アトピーでステロイドを使いたくない方へ|ステロイドをほとんど使わずここまで改善!アトピー経験者が語る自然な治し方
8月も終わりに近づきましたが、まだまだ暑い日が続きますよね。
アトピーをお持ちの親御さんにとっては、
汗をかくこの時期のお子さんのスキンケアは大変だと思います。
「ステロイドは使いたくない。
でもグジュグジュになってしまってどうしたらいいかわからない。」
今回はそんなお母さんに読んでいただきたい内容です。
ステロイドは使わない!
でもその前に一つだけ注意しておいてほしいこと。
ステロイドの副作用についてはINYOUでも多くの記事があり、「ステロイドは悪い。
だから絶対に使わない!」と頑張っている方も多いと思います。
私も同じで、「ステロイドは使わない」という方針を取ってきました。
しかし、この頑なな考え方のせいで、子供たちを危険な目に合わせるところでした。
その時の失敗談をご紹介したいと思います。
まずは、長男の失敗談です。
健康志向が強い私は、妊娠前から妊活に取り組み、健康な赤ちゃんが生まれるよう、食事に気を使ったりしていました。
これだけ食事に気を付けているのだから、健康な赤ちゃんが生まれてくるに違いない。
そう信じていました。
長男が生後三か月の頃。子供に保湿をすることは、その子が自ら分泌する皮脂なども
減らしてしまうので、良くない。という考えから、保湿をしていませんでした。
乳児湿疹が酷くなり、これも毒出しだろうと思っていたところ、
3か月検診で病院の受診を進められ、病院へ行くと乳児湿疹ではなく、
アトピーと食物アレルギーだと診断されました。
そして、これだけ肌の状況が悪いと、そこから感染症が起こり、血圧が下がったり、
危険な状況になることを知り、
その時初めて「何ということをしてしまったのだろう」と、気が付いたのでした。
その時はステロイドを塗り、強さも徐々に軽くしていき、
最終的にはステロイド無しの状況に落ち着くことが出来ました。
これは、ステロイドの扱いに慣れているドクターだったことが幸いしていましたし、
食物アレルギーの治療もあり病院に定期的に通っていたため、
自己判断で薬を止めなかったことが良かったのだと思います。
自分の子供がアトピーや食物アレルギーになるはずがない。
しかもまだ生後三か月なのに・・・。
ステロイドはとにかく悪い。
この時の私の考えの甘さと無知が、事態をより悪くしてしまったのです。
その時のことを詳しく書いた記事はこちら。
無知すぎて、ステロイドを使わない事だけが子供の健康を守る事なんだと、
思い込んでいたのです。
確かにステロイドを使うことは、健康にはよくありません。
その子本来の免疫力も奪ってしまいますし、その他多くの副作用もあります。
温泉生まれの救世主
薬を使った治療の代わりに必要なのは、
知識と実践し続ける事
単純にステロイドを塗らず、忍耐強く見守る事は、
子供によってはストレスになり、良い環境とは言えないでしょう。
(人によってはステロイドを塗らず、忍耐強く見守り改善したケースもあります。)
痒くて泣き、掻きすぎて傷になり痛くて泣く。
遊びに集中できず、夜も眠れない。
これが長期間続くことが、子供の発達に良いのだろうか。
そう思った時、「頑なに薬を拒否すること」「無知の怖さ」
「偏った知識で子育てをすること」が、いかに危険な事なのかを反省したのでした。
アトピーケア、我が家の場合
そんな反省をした私ですが、3歳の次男のアトピーがこの夏悪化してしまいました。
皮膚だけをケアしても、原因も除去しなくては根本解決にはなりません。
今回は幼稚園入園のストレスの影響と
お菓子が多くなっていたかなと反省し、量や質を見直しました。
新しい環境でのストレスは、時間が解決してくれるだろうと・・・・。
ステロイドを使うことも選択肢には入っていますが、
正直、副作用を知っているだけに安易に使うことに抵抗を感じています。
ですから、様子を長く見すぎて、アトピーが悪化してしまったのが今回の反省です。
傷が深くなってしまったので、まずはクレイでケアをしました。
傷の治りが少し早くなります。
保湿剤はマストアイテムですが、保湿剤で痒くなったりする場合もあるので、
その子に合った物を使用するのが良いと思います。
(「ワセリンで痒くなった」と言っても、そんなはずはないと仰るドクターもいます。
ドクターの言う事を鵜呑みにせず、お子さんの感覚を大切にしてあげて下さい)
我が家では、長男はワセリンは痒くなるため、
長男が付け心地が良いという物を使用しています。
次男はワセリンが痒くならないのでワセリンを使用しています。
そして、今回はそのワセリンに少しだけステロイドとSOD酵素を混ぜて使用しました。
この方法はアトピー治療で有名な病院がしているという方法だそうです。
(その病院で働いていた方に教えて頂きました)
ワセリン20gにステロイドをパール粒1個~2個分くらいを混ぜます。
それを朝晩子供に塗ってあげています。
一番良いのは、保湿剤を塗った後に、ガーゼと包帯で掻かないように保護すること。
次男はそれを取ってしまうので、できませんでしたが、
少しの間でも保護して掻く時間を短くした方が断然治りは早いです。
*SOD酵素が手に入らない場合は、酵素を入れずに使用してください。
ステロイドを直にぬるより、治りがゆっくりになりますが、
リバウンドが起こりずらいです。
ステロイドは塗りたいくないけど、もう皮膚が酷くなりすぎて
どうしようもない。という方は、ぜひお試しください。
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夏のアトピー性皮膚炎、一番の強敵「あせも」対策
夏には「あせも」という強敵がいますよね。
あせもとアトピーのダブルパンチは辛いものです。
我が家の子供たちは、「あせも」に悩まされることはありません。
長男の小さかった頃は、「あせも」をどう予防したら良いのかわからず、
アトピーとあせもで皮膚が悪化し、「とびひ」になり、苦労しました。
その時に知ったのが「桃の葉」です。
桃の葉を煎じて、入浴後に関節などあせもができやすい場所にパッティングします。
(入浴剤として湯舟に入れても良いです)
痒みが強いと、病院では、入浴ではなくシャワーを進められると思います。
体が温まると痒くなってしまうからです。
個人的には入浴した方が、皮膚の代謝もよくなり、いらない皮膚が早く取れて
良い感じがします。カラダの冷えもアトピーやアレルギーの原因にもなりますから
入浴後で体を温めることも必要だと思います。
ただ、入浴後は保冷剤などで、関節など痒みが出やすい場所
を冷やすようにしてください。
夏に桃の葉を使い始めてから、息子達にあせもは出なくなりました。
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桃の葉の驚くべき効能
桃の葉ローションを使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
ローションだけではもったいない。
お茶として飲むのもおススメですよ。
桃の葉の効能
●肌をきれいにする(保湿・キメを整える)
●皮膚炎を改善する
●湿疹改善
●便秘改善
●生理痛改善
●更年期障害改善
●腸内環境を整える
●がん予防
桃の葉の成分
●タンニン:抗酸化作用・殺菌作用・消臭作用
●マグネシウム:血圧正常化・心血管疾患・片頭痛、便秘改善等
●オレイン酸:悪玉コレステロール軽減・動脈硬化改善・便秘予防
●アミダグリン:抗ガン作用
*抗がん作用がある・抗がん作用はないというどちらの意見も存在しているため、
抗がん作用を期待して大量にサプリからアミダグリンを摂取することはおやめくだいさい。
●フラボノイド:抗酸化作用
(参考HP:果物辞典・Oilz・WIKI)
桃の葉は薬局やネット販売で売っています。
気軽に買えますので、ぜひおお試しください。
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2週間のスキンケアでこれだけ改善しました
急激に治さない。ゆっくり治す方が良い
次男の肌の写真です。
ケア前
ケア後
ケア前
ケア後
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最小限のステロイドでここまで改善しました。
我が子がアトピーで痒みや痛みを感じていると、どうにかしてあげたいと思いますよね。
こんな皮膚のまま放置しているのは、親として失格だと思われるんではないか。
そんな風に感じているお母さんも多いのではないでしょうか。
早く治してあげたい。
でも治し方がわからない
そんな気持ちからステロイドを使ってしまうと思います。
アトピーは遅くても10代後半には自然と改善されていきます。
ただ、それを薬を使い免疫力を落としたり子供体本来の治癒力を
奪ってしまうため、大人になってもアトピーが治らなったり、
他の疾患が出てきたりしてしまうのです。
子供の頃にステロイドを使っていて、大人になってアトピーは治っているが、
ステロイドの副作用とは気づかずに、不調を抱えている場合も多くあります。
今回ご紹介した方法は初めはステロイドを極少量使います。
傷が酷い場合に使用してください。
そこから桃の葉と保湿剤を併用しながら
徐々にステロイドを抜いていきます。
昨年は一日に何度もシャワーを浴びたりさせていましたが、
今年の夏は次男は夜のみの入浴、幼稚園で毎日塩素入りプールに入るなど
肌には良い環境ではありませんでした。
先手でケアしなかったことを、母として反省した今年の息子のアトピー問題ですが、
夏が過ぎてもこのままケアしていきたいと思いっています。
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