椿油・ひまし油・ホホバオイル・・・沢山あるけれど何が違うの?知っておきたいそれぞれの優秀オイルの使い分け方と効果。
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
まだまだある、優秀オイル
近年すっかり健康志向な人たちの間で定着した、オリーブオイルやココナッツオイルの効果やメリットは、もう知れらていますね。
でもまだまだメリット満点のオイルがあるのです。
オーガニックショップや、高級食材店には色々な種類のオイルが並び、
悩んでしまいますが、それぞれの違いはなかなか意識したことはないのではないでしょうか。
なんとなく、良さそうという理由で買っている人が多いと思います。
ここではこれまで紹介できていなかった、超優秀なごま油&椿油&ひまし油、
グレープシードオイル、ヘンプオイルと、その使い方の違い、特徴の違いなどをご紹介したいと思います。
それぞれのオイルに含まれている成分を知っておこう
〇パルミチン酸
ラードやバター、カカオバター、パームオイルに含まれ、ステアリン酸に変化。細胞を活性化させるので、ビタミン類の吸収がしやすくなりますが、過剰にとると動脈硬化につながります。
〇ミリスチン酸
動物性油脂ではラードやバター、ココナッツオイルやパームオイルに含まれています。酸化しにくく、ホルモン分泌や細胞膜を保護、シャンプーや石鹸に多く含まれます。
〇ラウリン酸
ココナッツオイルやパームオイル、母乳に含まれていて免疫力を高め、効率よく代謝されます。代謝の過程で生成するケトン体にアルツハイマー型認知症に対するポジティブな影響が期待されています。
〇ステアリン酸
ラードやバターの動物性油脂、カカオバター、シアバターなどの植物性オイルが豊富、体内の酵素でオレイン酸にい変化し動脈硬化などの血管病のリスクが高い。
〇αリノレン酸
血中の中性脂肪を抑制し、高血圧、アレルギーを予防します。〇EPA
青魚の油に含まれる脂肪酸。抗炎症、脂質代謝、動脈硬化対策など。〇DHA
αリノレン酸をとると体内で産生され、植物プランクトンに多く含まれそれを餌にする魚介類に多く含まれます。魚がそれを食べ、その魚を食べることで人間が摂取することができます。
脳に直接吸収される栄養分で神経細胞を柔軟にし、情報伝達をスムーズにします。
EPAとの相乗効果体の巡りを改善することで有名です。
〇オメガ6
摂りすぎるとアレルギーを起こし、がんのリスクが多くなります。〇γリノレン酸
体内酵素によってリノール酸から返還された脂肪酸で、天然の食材にはあまり含まれません。血圧や血糖値の調整、生活習慣病対策、更年期障害を緩和します。
〇アラキドン酸
乳児の脳や身体の発育にかかせず、免疫機能調整する、学習力や記憶に関する影響がありますが、摂りすぎるとアレルギーの原因でがんのリスクを高めます。
では、注目のオイルの働きをご紹介します。
〇オレイン酸
オリーブ油、紅花油、なたね油などの植物油、アーモンドやピーナッツなどのナッツ類などに含まれる不飽和脂肪酸のひとつです。
酸化しにくく、比較的長期保存や加熱にも強いといわれています。
日本の伝統椿油はこんなにすぐれもの
昔から髪にいいといわれていますが、椿油は奈良時代から使われていて、遣唐使の際、唐への献上品でした。
椿油のオレイン酸は、オリーブオイルより多く、保湿効果が抜群です。
抗菌作用、去痰作用、抗炎症作用があるサポニンという物質が含まれています。
椿油の保湿成分は髪や頭皮の乾燥にも使え、キューティクルを保護し、
摩擦、ドライヤーの熱、紫外線、乾燥などのダメージから髪を守ります。
意外ですが、椿油は食用としても使えます。胃にやさしくもたれないため、
天ぷらに使われていたのだそう。
100%椿油だとしっとりしすぎてしまうことと、高価なので他の食用油とブレンドして使いましょう。
善玉(HDL)コレステロールは下げずに悪玉(LDL)コレステロールだけを下げ、
胃に優しく、腸の滑りを良くします。
抗酸化力が高いグレープシードオイル
抗酸化力に優れているビタミンEがたっぷりと含まれているため、酸化しにくくなっています。
収れん作用や保湿作用があるので、乾燥など、
肌トラブルが気になるところに塗ったり、マッサージオイルとしても使えます。
また、オイルの中では刺激の少ない部類に入るため、
デリケートな肌にも向いていてさらっとした使用感です。
グレープシードオイルに含まれる抗酸化成分が活性酸素に対抗するので、
アンチエイジング効果も期待できます。
選ぶ際はかならずコールドプレス製法でオーガニックのものを。
アーユルヴェーダで大活躍!ごま油
アーユルヴェーダではとても重要なオイルです。
額にごま油をたらすシロダーラは脳の疲れを癒すとされています。
調理だけではもったいない、うれしい効果がたくさんあるのです。
まず「キュアリング」をしてうがいをします。
やり方は白ごま、太白ごま油を100℃まで温めます。
冷めしてから斜光ビンにもどします。
大さじ2杯程度の量を口に含んで上下左右にブクブクうがいを、のどをがらがらうがいをし、15分口に含んでから吐き出します。
吐き出すときは、油を排水口に流すと排水管をいためるので、紙などに含ませてください。
1 ほうれい線を改善する
2 声を美しくする
肌のアンチエイジングは気にする人が多いですが、声のアンチエイジング、気をつけていますか?
キュアリングをしたごま油でうがいをすると、のどに潤いをあたえて声が美しくなります。
3 ヘアケア
4 口臭対策
5 脂肪燃焼を促す酵素を活性化さ
6 食欲抑制効果
7 エネルギー代謝をアップし、ダイエット効果が期待されます。
こちらも、選ぶ際はかならずコールドプレス製法でオーガニックのものをチョイスして。
必須脂肪酸のバランスに優れている!ヘンプオイル
その名の通り、「麻」の種が原料となっております。
非常に特徴的で、必須脂肪酸と脂肪酸のバランスが非常に特徴的です。
他のオリーブオイルや、ごま油に比べても必須脂肪酸のバランスに優れており、
人間の身体が必要とする、脂肪酸のバランスが優れています。
必須脂肪酸のアルファリノレン酸(オメガ3)とリノール酸(オメガ6)、脂肪酸のガンマリノレン酸(オメガ6)が、
2対5対1と毎日の食生活にかかせない理想のバランス。
このバランスは特に長期的使用の場合には、最適な健康のバランスを特徴として持っております。
このオイルは必須脂肪酸を含み、オメガ3の欠乏または他の不均衡を促進することなく連続して使用することが可能です。
このオイルは麻の種の部分からオイルを抽出していますので、
種の部分は、食用、食用油、化粧品、石鹸などにも使用されております。
ヘンプの力は世界でも注目されており、近年「スーパーフード」としても注目を集めております。
白髪ケアに。ひまし油(キャスターオイル)
日本では昔から「下剤」として、1000年以上前から使われてきました。
ビタミンE、ミネラル、タンパク質、オメガ6、オメガ9などが含まれています。
リンパや血液の流れをよくする働きがあるため、頭皮をよくマッサージすると育毛、
頭皮のグレンジングやデトックス効果があります。
肌の保湿、乾燥によって傷んだ細胞を修復、皮膚の水分を整え、
枝毛や白髪の予防することができます。抗菌性は、傷の治癒、抗炎症作用、ネイルケアにも。
ほかには面白いことに「もぐら除け」や「はさみの切れ味をよくする」効果があるとか。
頭皮をしっかりマッサージしよう!今すぐできる自宅セルフヘッドマッサージ方法
〇髪が乾いた状態でブラッシングをして髪のもつれを解いておきます。
量は5手のひらに500円玉くらいの量が適量です。
頭皮につけていき指の腹で頭部から首にむかって優しくおすようにマッサージしていきます。
週1回くらいのぺースで行います。
〇トリートメントの仕方
毛先やパサつきが気になる部分を中心に、髪全体にオイルをなじませホットタオルで髪を包み込み10~15分程度おきます。時間がたったらお湯で髪をすすぎ、シャンプーをしてください。
〇洗い流さないトリートメント方法はこんなに手軽。
シャンプーを流し終わったら、洗面器にお湯を入れ、オイルを4滴ほど垂らしてよくかき混ぜておきます。これを手ですくって、少しずつ髪全体になじませていき、タオルドライしましょう。
また、お風呂あがりに、身体がぬれたままの状態で、オイルを全身にすりこむのも楽で効果がある方法です。
色々なオイルのラインナップに迷ってしまいがちですが、使い分け方を知ればとても便利ですよ!
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