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果糖=ヘルシーは間違い。果糖は「実は危険性の高い糖」だった!これを知ると「砂糖」や「高果糖シロップ(異性化糖)」の恐ろしさが腑に落ちる!

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果糖=ヘルシーは間違い! 実は


今回は、「水あめ」に続き糖質についてのお話で、
「果糖」を中心に取り上げたいと思います。

ご存知のように「果糖」とは、別名「フルクトース」と呼ばれる最小単位の糖質(単糖類)で、
砂糖「果糖」「ブドウ糖」が1対1で結合や果物やハチミツなどに含まれる天然の糖分です。

フルーツジュース

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また、最近その有害性や危険性が問題視されている
「高果糖シロップ(異性化糖)」にも多くの「果糖」が含まれています。

「果糖」は、自然界にも存在するとても基本的な糖分のように思われますが、
実は基本的な糖分の代表である「ブドウ糖」とは大きく異なることが判ってきました。

「果糖」は、健康である為にはとても注意しなければならない、非常に特殊で危険な糖分だったのです。


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人の祖先は、エネルギーを産み出す為にブドウ糖を毎日300g代謝してきたが、
果糖は平均で一日僅か8g程度しか摂取してこなかった

Dr. Linus Pauling in 1960. Pauling is the winner of the Nobel Prize in Chemistry for 1954 and recipient of the Nobel Peace Price in 1963.

Dr. Linus Pauling in 1960. Pauling is the winner of the Nobel Prize in Chemistry for 1954 and recipient of the Nobel Peace Price in 1963.


ポーリング博士のビタミンC健康法 (平凡社ライブラリー)に、以下のようにあります。

『デンプンが唾液や胃液の酵素によって消化されると、小さい分子のブドウ糖に分解される。
このブドウ糖は、腸壁を通り抜けて血流の中に入った後、身体中の細胞に運搬される。

そこで燃えてエネルギーを供給し、このエネルギーによって人は生化学的機能を働かせ、
仕事をし、体温を保つのである。

食物の中にあるブドウ糖も血流の中に入り、同じような働きをする。
人間とその祖先は、何百万年にもわたって毎日300グラム程度のブドウ糖を代謝させてきたのである。

果糖の場合はブドウ糖とは違う。人類は、果物や蜂蜜から、ある程度の量の果糖をとってきた。
約200年前までは、果物の一日平均摂取量は、ひじょうにすくなく8グラム程度にすぎなかった』



「果糖」「ブドウ糖」も同じ天然の糖質ですが、人類は「果糖」を、ブドウ糖のようにエネルギー源として使っておらず、取入れる量も限られていたことが判ります。

 

これは、どうしてなのでしょうか?


「果糖」は、細胞への毒性が強いことから、エネルギー源としては不向きで、生体では利用されにくい

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「果糖」は、消化管で吸収された後、
その後すぐに肝臓で代謝を受け、かなりの割合がブドウ糖に変換されるようです。
このことからも、「果糖」はエネルギー源としては利用されず、
ブドウ糖と置き換えた上で生体が利用しようとしていることが伺われます。

他方、ブドウ糖に変換されなかった「果糖」も、
肝臓で速やかに「グリセルアルデヒド」に代謝されます。

このように「果糖」は、ブドウ糖と異なり、
「果糖」の形では血液中には殆ど放出されません。

これは、「果糖」の酸化力が強く生体に対する毒性がブドウ糖の何百倍と、とても危険であることから、肝臓によって「果糖」が迅速に処理されるからと、考えられているようです。

実際、血中の「果糖」濃度の正常値も、
血中ブドウ糖濃度(血糖値)の約500分の1程度です。
一般に、肝臓や腎臓を除き各種細胞内には取込まれず、あまり利用されることはないようです。

しかしながら、今日「果糖」が過剰に摂取されるようになり、
血中の「果糖」濃度も正常値の10倍以上になる症例も報告されています。

「果糖」の摂取量は、今日砂糖の使用により約10倍に増加しており、
さらに高果糖シロップの登場でさらにその量は増えている

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再びポーリング博士のビタミンC健康法 (平凡社ライブラリー)によると、

『その後、サトウダイコンやサトウキビから製造した砂糖(ショ糖)が一般に使われ始め、
果糖の摂取量は、今日では10倍に増えて一日75グラムになっている。

このように果糖の摂取が著しく増えたのは、
砂糖が消化されるときに水と反応して等量のブドウ糖と果糖になるからである。

米国人は、年に約100ポンド(約45キロ)の砂糖(ショ糖)を食べる。
これは、一日125グラムにあたり、消化されると一日66グラムの果糖をとったことになる。
果物や蜂蜜からとる約8グラムを加えると、果糖の一日平均摂取量は74グラムになるのである。

人の身体は、果糖を一日に8グラムしか代謝しないように慣らされていた。
したがって、その10倍近い負担がかかれば問題が生じるのは当然だろう。

人類がこのように大量の果糖を摂取するようになったのは、
ほんの前世紀初頭からのことであり、この大量摂取が多くの病気の遠因となっていることは間違いない』


とあります。

国際砂糖機関(ISO)年鑑によると、
「日本では、砂糖の人口1人当たりの年間消費量は、2001年で18.3kg、2014年で17.2kg」で、

また独立行政法人農畜産業振興機構(alic)の資料によると、
「異性化糖の2013年度の消費量は、80万9000トンと見通す」
とあります。

アメリカに比べると砂糖の消費量は少ないですが、「異性化糖」の消費は増加傾向にあり、
相当量の「果糖」を取入れていることが判ります。

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「果糖」は、老化の大きな原因といわれるAGEs(終末糖化産物)の生成が、
ブドウ糖に比べ10倍以上、しかもその主生成物は、AGEの中でも特に毒性が強い

