子供は本能で食べ物を選ぶことができる!子育てにも使える!「排便」を見て、陰陽を判断するテクニック。
こんにちは。
マクロビオティック、オーガニックを始めとした知識が身につく食学講座で食の基礎について学ぶようになってから、表面的な知識ではなく、もっと本質的な食事法について関心が出るようになりました。
例えば、体の声を聞くこと。
身体の声を聴いて食べる
オーガニックなライフスタイルを心がけている方にとっては
大切にしていることの一つではないでしょうか?
私も日々の食事の中で何を大切にするかと言うと
「身体が喜ぶ食事」をすることを意識しています。
しかし、外食続きで常にベストな食事が摂れているかというと
そうでもなく、パンや脂っこい食事をしてから後々後悔することもあります。
しかしこれも、日々体の声をしっかり聞いていれば。何も意識していない時よりもはるかに少なくなることを実感しています。
大人と同じような現代食は子供にも負担である事実
子供の不調の原因は食習慣にある?
子供もそうですね。
現在私には3歳になる娘がおりますが、娘の食事に関してはほぼ大人と同じものを食べているので
自分の食生活=子供の食生活
になっているわけです。そんな中で先日お出かけや、外出が続いた後、娘が体調を崩し熱を出すことがありました。
連日の外出で疲れが出たかな~と思い休ませていましたが、
高熱による頭痛から嘔吐、下痢と続き、食欲も全くない状態に。
病院でインフルエンザや溶連菌の検査もしましたが、全て陰性。
この時、ここ数週間の食事を見直してみて、外食続きだったことや、
アイスクリームやチョコレートなどデザートを食べさせてしまったこと
しっかりとした排便が出ていなかったこと・・・
思い当たる節が色々とあり、後々とても反省しました。
そこが要因だったかもしれない、と感じたのです。
不調の原因を探る 排便チェックを日課にしよう
子育てをする上で、子供の健康のバロメーターでわかりやすいものの一つに「排便」があります。
それってイコール子供が食べたものなんです。
●健康のバロメーターであるうんちのチェック法
画像:http://www.ps-tsuhan.com/ec/psyche.php
健康なうんちはバナナ状のうんちで色も黄色っぽいものがベストです。
うんちの出方も力まずするっと出るのが理想的で
これが1日2~3本分出るのが健康な状態とされているそうです。
1日一回が普通、と思っている方も多いでしょうが1回だと少ない方なのです。
残便感が無く、便が出た後スッキリした感覚であることは腸内環境が良好に保たれている証拠でもあるのです。
参考:https://www.karada-navi.com/elimination/constipation/elimination-mechanism/10023/
なので我が家では毎日「今日はバナナちゃん(うんち)に会えるかな」と言って、娘と一緒に便をチェックするようにしています。
実際に体調が悪くなると途端にうんちが出なくなったり、緩くなったりするのです。
また便の色も重要で、不調な時に出るうんちを見て食べたものがどう影響しているかを見ることができます。
●陰陽で見る子供の下痢別対処法
茶色は陽性より
青緑、白っぽい下痢は陰性より
子供が動物性たんぱく質をたくさんとった時には茶色の下痢をすることが多くなることに気がつくと思います。
これは「陽性」の下痢とも言えます。
逆に果物や砂糖を摂り過ぎた時は青緑色や、白く泡っぽい下痢をしたりするのです。
これは「陰性」よりの下痢とのこと。
陽性の下痢は熱を持っているからりんごや陰性よりの緑の野菜などがお勧めで、
赤ちゃんや食欲の無い時には葛粉でとろみをつけて食べさせてあげると食べやすいです。
陰性の下痢には体を一気に陽性にしてくれる、梅醤番茶がお勧めです。
新陳代謝が良くなり、血液が浄化されるので、万能薬としても使えます。
参考文献:若杉ばあちゃんの一汁一菜子育て法
]
下痢の時に、お味噌汁を飲ませたら美味しい!と飲んだ娘。
先日娘が不調の時には陰性の下痢をしていたのですが、食欲もなく、お水は飲むものの、それ以外は嫌がり、
病院では「低血糖なので、エネルギーになるもので、おかゆやうどんなどをあげてください」と言われるものの
大人と違って、食欲がない時に食べたくないのが子供の本能。
脱水対策に経口補水液など、色々試してみてもなかなか口にしてくれなくて、
「やだー!いらない」と泣かれながら、ぐったり元気がない娘にどうしたらいいか悩んだ結果
最後にしっかりお出汁をとったお味噌汁をスプーンで飲ませてみたら「ゴクリ・・・」
「おいしい・・・」と飲み始めました。
この時、娘にとって身体が喜ぶ食事は「一杯のお味噌汁」だったんだと感じました。
実際に味噌汁は「食べる万能薬」ともいわれるほど優秀。
味噌に含まれる酵素が消化吸収を助けるし、体内の酸化を防ぎ、身体を温める作用もある。
この時の娘にとっては脱水予防にも味噌汁が役立ってくれていたのではないかと感じます。
それから間もなくして元気になっていき、下痢も収まりいつもの便に変わっていきました。
身体の声を聴いて食べることのできる子育て
自分自身であれば、自分が選んで食べることが出来ますが、子供はそうはいかない。
だからこそ自分自身の食習慣や選択肢が子供の身体を作っていくのだと改めて実感したのです。
先日、あるテレビ番組で東京オリンピックを目指すアスリートのインタビューがやっていて、
中学生の少女が日々の食事について
「身体の声を聴いて、食べたいものを食べたいときに食べたいだけ食べる」と話していました。
それはただ好きなものだけを食べるということではなく、自分の身体の声を聴き分ける力の基盤があり、
ちゃんと自分に合った食事を選んでいるということも感じられたのです。
きっとそれは彼女のご両親がそのような基盤を作られてきたことも大きく、
プロアスリートを目指す人だけではなく、
子供たちの未来の為にも自分自身の身体の声を聴きとれる力を育てていくことの大切さを身に染みて感じたのです。
子供は、本能で食べるものを選んでいます!
甘いお菓子や添加物の味を知らない、小さなお子様ほど、食べるものは本能で選ぶ傾向にあります。だからこそ、様々な食品が溢れている現代社会で何を選ぶのか。
本物のオーガニックの味や化学調味料などに頼らない食事を伝えるのは、親御さんのお仕事なんです。
他の誰でもなく正しい味覚を教えてあげられるのは、頭でしっかり判断できる、大人しかいないのですから。
その選択肢を私たちがしっかり見極めて選択していくことは食育の一環なのかもしれません。
私は現在「美容食学」を学んでいますが、お肌のことや、美容に関することだけでなく、
日々の食事を見直すことが出来、気になる子供の食事についても参考になる情報を学ぶことができるので、気に入っています。
女性にもお勧めできる内容です。
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