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Organic Life to all the people.

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本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ IN YOU Market 本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
IN YOU Market

猫ブームによって起こった殺処分の惨劇。人間の都合で虐げられる動物を守りたい・・・そんな思いであることを決意した男性の話。

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猫はお好きですか?

突然ですが、猫はお好きですか?

私は猫を飼ったことがありませんが、小さなころから猫が好きで、よく家の車庫にいた猫にえさを与えたりしていました。

日本でもファンが多く人気がたえることのない猫。
ところで猫といえば、猫グッズが巷では大人気ですよね。

今回、猫のモチーフで本格的な素材やフォルムにこだわったアクセサリーや小物をつくるnike-nekoの小方大樹さんにお会いしてきました。


彼は今、nike-nekoというブランドを立ち上げ、猫をモチーフにしたアクセサリーをすべて手作りで製造販売されています。
そして今後その売り上げの一部を猫の保護団体へ寄付しようと考えているそうです。


小方さんがつくる、猫のアクセサリーについて

小方さんが猫にフォーカスしたアクセサリーを作ることになった経緯は後程お伝えしますが、
まずは簡単に具体的にどのようなアクセサリーを作っているのかご紹介します。

コンセプトは
一生一緒にいられる猫。



生きている間に一緒に時を刻んで生きていくことが大事です。


でも、それ以上に

「一生そばにいてくれる存在」
「一生一緒にいられる存在」


使っていただける方には、ぜひそんな風に考えてもらえたらという思いを込めてつくっています。


そもそもなぜアクセサリーを作ることになったのでしょうか。


5年前くらいから猫のアクセサリーをつくるようになりました。
その前は絵をかいたり作曲や演奏をしたり、デザインもできるのでTシャツを作ったり。

とにかくクリエイティブなものが好きでした。

ヘビーメタル、ラウドミュージック、そうした音楽をやりながらクラシックも聴くなど、思うがままに感覚で生きてきました。

アクセサリーを作ろうと思ったきっかけに、どのようなことがありますか?


音楽をやっているときにシルバーアクセサリーをつける方が多いんですよね。
自分がほしいと思っていたのがアラベスクなどのヨーロッパ調のデザインで、
いろいろなブランドやお店をめぐりましたが、なかなか納得がいかずほしいと思えるようなものには出会えませんでした。

