<初心者向け>飲めばほっこり・おなかすっきり。IN YOUライターがお味噌汁の良いところ全部、1から解説します!
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和食の代表格であり、
縁の下の力持ちといっても過言ではないおみそ汁。
毎日取り入れることで
お腹にとても良いということをご存知でしょうか?
腸は「第2の脳」といわれるほど、
頭脳との関係も深く、
勉強や仕事に集中したい、効率をもっと上げたい
という人にも外せない臓器です。
ここでは、腸をきれいにして元気にするおみそ汁のコツをお伝えします。
現代人に不足しがちな食物繊維
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腸をきれいにすると聞いて多くの人が思い浮かべるのが食物繊維。
その目安となる摂取量や目標量はどのくらいなのでしょうか。
1日の目安量と現在の平均
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大塚製薬株式会社のホームページによると、
成人男性の1日の食物繊維の目標摂取量は20g以上、
女性は18g以上とあります。
りんごを例に挙げると、可食部100gあたり1.5gなので、
12個必要だという計算になります。
国民健康・栄養調査による実際の摂取量は、
2015年の全体平均が14.5g、
2016年の全体平均が14.2gと少な目になっています。
出典:大塚製薬株式会社のホームページ
出典:国民健康・栄養調査
食物繊維の摂取量が減った要因としては
小麦の摂取量が増えて
食の欧米化が進んだことなどが考えられています。
気軽にたくさんの野菜をたっぷりとることができる
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おみそ汁の良いところは、
気軽にたくさんの野菜をたっぷりとることができること。
巻き麩と刻みネギとわかめといった「飲む」ことを目的とした
おみそ汁ではなかなかそれは難しいですが、
「食べる」ことを目的とすれば
野菜をたっぷり入れておいしくいただくことも可能です。
バリエーションが豊富
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味噌が日本の食生活に欠かせない調味料のひとつであることもあって、
おみそ汁はバリエーションがとても豊富です。
バリエーションというよりは
「冷蔵庫にあるものを組み合わせて作ることができる」
といったほうが正しいのかもしれません。
具材だけでなく、
みそやだし汁の種類によっても味わいが異なり、
地域や家庭の味の代名詞にもなります。
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維
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みその原材料である大豆には
食物繊維がたっぷり含まれています。
また、具材に含まれる不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を
一度にたっぷりといただくことができます。
キャベツや白菜、大根など
繊維の多いものもよく煮込むことで
生で食べるよりも食べやすく、
量もたくさん取り入れることが可能です。
食材をまるごといただける「一物全体食」
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マクロビオティックで大切にしている「一物全体」という考え方。
食材をまるごといただくことで
その食材がもつ栄養素やパワーを
そのまま取り入れることができるという考え方です。
おみそ汁に使う食材を有機栽培や無農薬のものにすれば、
皮も葉っぱも一緒に入れていただくことも可能。
体に必要な栄養素を取り入れられるだけでなく
ゴミも少ないのでエコです。
みその魅力とは
日本の伝統的な調味料のひとつであるみそは、健康な体作りを目指す上では外せない重要な役割を果たしています。
デトックス
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みそは東日本大震災以来、
放射能物質の除去に有効な食品として
さらに注目されるようになってきました。
タケヤみそのみその健康レポートによると、
広島での原爆後遺症の調査の中に
「みそを食べていたので、原爆後遺症が軽症で済んだ」
という報告があります。
引用:みその健康レポート
これはヨーロッパでも知られていて、
1986年のチェルノブイリ原発事故の際にも
日本からヨーロッパへ大量のみそが輸出されました。
マウスの実験でも
X線の照射量が多いほど
小腸の粘膜幹細胞が死滅していくものの、
醤油やみそを含んだ餌を食べたマウスは
傷んだはずの粘膜細胞が
再生しているものもあったとの報告が上がっています。
発酵食の魅力
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みその魅力は放射性物質の排出が期待されるだけではありません。
埼玉県の伊奈病院の発酵食品の魅力によると、
乳酸菌などの菌類がたくさん含まれているので
腸内環境を整えて健康維持に役立つといわれています。
出典:埼玉県の伊奈病院の発酵食品の魅力
発酵食品は元の食材より栄養価を高めたり
うま味を引き出したりする効果があるようです。
元気な腸作りに具沢山みそ汁を取り入れよう
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腸の元気に必要な食物繊維や乳酸菌が
一度にたくさんとることができる具沢山みそ汁は
ぜひ毎日の食事に取り入れたい一品です。
具だくさんなおみそ汁は根菜をたっぷり入れよう
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腸の運動を活発にするために役立つのは
食物繊維が豊富な根菜類です。
大根やにんじん、たまねぎ、さつまいもなどがおすすめです。
大きめに切れば噛む回数が増えて腹持ちもアップ。
味のアクセントに青ネギを入れると
色合いと風味がよくなります。
切り干し大根をはじめとする干し野菜は
生の食材と比べると栄養価もうま味もアップしているものが多いので
積極的に取り入れることをおすすめします。
また、繊維が豊富なわかめなどの海藻類や
夏は山芋をすりおろしたものをトッピングするのもおいしいです。
参照元:「野菜の種類」カゴメ株式会社
だしは気分や食材に合わせて
みそ汁のうま味で欠かせないのが「だし」。昆布や干しシイタケ、鰹節、いりこなど
食材や気分によって使い分けてみましょう。
豆腐と昆布などシンプルな味の食材が多いときは
いりこや鰹節が入っていると味わい深くなります。
肉や魚など動物性の食材が入るときには
昆布や干しシイタケを組み合わせるのも良いでしょう。
塩を入れて煮ると早く煮えて味もしみやすい
食べ応えがあるサイズの根菜をたっぷり入れたおみそ汁を作るときに気になりがちなのが調理時間。
鍋に具材とだし汁を入れて火にかけるときに
塩を少し(4人前に対してひとつまみ)入れて煮ると
早く煮えて味もしみやすくなります。
おみそ汁習慣、はじめてみませんか?
日本の伝統食の代表格であるおみそ汁は工夫次第で毎日違ったものが食べられます。
また、冷蔵庫にあるものを使って作れるので
いつも新しい組み合わせで楽しむことができます。
季節に応じて食材を選べるのも
日本ならではの楽しみですね。
おみそ汁で腸が元気になる食習慣のベース作りに挑戦してみましょう!
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