日本の遺伝子組み換え食品の規制はヨーロッパの5倍以上も甘かった!一般的に語られない遺伝子組み換え食品の成分表示の裏側と実態
遺伝子組み換え食品の本当の恐怖とは?
メディアでは大々的に語られないその真実。
遺伝子組み換え食品が体にはよくない印象を持っている人は多い事でしょう。
でもどこかで「日本は関係ない」とか、思っていませんか?
IN YOUでも過去に遺伝子組換え作物に関する記事をお伝えしています。
下記の通り、実はここ日本には「見えない(表示のない)遺伝子組み換え食材」で溢れており、私たちの知らないところで蔓延している状態です。
市販の離乳食に含まれる遺伝子組み換え作物と添加物の実態。「着色料・保存料・香料・化学調味料不使用」に隠された落とし穴とは。
NONGMOに一票を。知ってる?身近に潜む「遺伝子組み換え作物」が私たちに及ぼすリスク。遺伝子組み換え食品を選ばない方法とは
また、今回TPPが成立したことによって今後日本にはより遺伝子組み換えなど、安全性の不確かで低品質な食材がたくさん輸入されてくるだろうと言われています。
日本人は世界の中でもトップレベルで「遺伝子組み換え作物」を食べている、とさえ言われ始めているのです。
しかし、IN YOUを毎日読んでいただいているような意識の高い方を除いて、
「遺伝子組み換え作物が日本の加工食品にも色々含まれているんだよ」と言っても
「えー!!そんなわけないじゃん。」などと、全く知らないケースも、珍しくありません。
おそらく日本では、具体的に遺伝子組み換え食品がどのように体に悪いかについては、残念ながら一般的な雑誌や
テレビなどでは真相は語られないので、知っている人は少ないのでしょう。
また遺伝子組み換え作物が日本の食卓に乗っているという事実も知らない方が本当に多いのです。
そこで今回は初心者はもちろん、知っている方にもぜひおさらい!ということで、遺伝子組み換え食品の実態とその恐ろしさについてをまとめてみました。
そもそも、遺伝子組み換え食品とは?
遺伝子組み換え食品は、コーン、菜種、大豆などをはじめとしてアメリカで作られている事はよく知られていることですよね。
食べ物は一つ一つ細胞でできていて、その細胞を取り除いていくと、ひも状でらせん構造の「DNA」という塩素物質が出てきます。
その塩素物質の並びを遺伝情報といい、その遺伝情報の1つの単位を「遺伝子」と言い、この遺伝子の並びを変えることで、人間の都合のいいように食べ物の性質を変化させる事ができます。
では具体的に遺伝子を変えるというのは、どのようにしているのでしょうか?
遺伝子組み換え食品の作り方
遺伝子組み換え食品の作り方は3つの方法で行われていて、
「パーティクルガン法」「エレクトロ・ポレーション法」の3つがあります。
その中で「アグロバクテリウム法」が1番使われていて、アグロバクテリウムという名前の細菌を使うことで、この細菌は植物に寄生して自分の遺伝子を中に入れる事ができます。
アグロバクテリウムの遺伝子の代わりに有用遺伝子を入れる事で遺伝子組み換え食品を作ることができます。
しかし、アグロバクテリウム法で作ることができない事は、他の2種類の方法で遺伝子組み換え食品を作ります。
遺伝子組み換え食品の安全性
遺伝子組み換え食品は、国が管理することで安全性を保たれています。
遺伝子組換え農作物については、品種ごとに、
①食品としての安全性は「食品安全基本法」及び「食品衛生法」
②我が国の野生動植物への影響は「カルタヘナ法」
に基づいて、科学的に評価し、安全性が確認されたものだけが輸入、流通、生産される仕組みとなっています。
※消費者庁のホームページより引用
その安全性を管理するためにその試験をする方法は、
安全性のチェックに際しては、試験方法が科学的に適切かどうか、
データ不足がないかなど、専門家がさまざまな角度からチェックしています。
データに不備などがあれば試験のやり直しを指示し、再チェックしています。
※厚生労働省のホームページより引用
チェックして不備などがあれば何度もやり直しもしているので、「国の管理はしっかりしている」とも言われているようです。
食品の成分表示
チェックされた遺伝子組み換え食品で安全かどうかをクリアされた物は、国が許可の出した成分表示で、よく食品の裏に書かれている「成分表」に掲載されます。
食品表示は、遺伝子組み換え食品を使用しているとしっかり表示しなければいけない義務があります。
表示の仕方は、
「大豆(遺伝子組み換え)」
「大豆(遺伝子組換えのものを分別)」
「でん粉(とうもろこし(遺伝子組換え不分別))」
「大豆(遺伝子組換えでない)」
※消費者庁より引用
というように、遺伝子組み換え食品が入っているかどうかわかるような表示の仕方をしています。
しかし、ここに重大な落とし穴があります。
成分表示に遺伝子組み替えでないと書かれているが…???
