女性全員知っておいた方がいいこと。30代でもリスクのある関節リウマチに最適な予防食品があった!
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IN YOU読者の多くはまだもしかすると、
関節リウマチと言われてもピンと来ないかも知れません。
中高年、特に高齢者の病気というイメージがあるかと思います。
ですが関節リウマチ(略称RA)は若くても発症します。
高齢になってからも発症しますが、完治困難なので若いうちに発症しずっと関節リウマチと付き合っている人も少なくありません。
また性別では女性が7割を占める病気ですので
読者世代の皆さんにしっかり知っておいていただきたいのです。
私の友人は40歳になったばかりで発症してしまいました。
なんの予兆もなく、それこそ昨日までなんともなかったのに
朝起きたら関節に痛みとこわばりがあったと言います。
また現在私の治療サロンに訪れている人の中には
長年の関節リウマチにより、全身のほとんどの関節が変形し肘は伸ばすことも曲げることもできず、膝関節は大きく腫れ
自力歩行が困難な方もいらっしゃいます。
関節リウマチはいつ、誰に発症するかわかりません。
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だからこそ健康なうちに、当たり前に感じている現在の健康を維持するための
予防策と対処法を知っておくことは大切なのです。
好発年齢は40~60代だが30代以前でも発症する
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グラフを見ると40代以降の患者数が約6割いることがわかりますが
30代以前でも4割という高い割合になっていますね。
つまりこの記事を読んでくださっている皆さんに
明日発症してもおかしくないのが関節リウマチの怖いところなんです。
厚労省リウマチ対策班による調査では、
関節リウマチの国民有病率は0.5~1.0%で、男女合わせて100人に1人。
発症は圧倒的に女性のほうが多く、男性の3~4倍と言われているので
女性は100人に2~3人は発症すると考えてよいと思います。
そう、女性にとっては決して珍しい病気ではないんです。
関節リウマチは原因不明、だから防ぎようがない
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心筋梗塞や糖尿病などの生活習慣病は、食事や運動、睡眠によって
かなりの確率で予防することが可能です。
ところが関節リウマチを防ぐことは困難です。
厚労省の関節リウマチによる情報欄には次のように記載されています。
病因には、遺伝、免疫異常、未知の環境要因などが複雑に関与していることが推測されているが、詳細は不明である。また、本症患者では約70%がHLA-DR4を有することが知られており、最近のゲノム研究を通して疾患感受性遺伝子の同定が行われている。環境要因として、喫煙はRAの発症のリスクを増大することが知られている。また、RAは出産を契機に発症したり、増悪することが知られている。また、妊娠中は逆に症状が改善することが多い。
このように関節リウマチは原因について「これだ」という詳細がよくわかっていません。
遺伝子要因が40%、ウイルス感染や細菌感染、ストレスなどによる免疫システムの異常が60%と考えられ、
初期の段階で発症を食い止めるMTX(メトトレキサート、リウマトレックス)や生物学的製剤という医薬品も使用され、症状を寛解させる効果も出ています。
ですがこれらはあくまでも対症療法であり、
関節リウマチの予防策ではありません。
そしてMTXや他の治療薬が効かない人がいたり、効いても副作用が出たりするので
注意深く治療を続ける必要があり、未だ完治が困難な病気なのです。
ちなみに私がこれまで見てきた関節リウマチの患者さん達は喫煙歴もなく、
親やその上の世代にもリウマチ発症歴がありません。
ただ、リウマチ患者の話を伺っているといくつか気になる点があります。
・周囲によく気を遣う、よく見せようとしている
・子育て、学校や子どもの習い事関連などほとんど一人で担っている(夫の協力が少ない)
・人間関係で悩みがある
・夫の仕事、生活が中心になっている
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これらから考えると、共通して考えられるのは精神的なストレスです。
やはりストレスは関節リウマチ発症の引き金になりうるので精神的、肉体的なストレスがない生活を心掛けることは予防策の一つになるでしょう。
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こんな症状が出たら関節リウマチかも知れない!
すぐに受診を
知っておくべきことは、関節リウマチは文字通り関節に症状が出るのですが
左右同時に起こるのが特徴です。
症状が出やすいのは手、指、足指の付け根、手首、足首、肘、膝で
特に発現しやすいのは手指の第二、第三関節。
(爪に一番近いのが第一、手のひらに近いのが第三)
これらの関節にある朝、こわばりを感じたら要注意。
またこれ以前に次のような症状が出ることがありますが
風邪などの不調と思って見過ごされがちです。
風邪や生理などと勘違いしやすい関節リウマチの初期症状
気分がすぐれない
なんとなくだるい
微熱が続いている
食欲が出ない
貧血気味
体重の減少
いかがです?