そんな時、音楽をやっている仲間が、
アクセサリーの道具屋さんを教えてくれた。

音楽やっている仲間からたまたま道具屋さんを教わりました。

それまでは、どういう風に作られているのか知らなかったのですが、その時、現場でいろいろな器具を見て、自分でも作ってみようかなと思ったんです。

これがきっかけでアクセサリーを彫るための体験イベントに行って彫ってみたときに、自分ではその出来に納得いかなくて、素材を持ち帰って、家で作ることにしました。

ずっと使えるものがほしいと思い、結局は必要な機械なども一通りそろえました。

ここで「納得のいくものを作りたい」と本格的な機械を購入するところが職人さんらしいですよね。

はじめは友達にプレゼントをしていて、特に売ることは考えていなかった。


友達にシルバーアクセサリーをプレゼントしているうちに、ある人から「売ったらいいんじゃない?」と言われて。

はじめは猫ではなくアラベスク模様を彫っていたのですが、いろいろな試行錯誤を1年以上続けました。

猫モチーフにした理由。

それは一匹の捨て猫を保護したことから始まった。


もともと猫は好きでした。
いろいろな猫と出会いました。

その中の一匹で以前道端で捨てられていた捨て猫を保護したことがありました。

保護する三日前に、雨の中で泣いている姿を見かけました。

その時からどこの猫だろう、と気にかかってはいたんです。

その猫に再度会ったとき、小さな声で僕を呼んだんです。

返事をしたら、また返事をして泣いたので、連れて帰ることにしたんです。

しかし、その猫と過ごした期間は、とても短い時間でした。

見つけたときはすでに弱り切っていた猫と過ごした約1週間


見つけたときはすでに病気。
首輪もありません。


弱り切っていましたし、歯茎もだめでほとんどなにも食べられない状態でした。
その猫を知る人はその町にはいませんでした。

亡くなる前の一週間は、病院に連れて行き、できることを精一杯しました。
液体状のエサをちょっとずつ流したり・・。

結局亡くなってしまったのですが、
僕にとってはその猫の存在はいつまでも残っていて、この活動の大きな転機になった、そう思います。

道具屋を教えてくれた友人宅がたまたま猫の活動をされていたこともご縁で、
猫が好きなこともあり、猫を彫るようになりました。

一匹の猫との出会いと別れ・・・
これがこのアクセサリーにつながっていくのですね。

猫ブームによって起こった惨劇

年間20万頭以上の猫たちが無残にも殺処分されている。


猫のブームは日本でも何度も訪れていますが、ブームになってからはいいことばかりではありません。


例えば数年前の調査によると、20万頭以上の猫が殺処分をされています。
そのうち1万頭程度は事故などで負傷した猫だといいます。

猫が好きで仕方ないという人がいる一方で、
猫に悪意のあるいたずらや暴力などの悪さをしたり、ペットショップで出会って飼っても捨てたり、やりたい放題するような方もいます。

欧米では動物関連の法律がありますが、日本には特にないからこそ捨てても大きな罰則を受けずに野放しになっているケースも多いですね。

車にひかれた猫は「廃棄物」扱い

みなさんも見かけたことがあると思いますが、猫が車にひかれることは少なくありません。
また、車にひかれた猫は「廃棄物」扱いになってしまいます。

その猫たちを国が「処分?!」するために2000万~3000万かかっているので、それだけで予算がいっぱいになってしまい、捨て猫を保護する団体に助成金をまわせていないという悲しい現状もあります。

私たち人間は暮らしを優先しているので、なかなか猫にまでは目がいかないんですよね。
こんな状態では、なかなか尊い命は守ることができません。

ペットショップも、車社会も、動物の殺処分も・・・全部人間の都合ですよね。
人間が動物を守るべき存在のはずが傷つけてしまっていることに責任を感じます。

くらしにおける猫の役割とは


ギリシャ神話のなかで神聖なものとして扱われている猫。
昔から貴重なものとして掛け軸に描かれているといいます。
猫には家を守ったり、病気を治す力があったり、大切にすべき存在だという言い伝えがあります。
役割にはいくつかありますが、物事が円滑に進んだり、生活が豊かになったり。
また、小方さんいわく猫がいない地域のほうが廃れているということも統計的にわかっているようです。

さて次項からは、実際に小方さんがつくるアクセサリーの使い方や、おすすめポイントをお伝えします。

nike-neko どんな人におすすめ?

猫が好きな方

遠くに住んでいて実家や親戚の猫と会えない方

犬猫をアレルギーや諸事情で飼うことができない方

ペットを失ったけれど、ずっとペットのそばにいたい方


このアイテムを身に着けることによって猫同士のコミュニティもできる。


猫好きがアクセサリーに気づいたときに、情報交換をしてそこで猫同士のコミュニティができるという面白みがあります。
つけるだけで出会いが生まれてきっかけ作りにもなるという、猫モチーフならではの特典でしょうか。

会話に詰まった瞬間や、コミュニケーションや出会いのきっかけにもなるということですね。
出会いの幅も広がりそうでワクワクします。

nike-nekoのアクサセリーの魅力

・細かいディティール。


最大限「立体」を意識して作り上げています。
金属だけど柔らかさがあるのが特徴です。

ほかのアクセサリーとはどう違う?


見たときに元気になれる表情や、動きのあるフォルムを大事にしています。
実際に動いている猫からもインスピレーションを得て、自分が感じとった猫の表情や動き方を再現するようにしています。

nike-nekoのこだわりポイント

・女性がつけても、スタイリッシュで洗練されている。


・365度どこからみても立体的。

生きているかのようなリアリティを出すように努めています。
静止した姿からも、動いた猫をイメージできるか猫が動いたとして違和感がないかどうかというところも確認しながら丁寧に作っています。

・猫の曲線を重視。


・素材 


直接肌につけるものなので18金、シルバー、プラチナと純度の高いもののみを使用しています。

・アレルギーの起こりやすい害のある素材でコーティングをしない。

アレルギーのある方にとっては多くの素材が原因となってしまうかと存じますので、素材についての良し悪しは賛否両論あることと思います。
ただ、自分の中ではっきりとしない素材は使わないことにしており、より多くの方に使っていただくために金、銀、プラチナなど純度が高く金属アレルギーが起こりやすいものと起こりにくいもので分類したときに、「起こりにくいもの」を使用しています。

私も深刻な金属アレルギーですが、プラチナや18金ならアレルギーが起こらないので、同じような悩みを持つ方はプラチナなどを選んでみるのも手かもしれませんね。もちろん平気な方はシルバーが一押しです。

指輪

 

ビジネスシーンでも、カジュアルなお出かけにもオールマイティーに使える


ビジネスシーンにもナチュラル志向にもOKです。

猫は親しくなると抱き着いてくると思いますが、このデザインはそんな猫の腕をモチーフに、おちゃめなイメージを再現しました。
猫に守られている感じがして、安心感のあるデザインがおすすめポイントだそう。
猫の肉球マークが彫られているので、一日の終わりにはずすと自分の手に猫のスタンプがつくというかわいい特典が。

一瞬猫の模様だとは気づかないほどシンプルで上品なデザインですね。カジュアルな時にでも、おしゃれをしてお出かけしたいときにでも使いやすそう。

イヤークリップ

ピアスがあけられない方や、個性的なアクセントがほしい方へ


一番人気なのがイヤークリップです。
ピアスが開けられないという人に特におすすめ。


イアリングだと頭痛の原因にもなるといわれていますし、すぐになくしてしまうという欠点がありますが、こちらはなかなか外れないですし、サイズも3年以上、様々な耳の形をみて研究したので、どのような耳にも合うようなデザインになっているので安心。
年代も20代後半から、60代後半と、かなり幅広い年代でも違和感なくお使いいただけるデザインになっています。

シルバーのほかに18金やプラチナもあるのでお好みで選んでみてくださいね。

これはキュート!私もつけてみましたが、本当にほしくなりました。

シルバーは黒くなりますが、磨いて使ってもいいですし、たとえ黒くなっても、自分だけの柄になっていき親しみが増す・・
そんな使い方もあるのだそう。

私の夢

漠然としていますが「自然」のことについて興味があるんです。
例えば、自分が山を買ってでも自然を守れたら、そんな風に思うことすらあります。

都会にいる犬猫にも、自然が必要。
好きな時に連れて行って、美しい空気の中自由に走り回れる、
そんな環境があればいいなぁと。犬猫たちに、より良い環境を与えていきたい、そう思います。

直接猫に恩返しをすることが目標

猫に関しての活動資金をためて一部を寄付していきたい

結局自分が保護して頑張っても20匹くらいが限度。

ですから今のこの猫をモチーフとしたアクセサリーをはじめとした活動を行うことで、
猫に関しての活動資金をためて一部を保護団体などへ寄付していきたい、と考えています。

猫たちへの感謝の気持ちを忘れない小方さん。
今のお仕事も猫がきっかけだと思いますが、今後は猫へ恩返しをする、という強い決意が感じられました。
アクセサリーを持つことでおしゃれでかわいいだけでなく、同時に猫の保護活動にもなれば、より手に取りやすくなりますね。

小方さんからの、メッセージ

自分が生きる意味


猫との出会いや猫との対話をする中でいろいろな猫から学んだことは数え切れません。
ある意味、猫を通じて自分が生きる意味を見出している・・そのようにも思います。

その猫によって生き方も、性格も全然違います。
世渡りがうまい猫もいれば、下手な猫もいる。

私たち人間ができることは人間以外の生き物を知ること、そして守ること。


「猫を見たら水かけてやるのよ!」っていう方もいます。
しかし猫は猫の生活があるので、わざわざ猫が嫌がるようなことをする必要もないのではないか、そう感じます。

人間のことだけではなく、人間以外の生きものの特徴を知ることが大事。
例えば猫が嫌いな人は知らないことがたくさんあると思うんです。

猫には猫の世界がありますし、それを守る必要があります。

片方の耳先がハサミで切られたような猫がいます。これは地域猫のボランティアさんによって、避妊・去勢手術が行われている証拠です。
耳がカットされている=地域で飼われている猫かどうか、など小さな知識でもあるのとないのとでは違います。
猫の習性や猫の世界は独特なので、知ろうとしない限りは知ることができません。