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老化の原因として注目されている糖とタンパク質による「糖化」現象は、AGEsを生成し体に蓄積することで、
細胞の機能低下(老化、各種疾患の原因)を招くと言われています。

最近の研究では、「糖化」現象は主にブドウ糖タンパク質の反応によるものと考えられていましたが、実はブドウ糖以外にも、その代謝物や「果糖」の代謝物からも、何種類ものAGEが合成されることが報告されました。

また糖化反応によってブドウ糖から直接生成されるAGE(AGE-1と呼ばれる)は、AGEの中でもほとんど毒性がないことも判ってきました。

一方「果糖」は、AGEsの生成において、
ブドウ糖に比べ10倍以上であることが報告され、
さらに、前述した主要代謝産物である「グリセルアルデヒド」の一部から、
最も毒性が強いと言われるAGE(AGE-2)が生成されることも判ってきました。

この「AGE-2」は、糖尿病血管合併症(腎症や動脈硬化症など)、
アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患、腫瘍の増殖・転移、
アルコールによる肝・脳障害など様々な疾患の原因物質であると様々な報告から指摘されています。

このように「果糖」は、血中濃度も低く全身で利用されることも少ないようですが、
肝臓の代謝物から生成された「AGE-2」が、血中に流出することで、
様々な疾患の発症や悪化に関与すると指摘されています。

果糖は、実はブドウ糖よりも肥満と係りが深く、
肝臓で過剰に脂肪に作り変えられることで、脂肪肝などの疾患に繋がる

肥満

「果糖」は、天然の糖質で食後直接的に血糖を上げないことから、
肥満を防げると考えられ、健康食品として人気を集めています。

しかしながら、実際には先ほどの「果糖」の代謝物「グリセルアルデヒド」は、
ブドウ糖(グルコース)の解糖系(細胞のエネルギー源となるATPを産生する)で代謝されますので、最終的には中性脂肪に変換されることになります。

さらにこの代謝では、解糖系の途中から割り込み進行しますので、
ブドウ糖の解糖とは異なり、
調節作用がなく無制限に行われ、脂肪が蓄積しやすいと言われています。

帝京大学の山内教授によると、『肝臓で代謝された果糖が中性脂肪を増やし、脂肪肝や肥満をもたらす』と言います。

これを裏付ける文献(Stanhope KL et al. JClin Invest119:1322-1334)によると、

『必要エネルギー量の25%に相当する高果糖飲料ブドウ糖単一飲料
10週間飲み続けた実験で、皮下脂肪、体脂肪、総脂肪の変化を分析した結果、
果糖群で明らかに内臓脂肪、総脂肪が増加した』

と報告されています。

肝臓に脂肪が蓄積される病気として、非アルコール性脂肪性肝疾患(NALFD)や非アルコール性脂肪肝炎(NASH)などがあり、「果糖」の過剰摂取による発病や悪化の危険性が指摘されています。

このような情報から、「果糖」の過剰摂取は、肥満や脂肪肝と深く係わりがあり、
過剰なブドウ糖の有害性と共に、
現代では特に健康にとって大きな危険要因と考えられます。

「果糖」のことが判ると白砂糖や高果糖シロップの恐ろしさが腑に落ちる、
特に「高果糖シロップ(異性化糖)」は出来る限り取入れないこと

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みなさん、「果糖」の危険性を知ると、
「白砂糖」「高果糖シロップ(異性化糖)」の恐ろしさが腑におちませんか。

ブドウ糖は、満腹感を上昇させると言われますが、
一方「果糖」は、満腹感を直接的には上昇させない為、
余計に取り過ぎることが懸念されています。

特に「高果糖シロップ(異性化糖)」は、
低温で甘さを強く感じられ、コストが安いことから、
最近は清涼飲料水を初め、あらゆる加工食品によく使用されています。

「高果糖シロップ(異性化糖)」とは、デンプンから大量生産され、
極度に精製された「果糖」「ブドウ糖」の混合液糖です。
しかも原料であるデンプンは大半が遺伝子組み換えトウモロコシ由来であると言われています。

「白砂糖」と同様かそれ以上に、危険性の高い甘味料ですので、
必ず加工食品を購入する際は、チェックすることをお薦めします。
ちなみに、異性化糖、果糖ブドウ糖液糖、ブドウ糖果糖液糖などと表示されています。

糖質は、安全なお米を中心にしっかり摂り入れるようにして、
果物やハチミツなどの摂り入れは適量とし、食べ過ぎないようにしましょう!

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果物やハチミツは、とても有用な栄養素やビタミンや酵素やミネラルなどを含みますから、
適量ならとても健康的な食品ですが、取り過ぎには注意する必要があります。
また、濃縮されたフルーツジュースは、
「果糖」の過剰摂取に繋がる可能性が高いですので特に注意が必要です。

繰り返しになりますが、「果糖」を多く含む「白砂糖」「異性化糖」には、特に注意されて、なるべく口に入れないことが懸命だと思います。

お米や小麦粉(品種改悪のないもの)が その糖質成分としてエネルギー源となる
ブドウ糖だけで構成されていることから、
主食として食べられてきた理由が良く判ります。

このように糖分や甘味は、
なるべくブドウ糖だけからなる極端に精製されていない炭水化物や麦芽糖から、
摂り入れることが大切です。



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