関節リウマチじゃなくても風邪でもありえますし女性なら生理の時に貧血感やだるいなどはありますよね。
気づかずに関節リウマチが進行すると、関節のこわばり、痛み、腫れにつながり
重症化すると骨が変形したり内臓の合併症を起こすこともあります。
ですので少なくとも30代を過ぎたら、こういう症状が実は関節リウマチの
初期症状であることも知っておいてもらいたいのです。
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もし歯磨きやドアノブを回す動作に違和感を感じるようなことがあれば
早めの受診を考えてみることをおすすめします。
ただし検査を受けても確定診断がすぐに出にくいのが関節リウマチです。
専門医の受診と、セカンドオピニオンを積極的に受けてみるのがよいですね。
関節リウマチには効果的な予防食があった
若くても、出産経験がなくても、喫煙歴がなくても、親族に関節リウマチ歴のある人がいなくても
ある朝突然発症する可能性がある関節リウマチ。
完治困難な病気だからこそ予防できる知識を身につけておきたいですよね。
実はそれがあるんです。
大前提として体を温め血流を良くすることが大事です。
炎症や痛みは血流が悪いサインでもあるので、リンパや血液の流れが良くなるよう
運動や食事、睡眠を整えることは基本中の基本となります。
そして食事ですが次の食品・栄養素にはリウマチ予防改善に効果的という
研究結果が、世界中の大学研究機関で出ています。
・オメガ3系脂肪酸(亜麻仁油、えごま油、チアシードオイルなど)
・EPA、DHA(青背の魚油 これもオメガ3系)
・ニンニク、生姜
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これらには抗アレルギー作用、抗炎症作用、痛み物質の産生抑制作用などがあります。
そしてもう一つ、オメガ9系のオリーブオイル(EXバージン)も
2014年に大阪市立大学の研究調査で、関節リウマチ予防に効果の可能性という結論が出ています。
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このときの調査ではオリーブオイル以外にも
ナッツ、魚介、果物、野菜を多く摂るグループは、
あまり摂らないグループに比べて有意な差が出たのです。
そこでオススメとしては
・地中海式の食事を取り入れる
・加熱調理にはオメガ9系であるオリーブオイル
・オメガ3系(しそ油、えごま油、チアシードオイルなど)は加熱には向かない
・ニンニク、生姜を多く使う
・大豆や海藻、青魚の和食を摂る
生姜は乾燥生姜なら1日1~3g程度で済むので
調理に使うのはもちろん、生姜紅茶のようにして楽しむと
体も温まり一石二鳥ですね。
ただし偏りすぎには要注意 食事はバランスが大事
日本人の平均的な食事では、家庭でも外食産業でも
リノール酸がメインのオメガ6系(紅花油やコーン油)が使われることが多いですね。
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これらは炎症促進、アレルギー促進などオメガ3系とは逆の働きがあります。
そう言われるとオメガ6は一切摂るのをやめたほうがいいと思うかも知れませんが
オメガ3もオメガ6も体内では作れない必須脂肪酸です。
どちらかを極端に制限し、理想の摂取バランスが崩れると健康を損ねてしまいます。
普段の食事が外食が多く内容も欧米型傾向の場合、
オメガ3:オメガ6=1:10~40程度と考えられています。
これを1:1~1:4にするのが理想バランスです。
たったこれだけで関節リウマチの発症予防と改善ができます。
もちろんこのバランスを保つことは他の生活習慣病予防にも有効ですよ。
まとめ
ここに気をつけて生活を
関節リウマチは年齢を問わず、特に女性が発症しやすい。
原因は複雑に作用しているが、ストレスを溜めないことは重要。
日頃から体を温めることを心掛け血流の促進を。
一般的な欧米型の食事より、和食および地中海式の食事の工夫。
オメガ6系を減らしオメガ3系を増やす。
万が一、朝から異常があったら早めの受診と治療を。
皆さんの参考になれば幸いです。
参考サイト:
http://syouga.h-and-w.jp/index.php?e=54
http://www.ryumachi-jp.com/info/yogo.html
http://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/10.html
参考文献:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cra/24/1/24_88/_pdf
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/dl/jouhou01-10.pdf
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