全てのものは「固有の周波数」を保持している。 音楽は心身を癒すのか。音=周波数がもたらす癒しのロジックについて
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何らかの不調を抱える、
あるいは体調を崩すなどの経験をし、
より健康に生きたいと考える人が増えています。
元来、私たちは健康な状態であることが普通であるため、
何らかの不調を抱えるという経験を経なければ
「健康になりたい」と感じることはないのかもしれません。
しかし、皆さんもご存じの通り、様々な事情によって
心身の調子を崩される方がとても増えています。
また、投薬や手術などの一般的な治療法では改善することが見込めず、
補完代替医療の分野に来られる方が増えています。
そのような中で、様々な治療法を求める方が増えているのですが、
今回お話をしたいのが「音」の話です。
「音」は私たちに確かな影響を与えている
聞く音によって脳波に変化が現れる
牛にクラシックを聞かせると乳の出が良くなる、
食品の発酵状態に変化が起きるなど、
音の力を利用している方が世の中にはたくさんおられます。
今お伝えした例は音が持つ力のポジティブな面ですが、
ちろん音も周波数である以上はネガティブな影響を及ぼすこともあります。
このような音の持つ力については、
“一般的な所では研究成果をあまり目にすることがない”のですが、
実態としては様々な方が各々の分野においてその力を研究しています。
その結果について、私たちに分かりやすい所で言えば、
特定の音楽を聞くことによって「脳波に変化が現れる」
という事実があります。
α波やΘ波、δ波などの脳波が音楽によって変化することは一般的に知られており、
私たちは “ 耳にする音楽の種類によって脳波を変化させることが可能”
ということですね。
実際、私たち自身は科学的な根拠は知らずとも、
その効果を無意識の内に感じているのではないでしょうか。
例えば、気持ちが落ち込んだ時には、
テンションが上がる音楽や共感できるような音楽を聞きますよね。
頑張りたい時には応援歌のようなものを選曲し、
失恋した時には心を癒すようなものを選曲するのではないでしょうか。
「音楽は脳波を有意に変化させる事が可能」というと難しく聞こえますが、
要するに「私たちは音楽から影響を受けている」と考えると
分かりやすいかもしれません。
脳波の変化=心身の変化という事実
脳波の変化と聞いても、あまりピンと来られない方も多いと思いますが、
実は脳波を測定することで
被験者の心の状態がかなり詳細に分かるようになってきています。
今ストレスを感じているのか、何かに興味を持っているのか等、
脳波の状態・変化などを観察することで、
人の心理状態の一面が浮かび上がってくるということですね。
この事実からは、
脳波の状態と心の状態が大きくリンクしている事が改めて分かります。
つまり、脳波を変化させることができれば、
心の状態にも変化を及ぼすことが可能だということですね。
慶應義塾大学理工学部准教授である満倉靖恵氏は、
このような理論をベースにして、
脳波から心に影響を与えるための研究を行っておられます。
特定の波長を用いて脳波に変化を起こし、
心の状態を変える技術が開発中であるという事実には少し驚きますが、
近い将来このような技術が実用化されれば、
どのような形で使用されていくのか、その先を見守りたい所です。
「音=周波数」から私たちが影響を受ける理由
“全てのもの”は固有の周波数を保持している
「音」が脳波に変化を起こし、
心にまで影響を及ぼすことが明らかとなっているという事実からは、
心の状態に合わせて様々な変化の起きる私たちの肉体に関しても、
何らかの生理的反応を起こすことが容易に想像できます。
つまり、「音」は私たちの心だけでなく、
肉体にも変化を起こしているということです。
では、どうして「音」が私たちの心身にそれだけの影響を与えるのでしょうか。
その謎を解くヒントは、
「全てのものは固有の周波数を保持している」という考え方にあります。
皆さんは「固有振動数」という言葉をご存じでしょうか。
固有振動数とは、その物体に外部から何らかの力を加えずとも、
“それ自身が振動を続ける固有の振動数”を指します。
また、固有振動数は私たちにとって身近な単位である「Hz」で表されます。
この話は、電機系や住宅メーカー等でも扱われるような知識ですから、
私たちにとっては意外と身近な情報であり、
考え方であることが分かります。
この固有振動数という考え方は、もちろん人体にも当てはめることができるでしょう。
そして、全ての物がそれぞれ固有の振動数を保持しているのだとすれば、
心臓には心臓の、肝臓には肝臓の、脳には脳の、ちょうど良い振動数(周波数)
があっても、なんら不思議ではないですよね。
また、AさんにはAさんの、
