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Organic Life to all the people.

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経営者から農家に転身した農家一年生が提案する「かかりつけ農家探しのススメ」

中村小太郎
社会起業家、「小太郎米」を中心に自然農園経営、野菜ソムリエ協会講師 リクルート社から社会人をはじめ、広告分野でのプランナーを経て、ITベンチャーを設立。株式公開を目指す道半ばで大病を患う。人生初めての入院生活と薬害を克服する過程で「生きることは食べること」だと気付き、信州に移住。自然農園を経営する百姓一年生。 生産者と生活者の「距離」を縮めるべく活動中。

あなたは、スーパーで買い物をする時、どんなことを考えて選んでいますか?
「お米は新潟産」、 
「レタスは信州産」、 
「じゃがいもは北海道産」
果たして、それは正しいのでしょうか? 安心なのでしょうか?

私たちが、スーパーへ行っても生産者が分からないように、
生産者も消費者のことをわかりません。
いや、お互いに分かろうとしていないのかもしれません。

スーパーに置いてあるお米は、
農薬や化成肥料を施したものが殆ど。
無農薬のものはスーパーの店頭には並びません。

丸のまま食べるレタスだって、おかまいなし。
除草剤や農薬が撒かれ、
真っ白なマルチという土を覆うビニールの皮膜に守られて、
虫喰いも泥汚れも付かずに育てられます。

じゃがいもにいたっては、
収穫直前に除草剤で地上の葉や茎を枯らして綺麗にされ、
中には芽を出なくするように放射線を照射される場合も。

これが、今の日本農業の実態なのです。
日本農業の常識は、自然界の非常識。

安心安全なお米やお野菜が手軽に
手に入る時代はすでに終わったのです。


かかりつけ農家を探すために知っておきたいJA、農協のこと


JA、農協のこと、生産者団体ではない


JAとは、相互扶助の精神のもとに農家の営農と生活を守り高め、
よりよい社会を築くことを目的に組織された農業協同組合、略して農協です。

農協は、どのような団体なのでしょうか?

第二次世界大戦時、食糧が豊かではない日本。
政府は、全国農業協同組合連合会 (全農) に農家さんを加入させ、
「農業会」として、食糧統制のために国策を図ったのです。

この「農業会」が、看板だけ変えて農協になったと言われています。

その農協の存在の大きさは、下に述べますが、

まず、タネから除草剤や農薬、肥料だけでなく流通を握っているのです。

他にも優遇されていることが、二つ。

①独占禁止法の除外
農薬の8割、農機具の6割を独占していますが、
独占禁止法の適用外。

②信用事業の兼務。
「JAバンク」、銀行法では金融機関が他の事業をすることは禁じられていますが、
融資という極めて有利な立場でいられる。

「JA共済」、天災時の補償として始まったものが、
今では、生命保険会社と損害保険会社の両方を兼ね備えています。
なんと日本生命と同規模です。

更に忘れてならないのが、「地区割り」。
その地域には単一のJA、農協しかありません。

「選択」ができないのです。
今年はオーガニックの肥料を使ってみようなどという挑戦すらできません。

これが農家の最大の問題であり、
農協が言うようにやるしかないという現実。

ですが、冒頭にも述べたように、
農家がその匿名性に逃げているというのも、また事実。

一方で、農協は無用だ! というのも、間違った認識なのです。

ちなみに私はJA農協を外資などから
守らなければならないと思っています。
地方の生活に無くてはならないインフラの側面もあるからです。

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かかりつけ農家を探すために知っておきたい日本のこと


農業を持続可能な社会を目指す国連の施策


産業革命以来、日本は工業的な国家を作ることに邁進してきました。

かつては先進国の中でも優等生と呼ばれていましたが、
今では世界的に遅れをとっていることに、国民は誰も気づいていません。

工業的な農業が飢餓を地球上から無くすという発案者が
ノーベル平和賞を受賞までした「緑の革命」の失敗を知っていますか?
これを機に、国連は規模の拡大のスケールメリットではなく小規模な、
例えば家族経営レベルの農業が持続可能性が高いことに気づいたのです。

大気と海洋だけではなく「土壌」に着目したのもこの時期です。

SDGs運動のきっかけになった「家族農業」


2013年に行われた国連総会において、
2014年を「家族農業の年」、
2015年を「国際土壌年」と定めて、
持続可能な地球を目指しての行動目標「SDGs」を定めました。
土壌の健全性が持続可能な地球のために
大変重要だと具体的な行動目標を定めて動き始めました。

SDGsは経済団体連合会(経団連)が旗振り役になり、
徐々に浸透していますが、「国際土壌年」も「家族農業」も報道されません。

小規模な家族農業が世界の食糧生産の80%を握り、
持続可能性に大きな効果があることがわかり、
2019年からは「家族農業の10年」を制定しました。

国連が複数年で目標を掲げるのは初めてのことで、
なおかつ10年です。事の重大さがこのことからもわかります。(なぜか報道されません)

そのうちに(そう遠くない未来に)除草剤を使っているのは
日本だけという事態になっているかもしれません。

除草剤濃度の緩和が報道されていますので、
世界中で使用禁止になった在庫を日本で消費させる
シナリオがあるのかもしれません。



かかりつけ農家探しのススメ


我が水田のマスコット。無農薬の象徴です、かわいい!

