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Organic Life to all the people.

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本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ IN YOU Market 本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
IN YOU Market

原材料には表示されない石灰水、硫酸、消泡剤も。本葛本来の力を失った「葛コピー品」の数々。 その実態を葛職人が語る!日本古来の「本葛」とは?【オーガニックベンダーズ達の声 by IN YOU Market】

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本葛は、カラダを芯から温め、お腹の調子を整え、デトックス作用もあるとされ、
日本では昔から食生活に取り入れられてきました。


葛は薬ではなく食品ですが、西洋医学が今ほど発達していなかった時代の人々は、
葛を食べた後に感じる体の変化を敏感にキャッチし、葛の神秘を感じていたのかもしれません。

しかし、今、その「ニセモノ」、「コピー品」が出回っています。

「本来の本葛のパワーは、大自然の中、野生で生き抜いた中から生まれる。」

そう力強く語る髙木さん。

高木さんは、文政2年(1819)創業から伝承される伝統的製法で葛を生みだす職人です。

その高木さんから「現代の葛の裏側」を包み隠さず語って頂きました。

「200年の伝統から生まれた「究極の本葛」」詳しくはこちらから


本葛の本来のパワーを失った「葛コピー品」の数々。その実態を葛職人、髙木さんが語る!



髙木さん:


僕が、今からお伝えすることは「本葛」についてのみ。
サツマイモなどからとれたでんぷん質が混じっている葛粉は「論外」ということでお話をしていきます。


「ホンモノの葛」とはただ単に「本葛100%」というだけではありません。

ひ弱な平地で「栽培された葛」ではなく、大自然の中で、力強く野生を生きぬく葛の根から生まれるのが「本葛」。

僕たちが一般的に目にする「本葛」の中には、
野生(天然)の葛ではなく、海外産でバイオ技術で作られた葛根を日本で「栽培」し、それを原材料にした葛粉が出始めています。


また、
生産効率を上げる為、石灰水を原料に投与したり、
これを中和する為に、硫酸等の化学薬品の投与したり、
泡がたたないように原料に消泡剤の投与したり、
製造工程において合成添加物、化学処理・化学薬品等を使用したり……、
と古くから伝わる「本葛」とは似ても似つかない「もの」のなってしまいました。

「ホンモノの本葛」は、「成長・効率」を求め続ける日本では、「非効率」とみなされるのです。

生産性を上げることが企業にとっては重要なこと。
早く安価に作れて、値段が安いため広くいきたわる商品が重宝される時代。

現在、本葛に国の基準がありません。

日本の伝統的な食品がホンモノとかけ離れたニセモノにすり替わってしまったのです。

大自然の中で30~50年の月日を経て成長した葛の根と200年受け継がれる伝統製法から生まれる「ホンモノの本葛」とは?



髙木さん:


僕にとって本葛を作ることは、生活の一部、ごはんを食べるのと一緒です。

僕は、生活そのものが本葛づくりを中心とする家に長男として生まれました。
幼い頃から言葉なく葛と向き合う父の後ろ姿を見て育った。

答えがあるようでない世界。

父から手取り足取り葛作りを「教わった」記憶はないんです

「見とけ~」
「そうじゃない、こうだ」

そんな最低限のやり取りで、僕は葛作りをカラダに刷り込んでいった。

マニュアルもなければ、
文字で書かれた記録もない。

でも、僕はシステム化やマニュアル化では作れない本葛を作っています。

匂い、音、職人の仕草や息遣い、本葛ができ上がるまでの工程や時間の流れが、
無意識に僕の中に刷り込まれていく。


本葛づくりに欠かせない寒のしまる冬の空気の冷たさ、
筑前秋月の地の霊峰古処山の名水の温度、
作業場の気温、湿度、
全てを肌で感じとる。

筑前秋月の気候と風土は子どもの頃より肌に染みついています。

今日は、今は、2度とない一瞬。
その一瞬に真摯に向き合い、毎年、1日1日違う自然を受け入れる。


ただただ、その繰り返しなんです。

現場で、その場で、経験、体感、感性を総動員させて、初めてホンモノの本葛が生まれる。

「老舗は伝統を守る」
ではないんです。

伝統を受け継ぐ僕たちは、守っているだけじゃ、守れない。
品質を変えないために、自然を受け入れ「変える」必要があるんです。

僕の人生そのものが「本葛づくり」。

200年間、受け継がれてきた技術が、感性が、僕の体の中に血となって流れている。



僕にとって、僕たち高木家にとって、「本葛づくり」は「事業」ではない。
200年間、プライドを持って守り続けてきた「家業」。


原材料には、天然純国産本葛100%使用。

筑前秋月の地で真冬の寒の締まるころ、昔から続く伝統的製法で本葛づくりを行います。

山野に自生する天然の寒根葛の根を採取、粉砕、絞り本葛を沈殿させ、秋月の名水で晒しあげ、
それから2ヶ月、日陰干しをし、約半年から1年間、葛蔵で寝かし熟成させる。

僕たち職人の手で作業を行うことにより、すぐ水に溶け、粘りがあり、のどごしがよい、他ではまねのできない最高品質の本葛を生みだすことができる。

僕は、日本の伝統、食文化である本葛(本くず粉)を、手間暇を惜しまず、あたりまえの事をあたりまえに続けていきたい。

効率化より安心、安全で高品質な本葛(本くず粉)作りに取り組んでいきたいのです。

だからこそ、僕は「8つのこだわり」と「6つの安心・安全」を守り続けています。

「200年の伝統から生まれた「究極の本葛」」詳しくはこちらから


髙木さんが創りだす最高傑作「本葛」の8つのこだわり



天然純国産原料100%の本葛(本くず粉)

