季節に繁殖したダニの寿命が秋口くらいまでとなる為、
アレルギーを起こすダニの死骸が秋に多くなり、
アトピー性皮膚炎も空気が乾燥し始める秋頃から悪化傾向になります。
1-4.アレルギーになる人が増えている理由
アレルギーを発症する人が増えたのは、
日本だけではなく世界的に起こっている事です。
アレルギーが増えている理由
・ハウスダストなどアレルギーの元になるアレルゲンが増えている
・添加物などの食品が増えた
・環境汚染
・衛生的になり過ぎ土壌細菌に感染しなくなった
・ストレスが増えている
2.漢方とアレルギー
2-1.漢方のアレルギーに対する考え方
アレルギーの原因が人によって様々である事を考えると、アレルギー性鼻炎だからこの薬!アトピーだからこの薬!と病気でひとまとめに処方される薬よりも、
その人の体質に合わせて処方される漢方の方が、納得して飲めるのではないでしょうか。
漢方は追求すればとても深く複雑なものになります。
体質=「証」を知り、
エネルギーである「気」、血液である「血」、
体液である「水」のバランスや、
「肝」「心」「脾」「肺」「腎」という5つの臓器を五行「木・火・土・金・水」に当てはめ、
体のトラブルを修正していきます。
漢方をよくご存じの方も多いと思いますが、
あまり知らないという方には、難しくそれこそやる気が出ないとなっては困る為、
簡単に「証」と「気」「血」「水」で考えてみます。
基本になる体質=「証」についてですが、「実証」か「虚証」か、
また「熱証」になるか「寒証」になるかをチェックしてみましょう。
「実証」:何事も過剰になりやすい。ストレスが大きい。
筋肉質・体力がある・食欲が旺盛・声が大きい・積極的・胃腸が丈夫など
「虚証」:体の抵抗力が弱っている。
体力がない・疲れやすい・食が細い・声が小さい・消極的・胃腸が弱いなど
「熱証」
暑がり・汗が多い・口がよく乾く・顔がのぼせる・便秘気味・舌が赤い・手足が温かいなど
「寒証」
寒がり・汗をかきにくい・頻尿・顔が青白い・軟便気味・舌が白い・手足は冷たいなど
アレルギーでよく処方されている漢方を、少しだけご紹介します。
アレルギー性鼻炎で鼻水やくしゃみ・涙などの症状がある方は、
水が滞っている「水毒」で体が冷えている「寒証」であり、
アトピー性皮膚炎は、水毒だけでなく「気・血・水」すべてのバランスが悪くなっていると思われます。
「小青竜湯」
「実証」「虚証」どちらのタイプの方にも。(あまりに体力が落ちている場合はNG)
また「小青竜湯」は、花粉症やハウスダストなどのアレルギー性鼻炎・気管支喘息にも。
「葛根湯加川きゅう辛夷」
鼻づまりや鼻づまりで起こる頭痛などを温めると良くなる「寒証」であり「実証」の方
「麻黄附子細辛湯」
鼻づまりで「寒証」「虚証」
「麦門冬湯」
気管支喘息や花粉症の辛い咳で「虚証」の方
「五虎湯」
気管支喘息の辛い咳など「実証」の方
「補中益気湯」
アトピー性皮膚炎の免疫の強化。「虚証」で、エネルギー不足である「気虚」の方
「温清飲」
皮膚の乾燥で痒みが強い方。中間より「虚証」よりで血液の量が足りていない「血虚」の方
「白虎加人参湯」
体の発赤や痒みを鎮めます。中間より「実証」よりで口が乾くなど「熱証」の方
もっと自分に合った漢方を希望される方は、漢方に詳しい薬剤師がいる薬局などで処方してもらうのも良いかもしれません。
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3.アレルギーに対する食事療法
3-1.口腔アレルギーについて
花粉症の患者さんの10人に1人は、口腔アレルギーがあるとされています。トマトやリンゴ、キウイなどを食べた時に唇や口の中が痒くなった経験がある方は、