もし遺伝子組み換え食品が入っていなければ、表示自体ありませんし、
遺伝子組み明け食品が入っていそうな物には「遺伝子組換えでない」と書かれているので、日本は遺伝子組み換え食品から守られていると思うでしょう。
「私たちは遺伝子組み換え食品を食べていない」そう信じたいと思います。
しかし、遺伝子組み換え食品が入っているかどうか唯一チェックできる食品表示の方法が問題で、抜け道がたくさんあります。
つまり、本当に遺伝子組み換えが使われているかどうかわからないのが今の日本の現状です。
表示義務の食品が少ない
消費者庁で決められている食品表示義務がある食品は、
大豆、とうもろこし、ばれいしょ、菜種、綿実、
アルファルファ、てん菜及びパパイヤの8種類の農産物と、
これを原材料とし、加工工程後も組み換えられたDNA又は
これによって生じたたん白質が検出できる
加工食品33食品群及び高オレイン酸遺伝子組換え大豆及び
これを原材料として使用した加工食品(大豆油等)等です。
※消費者庁より引用
と、かなり少ない数に制限されており、世界的に見てもこれだけしか限定的に制限がない先進国は日本くらいのようです。
日本の規制はヨーロッパの5倍以上も甘い基準だった
5%以下の混入率
また消費者庁は、遺伝子組み換え食品が5%以下の混入率なら、食品表示に「遺伝子組換えでない」という表示をしてもいいとまで許可しているようです。
分別生産流通管理が適切に行われていれば、このような一定の「意図せざる混入」がある場合でも、「遺伝子組換えでない」旨の表示をすることができることとしています。
なお、この場合、大豆及びとうもろこしについて、5%以下の意図せざる混入が認められています。
※消費者庁より引用
世界的に見ても、その数値は高いとされていて世界的に研究が進んでいるヨーロッパのEUでも0.9%以下と日本よりもかなり少ない数値で許可を出していることも疑問です。
一番の問題!表示義務がない食品がある!
これが1番恐ろしい事で、遺伝子組み換え食品の表示義務は組み換えDNAやそれによって生成したたんぱく質が残らない物は、表示義務がないので本当に使われているかどうかわかりません。
ただし、製造の過程で組み込まれた遺伝子やその遺伝子が作る新たなタンパク質が技術的に検出できない場合には、表示は義務付けられていません(例:油やしょうゆなど)。
※農林水産省より引用
これによって様々な食品が、遺伝子組み換え食品が使われているかどうかわからないため、問題です。
遺伝子組み換え食品が入っている可能性が高い食べ物
意外にも遺伝子組み換え食品で表示義務でない物は、日常的に頻繁に使う物が多くてその種類はすごく豊富です。
表示義務がない遺伝子組み換え食品はどの食品なんでしょうか?
食用油
とうもろこし・大豆など遺伝子組み換え食品でよく聞かれる食品が使われている食用油は、値段が安い物だと遺伝子組み換えのものを使っていると思った方がいいかもしれません。例えば、よく料理で使う「サラダ油」の原材料を見ると、先ほどから上げている遺伝子組み換えの代表的な食品ばかりの名前が出てきます。
油菜(菜種)
酸化、熱に強い。キャノーラ油はカナダ原産のキャノーラ種から搾ったもの。
大豆
原材料が安価で最も一般的な原料の一つ。精製しても独特の匂いが残るため、他の油と混合することが多い。
トウモロコシ
加熱、酸化に強いので炒め物に適する。独特の香りがある。
※Wikipediaより引用
マーガリンなどの脂が含まれる加工食品
先ほど書いた食用油を使った物で加工食品を作っても、食品表示義務が無いので確かめようがありません。
しかもショートニングを使っている事が多いマーガリンは食品添加物の問題でも上げられるほど何が入っているかわからないものが入っているので、遺伝子組み換えに関しても注意が必要です。
あらゆる調味料
残留しているたんぱく質を検査する事で遺伝子組み換え食品を検査しているので、それ以外の物が原料のものは検査できません。例えば、食品添加物を使った物は検査しようがありませんね。
みりん風調味料は甘味料という食品添加物を使っている事もあるので検査ができません。
スナック菓子や「ブドウ糖果糖液糖」の含まれるお菓子
世間では最近、「白砂糖」が嫌われていますが、
もっと危険なものがあることをご存知でしょうか。
ブドウ糖果糖液糖という表示を見かけたことはありますか?