自分が世界の中心のような気持ちになり、自己中心的な考え方で生きがちな人間ですが、
人間も自然の一部であることには間違いありません。

人間も、もっと生き物や環境と調和し、守れる存在になれると思うんです。

猫が好きな方はもちろん、猫をまだよく知らない方でも、手に取ってもらいたいです。
一般的にアレルギーの出にくい素材を使用しているので一生もののアクセサリーになることは、自信をもっておすすめできます。
ぜひ手に取ったら、犬猫がこの世界に居てくれる意味を考えていただきたいと思います。

おわりに

小方さんはとても穏やかで動物思いの優しい方でした。

猫が好きで、猫と向き合い続ける・・
そんな愛情にあふれた人柄である一方、本気で「ものづくり」を行う、真面目な職人でもあります。
彼の言っていることに嘘偽りはないと感じました。

私たちは、つい「自分(人間)中心」に考えてしまいがちです。

人間は決して人間たちだけで生きているわけではありません。

植物や、野菜、木々、動物、魚、道に生えている雑草、虫、そんなものと一緒の存在であり、地球という環境の中でいえばごく一部でしかありません。

小方さんとお話ししていくうちに、そんなことを考えさせられました。

そして、実際に私も試着してみましたが、とてもかわいいんですよ。


アクセサリーはフォルムが美しくて、実際につけると個性的なワンポイントになりつつも、さりげないものばかりで一度買えば一生の宝物になりそうです。

猫好きな方はもちろん、今まで猫に関心があまりなかった方も、これをきっかけに周りの猫をよく観察されたら、面白い発見があるかもしれません。
猫の可愛らしさがぎっしりつまったアクセサリーをぜひ試してみてはいかがでしょうか?

商品情報

【猫基金企画】指を抱きしめる猫の手リング(フリーサイズ)~肉球の跡付き~

リングはこちら

着けた見た目はシンプルなリング。
本当のデザインは裏側にあります。

盛り上がった立体の肉球がある猫手でしっかりと指を抱きしめてくれます。
指輪がくるくると回らないようにと肉球を盛り上げていますが、
これは、1日頑張った後に指輪を外した時、指に肉球の跡がつくという嬉しいご褒美となります。

【猫基金企画】『いろんな世界を見せてね』イヤークリップ ~抱きついて離れない~

イヤークリップはこちら

ピアスの穴をあける必要なくイヤリングの様に、圧迫して留めないので頭痛にもなりません。
耳の構造を理解し、個人に合わせた形へ変化させることができます。
イラストつきの説明書付属。

【猫基金企画】パール・天然石を抱きしめる猫ペンダント ~ぶら下がり猫~

ペンダントはこちら

・淡水のポテト型ホワイトパール。

・キラキラした金の粒が入ったラピスラズリ。

・淡水のピンクパール。

仔猫が石やパールにぶら下がって遊んでいる状態です。後ろ足に少し力が入ったような状態です。
前足の指の線や、後ろ足の肉球が彫られています。後ろ姿では、仔猫らしいお尻の丸さが特徴的です。
あらかじめ大きめな輪っかを備えており、チェーンを始め、太めの紐を通してアレンジ出来ます。

【nike-neko~にけねこ~】猫基金企画特設ページのご案内

nike-neko オンラインショップ

nike-neko 今後の出店スケジュール

【nike-neko 今後の出店スケジュール】
10月26日~31日  プランタン銀座ねこ展
11月 9日~15日 川越丸広百貨店4階 紳士フロアエスカレーター横
11月17日~20日  秋葉原【2k540】イベントスペース
12月14日~20日  仙台三越定禅寺通館1F 光の広場
12月22日~25日  秋葉原【2k540】イベントスペース
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