メニュー

  • LINE
  • facebook
  • Instagram
  • twitter
  • お気に入り

メニュー

Organic Life to all the people.

  • LINE
  • facebook
  • Instagram
  • twitter
  • お気に入り

海外ではすでにオーガニック給食が常識になり始めている。日本の小学校や幼稚園はなぜ、オーガニックにならないの?これからの時代の給食、どうあるべきか。

アトピー性皮膚炎を患い、ステロイド剤による治療を受けました。治療中にステロイド薬害訴訟を知ったことで標準医療に疑問を持ち、食や生活環境を見つめ治すようになりました。現在は、信州にて農業を営む傍ら、雑誌やインターネットで記事の執筆、挿絵の制作などを行っております。

いよいよ5月の連休が近づいてきましたね。
家族で遠出をされる予定はありますか?

外出先で気になるのが外食の添加物の問題。

田舎に帰郷する方や、旅行に出かけられる方が多いのではないでしょうか。
そんな時、気になるのが高速のサービスエリアや観光地にあるレストランの食事。

沢山添加物が含まれているかと思うと・・・やはり抵抗感がありますよね。


fried-chicken-690039_640
こうした場所の食事に慣れることで、子ども達は添加物に抵抗感を抱かなくなります。
私も子どもの頃は、日常的にインスタント食品やファーストフードを食べていました。

思春期に慢性のアトピーにならなければ、現在も添加物や農薬を使用した食品を何の疑問も持たずに大人になっていたかもしれません。

病気で健康を害する前に、食の安全に対する意識を身に付けて欲しい。


この記事を読んで下さっているIN YOUを愛読される多くの親御さんは、そう願っているのではないでしょうか。
その為に最も大切なのが「食育」ですよね。

子ども達が毎日学校で口にする「給食」は、大事な食育の時間でもあります。
コンビニでスナック菓子などを手軽に買う機会がある現代の子ども達・・・。

学校で毎日、どんな給食を食べているか・・・。
気になりませんか?


school-lunch-1734646_640
保育園に通う年頃の子どもをもつ友人に話を聞いてみると、
食事やおやつの添加物を気にする母親は、先生から「お母さんの気にしすぎ」だと言われてしまうことがあるそうです。

なぜ給食はオーガニックはこんなにも難しいのか。
コスト削減に阻まれてきた難しいオーガニック給食推進

給食_2009_(3976466020)

給食がなぜオーガニックにならないのか・・・

健康を気遣う方なら、きっと当たり前に、思うことではないでしょうか。
そこには根深い問題が潜んでいます。

平成27年にグリーンピースが全国の私立保育園8019件を対象に行った調査では、
およそ8割以上が「給食の安全性に配慮している」と回答。「配慮していない」と回答した幼稚園はその理由として「給食の外部委託」を理由に挙げています。

無農薬を取り入れたい幼稚園はなんと7割以上。でもそれができないのはやはりコストの問題にある。


また無農薬食材を導入したいと考えている幼稚園は7割以上ありました。
導入ができない理由第1位は「費用の問題」。

つまりまとめると、

教育現場も子ども達の食の安全を求める気持ちはありますが、
自治体のコスト削減により実現が阻まれているのです。


現在、日本の給食システムは、主に4つです。


・自校給食方式

学校内の敷地に調理場があり、その学校分のみを調理。 

・親子方式

 調理場をもつ自校方式の学校(親)が、調理場をもたない学校(子)の給食調理も行い給食時間までに配送する。

・センター方式

 複数の学校の給食を一括して調理し、給食時間までに配送。

・デリバリー方式

給食民間業者が民間業者の施設で作った弁当を学校に届ける方式。

 引用:京都精華町 給食実施法別メリット・デメリット比較

全国の学校給食では、効率化やコストカットの為に自校方式からセンター方式やデリバリー方式への移行が進んでいます。


calculator-428294_640

コストカットのために導入された、デリバリー方式の給食に異物混入!?食べ残しが深刻化。

昨年、神奈川県大槌町の中学校では、デリバリー方式の給食による異物混入事件が発生しています。
この事件後、中学校では子ども達による食べ残しが相次ぎました。


大槌町は、昨年10月にこのデリバリー方式による給食を休止し、
受注業者との契約を解除。「契約期間中の途中解除あった為」として業者に違約金
を支払いました。

デリバリー方式の欠点は、学校に届くまでに時間がかかるために、お弁当が冷めてしまうこと。
保温状態で提供されますが、やはり学校に給食室で作った出来立ての食事の温かさを味わうことはできません。
冷めている上に異物まで混入していたら、給食の時間も、憂鬱になってしまいますね。

