憂鬱な気分は腸内環境が悪化しているせいかも?昔ながらの「意外な食材」で腸内環境を良くする方法。
寝てもさめても「だるい」「疲れが取れない」のはなぜ?
体がだるい、やる気が出ない、いくら寝ても疲れが取れないなど、私もかつてそうした、症状がありました。
子育て時期でしたが、母が急逝。
そのショックからかなりストレスを受けていたことも関係していたかもしれません。
気持ちも上がらず、毎日が辛い・・。
そんな日々でした。
でも、乗り越えられたのは「食事」を変えたためです。
玄米・穀物菜食に切り替えてから、そうしたストレスから一気に解放
キーワードは腸内環境!
毎日やる気が出なかったり、生きがいを見出せなかったり・・
今、うつ的な症状がある方や、メンタルを強化したいと考えている方に是非読んでいただきたいオススメな方法をお伝えします。
幸せホルモンセロトニンを増やすためには「薬」以外にどんな方法があるのか
さて、一般的に、うつ病と診断されてよく処方されるのはセロトニンを増やす薬です。
セロトニンとは『ノルアドレナリン』や『ドーパミン』と並んで、
体内で特に重要な役割を果たしている三大神経伝達物質の一つです。
セロトニンは人間の精神面に大きな影響与え、
心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、
オキシトシンとともに『幸せホルモン』とも呼ばれます。
セロトニンが不足すると、うつ病や不眠症などの精神疾患に陥りやすいと言われています。
夜型の仕事などで昼夜逆転の生活や、デスクワークが多く運動する機会が少ないなど、
現代人の生活ではなかなかセロトニンを増やせません。
幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンは、
朝日を浴びる、体を動かすなど、ライフスタイルに気をつけることで増やすことができます。
自然のなかや、海辺での朝ヨガもオススメです。
セロトニンを増やせばいいだけなら問題は単純ですが、それだけではありません。
心の動きを司る代表的な脳内ホルモンは、ドーパミン(快)、ノルアドレナリン(不快)、セロトニン(バランス)があります。
マクロビオティックの陰陽でいうとセロトニンは「中庸」
『幸せホルモン』セロトニンとマクロビの関係性
マクロビの陰陽に当てはめると、ドーパミン(陽)、ノルアドレナリン(陰)、セロトニン(中庸)といったところでしょうか。
脳内ホルモンは20種類以上ありますが、それが互いに刺激したり抑制したりと相互に作用しあって脳内環境のバランスを保っています。
多様な脳内ホルモンをバランス良く増やすことが大事です。
つまり、バランスを整えることが重要で、セロトニンだけ増やしてもうつは解決しないのです。
しかもセロトニンは脳内ではなく、腸内に95%も集中!
セロトニン=脳内ホルモンと言われたら脳にあると思いますよね。
しかし、実はその95%は、腸によって決まるのです。
脳には、たったの2%しか関係ないのです。
腸で不足していたら脳にも不足するわけです。
そのせいか現代人はストレス関連疾患が増えてきています。
あらゆる疾患は、食生活や習慣だけではなく「ストレス」も一因していると言われています。
中でも過敏性腸症候群(IBS)は5人に1人の割合になってきています。
これは、現代人のセロトニンが腸にすら少ないと警告されているように感じます。
IBSとは、
「腹痛と便通異常(下痢や便秘)が関連し合いながら慢性に持続するが、
通常の臨床検査では愁訴の原因となる器質的疾患が認められず、
心理社会的なストレスを受けると発症したり悪化したりする」
引用 福士審『内臓感覚』NHKBOOKS
この病気にも、うつ病の薬が処方されています。
お腹の調子が心に反映するのは内臓感覚的によくわかりますよね。
腸のセロトニン不足は心に直結するのでしょう。
腸内環境を整えることの大切さが見えてきませんか?
腸のセロトニンを増やすためにはどうしたらいいのでしょう。
まずは、腸内環境の徹底的な改善。
腸内環境には腸内細菌が大いに関わっています。
何しろ人の腸内細菌は1000種類、その数は100兆個。
人間の全細胞よりはるかに多いわけです。
細菌というのはエサさえあれば次々と細胞分裂して爆発的に増えます。
多様な脳内ホルモンをバランス良く増やすためには、発酵食品を活用しながら、多様な腸内細菌群がバランス良く増えることが必要です。
ヒトと微生物は36億年来の恋人
ヒトの細胞群と腸内細菌という微生物群が何億年もかけて細やかな対話を続け、最善の関係を探り当ててきた。
その結果、今日の人体の機能が成立している。
と、言われていることをご存知でしょうか。つまり、ヒトの身体は微生物との共生の上に成り立っているので、微生物を衰弱させるヒトの健康体が維持できないのです。
現代人の難しい病気の根本はここにあるわけで、36億年以来の失策というべきでしょう。
37兆個の細胞からできている多細胞生命体であるヒトと、100兆個の腸内細菌。
それがお互いの最善を求めながら、それぞれ長い時間をかけ、激しく進化してきたんですね。
だから、ヒトの免疫機能が内細菌の刺激を受けて発動される・・ということも、こうなるとちっとも不思議なことではありません。
ヒトは免疫機能の根幹を腸内細菌に委託していたのです。
腸内細菌群の全体を養っていたのが、なんと、「水溶性食物繊維」
麦ご飯を取り入れることの有効性
しかし、水溶性食物繊維の存在に気がつかないまま、
1960年代にそれを捨て去ってしまったのです。
私は日本民族の「麦ご飯」の食べ方を調べてみて、麦ご飯で水溶性の食物繊維は十分確保できることと、
それによって腸内細菌群が十分に形成され、その機能が十全に発揮されてきた、という確信に至りました。
そこで
麦ご飯→水溶性の食物繊維→腸内細菌の保全→人間の健康維持
、という一連の流れを提示し続けています。
麦ご飯(押麦・米粒麦)という起点を確保することで、
いろいろな物理的恩恵を受けるとともに、腸内細菌群が活性化して、そこから脳内ホルモンの調整のサポートが受けられるというわけです。
引用 嘉良の落書き
若者の自立支援をして、わかったこと。
私は、6年間、若者の自立支援の仕事にも携わりました。うつなどを抱えた状態でなかなか社会にコミットできない若者を見てきました。
自身の経験からも食事で心と体が変わることは確信していたので、アドバイスすることもあり、
実行してくれた若者たちの気持ちが前向きになるケースを多く見てきました。
心が病気の状態では、本人は無自覚のまますべてお医者さんのいいなりになってしまいます。
一度処方された薬を十年以上も服用しているケースも・・。
自分で自分の状態を把握して、もう大丈夫と思えないことが、薬漬け状態から抜け出せない理由なのです。
自分で食べたものが自分の体を作る。
当たり前のことですが、最近になって解明されてきています。自分の食べたもので、ヒトは微生物と共進化してきたということが明らかになってきているのです。
昔から食べ続けてきた水溶性食物繊維(麦ご飯)があなたの腸内環境を最善の状態に導いてくれるでしょう。
世界で流通される穀物のベスト4でもある大麦は、ヒトの腸内細菌を長い間養ってきたスーパーフードと言えるのではないでしょうか。
日本でも、昔から庶民が食べていた主食は、麦が3〜5割入った「玄い飯=玄米」でした。
五穀米や雑穀米を評価できる世代なら麦ご飯も楽しめるはず。
誰でも炊飯器で簡単に炊くことができます。
無農薬の玄米とともに、召し上がって見てくださいね。
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他人の力ではなく、自分で自分のことを幸せにすることができる能力をあなたは持っています
自分の食べたもので自分の腸内環境が整っていく。
腸内環境が整うと、根本的にストレスやうつに克つことができるのです。
自前の幸せホルモンで、自分の心の健康を取り戻しましょう。
自分で取り込んだ水溶性食物繊維が優れた働きをしてくれますので、ぜひ1日も早く始めてみては。
幸せホルモンは自分の腸で作られる。
つまり、人は、他人の力ではなく「自分自身」で幸せを作り出すことができるのです。オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market
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