口腔アレルギーがあるかもしれません。
アレルギーがある植物と同じ種類の果物や野菜で起きやすいのですが、
豆乳でも起きる事が分かっている為、
ハンノキなどのカバノキ科のアレルギーがある方は、注意しましょう。
3-2.過剰な免疫細胞を抑える機能を上げる
一昔前までは、腸はただ栄養分を吸収する場所でしかありませんでしたが、研究が続けられ腸内細菌を整える事で、様々な病気の症状が緩和出来る事が分かってきました。
また外から入ってきた細菌などから体を守る為に、
体にある免疫機能の60%が腸に備わっている事も分かってきました。
その中でも、過剰になった免疫細胞を抑えられるTレグ細胞の機能を上げる事が出来れば、
アレルギーなどの過剰反応が抑えられるのです。
Tレグを作っているのは、腸内細菌の一つであるクロストリジウム菌である為、
クロストリジウム菌を増やす方法として、
餌となる食物繊維を多く摂り短鎖脂肪酸を作り出せるようにする事が挙げられます。
参考:www.eiken.co.jp/modern_media/backnumber/pdf/…/005.pdf
Tレグ細胞を作り出している事がわかるまでは、
クロストリジウム菌は悪玉菌とされていました。
実際、毒素を作り出す悪玉であるクロストリジウム菌もいるのです。
しかし、アレルギーを抑える事が出来る腸内細菌でもある為、
一概に排除しないといけないとは言えなくなりました。
腸内フローラは人によって違ってくる為、その菌が持っている作用も違ってくると考えられ、
まず腸内フローラを整え善玉菌を増やした上で、クロストリジウム菌も増やさねばいけないのです。
3-3.腸内フローラを整える
腸内細菌を整えるには、一種類の菌だけではなく、いろんな種類の善玉菌を摂る事が良いとされています。・乳酸菌:ヨーグルト・チーズ・キムチ・ぬか漬け・サプリメントなど
・ビフィズス菌:ヨーグルト・サプリメントなど
・納豆菌:納豆
・麹菌 :日本酒・味噌・甘酒・醤油・漬物など
・酵母菌:チーズ・かつお節・ワイン・ビール・パンなど
3-4クロストリジウム菌を増やす
餌となる、食物繊維を多く摂る事が大事です。食物繊維には水溶性と不溶性があります。水溶性:水分を含んでドロドロになる:海藻・イモ類・キャベツなど
不溶性:水分を包み込み膨れる:小麦・ふすま・大豆など
オリゴ糖:キノコ・タケノコ・玉ねぎ・菊芋など
3-5たんぱく質を摂る
免疫を上げる為には、免疫細胞を作っている原料となるたんぱく質を摂る必要があります。大人の方でも乳製品や卵などにアレルギーを持っている方がいますが、
その場合はアレルギー源になる食物は、免疫が上がってくるまで控え、
違うものでたんぱく質を補いましょう。
抗酸化物質を摂る 体の炎症を摂るビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなどが抗酸化物質になります。
・ビタミンC:柑橘類・イモ類など
・ビタミンE:ナッツ類・アボカド・かぼちゃ・うなぎ・良質なオイル
・ポリフェノール:緑茶・ココア・コーヒー・大豆・ワイン・ブルーベリーなど
4.まとめ
乳酸菌やビフィズス菌などは、サプリメントなどでも摂る事が出来ますが、飲んだからすぐにお腹に定着する訳ではありません。
その為、毎日こつこつ摂っていく必要があります。
少しずつ、お腹の中が整っていけば、薬に頼らなくても症状を抑えられるようになります。
治らないとイライラするのは、体にストレスを与え折角の体質改善を台無しにしてしまいます。
漢方にしても食事療法にしても、長い目で見ながら行っていきましょう。
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