 平成26年の学校給食における食べ残しの割合は、食料廃棄物51,906トン/年のうち、19,226トン。
生徒1人当たり7.1㎏食べ残している計算
となります。

 安全性を求める保護者や先生たちの声とは裏腹に、コストや効率化の観点から、
自校方式からの転換が図られている学校給食。これまでも決して安全だったとは言い切れません。


 「子どもの頃、どんな給食を食べていたかなー。」と思い起こすと、頭に浮かんでくるのは、コッペパンやソフトめん、牛乳・・・。
これらの献立の中で、パンや麺類に親しんできた私たち。そこには思いがけない健康へのリスクが潜んでいました。

アメリカの食料戦略!?パン食がもたらした病気とは?

bread-3211037_960_720
給食でパンが出るのが当たり前になった日本ですが、これにも根深い背景が存在します。
昭和29年に学校給食法が制定され、パン用小麦と脱脂粉乳が、学校給食用に無償で提供されました。

朝鮮戦争の終結により、兵糧として用意していた農産物の過剰な在庫を大量に抱えることになったアメリカが、戦後食糧難だった日本の市場に注目したのです。

wheat-3120580_640
この流れの中で、日本学校給食会はアメリカの資金援助でパン食の優位性をPRする映画を制作しました。

これまで朝ごはんにも推奨され、日本で健康的な食品として推進されてきたパン食。
このパンに使われていた小麦は、アメリカで農薬に強くなるように品種改良され、腸での吸収が悪いものでした。
 
更に昭和40年代から日本は添加物の全盛期となり、大都市では、肥満児の増加が指摘されました。
現在、小児肥満の割合は年々深刻化し、約70%が成人肥満へと移行しています。
これらの肥満は、以下のような病気を引き起こすことがあります。

高度の成人肥満が引き起こす病気


・高血圧
  ・糖尿病
  ・脂質異常症


hamburger-2683042_640

世界の潮流となりつつあるオーガニック給食推進。

こうしたパン食や添加物使用の給食が増加する中で、独自の取り組みを行ってきた学校もあります。
長野県小諸市では、昭和51年に学校給食における米食を開始、無添加食品の導入を行いました。
昭和63年には、無低農薬野菜を取り入れ、地産地消への取り組みを開始しました。

新潟県五泉市では、平成18年に自校方式がスタートし、現在は市内全ての学校、保育園、幼稚園に給食室を完備して地産地消への取り組みを行っています。また献立は、ホームページやクックパッドで公開しています。

 同年に五泉市で行われた調査では、センター方式で15%だった「おかず」の食べ残しが自校方式により12%に減少
更に「デザート」では、4%から0%に減少しています。

海外の給食はどうでしょうか?
安全なオーガニック給食の推進は、もはや世界的に常識となりつつあります。

food-3152399_960_720
 フランスのトラヴェール農相は、フランス国内の週刊誌へのインタビューで
「オーガニックな地元産食材を給食素材の半数にするのが目標。」と明言
しました。

イタリアやブラジルでもオーガニック給食への転換を図っています。
肥満体国と言われてきたアメリカも平成22年には、果物や野菜を使った健康的な学校給食を推進する法律を定めています。

そんな安全性の高いオーガニック給食を子どもたちに届けるために、私たちが出来ることはなんでしょうか?
それをお伝えしたいと思います。


大人も給食を食べよう。

私たち大人の食に対する意識は、子どもの価値観にも影響を与えます。


大人へのスタートを切る成人式。

久しぶりに再会した同級生たちと懐かしの給食を囲んで、お喋りを楽しむ。
そんな斬新な試みが長野県宮田村で行われています。

20歳の記念日に、若者が自分達の健康や味覚を作ってきた食事を改めて見直す大切な時間となっています。
私たちも、子どもの頃の給食を再現したメニューで、友人たちと持ち寄りパーティを楽しんでみませんか?

素材は勿論オーガニックで。
また機会があれば、学校の先生や管理栄養士さんたちとも招待して、意見交換してみましょう。

soup-3310066_640

子どもたちと一緒に農作業や味噌仕込みに挑戦してみよう!

数年前のことです。私の住む地域の小学校にあった畑が潰され、跡地にコンビニが建ちました。

この状況を目にした私は「今後さらに食育の場が減り、子どもにとって野菜や食品はコンビニやスーパーで買うもの、
という感覚になるではないか」と危機感を持ちました。

子ども時代の農業体験は、自分達の食べる給食の食材がどんな風に作られるのか知る為の大切な機会。
地域の大人が協力しあって、そんな機会を作ってみませんか?