こちらは主に、遺伝子組み換え由来のコーンを使っていることが多いと言われています。
スナック菓子や市販の駄菓子類にもこのような遺伝子組み換え作物が使われているようで、特に安い駄菓子には注意が必要かもしれません。
市販されているコーンスナック菓子・ポテトチップスについて、遺伝子組換えトウモロコシの遺伝子を含有するかどうかについて定性試験を行いました。
本結果は定量性を有さず組換え遺伝子の有無のみを検定した結果となります。
(中略)
7検体中、6検体から遺伝子組換えトウモロコシが使われているという結果が出ました。
※(一社)農民連食品分析センターより引用
スーパーに並ぶ、駄菓子コーナー。
泣いている子供に、遺伝子組み換え入りのお菓子を与える、何も知らない親御さんもいらっしゃるのかもしれません。
ぜひ、少しくらい高級でも、オーガニックで無添加の、いいものを選んでください。
ジュース類、ビール類、リキュールなどのお酒類
お菓子と同様に、甘味料が使われがちな「ジュース」や清涼飲料水。
お子様に与えがちなのでないでしょうか。
また、ビールも現状日本で出回っている安価な缶ビールやリキュール系には危険が潜みます。
これらには遺伝子組み換えのコーンが使われているケースがあると見ても良いでしょう。
もしも見慣れない甘味料が含まれている場合は必ず調べてください。
回避策として、オーガニックの表記があるものを選べば不要なブドウ糖果糖液糖を避けられるので注意が必要です。
また、ここでは紹介を省きますが化粧品にも高い確率で遺伝子組換え作物が使われています。
主に、大豆由来のものやコーン由来のものが多いです。女性の方はご用心を。
以下の記事も見ながらしっかりおさらいしてくださいね。
「遺伝子組み換えでない」表示に隠された危険な罠。知らないうちに遺伝子組み換え食品を大量摂取する日本人。
遺伝子組み換え食品を知らず知らずのうちに…
海外のお菓子や飲み物には「NONGMO」の表記がもはや当たり前になりつつあります。
しかし日本はどうでしょうか??
そのような明確な表記をしないまま、あたかも安全そうに丁寧で美しいパッケージで販売されています。
消費者は中身を調べようともせずに、どんどん大手の販売する美しいパッケージの商品を消費します。
パッケージにまできっちりとこだわった、職人技術・・・。
本来日本の強みである清潔さや、丁寧さ。
そんな、日本の技術を悪用しているとも言えるのかもしれません
日本は安心安全な国と言われているので、食品に関しても何を食べても法律によって守られており、
しっかり検査をしているから大丈夫と思っている人は多いのではないでしょうか。
しかし、井の中の蛙である日本人。
それは完全なる「思い込み」であり、実際には諸外国から見ても「愕然とするレベル」なのです。
さらに消費者が信じている、法律自体が、あまり厳しい基準を設けていないのです。
世界的に見るとガン患者は年々、減っていると言われているのに日本だけが増えている謎の現象。
もしかするとこの遺伝子組み換え商品のせいも影響しているのではないかと思うのは私だけでしょうか・・。
これは、今まで数十年以上、消費者が自分の意志で選択をせず、
大手メーカー等の販売する「安くて一見見栄えのいいもの」に飛びついてきた代償なのかもしれません。
消費者が喜んで安いものを買えば買うほど、消費者の好きなものをメーカーは次々と開発していきます。
これを、止められるのは「私たち」なのです。
IN YOU Marketで遺伝子組み換えを使わない安全スイーツをGETしてみよう。
【IN YOUオリジナル】世界初!全ての原材料がオーガニック・ケミカルフリー・シュガーフリー・非加熱。血糖値を上げないパーフェクトチョコレート今すぐここをクリック!「スイーツ=マイナスの嗜好品」に終止符を!身体に害を及ぼさない、世界初のチョコレート
ついに実現しました! いくつものハードルを乗り越え形にしたローチョコレート。
チョコレート=嗜好品。
そんなイメージが当たり前のチョコレート。
オーガニックであっても砂糖や乳化剤が含まれていたり。
やっぱりどんなにこだわっていても、「食べるのが、躊躇される食品」なのではないでしょうか?
スイーツはどんなに「ギルトフリー」とか言われていても、
実際のところ、スイーツはスイーツ。
つまり、体には決してプラスに働かないものがほとんどではないでしょうか?
そこで、身体にプラスに働きかける病気の方でも食べられるレベルのものを目指して
全ての原材料がオーガニック・ケミカルフリー・シュガーフリー。
「パーフェクト」だと思えるものを作りました。
IN YOUオリジナルの開発製品ですから、当たり前です。
甘味に使用しているのは、無農薬の羅漢果のみ。
厳選された良質な原材料が、ひとりのパティシエの方によって手作りでチョコレートの形に。
何度も試作を重ねて出来上がった、納得の味。
甘すぎる味が得意ではない、松浦さん好みのビターな味わいに仕上がっています。
オススメ記事
市販の離乳食に含まれる遺伝子組み換え作物と添加物の実態。「着色料・保存料・香料・化学調味料不使用」に隠された落とし穴とは。NONGMOに一票を。知ってる?身近に潜む「遺伝子組み換え作物」が私たちに及ぼすリスク。遺伝子組み換え食品を選ばない方法とは
うちに遺伝子組み換え食品を大量摂取する日本人。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう