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あなたの今の体調を知ろう!東洋医学、マクロビオティック望診法であなたの「気血水」をチェックする(後編)

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開花した桜の花の上に、雪の花が舞うような不安定な春の日。

皆様は、いかがお過ごしでしょうか。こんな気候の時は、体調を崩す方が出てきます。
その一方で、このような気候でも体調を崩すことなく、元気に過ごせる方もいらっしゃいます。

体調を崩しやすい方、崩しにくい方では、どこがどう違うのでしょうか?


桜
東洋医学では、その違いを私たちの体を作っている「気」「血」「水」の「充実」と「循環」の差と考えることもできます。
不調に陥りやすい方は、「気」「血」「水」に不足があったり、循環が良くない状態にあるのです。普段から、「気」「血」「水」を充実させ、好循環を目指すことが健康への近道と言えるでしょう。


前回の記事、

気血水チェック表であなたの今の体調を知ろう!東洋医学マクロビオティック望診法であなたの「気血水」をチェックする(前編)


「気」「血」「水」の不足と悪循環が起きたときに出てくる症状で、「気」「血」「水」の状態をチェックし、不調改善セルフケアのための食べ物を特集しました。

このチェック方式でも十分に「気」「血」「水」の状態を知ることができるのですが、
中には、「何となくあやふやだな、、、」とか、「いくつも当てはまって、いったい私はどういう状態なの?」と、迷われる方がいらっしゃることがあります。

そこで、「あなたの今の体調を知ろう!東洋医学、マクロビオティック望診法であなたの「気血水」をチェックする(前編)」のチェック表で、なんとなくご自分の状態がわかったら、次はマクロビオティック望診法で、さらにチェックしてみることをお勧めしています。

この後編では「マクロビオティック望診法で「気」「血」「水」の不調をさらにチェックする方法と不調改善生活と食べ方のポイント」を解説します。


「気」「血」「水」とは?

前編で書きましたが、もう一度、「気」「血」「水」とは何かを復習しておきましょう。
「気」とは、私たちが生きるために必要なエネルギーです。

体の各機能を動かし、「血」や「水」の流れをスムーズにし、新陳代謝を促す働きを持っています。

「血」とは西洋医学でいう血液を指すだけでなく、血液が持つ働きも意味します。
その働きというのは、私たちの体に栄養分を行き渡らせたり、また、精神や意識を安定させることもしていると考えます。

「水」とは、私たちの体内の正常な水分のことを言います。各臓腑、組織器官内の液体と正常な分泌物のことです。
「気」「血」「水」が、十分にあり、流れも良ければ、あなたの体調は良好なのです。


健康

次はマクロビオティック望診法でチェック!

マクロビオティック望診法とは?


 「望診」とは、東洋医学で診断に使う方法のひとつで、「体の外側を目で見て、体の内側の状態を予測する方法」です。
そして、「マクロビオティック望診法」では、食べ物との関連も考えていきます。

「体」に出ているシミ、ホクロ、色などから、「食べ過ぎの物」や「食べ癖」が予想でき、それが原因となって、「体の内側のどこが疲れているか」まで予測できるのです。 

「マクロビオティック望診法」で「気」「血」「水」の量と流れをチェックしよう!

「気」「血」「水」の不調があるとき、次のような特徴があらわれることがあります。鏡を持って、チェックしてみましょう。

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「気」の量が足りないタイプ

□顔色が白っぽい
□見た目が弱々しい
□まぶたが落ちている
□舌の色が淡い色(本体が白っぽい)でぼてっとした感じ
□舌に歯形があったり、亀裂が入っていることも

「気」が滞っているタイプ

□顔が赤い
□舌の周辺が赤く、真ん中には苔があることも。

「血」の量が足りないタイプ

□顔色が白っぽい、又は、くすんだ黄色
□皮膚がカサカサしている
□爪床の色が白い
□爪が割れやすい
□唇や舌の色が白っぽい
□舌が細い

「血」が滞っているタイプ

□目の下にクマがある
□唇の色が悪い(紫がかっている)
□唇のきわがリップラインを引いたようになっている
□舌の裏の静脈が紫がかって浮き上がっている
□爪床の色が赤紫になっている

「水」の量が足りないタイプ

□皮膚がカサカサしている
□頬だけがほんのり赤い
□爪が割れやすい
□唇が割れている
□舌の色が赤く、亀裂がはいっていることもある
□舌の苔がほとんどない、全くない

「水」が滞っているタイプ

□イボがある
□目の下がぷっくりしている
□舌が太め
□舌に歯形があることも

前編の「気」「血」「水」チェック表と、この「マクロビオティック望診法」を併用すれば、より焦点が絞りやすくなります。また、チェック表を使用しなくても、「マクロビオティック望診法」だけで、毎日、さっさっとチェックして、1日の過ごし方、食べかたの指針を立てることができます。

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体をいたわりケアするための過ごし方や食べ方は?