BさんにはBさんに合った心地よい振動数(周波数)が存在するだろう
ということも考えられます。
私たちは同じように人の肉体を持っていますが、
中身は全く同じということはありません。
肉体的な差もありますし、心・精神の状態も異なります。
農作物もそうですよね。
例えば、米なら米で一括りに、全く同じ農法で元気に栽培することができるか
と言われれば、そんなことはないでしょう。
冷涼な気候が好みの品種もいれば、
温暖な地域を好む品種もいます。
それぞれに個性があり、特性が違うのです。
もしも「振動数=周波数=波長」を用いて生体に影響を与えるのなら、
「個体差」を考慮することが、とても大切であると私は思います。
つまり、“それぞれに適したものがあるのではないか”ということです。
私たちは自分の状態に合わせて“摂取する”周波数を選択している
先ほどの話と少し重複しますが、
大まかに言ってしまえば「心地よい・不快」と感じる波長は、
それぞれ皆さんである程度違いがありますよね。
例えば、好みの音楽や映像、好物など、
このような部分にも「欲している振動数の違い」が現れています。
人はそれぞれ「今の自分に合ったもの」を無意識の内に選択しています。
好きな人、絵、食べ物、音楽、TV番組、思想もそうです。
大抵の場合は、“今、あるいは過去”を基準にして選択をするので、
何も考えずに様々なものを選択し続けた場合は、
良くも悪くもあなた自身に大きな変化は現れない可能性が高いでしょう。
例え物理的な環境が変わったとしても、
選択し続けているものが同じである限り、
同じベクトルに進み続けてしまうからです。
そのため、もしあなた自身が自分の人生を
今とは違う方向に変えていきたいと考えるのであれば、
あなた自身が摂取・共振する周波数を変えていく必要があります。
食べるもの、耳にする音楽、目にする映像、共に過ごす人、生活環境・・・
例に挙げたようなものが変化していけば、
自ずと人生に何らかの違いが現れてくるものと思います。
「声や音」で不調を癒す治療家も存在している
世の中には「自身の発する声や音」で心身の不調を癒す治療課が存在しています。
実際に身の回りで体験された方もおられますが、
そのような方は人の状態を見ると「波長が乱れている所が分かる」のだそうです。
そして、その乱れた波長を声や音で整えるということでした。
このような
「乱れた波長を整えることで、不調を癒す」
という考え方は、
目に見えない波長を用いて治療を行う治療家にとっては、
比較的スタンダードな考え方であるように思います。
改めて考えてみますと、
私たちの周りには“あまりにも”心身に悪影響を与える要因が多すぎるため、
様々な部位で波長の乱れが起きていても何ら不思議ではありません。
電波塔のそばで植物や人に様々な影響が出るという話もあれば、
“携帯電話の電磁波によって脳腫瘍ができた”
という訴えが、イタリアの最高裁で認められたという事例もあるほどです。
取り入れる周波数は“意識して”自分で選んだ方が良い
音楽の持つ力に関して言えば、
人を興奮させることで思考力を低下させることや、
癒し、リラックス状態へと導くことも可能なのは確かです。
脳波を変化させることで様々な効果を得る事が可能なのだとすれば、
その影響は私たちが思っている以上に、
とても大きいものであることは間違いないでしょう。
歴史的に見れば、
ヒトラーが国民のマインドコントロールにワーグナーの音楽を使った
とする逸話もありますし、
壁の色を用いて、囚人を大人しくさせるという方法も実際に用いられています。
つまり、
私たちは環境中に潜む様々な周波数からそれ程までに影響を受けている、
ということです
しかし、実際には音にしても、光や色にしても、食べ物にしても、
私たちは“なんとなく”取り入れてしまっている所があるのではないでしょうか。
もちろん、全ては感覚的なものですので、
その良し悪しを何かのスケールで測ることは難しいかもしれません。
例えば、白砂糖や油脂、うま味調味料による「依存症」と同様に、
特定の音の波長や光の波長に対して
依存的になってしまっている方(デジタル依存症と呼びます)も、
実際には少なくありません。
そのような中で私たちがより健康的に、元気に生きていくためには、
やはり何らかの明確な意思をもち、
心身にとって本当に心地よい周波数・振動数を持つものを選択し続ける必要がある
のではないでしょうか。
また、自身が調子を崩した時には、改めて身の回りを見渡して見ると、
意外な所に不調の原因や、
調子を取り戻すためのヒントを見つけることができるのではないかと思います。
少し複雑な話になってしまったかもしれませんが、何らかの参考にして頂ければ幸いです。
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