1.原料は全て九州の山野に自生した天然の寒根葛の根だけを使用。
輸入原料時のホストハ-ベスト(残留農薬)の心配なし。
約30年から50年の月日を経て大地の恵みを蓄えた寒根葛のを使用。

2.他の澱粉、栽培物、外国産本葛をまぜたりすることはなく天然純国産本葛100パ-セント。

3.製造工場では、甘藷澱粉、栽培物、外国産本葛を製造せず、天然純国産(九州産)本葛(本くず粉)のみを製造。工場内で甘藷澱粉、栽培物、外国産本葛が混入する心配もなし。

4.創業以来200年にわたり伝統を守り一子相伝の技を鍛錬しながら心を込めて製造。

5.出来うる限り伝統的手法にこだわり、手間暇をかけて製造。

6.水は、霊峰古処山の地下水を使用。


7.製造場所の「筑前秋月」は、霊峰古処山脈に囲まれた自然豊かな山紫水明の地。
本葛(本くず粉)作りに必要な、冬場に寒がしまる事、豊かな名水、澄んだ空気と本葛(本くず粉)をつくる好条件に恵まれている地で製造。

8.乾燥は自然乾燥。じっくり時間をかけて乾燥。

「200年の伝統から生まれた「究極の本葛」」詳しくはこちらから


「事業」ではないプライドをもって受け継がれた「家業」だからこそ叶う6つの安心、安全





1.本葛(本くず粉)の製造において生産効率を上げる為、石灰水を原料に投与し、これを中和する為に、硫酸等の化学薬品の投与は一切なし。

2.本葛の製造工程で泡がたたないように原料に消泡剤の投与は一切なし。

3.本葛を早く白くさせる為の漂白剤の使用は一切なし。

4.本葛の製造工程に置いて合成添加物、化学処理・化学薬品等を一切使わず出来うる限り昔ながらの伝統的製法を守り続けている。
5.本葛の安全・安心のために外部委託による放射能検査を実施。

◎測定の結果、放射性ヨウ素(I-131)・セシウム(Ca-134,Cs-137)検出なし。

6.天然純国産原料100%の本葛(本くず粉)!

「200年の伝統から生まれた「究極の本葛」」詳しくはこちらから


髙木さんが語る!「究極の本葛」が生みだされる工程とは?



創業、文政2年から十代に渡り引き継がれた一子相伝の伝統的な本葛製造。

豊かな自然に囲まれた筑前秋月は、霊峰古処山を源流とする美しい水に恵まれ、究極の本葛を作るための「気候風土」全ての条件が奇跡的にそろった聖地。

毎年、葛(寒根)が本葛デンプンをたっぷりと蓄える晩秋から翌年春の芽吹きの前までの間に本葛製造がおこなわれます。

山野に自生する天然の寒根葛の根(30~50年もの)を1つ1つ、人の手で採取、粉砕、絞り本葛を沈殿させ、秋月の名水で晒しあげ、
その後2ヶ月間、日陰干しをし、約半年から1年寝かせる。


原料の葛根は、自然の中に自生しているため状態が1本1本違う。
その1本1本と対話をし、その1本1本に合わせて作業を行っていく。

加工するときの気温や湿度の変化も肌で感じとる。

一律のデータ管理が難しい微妙な部分を肌身で感じ取ることができなければ質のいい本葛はできないのです。

葛粉を製造する過程で、消泡剤や防腐剤などを入れれば作業は楽です。
しかし、それらの薬品は食べ物ではない。


僕は正直でありたいんです。

100kgの原料から、できあがる本葛(本くず粉)は、わずか7kg。

「効率」とは程遠いい工程。

しかし、高木家はこの工程を200年間守り続けてきた。

だからこそ「白い金」と呼ばれる究極の本葛を生みだすことができるのです。

大自然の恵み、こだわり抜いた製法で、この世に生み出される神秘の「白い金」。

この手間と時間をかけた工程が、他ではまねの出来ない「粘り」と「のどごし」を生みだす。



「白い金」の噂は、人から人へ伝わり、
その昔は筑前秋月 黒田藩の幕府献上品として、
先々代には、宮内省御用の栄を賜り、今でも皇室、ご来福のおりの、御用達の品として捧げています。

「愚直で時代遅れ、非科学的な製法」だといわれてもいい、本物を世の中に送り出していきたい。

僕たちはこれからも葛屋としての家業を日本の伝統を受け継いでいく。

そしてみなさんに「本物」を届け続けます。

「200年の伝統から生まれた「究極の本葛」」詳しくはこちらから

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