日本の畑はすでに、「沈黙の春」(※)


少し不愉快なお話をしなければなりません。私は農家一年生です。
事情があってITベンチャーの経営者から農家を継ぎました。

義父が50年以上も無農薬で美味しいお米を作ってきた水田と
義母が同じく50年以上も無農薬で野菜を作ってきた圃場です。

水田の除草は除草剤を使わずに、人力の除草機を使用。
今年は高温で効率が上がらずに苦しみました。

手を休めてお隣や近所の水田を見ると、
除草剤のおかげで、まぁ見事に雑草は生えてきません。

もっとよく見ると、私の水田にはアメンボや蚊とんぼのような
虫や様々な色形大きさの蛙、合鴨や白鷺と賑やかですが、他の水田は静か
です。



写真は最新式のコンバイン。
あっという間に刈り取り、強制的に乾燥され、
誰が作ったかわからない匿名コシヒカリの一丁上がりです。

レイチェル・カーソンのサイレントスプリング「沈黙の春」は、
皆さんからは見えませんが、
スーパーで買うお米は「沈黙の春」状態の水田から届くという極めて身近なお話しです。

気にしなければ気にならない方もいるでしょう。

JAさんや国家が大丈夫だとしているので、
大丈夫だろうと安心している方が多いかもしれません。

「おいしいから」「安全だから」自分の食べる分はオーガニックで…

さて、不愉快なお話は、ここからです。

もっともっとよく見ると、私の無農薬の水田のような水田は皆無ではないのです。

少ないけれどちゃんと存在します。
そうです農家の自家消費用の水田です。きっと稲刈り後は
私が義父の真似をするように、無農薬ではぜ掛けという
自然の力で時間をかけて乾燥させておいしいお米にするのでしょう。

出典:『沈黙の春』
『沈黙の春』とは
レイチェル カーソン著
自然を破壊し人体を蝕む化学薬品。その乱用の恐ろしさを最初に告発し、かけがえのない地球のために、生涯をかけて闘ったR・カーソン。海洋生物学者としての広い知識と洞察力に裏付けられた警告は、初版刊行から四十数年を経た今も、衝撃的である。人類は、この問題を解決する有効な手立てを、いまだに見つけ出してはいない―。歴史を変えた20世紀のベストセラー。



「沈黙の春」のような日本の農業を改善するために


私のように百姓一年生はラッキーなことにJAさんからはノーマークで、
相手にされていません。

ですが、毎年作付けして、JAさんに買い取ってもらうためには、
JAさんの営農指導通りの、種もみ・農薬・肥料・除草剤を指定の時期に、
指定の分量で施さないとなりません。


これは、農業に関しては生殺与奪を握られてしまっています。
JAさんに全量を買い取ってもらって終了という農家は、相手にする必要はありません。

ですが、農家の中には、先程触れた自家消費用の、
安心安全なお米やお野菜を直売所に卸して小売しているところもあります。

まだ一年生なので、多くの方を存じ上げてはいませんが
正直にやられている農家さんは確実にいます。


是非お近く(「お近く」に意味があるのはフードマイレージへの配慮です)の
ファーマーズマーケットやマルシェ、道の駅を訪ねてみてください。

朝採りのみずみずしいお野菜が並んでいます。
召し上がってみて美味しければ、ご連絡を取ってみてください。
恋愛と同じです。農家を営んでいるような人は不器用な人が多いですから、是非あなたから…

スローフードの先輩イタリアでは、
野菜を買う人、食べる人を「共生産者」(プロシューマ)と呼んでいます。

直接お買い上げくださる人がいれば、
正直に農家をやっている人なら、自然農法や無農薬有機栽培で作ってくれると思います。


送料なども、家族農業の農家限定でおやすくできるような仕組みを
大手の物流会社さんに提案しています。農業の6次産業化の鍵ですから。

宅配便で届くのならば、前日収穫の鮮度抜群のお野菜が手に入ります。

スーパーでお買い求めのものより3日ないしは4日は早いはずです
(JA、中央市場、大卸、仲卸、小売というプロセスが無いため)。

そして、正直に農家をやっている人は、圃場も綺麗です。
是非、お気軽にいらしてください。
アグリツーリズムなんて大げさなものではなくて、気軽にお願いしますね。


これこそ、合コンならぬ農コン。
食べてくださる方のお顔を考えながらお野菜を育てたらどんなに楽しいか!


かかりつけ農家を知って、本当のことを知らなくてはならない

農業の工業化を進める”化学薬品メーカー”、
種の独占・農薬・肥料・除草剤の売上と
農機具のリースなど金融面でも支配しようとする”JA”、
JAの言いなりになっていて匿名性の陰に隠れる”農家”、
この鉄の三角形を壊せるのは、
安心・安全な野菜を食べたいというあなたしかいないのです。

健康を手にしてください!
なんと言っても、あなたは身体は半年前に食べたものでできているのですから…
百姓をやってみて思うことは、どうやら人類は試されているようです(特に日本人は)。

ここで改めて、自然の一部に帰らなければなりません。
みなさんの意識が変われば、状況は必ず変わります。それもとても良い方に。


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中村小太郎
社会起業家、「小太郎米」を中心に自然農園経営、野菜ソムリエ協会講師 リクルート社から社会人をはじめ、広告分野でのプランナーを経て、ITベンチャーを設立。株式公開を目指す道半ばで大病を患う。人生初めての入院生活と薬害を克服する過程で「生きることは食べること」だと気付き、信州に移住。自然農園を経営する百姓一年生。 生産者と生活者の「距離」を縮めるべく活動中。
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