初心者向け家庭菜園のはじめかた。無農薬野菜を自分でつくろう!初心者でも簡単に育つ野菜とは?
スーパーで安心して食べられる野菜を買うことは難しい時代になりました。
ほとんどが輸入もの、国産であっても農薬や化学肥料を使われているものがほとんどです。
こうなったら自家菜園で美味しくて安心できる野菜を作るしかないでしょう。
無農薬&無化学肥料のオーガニック野菜を作ろう!
自家菜園の基本は土作りから。通気性や保水性に優れた土が理想。初心者には園芸用・野菜用の培養土が楽で良いのですが、どのような質の土が使われているのか一般人は調べようがありません。
汚染されいていたり、化学肥料などが入っている場合もあり、そのような土では本末転倒・・。
できれば自分で土作りから行うか、信頼のおけるこだわりの農家の人から分けてもらうなどしてなるべく安全なものを手に入れましょう。
赤玉土、鹿沼土を基本とし、そこに腐葉土やピートモスなどを混ぜてふかふかの土を作ります。肥料は堆肥を使いましょう。
堆肥は落ち葉やワラを使って自分で作ることもできますよ。
集めた落ち葉を湿らせて尿素などを混ぜて発酵させます。
市販のコンポスターを購入すれば生ゴミを肥料にすることもできます。
土ができたら種を準備しましょう。
種には固定種とF1種という区別があります。
固定種とは何世代にもわたって作られてきた遺伝的に安定した種のことで、野菜本来の風味を楽しむことができます。
ただ、大きさがそろわなかったりするので、大量生産に向いているF1種が主流になっています。
F1種は、異なる種を人工的に掛け合わせて作った、病害虫に強く、大きさも均一な野菜が作れる種です。
スーパーで売っている野菜はほとんどF1種です。
F1種は種を自家採取できません。野菜を育てても次の野菜を育てる種が取れないのです。
育てるにも農薬や化学肥料を使うことが前提とされている種なので、オーガニック農法ではうまく育ちません。
種から育てるならぜひ固定種を手に入れて下さい。
初心者にも簡単にできるおすすめ野菜
初心者にはあまり手間のかからない、ミニトマトやラディッシュ、ナスなどがおすすめです。病害虫に強く、育てるのにもあまり場所を取らないのでプランターや植木鉢でも十分に育てられます。
一人暮らしの小さなベランダでも大丈夫。
ラディッシュは別名二十日大根ともいいますが、種を植えてから1ヶ月ほどで収穫できるようになります。
大根と違って土を深く耕す必要もないので育てるのも楽。
ミニトマトは多湿が苦手なので、多少水をあげ忘れても大丈夫です。
わき芽の摘み取りさえしておけば、しっかりと養分が行き渡り美味しいミニトマトが作れます。
ナスは夏の暑さに強い野菜。
秋まで楽しめるので、収穫期が長いのも魅力のひとつです。トマトとは逆に、湿った土が好きなので、たっぷりお水を上げて下さい。
ナスとトマトですが、陰性の持病がある方は気を付ける必要があります。
マクロビオティックにおいては陰性に位置づけられていますが、暖かい時期に少量たべることは問題ありません。
調理法によっても変わります。長い時間加熱すれば陽性になりますが、生で食べるのは体質によっては体を冷やしてしまうことも。
ただ、そもそも家庭菜園初心者であれば、追肥やかき芽などの手入れをしっかりしない限り、それほど量は採れませんのであまり心配をする必要はないでしょう。
身土不二と一物全体がマクロビオティックの基本
暮らす土地で採れた旬のものを食べる身土不二、食材そのものを丸ごと食べる一物全体がマクロビオティックの基本的な考え方。自家菜園で育てた無農薬、無化学肥料の安心して食べられる野菜を丸ごと食べるというのはまさに「自然とのバランス」を大切にするマクロビオティックそのものの考え方です。
しっかりと成熟して食べごろになった野菜を自分で収穫して食べるというのは、今の時代何よりの贅沢。
完全な自給自足生活でない限り、まったく何も害のないものだけを口にするのは難しいです。
付き合いで外食もしますし、そもそもスーパーで売っている食材が安全なものだけではありません。
そんな中で普段口にする野菜だけでも自分で育てて食べ、育てる楽しみと同時に健康になる楽しみも味わってみてください。
☆動画コンテンツIN YOU Tube『野菜の残留農薬大丈夫?スーパーの野菜の硝酸塩を測ってみた!』
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