お薦めは、大豆栽培。大豆は醤油や豆腐、納豆など日本人の食生活に欠かせない作物です。
子ども達と一緒に収穫した大豆と麹から味噌を仕込み、味噌汁を作って食べる。

それは貴重な食育の機会となります。
農業では、地域の伝統野菜栽培に挑戦してみると新たな発見があるかも?

fruit-3159101_640

無農薬野菜を栽培する農家さんと協力しよう

vegetables-204074_640
茅ヶ崎市の自然栽培農家・直井景子さんらが立ち上げた社団法人「全国無農薬給食の会」により、無農薬の野菜による学校給食を普及させる取組が行われ、各地に支部ができています。

安全な給食の提供は、子ども達を中心に学校、保護者、農家さんと連携しながら、協力して進めていくことが大切です。
 
こういった民間の取り組みが広まれば、行政や自治体の政策にも反映されていきます。
長野県では、民間でスタートした雑穀による地域振興を行政が支援し始めた事例もあります。

学校給食に関するアンケート調査、活用している?

みなさんのお子さんが通う学校では、給食に関するアンケートが行われていますか?

忙しい毎日、アンケートに応えるのも大変?でもほんの少し時間をとって、アンケートに給食への意見を書いてみませんか。
簡単でもいいので、自分が安全な給食や子どもの健康を願っている気持ちを学校の先生や栄養士さんに伝えることが大切です。

安全な給食を食べることは子どもの権利。


先日読んだ地域の新聞に、子どもの健康に関して気になるニュースが掲載されていました。
今年、長野県が行った生活実態調査によれば「低所得世帯の16%に及ぶ子どもの健康状態が良くない」いう結果が出ました。
その数は全体平均の2倍にもなり、低所得世帯の子どもほどコンビニ弁当やインスタントラーメンなどを食べる傾向が高いことが分かりました。

noodles-3201631_640
どんな家庭の子どもたちにも、健康的な食生活を送る権利があります。
近年、学校給食の無償化が進む一方で、オーガニックや食育に関する取組を行う自治体はまだ限られています。

child-933267_640  
子どもの健康や味覚の形成は、給食費のコストと引き換えにはできないもの。
一生を健康的に過ごす為に、安全な食品を選ぶことのできる味覚を手に入れること。
そのための「食育」が給食を通して実践されていくこと。それは、こどもたちの権利を守ることです。


その権利を保証する給食を実現することが、私たちの健康を守る環境作りに繋がります。


子育てに便利なオーガニックアイテムを探してみよう

PR: Recommended items by IN YOUMarket
inyou_market (1) 全ての人にオーガニックな暮らしを
IN YOUMarket今すぐここをクリック!

【家族、大切な人、親友にも自信を持っておすすめできる商品のみを掲載する、LOVEとHAPPYが溢れるオーガニックオンラインマーケット】です。

<商品選定基準>
・家族や大切な人にも自信を持ってお勧めできる安心な製品のみを選定しています。
・農薬・化学肥料、食品添加物、遺伝子組み換え由来原料、化学物質が使われていない商品、
または最大限に消費者の健康・安全面に配慮された商品だけを取り扱っております。
IN YOUMarketでお買い物していただくことによって大きく3つの貢献ができます。

❶ オーガニックやナチュラルな事業を行うメーカーや生産者を応援することができます。
❷ ナチュラルな製品に触れていただくことで、大切な人や家族の、心身ともに健やかな生活をサポートします。
❸ IN YOUMarketで買い物をすることで、楽しいオーガニックライフや健やかな暮らしに必要な年間2000万人以上の最新情報を、より多くの方にお届けが可能になり、最新のオーガニック情報を日本に広めることに貢献できます。 


IN YOUMarket 


オススメの記事

「給食を変えたらいじめや不登校が減り、子供たちが変わった。」その学校給食、大丈夫ですか?大切な子供に食べさせたい給食のあり方とは。

学校給食の根深い問題。私は行動しない後悔より行動してみる方を選択をしました。 まずは地域の現状を知る事から始めてみよう。

それでもあなたは「牛乳」を選びますか?なぜ学校給食ではいまだに「牛乳強制文化」が続いているのか。

参照
信州発産直泥つきマガジン たぁくらたぁVOl.17
e-ヘルスネット 「子どものメタボリックシンドロームが増えている」
 新山手病院 生活習慣病センター長 宮崎 茂
筑波大学 社会健康医学講師 山岸 良匡
環境省 平成26年度学校給食センターからの食品廃棄物の発生量・処理状況調査結果
 

    

この記事のタグ
お気に入り登録する
シェアする

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

アトピー性皮膚炎を患い、ステロイド剤による治療を受けました。治療中にステロイド薬害訴訟を知ったことで標準医療に疑問を持ち、食や生活環境を見つめ治すようになりました。現在は、信州にて農業を営む傍ら、雑誌やインターネットで記事の執筆、挿絵の制作などを行っております。
あなたにお勧めの記事
関連記事

LINE@

IN YOUメルマガ

LLE82

minery

ページ上部へ