不調改善生活と食べ方のポイント

「気」の量が足りないタイプ

□胃や膵臓に負担をかけない!
東洋医学では、「脾」という臓(膵臓の働きに近い)が「気」の元を作り出すと考えられています。よって、「脾」や「胃」を元気にしておくことが大切です。
NG:早食い、冷たいもの、生もの、脂っこいもの、辛いもの、甘いもの  
 
□「〇〇し過ぎ」に注意!     
このタイプは、エネルギーが不足しているため、何でもやりすぎは禁物です。こまめに休養や睡眠時間をとりましょう。

□運動は、ゆっくりと呼吸をしながら、休みながら。
エネルギーを大量に使うような運動はNGです。

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「気」が滞っているタイプ

□ストレス注意!
ストレスがかかると、それが障害物になって、「気」がうまく流れなくなります。リラックスできる時間を作りましょう。

□食事も生活も規則正しく!
「気」が滞っているタイプの人は、何でもリズムが乱れがちです。食事も生活も規則正しくすることが、「気」の順調な運行の助けになります。

□アルコールの飲み過ぎ注意!
「気」の運行には、「肝」が関わっています。「肝」を疲れさせるような行為、特にアルコールの飲み過ぎには注意しましょう。

□じんわり汗をかきましょう!  
ゆっくり入浴、運動も心がけ、汗をじんわりかき、血流を良くしましょう!

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「血」の量が足りないタイプ

□朝からしっかりと食べましょう!
食べ物は、血や肉を作ります。朝食は必ず食べましょう。
NG:朝食抜き、無理なダイエットなど

□ゆったりした生活を心がけ、大量に汗をかくことや、激しい運動は避けよう。
「血」が少ない人は、「気」が少ない人と同様に、馬力がありません。なるべく体に負担がかからないように心がけましょう。

□辛いものの食べすぎにも注意!
辛いものは、血流を良くします。「血」が少ない人には負担になりますので、注意しましょう。

「血」が滞っているタイプ

□ドロドロ血になる食べ物は避けよう!
ドロドロ「血」は血流を悪くします。「ドロドロ血」になる食べ物は避けましょう。
NG:脂っこいもの、甘いもの、暴飲暴食
  
□血行・便通を良くしましょう!
運動、マッサージを毎日の習慣にして、血行を良くしましょう。また、冷えも禁物です。
便通も良くして、老廃物が血液にたまらないようにしましょう。

□ストレスも注意!
ストレスがたまると、「気」が滞ります。「気」の流れが悪いと「血」も滞ってしまいます。

「水」の量が足りないタイプ

□体内の水分を適度に保とう!
汗のかきすぎに注意したり、水分をこまめにとって、水分を適度に保ちましょう。

□夜型生活はなるべく避けよう!
東洋医学の考えでは、夜遅くまで起きていると「水」を消耗してしまいます。日付が変わるまでには寝て、十分な睡眠をとりましょう。

□体に熱を持たせる食べ物を避けよう!
辛すぎるもの、脂っこいもの、パンなどは、体に熱を持たせやすい食べ物です。改善するまでは、これらを少なくしたり、お休みしましょう。

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「水」が滞っているタイプ

□水分のとりすぎ注意!
水分のとりすぎに注意し、運動もして汗をかき、体から水分を排出しましょう。

□便通を良くしましょう!
大便にも水分が含まれていますので、毎日排便できるように心がけましょう。

□「水」をためやすい食べ物に注意!
×脂っこいもの、甘いもの、塩分の濃い物・・・これらは、体に水をためやすいので注意しましょう。

裸足 春 女の子
日々、少しずつご自分の体調に気を配り、セルフケアしておけば、大きな病気になる確率はグンと減り、体が快調だと、
充実して、生き生きして、ワクワクした一日を送ることができるでしょう。

体調をみる上での一つの指針として、私たちの体を作る「気」「血」「水」をご活用くださいね。

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